2009/07/20 - 2009/07/28
245位(同エリア805件中)
温泉娘さん
上海から桂林へ。
二泊三日で龍勝の棚田
璃江(りこう)下り
陽朔周辺の古鎮巡りをしました。
写真は龍脊棚田。
七星伴月(七つの星と月の丘)の一部
今回は旅行会社
AraChina
(www.arachina.com)
を利用しました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 レンタカー
- 航空会社
- 中国東方航空
-
初日は 龍脊
平安壮族梯田
狭い石段を
30分程かけて
ゆっくり登ってゆきます。 -
途中、地元民の生活を垣間見ることができました。
この方は手作りの草履を作っています(即売)
そのほかにも干椎茸や、香辛料なども袋に詰めて
売っていました。
撮影させてもらったお礼に日本の切手を渡しました。 -
3日間お世話になった
AraChinaのガイドさんです。
秦さんと言います。
いつも外に出るので、日焼けしてしまい
友達からとうとう「クロちゃん」と
呼ばれてしまっているそうです。
ちなみに恋人募集中とのこと! -
眼下の集落
やっとここまで登ってきました。
先ほどもらった絵葉書をここで投函しました。
ちなみに、丁度2週間後に日本へ届きました。 -
桂林の美女
撮影を頼んだ(有料)男性は髪の毛をセットするといって、家影へ姿を消しました。
暫くして頭髪を整えて、美女達の間に入り照れながら記念撮影していました。
殿方にとっては、きっといい土産話になるのでしょう。 -
こういう風景を見たくて
龍脊へやってきました。
車で移動中、金坑梯田方面の標識もありましたが
更に見事な棚田が広がっているそうです。
とはいえ、さらに悪道になるそうです。
ここまで来るだけでも、いくつかがけ崩れがありました。7月上旬は大水が出て、この辺りは通行止めになったと聞きました。旅行社は安全第一で案内するので
大概、平安梯田を薦めるようです。
金坑梯田へはガイドさんは訪れたことがないそうで、運転手さんは一度だけ行ったことがあるとのことでした。
秋の実りの頃にでも訪れたいな…と思います。 -
龍勝各族自治県に住む少数民族を短時間で一気に見学できるテーマパークです。
男女が即興で歌をうたう民族
チワン族 -
太鼓を大切にする民族
トン族 -
はたを織る民族
ヤオ族 -
ガイドの秦さんと
ツアーの手配を担当してくれた沈さんに
激辛ビーフンをご馳走になりました。
コシのある麺でおいしかったです。
スープは辛いもの好きの私でも、なるほど、ピリピリきました。なかに松の実などのナッツも入っています。麺の上の油揚げのようなものは大きすぎて食べ切れませんでした。
写真はAra Chinaの沈さん。 -
何か歌をうたわないと
ここから先は通しませんと言って
通せんぼしています。
先を行く人たち(観光客)は
歌をうたって通して貰いました。
さて、わたしは通してくれるでしょうか? -
その後、秦さんと二人で湖畔周辺を散歩しました。
これは特にツアーのスケジュールにはなかったのですが、私が泊っている桂林大瀑布飯店の瀑布ショーが始まるまで気持ちよく付き添ってくれました。
「日本語の勉強をもっとしないといけない」と彼女は何度も言っていましたが、それよりももっと大切な心(四国ではもてなしの心と言います)を彼女はちゃんと持っていて、それがとても心地良かったです。 -
二日目は璃江下り。
まさにここに来たかったのです。
この日は晴れていましたが、
天気の悪い日はまるで山水画のような景色が広がるそうです。
竹江埠頭から何隻もの船が出発します。
船内ではデンマーク人の母娘とその大叔母さま(香港在住)と同席しました。大叔母さまは80歳を過ぎているそうです。若かりし頃の写真を見せて貰いました。なんとも美人さんではありませんか?
そんなこんなで楽しい船旅になりそうです。 -
はるか向こうに富士山とりんご山が見えます。
ところで桂林では富士りんごは有名だそうで、
地元のりんごよりも味がよく人気だそうです。 -
この辺りの風景が
中国20元紙幣の絵のモデル
となったところだそうです。 -
九馬画山。
いくら数えても5頭までしかわかりません。
こんなふうに見所があるたびに
説明してもらいます。
いい季節だと
ずっと甲板で眺めていたいのですが
とうとう暑さに負けてしまい
冷房の船内で大半を過ごしまいました。 -
この頃から昼食(バイキング)がはじまります。
景色のいい二階席から、ガイド専用席(階下)へ移り、ガイドさんたちと一緒にごはんを食べていたら
厨房から思いがけない差し入れ(大学芋と麻婆茄子)を頂きました。
「ヘン ハオ チー」
ガイドさん曰く
「上階のバイキングより美味しい」とのこと。
別メニュー(有料)ですが
折角なら、
おいしいものを食べたいものです。
陽朔で下船するとき、お土産にうちわをもらいました。
うちわの表に
『船在青山頂上行』
と書いてありました。 -
西街のある民芸店へ入りました。
ミャオ族の民族衣装や、銀の飾り、刺繍品などがディスプレーされていました。
ミャオ族のお姉さんに
銀製の冠をかぶって貰いました。
「ヘン ピャオリャン」
東洋人には銀が似合いますね。
私もシルバーが好きです。
ミャオ族は皆、自前の冠やアクセサリーを持っているそうです。また衣装はすべて手縫いで細部まで綺麗に刺繍されています。
彼女の衣装はお母さんが縫ってくれたそうで
襟元は擦り切れるほど
大事に着ていました。
中国で一番おしゃれな民族と言われるのが納得できます。
刺繍のお土産を幾つか購入しました。 -
福利鎮は扇子の町です
この古鎮を散策したいと
ガイドさんにお願いしたら、
スケジュールを変更して
時間を取ってくれました。
福利鎮やこの後訪れる興坪鎮へは
日本人はあまり訪れず
西洋人の観光客が多いそうです。
西洋人はマウンテンバイクなどを
レンタルして、ワイルドに旅するそうで
担当のガイドは脚力を鍛えないと
ついていけないそうです。
逆に日本人はスケジュールいっぱいで
時には、陽朔のナイトショーを見てから
車移動して、桂林泊という場合もあり
深夜の12時過ぎることもあるそうです。
のどかな古鎮はやっぱり、
ゆっくり過ごしたいものですね。 -
扇子を作ったら、こんな風に乾かして、ある程度たまったら市場へ売りに行くそうです。
-
このお店で
作り方の工程を
見学させて貰いました。
中国の人々はどこへ行っても
実に真面目に働いています。
この方は夫婦で協力しあって
扇子を作っているそうです。 -
見事な大作です。
両腕を広げたくらいの大きさでした。
とはいえ、
さすがにこんなに大きなものは持ち帰れないので、
もう少しコンパクトな扇子を購入することに。
40元。値段交渉して35元と言われましたが、
奥さんと旦那さんが一生懸命作っているんだと
やっぱり、お釣りの5元はもらえませんでした。
ところでこの扇子は
後でとても役に立ちました。
その晩、野外コンサートを観覧するとき
扇子をゆるやかにはためかせながら
涼しく見物することができました。 -
福利鎮から興坪鎮へ
車窓からの風景
「景色のいいところで、停まるから言ってください」と運転手さんに言われ、停車して貰いました。
この辺りは二期作をする地域だそうで
田植えと収穫との両方を見ました。 -
この田んぼはもうすぐ収穫の時期です。
ガイドさんの話によると、
「二期作の米はおいしくない」
とのことでしたが… -
興坪鎮に着きました。
古い家並みには不似合いな車両ですが…
桂林や陽朔では、
新しい道路がどんどん発達しています。
以前は桂林市内が
このような景色だったのが
道路が伸びてゆくにつれて、
近代的な町並みに変わってきたそうです。
ふと、「古い舞台が見学できる」
と声をかけられました。
「無料です」というのに、
呼び込みのお姉さんの態度がとても親切そうなので
ガイドさんの表情を伺うと
「…」
「入ってみよう」と私が言って中へ。 -
呼び込みのお姉さんが中の調度品や
舞台を一つ一つ丁寧に説明してくれました。
古戯台、つまり野外劇場舞台のことで
昔は一つの仏閣などに一つの舞台が建てられていたそうです。
ある部屋に通され
「ここで記念撮影ができます。20元です」
しなくてもいいですとも言われましたが
まあ、お願いしてみることにしました。
横にはパソコンとプリンターが備えてありました。
また別の部屋に通されました。そこは
関羽さまを祀るお堂。
手を合わせ、3回お辞儀をして祈りしました。
その後金色のカードを渡され、
隣の部屋へ通されると、
今度はお布施のようなものでした。
「お気持ちだけでいいです」
と言われ、寄付金の帳面を見てみると、
100元、200元…
なかには目の飛び出るような金額も。
ガイドさんに相場を尋ねると
「もし信じるなら、3と6と9を組み合わせた
数が縁起がいいです。
信じないなら、しなくてもいいです。
でも、関羽さまはこの辺りで最も多くの人々が信仰しています」
それならと、36元にしました。
まあ、社会科見学ですね。
ガイドさんも入り口で
怪しいかも…と思ったそうです。
そんな顔をしていましたから分かりましたけど。
でも、呼び込みのお姉さんも一生懸命ガイドしてくださいましたし、いい体験となりました。 -
『十里の画廊』と言われる高田郷
のどかな景色が
すっかり観光化されていました。
上流から筏下りを終えると…
(写真の右方へと移動すると) -
こうやって、
川から筏を引き上げ、
トラックに積み重ね
また上流へと搬送します。 -
高田郷の大榕樹
カジュマルの木は
幸福をもたらす精霊が宿っている木
とも言われますね。
この大榕樹は、近くで見ると
木の枝から、根っこのようなものが幾つもいくつも
地中に伸びていました。
こうしてこの大木を支えているでしょう。 -
月亮山を眺めながら夕食が戴けるお店を
教えてもらいました。
ここはガイドさんと運転手さんおススメのお店で
「陽朔で食べても味は変わらない。
陽朔で食べるとここより、もっと高い」
とのこと。
テーブル席からこういう風景が見えます。
よーく見ると、月の下辺りをハイキングしている人が見えました。 -
月亮山は
こんな風に記念撮影すると
面白いそうです。
ガイドの秦さんに
モデルになってもらいました。 -
注文の仕方
お店の台所へ行き、いけすの魚を見ます。
ナマズのような形で、40センチくらいある魚を料理して貰うことにしました。
調理場は、使い込んでいますが、隅々まで綺麗に清掃されていました。隣の台所も魚をさばくまで、血合いひとつも落ちていませんでした。
ですから、気持ちよく夕食を戴くことができました。
魚のビール煮の様子
中華鍋(綺麗に磨いてありました)に多目の油、それから魚を入れ両面をグツグツ揚げます。
それからビールの栓を抜き、1本ほとんど鍋に入れていました。手前には調味料が並んでいます。
淡水の魚は、どうやって臭みを消すかですね。
海の魚を刺身で食べる日本人には、淡水魚は泥臭さが、気になるのかもしれません。
でも、この魚を一番美味しく調理しているのだろうと思いました。
魚のビール煮には豆腐も入っていて、美味しくいただきました。
テーブルには魚のビール煮と野菜炒め、タニシの肉詰め、それとスープ、ごはんが並びました。
夕食はガイドさんと二人で戴くことにしました。 -
陽朔へ戻り、野外ナイトショーへ。
「印象劉三姐」は映画監督の張芸謀(チャンイーモウ)が監督したそうです。
中国国内からも続々と見物に来る位の人気で、前日チケットを手配して貰う時にはあと1席しかないと言われましたが、本当に本当だったみたいです。
私の席は、VIPの席の前席で、籐の椅子を幾つか並べたところにありました。
つまり、このステージはあまりにも大きくて、前方席では見えず、後方へ行くほど値段が高くなるのです。ここに観客4000人収容され、出演者400人がステージへ。とてもスケールの大きいショーでした。
湖面には中国の少数民族が代わるがわる登場します。歌を歌う民族、銀の冠をかぶる民族、長い髪を洗う民族…
さらに驚くことはその背後に、山水画が広がること。ライトアップされた山並みが時折浮かび上がります。
これは内緒で夜景モードで撮りました。ちょと手振れしてしまいましたけど。 -
3日目。
遇龍河をのんびり散歩しました。
こういうのどかな田園風景が広がるところです。 -
これは遇龍古橋。
明代にできたものだそうで、つまり、400年は経っているということです。
日本だったら、江戸時代の初期に建てられたお城や石垣とほぼ同い年ということですね。
この村でいまなお生活の一部として利用されている
ということが貴重です。
この橋のたもとで蒸かしたトウモロコシと、
酸っぱい木の実を買いました。 -
この周辺の民家です。中央に井戸があり、奥に洗濯物が干してあります。
-
これがまさに酸っぱい実です。
その辺りの木に鈴なりに生っていました。
暑い日に一粒二粒食べるといいかも知れませんね。
この後、桂林へ戻りました。
昼食は辛くないビーフンを食べに行きました。
日本から持ってきたお土産のお返しと言って
ガイドさんがビーフンをご馳走してくれました。
その気持ちがさらにビーフンをさらに美味しく感じさせてくれました。
「シェイシェイ」
これで桂林、陽朔の旅はおしまい。
夕方、桂林から北京経由で大連へ飛びました。
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