2009/07/20 - 2009/07/28
698位(同エリア1067件中)
温泉娘さん
桂林から大連へ
知り合いの大連出身の留学生の実家へ
ホームスティしました。
写真は留学生(現在は日本の大学生)の家族写真。
おじいさんは日本語が話せます。
「写真を撮りましょう」と言うと、
おじいさんは急に奥の部屋へ行き
シャツを着替えて帽子を被り
奥の部屋から出てきました。
「私の果樹園へ行きましょう」
と案内されました。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 中国東方航空
-
写真は星海広場
香港返還を願って建てられた塔は
1997年の数字が幾つも取り入れられていました。
香港の方向(期待する方角)に向かっているそうです。香港返還の前年に香港を訪れました。その頃中国は香港返還を待ち望んでいたのでしょう。
この近くに卸売市場があり、一般人も入館できました。彼女がブレスレットを選んでいました。
それは私への贈り物だと言って。
そこでも値段交渉ができますが、
購入後、お母さんがコツを彼女に教えていました。
「もし欲しいなら、あれこれ選ぶ前にまず値段を聞く。
あれかれ選んでからいくらか尋ねても安くしてくれない」と。
相手がもう買うつもりだと分かれば
安くしてくれないですよね。
そうやってだんだん買い物上手になるのでしょうね。
とはいえ、やはり卸です。
同様のブレスレットが空港にも売っていましたが
10倍の値札が付いていました。 -
彼女はとても勉強熱心です。
中国の大学を卒業後、来日。
一年間語学学校で日本語を勉強し
日本の国立大学へ入学。現在四回生。
今は大学院へ入る準備をしています。
独身ですが、結婚するのは中国人と決めているそうです。日本人の男性は中国人ほど優しくないから嫌ですって。
わたしは中国の家庭をこの家庭一つしか見ていませんが
そう言われれば、そうかも…と思えるようなところがありました。
写真は花嫁さんと花婿さんが記念写真を撮影を必ずここに来る!と言われている橋の上から撮っています。実際何組かのカップルが撮影していました。
いつか彼女のツーショット写真を撮りたいものです。 -
老虎灘
虎から人魚を救った青年のエピソードがあると言われているそうです。
この辺りで京劇の連凧を買いました。40元
日本へ持ち帰り揚げてみるとよくあがりました。
楽しいです。
昼ごはんは(日本で言う)焼き肉屋さんへ。
子羊の肉を食べさせたいと言われて訪れたレストランは、肉類のほか魚介類も種類豊富で、なんでも焼いて食べることができます。(もちろん、新鮮なだけに、刺身でもいけるそうです)
子羊の肉で今までおいしいと感じたことがなかったのですが、カレー風味の子羊の串焼きを、初めて美味しいと味わって食べました。 -
夜景を見に彼女のお兄さんに車を出して貰いました。
テレビ塔に登るつもりがもう閉館していたようです。
写真はその下にある展望台からの眺めです。
ところで、お兄さんは新婚さんで、奥さんは妊婦さん、だいぶお腹が大きくなっていました。
お兄さんは奥さんの仕事をよく手伝ってくれるそうで、例えば奥さんが夕食を作れば、お兄さんが洗い受けを手伝う…など。
夜、結婚式のビデオを見せて貰いました。
中国の結婚式はまる一日かけて家族や親戚同士でお祝いをするそうです。中国人の家族の絆の強さを感じました。日本ではだんだん薄れてきている貴重なものを中国で見たような気がします。 -
この兵隊さんは、どうも2時間置きに交替するとか。
全く動きません。 -
毛沢東の直筆。
『遠望』
この字を彼女は
力強くて美しい字だと言います。
彼女の左はお母さんです。
お母さんの作る料理はとても美味しかったです。
夜は手作り水餃子。
豚肉と貝、ラードを混ぜて餃子の皮に包みます。
中国の包み方を教わりましたが、なかなか難しかったです。
朝は米や粟のおかゆとお惣菜。
大連の家庭料理は、油がこってりした外食とは違い、
お腹に優しいお料理が多いようです。
更にお父さんはお茶をたてるのがご趣味のようで、日本の物に比べて小さな急須と湯のみ(お猪口くらいの大きさ)で本格的な中国茶をご馳走になりました。
飲み物が美味しい場合は、
「ヘン ハオ ホー」と言うそうです。
中国の食には、中国4千年の智慧が凝縮しているような気がします。 -
この公園でこんな風に
何組のカップルが写真撮影していたでしょうか?
中国人は人口が多いだけあって
結婚する人も多いです。
急速に西洋文化が入ってきたそうで
私の眼から見ても恥ずかしいような
アツアツの写真を撮っていました。
例えば、チュウしているショットとか、
芝生に寝そべって見つめあっているショット…などなど。いろいろです。
今の若者達には全然抵抗ないようですが、
でも、彼女のお母さんは考えられないと言っていました。ちなみにわたしはお母さん派ですね。 -
この砂浜の砂の熱いこと。
とはいえ、大連は避暑地に最適です。
夏に日中30度越える事は少ないようです。
冷房はなくても過ごせるといった気候でした。 -
それから、彼女のお母さんの実家へ。
彼女のおじいさんはその昔、日本の殖民地下にあったとき、強制的に日本語を教えられたといい、日本語は好きではないと言っていました。
「尊いから、にほんではなく、にっぽんといいなさい」と教え込まれたそうです。
また「中国人は犬と同じだ」とも言われたそうです。
そういう話を聞いているうちに、止め処もなく涙が出てきてしまいました。一緒にいた彼女は、私の涙にもらい泣きをしていました。そして
「あなたのせいではないですから、泣かないで」と言われました。
歴史の教科書以上のものを感じました。
戦争は本当に何も生み出しません。
せめて、おじいさんが日本語を習ったことで、その後日本語を教える先生になり、また1950年台に日本を周遊したと聞き、少しだけホッとしました。
ご家族との別れのとき
「あなたと出逢ったのは、縁です。あなたが中国に来た時は、ここがあなたの家ですからまた必ず帰ってきてください」と言われました。
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