2009/08/12 - 2009/08/12
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Krisflyerさん
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予定時間よりも1時間30分遅れてドブロブニークに到着したバス。そりゃあそうでしょ。国境で混むの判ってるやろ・・・なんでそんな無理な時間設定するねん!!
というツッコミは置いといて、まずはこの大きい荷物を置いてさっさと観光に出かけるべくローカルバスに乗り込む。ホテル地区へは6番のバスに乗るがバスターミナルからはピレ行きの1番バスしか無い。どこかで乗り換えようと地図と睨めっこしながら走っていたら気がつけばピレまで来てしまった。(途中略)とりあえずはさっさとホテルに荷物を置いて再び6番バスでピレ門へと戻ってきた。
さてこのドブロブニークの旧市街、海へと突き出た小さな半島を城壁で囲んだ要塞都市であるが、実は地図で見ても写真で見ても分らないのがこの地形。平坦な地形と思いきや海に面した地域、そして山に面した地域は隆起している。だから目抜き通り近辺は平らでも少しそこを離れるとそこはすぐに階段になってしまう。
旧市街は基本的に車乗り入れ禁止。それ以前に車が走れるような通りはほとんどない。だってほとんど石畳の小道か階段ですよ。町そのものが魅力的な風景のドブロブニーク、いろんな風景を求めて歩いているうちに結局階段を上り下り。足がパンパンになる。
そんな街でとりあえずは街歩きを楽しむことに・・・・。ピレ門から始まる観光案内、さあどうぞ。
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●ピレ門
何はともあれここに到達しない事には観光は始まらない。ドブロブニークのメインゲートの1つで西に面しているのがこの門。門は非常に重厚な造りとなっており、2重になっている。この門をはいるとさらに高い壁の中にもう1つの門が有る。
陸側とこの門の間には橋がかかっており、その間には堀によって防御されている。 -
門の上の方に彫刻されているのは聖ブラホの像。聖ブラホはドブロブニークの守護聖人でもある。この像はメシュトロヴィッチによって造られたもの。
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門をくぐるとこのように視界が開け、まっすぐと続く大通りが現れる。これがドブロブニークの目抜き通り、そして最もにぎやかな通り、最も大きな通りであるプラッツァPlaca通り。東西を結んでおり長さは298m。要は普通に歩いて4分でこの町を横断出来るほどの小さな町ということ。
両脇の建物の造りはバロック様式。 -
●オノフォリオの噴水(大きい方)
ピレ門をくぐり抜けてすぐ右手に有るのがこの噴水。噴水とは言っても水が噴き上げているわけでもなく、ともすれば共同水場といった感じ。今では観光客の待ち合わせ場所になったり、休憩場所になったり、あるいは直接頭に水をぶっかけている豪快な輩もちらほら。本当に毛唐というものは・・・・。
15世紀には有ったようだが、地震で崩れたので今あるのは1667年以降に作られたもの。 -
●聖クララ修道院/Samostan sv. Klare
噴水の更にすぐ横に有る元修道院。今では土産物屋や旅行代理店、果ては中庭を取り囲む回廊には旅行客用のトイレまで設けられており最早・・・・。
建築は14世紀頃。良家の令嬢に勲位を与えていたらしい。孤児院まであったそうな。普通に見ればただの四角い建築。 -
これが中庭。アーチ形の回廊がわずかにここが宗教建築であった事を物語っている。今では散々な使い方をされてしまって・・・・。横にはコーラの空きビンが積み重なっていたなぁ。
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●聖サヴィア教会/Crcva Sv.Spasum
見ての通り丸い屋根を持つルネッサンス様式の教会。建築は1528年であるが、実は1667年の地震からの被害を免れた数少ない建築でもある。これはまさにオリジナル建築そのもの。他の町でも見られたバラ窓が上部に付いているのが判る。
残念ながら中は撮影出来ない。売店のおじさんがしっかりと見張っていて・・・・。 -
●フランシスコ教会と修道院
ドブロブニークの第一のメイン。先ほどの小さな教会のすぐ横に建っている。鐘楼があまりにも高すぎて写真を撮るにはこうしてカメラを縦にするか、ずいぶん離れるかしか無い。
1667年の地震で相当被害を被った為、今の建築はその後に再建されたもの。横には修道院も併設されており、そこの薬局は欧州最古のものと言われている。
因みに教会に入れるのは午前中と午後4時から。 -
教会の横面、プラッツァ通りに面した入口上部に彫刻されたピエタ像。こちらは1498年ペトロヴィッツ兄弟による作品で地震を免れた数少ないこの教会の遺産。
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修道院の回廊部分。中庭部分はブライコフの作品でこちらは14世紀から有るもの。柱にもこまやかな彫刻が施されているのをお見逃しなく。
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回廊に掲げられている絵画でこれは1667年の大地震の前のドブロブニークの町の様子。それほど大きく変わっているわけでは有りませんね。
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そしてこちらは教会の礼拝堂。
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●シグラタの女神教会
錚々たる建築が立ち並ぶドブロブニクにおいては非常にマイナー建築この上ないもの。小さな礼拝堂を持つ小さな教会。設立は13世紀。今では博物館にもなっている。
探すには教会に通じるちょっとした目印を探し回る事になるので行きたい人(居れば)がんばって・・・。 -
●ブジャ門
シグラタ教会からさらに階段の一番上まで登り切り、東に向かってしばらく歩くと門が見えてくるが、これがブジャ門。1907年に作られた門でなんの歴史も無い門。 -
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●シナゴーグ
zudioska通り沿いに建つ。通り沿い(階段)の建築物に紛れ込んでいるので入口を探すのは非常に難しい。わずかに入口のシナゴーグの看板を見落としなく。
スペインから来たユダヤ人達によって建てられた。チケット売り場の人はユダヤ人では無い。 -
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●聖ニコラス教会
Prijeko通りの東の端に位置する小さな教会。11世紀の建築でロマネスク様式の建築。扉が開いてなかったので中を見る事は残念ながら出来ず。 -
●スポンザ宮殿
プラッツァ通りの東の端、ルジャ広場の北側に面して建つ宮殿。とは言え、王族貴族が住んでいたわけではなく、貿易管理の事務所が置かれていた。
大地震の影響が少ない建築の為、当時の様子を伝える数少ない建物の一つ。 -
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●オノフォリオの小噴水
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●時計塔/守衛
ルジャ広場東側に立ち並ぶ建造物。写真中央に立つのがシンボル的存在の時計塔。円形の針時計の下にローマ数字で表した時計が有る。若干ずれているのが面白い。おかげで鐘の音が10分遅れでもう一度鳴るという現象が・・・・。
鐘楼の右側に有るのが守衛。15世紀に総督の住居として使われていた。現在は内部の映画館へ続く入口となっている。 -
●聖ドミニコ会修道院/Dominikanski samostan
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●レヴェリン要塞/trvdava Revelin
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●聖ブラホ教会
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●評議会宮殿/Placa Velikog Vijeca
現在はドブロブニークの市庁舎として使用されている宮殿。現在ある建物は1882年の再建。内部には市行政事務所のほかに劇場も入っている。裏手にあるのは倉庫と武器庫。 -
●総督邸/Knezev dvor
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●旧港とアルセナル/Stara luka & Arsenal
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●悲昇天大聖堂
総督邸に沿って南に歩いて行くとすぐに目に飛び込んでくる大きな建築。今ある建築は1713年完成のもの。ファサードの形からわかるとおりバロック様式によるもの。1つの身廊と3つの後陣を持っている。
もともとここには英国のリチャード王による12世紀の建築が有ったらしい。 -
大聖堂の中央祭壇にかかっている絵画。こちらは15世紀のティツィアーノによる作品で「聖母被昇天」の絵。決してお見逃しなく。
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●聖イヴァン要塞
現在は海洋博物館となっている。 -
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●プストィエルナ/Pustjerna
ドブロブニークのもっとも古い地区。現在は瓦礫になった建造物が見られる。 -
●Jesuit Church of St. Ignatius
1725年に完成したイエズス会の教会。建築様式はバロック様式。 -
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●ドミノ教会
正式名称は全聖教会。現在あるのは17世紀のバロック様式での建築。内部はアートギャラリーとして使用されている。
隣にあるのはマリンドルジッチの家。 -
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●正教会
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●聖ロホ教会/Crkva sv. Roch
1540年前後に建てられた小さな教会。ルネッサンス様式による建築。ファサード入口を取り囲む柱型の装飾、上部にある円形のバラ窓が印象的。
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