2009/07/01 - 2009/07/01
461位(同エリア615件中)
がりさん
波照間島2日目、ついに向かうは日本最南端の地です!
最南端には2つの碑があるだけで、あとは南に広大な海が広がっていました。
長い時間をかけて、辿り着いた最果ての地。
しかし果ての地に立って感じたのは、ここは果てではない、という思いでした。
ここは果てでもなんでもなく、地球上のある一点にすぎないのです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 自転車 徒歩
-
7月1日の朝です。
沖縄旅は今日で、え〜と…、6日目ですね。
旅をしてるとだんだんわからなくなってきます(笑)。
月の最初の日、しかも下半期の最初の日ということで、なんとなく新しいはじまりの気分です。 -
朝食まで、宿の周りを散策しました。
宿の旦那さんと挨拶。
「散歩?朝から元気だね〜」
酷暑で夕方にはぐったりするんだけど、朝だけは元気なのです。。
「向こうの道に行くと、昔の景色が残ってるよ」
教えてくれた道へ行ってみることにしました。 -
ここがその、うるま家の裏の道。
石垣とかがそのまま残っててすごく良い。 -
左の建物がうるま家。
波照間の静かな朝でした。 -
宿の近くには波照間酒造所がありました。
昨夜頂いた泡波はここで作っています。 -
お酒の香りが漂ってきます。
ちなみに波照間島では泡波はあちこちで売ってて簡単に手に入ります。
でも結局買わなかったんですよね〜。
今思えばお土産に買えばよかったかも。 -
朝食にはポーク玉子が出て嬉しかったです。
「今日は潜るんですか?」と神奈川の女性に聞かれる。
いや、今日は自転車で島を一周します〜。
と言うと、えっ海に入らないの!?とまたもや言われてしまった(笑)。
女性は今日もダイビングするらしい。
海に入るのかあ、いいなあ、なんてちらっと思いました。 -
ってことで、僕は今日も自転車をお供に、島一周を敢行!
考えてみると、まだニシ浜ぐらいしか行ってないもんね。 -
まずはなんといっても最南端の地へ行かなくては。
南へと自転車を走らせます。 -
島を自転車で走って感じるのは、ほんとに人が少ないなぁ、ということ。
時間の流れもゆったりに思えます。 -
白い灯台が見えてきました。
-
灯台なんだけど、海には面してなくて、なぜか島の真ん中辺にあります。
この辺が島の最高所なのでこの立地なのかも。 -
灯台へは上れませんよ。
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さとうきび畑と灯台。
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農業用貯水のファームポンド。
意外と巨大でした。 -
波照間小の生徒達が見学に来たらしい。
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南へ、南へ。
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海が見えてきました。
広大に開ける南の海に感動します。 -
集落をはずれると、見事に何も無い島です。
夜は真っ暗になるわけだ。 -
最南端へつづく道。
すごく絵になる美しい道です。 -
走るのがもったいないような道。
やっぱり波照間は素晴らしい。 -
自転車で走り抜けると最高の爽快さです♪
-
どこまでも南へ。
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最南端のさとうきび。
-
これは日本最南端の道路標識である「止まれ」です。
人も車もほとんど通らないので、止まらなくてもよさそうですが(笑)。 -
この写真でいうと、道路右の裏になってる標識が最南端の「止まれ」です。
たぶん左の棒も「止まれ」の標識だったんだろうけど、今は無いですね? -
僕も止まって写真を撮りました。
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道を進むと、すぐに海に出ます。
ここはまだ最南端ではありません。 -
やっぱりニシ浜の海の色とは全然違いますね。
この海の色もまたすごく綺麗です。 -
たぶん向こうは台湾のはず…。
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しばらく風に吹かれて海を眺めました。
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城壁みたいにも見えますね。
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あの浜はペムチ浜です。
せっかくなので寄ってくことにしました。 -
ペムチ浜の入り口。
流木とかごみがかなり多い。 -
ペムチ浜には誰もいませんでした。
静かに時を過ごすのに良いかも。 -
ここは潮の流れが速いために遊泳は禁止です。
でも昨日、新婚夫婦が言ってたけど、ほんとはこの辺の海が潜るのには好条件らしい。 -
確かにすごく綺麗。
入りたくなっちゃいますよね。 -
浜もなかなか綺麗です。
ニシ浜とは砂も違うのかな。 -
でも中国から流れ着いたごみはあちこちに…。
良くないことなんだろうけど、中国から長い旅を経てこの浜に漂着するなんて、ちょっと素敵なことにも思えます。 -
この海の彼方から辿り着いたんだね。
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海の色は幾層にも。
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海を眺めてたのですが、あまりに暑いので移動することにしました。
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最南端へ向かって走ります。
途中で、我がうるま家の車を見かけた。
なんだったんだ? -
ついに最南端の地に到着!
とうとう辿り着いてしまいました。
駐輪場では、どこかのカップルが自転車がパンクしたとかで慌ててました。
このときは人事だと思ってたんだけど、やがて自分も同じ目に遭うことに…。 -
向こうに見えるのは昨夜、星を見に行った星空観測タワーです。
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目の前には海が広がるばかり。
ここがほんとの最南端なのだ。 -
最南端の碑への入り口。
時間をかけてゆっくり進みました。 -
読みにくい…。
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これは蛇の道というらしい。
日本の全都道府県の石を使って作られたとのこと。
素朴でいい感じです。 -
僕の地元の神奈川県の石もあるのかな?
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沖縄の日本復帰を記念して作られました。
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日本最南端平和の碑。
これは最南端の碑ではない。
紛らわしいので間違えないように。 -
この碑のほうが巨大で立派なのでここで記念写真撮る人も多いんだけど…。
-
これが真の日本最南端の碑です!
めっちゃ小さくて地味ですが(笑)。 -
日本最南端の地には他には何もない。
あとは広大な海が広がるだけ。 -
これより南に日本はない。
厳密にいえば最南端は沖ノ鳥島なんだけど…。
でもはっきり言って、沖ノ鳥島はどう考えても島じゃないよね(笑)。
だからやはり、波照間のこの地が日本最南端で間違いないと思う。 -
さらに南に岩場が広がっていました。
少しでも南へ行くことにしました。 -
岩がゴツゴツしてけっこう歩きづらい。
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南へと続く。
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南の海は波がけっこう荒いです。
波は岩にあたって砕けます。 -
崖の下をのぞきました。
すごい綺麗な海の色です。
でも怖い…! -
果ての地に立って感じたこと。
それは「ここは果てではない」という思いでした。
だって、この海の向こうにはまだ見果てぬ国がたくさんあるのだから。
ここは日本の果てであると同時に、地球上のある一点にすぎないのです。 -
かつて重税に苦しんでいた波照間の島民達は、南の楽園を夢見て、パイパティローマ=南波照間島を目指したという。
南の海を見ていると、そんな伝説に真実味が増してきます。
彼らはパイパティローマへ辿り着けたのだろうか? -
この海の向こうには、まだ見ぬ多くの国がある。
気付けば、そこを旅する自分の姿を思い描いていた。
果ての地で感じる、新たな旅の予感。
僕はやがて、パイパティローマを目指すように、この海の向こうへと進むことになるだろう。
ここは果てではなく、ただの通過点なのだから。 -
揺れる夏模様。
-
次は東へ、高那崎のほうへ向かいます。
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再び自転車で出発〜。
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星空観測タワー。
昼間でもプラネタリウムとかは見学できるみたい。 -
観測タワー前にいる白ヤギ。
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すごく人懐っこいヤギです。
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すごく可愛い〜。
なぜか、さんぴん茶を飲みたがってました。 -
ポーズもばっちり決めてくれました!
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こっちは黒ヤギ。
こちらはまったく愛想なし(笑)。 -
黙々とむしってました。
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この辺りが高那崎。
断崖絶壁がつづいて迫力あります。 -
ヘリコプターが飛んでました。
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海の輝きがすごく眩しい。
島一周はまだまだつづきます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆういちろうさん 2009/08/18 19:16:10
- 祝!旅行記再開
- がりさん、こんばんは〜!
八重山の旅行記のアップが途中で止まっていたので
このまま終わりになってしまうのかと心配していたのですが、
続きが始まり、大変嬉しく思います。
最終日まで作り上げるのはかなり大変かと思いますが
毎回楽しみにしておりますので、ファイト!でGO!!!
ゆういちろ
- がりさん からの返信 2009/08/18 21:42:07
- RE: 祝!旅行記再開
- ゆういちろうさん、こんばんは!
> 八重山の旅行記のアップが途中で止まっていたので
> このまま終わりになってしまうのかと心配していたのですが、
> 続きが始まり、大変嬉しく思います。
このままじゃ終わりません、それじゃあまりに中途半端すぎます(笑)。
なんとなくブログが書き終わらないと、旅も終わらないような気もしますし…。
僕の旅行記はとにかく無駄に長いので、書いても書いてもゴールが見えて来なくて、後の旅行記を先に書きました。
これからもこんな不思議な?書き方になるかもしれませんが、なんとかゴールしてみせます!
> 最終日まで作り上げるのはかなり大変かと思いますが
> 毎回楽しみにしておりますので、ファイト!でGO!!!
毎回楽しみに読んで下さるとのこと、本当に感謝しますっ。
いつも、こんなの読む人いるのだろうか?なんて思いながら書いてますからね(笑)。
お気に入り登録もありがとうございます。
これからもぜひ、よろしくお願いします〜!
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