ドイツ最古の町、トリーア

2001/06/17 - 2001/06/17

ドイツ最古の町、トリーア。紀元前１５年頃にアウグストゥス帝時代に作られたアウグスタ・トレヴェロールム（Augusta Treverorum）という古代ローマ植民市が町の起源です。３世紀末からのテトラルキアの時代には、古代ローマ帝国の首都の一つとなりました。

ポルタ・ニグラ（Porta Nigra、”黒い門”という意味）は、古代ローマ時代に建築された城門が残るものです。1986年には、「トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂、聖母聖堂」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

エリア トリアー(ドイツ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道

コンスタンティヌス帝のカイザーテルメン浴場の遺跡です。
駅から歩くとちょっと距離があります。

トリーア大聖堂。
とても大きい建物で圧倒されます。コンスタンティヌス帝時代に建てられ、以後長い年月に渡って増築が繰り返されたものとか。
トリーアは中世にはトリーア大司教座が置かれ、権勢を誇っていたそうです。

トリーア選帝侯兼大司教の城（壁面がピンク色の建物）。後ろに見えるのはバシリカ。
近くのライン州立博物館では、古代ローマ時代の展示品を多数見ることができます。

聖パウリン（St. Paulin）教会。
世界遺産であるヴュルツブルクのレジデンツを建築したバルタザール・ノイマンによる後期バロック様式の教会です。

中央広場（Hauptmarkt）は、古い噴水や十字架のある美しい広場です。
広場に面したレストランでボリュームたっぷりの食事をしました。モーゼル地方の名産、リースリング種の白ワインもお薦めです。