小江戸？ウォーキング

2009/08/13 - 2009/08/13

今年の夏は海外旅行に行くような休みも取れず、国内旅行の計画さえ面倒だ・・・というありさま。細切れの休日は読書三昧することにしました。

以前より気になっていた畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズの読破を夏の課題にしたところ・・・見事にハマってしまいました。江戸時代、江戸っ子商人や町人の粋な毎日＆かわいい妖たち。

それならば、日本橋界隈をぶらぶらしてみようかなぁと。
思いつきで出かけた、お盆の小江戸？です。

エリア 日本橋(東京)

通りすがりの歌舞伎座

向って右側の２階にベトナム料理屋さんが入っていて、手ごろな値段でそこそこのランチが頂けました。

「テレビでも紹介！冷やしビーフン」なるものを食しましたが、ビーフンはふやけやすいからね。。。付け合わせは美味しゅうございました。

なんだか混んできたな〜と思ったら、

歌舞伎座の建て替え計画で、この歴史ある建物で歌舞伎が見られるのもあと少し？なんですね。

せっかくだから観覧しようかなぁと思ったら、季節物の怪談話は夜の部ということだったので、またの機会にいたしました。

銀座で英気を養って、いざ歩け歩けです。

京橋をスタートに、ひたすら中央通りを北上していきます。

この通りには、明治屋、高島屋と由緒ある建物がありますねぇ。

歩き疲れて、山本山でお茶を一服。

日本橋までまいりました。
高速道路が上にかかっているので、眺めがいまいちです。川沿いにテラスのあるレストラン（バー？）に入ってみたかったけど、時間がありませんでした。もう一回来ようかな。

江戸時代はここが街道の起点になったのですね。

ローマのマイルストーンと同じです。

「道」は人の歴史になくてはならないものなのですね。

せっかくなので、日本銀行にも行ってみました。
日銀、三越、三井本館と、歴史ある建物がよく残っていますねぇ。

歩き疲れて、千疋屋でお茶をして、江戸通りとの交差にある新日本橋駅でゴールです。
新日本橋駅への降り口に、「長崎屋跡」の看板がありました。「しゃばけ」の廻船問屋長崎屋ではなく、舶来品を扱う貿易問屋で外国人用宿も兼ねたお店のようです。

上野にも行ってみたでごわす。

西郷さんの後ろには、戊辰戦争の際の彰義隊のお墓がありました。その頃から150年くらいしか経っていないんですよねぇ。

広大な寛永寺の建物も一部残っております。
このお山一帯がお寺だったなんて、すごーく勢力があったのですね。

寛永寺 寺・神社・教会

井戸が残っていました。
隣には桜の木があって、歌にも詠まれるくらい、春はとっても見事な場所のようです。

大道芸人もけっこうパフォーマンスしていました。
その芸をじーっと見ている？優雅な猫の姿にうっとり。

上野に来たのは、この「トリノ・エジプト展」を見るためです。

展示品としての派手さには欠けますが、第18王朝初期の頃のものが充実していて、個人的には楽しめました。ツタンカーメンの像もきれいでしたよ。

そして、タイアップしてるトリノのチョコレート屋さん「グイド・コビーノ」

素敵なお値段でしたが、とっても美味しい！もう一回買いに行こうかなぁ。

久しぶりの東京散歩。思いのほか楽しめました。
今度は下調べもして、下町をてくてくしてみたいです。