【北アイルランドの旅1/2】世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ

2009/08/12 - 2009/08/13

1泊2日で、北アイルランドへ行ってきました！

行程は・・・
午前6時発ダブリン⇒首都ベルファストへ（バス、所要2時間半、往復22ユーロ）
そこからアントリム・コースター（夏期7〜9月下旬のみ運行）というバスに乗り換え、Causeway coastと言われる海岸沿いを北上。
所要3時間半程で世界遺産ジャイアンツコーズウェイへ。
散策後、世界最古のウィスキー蒸留所ブッシュミルズ蒸留所を見学しました。

今回は全て個人手配で周りましたが、ローカルバスは本数が少ないので、ベルファストから日帰りツアーなどに参加するほうが多少割高でも効率的だと感じました。

旅行記の詳細は、写真とコメントでお楽しみ下さい。

ちなみに・・・、元々先週行くつもりが、謎の病原菌による集団感染症により体調不良のため、リベンジしたのでした。

【北アイルランドの旅2/2】へ続きます・・・

エリア イギリス

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス

【アントリム・コースター車窓より】
美しい海岸沿いとのどか〜な田園地帯を走ります。羊もたくさん。

【ジャイアンツ・コーズウェイ案内板】
遂に来ました！世界的にも十指に入る奇景として知られる石柱の海岸。

こっから散策スタート。メインの見所までは徒歩約15分ぐらいかな。

おっ、いよいよ何かが見えてきました！

ズームすると、ん？めちゃんこ人がいる！さすがに人気スポットだけありますね。

【ジャイアンツ・コーズウェイ1】
歴史は、約6000万年前の地殻変動により、玄武岩と呼ばれる岩層を形成した頃まで遡ります。度重なるマグマによって、溶岩台地が広がり、その堆積物が層を成していきました。

【蜂の巣】
その後、溶岩が急速に冷却されたことによって収縮作用が起こり、ひび割れが生じました。それが、現在見られる奇観を形成したとされています。

【ジャイアンツ・コーズウェイ3】
そして、約1万5000年前の氷河期によって、ジャイアンツ・コーズウェイの海岸線が露出しました。

【ジャイアンツ・コーズウェイ4】
本当に見事なまでに大小の石柱が並んでいて、摩訶不思議な光景が広がっています。

【ジャイアンツ・コーズウェイ5】

【ジャイアンツ・コーズウェイ6】
まさに大自然が造り出した造形美ですね。

【ジャイアンツ・コーズウェイ7】
太陽が照りだすと、海の濃青が映えます。

【ジャイアンツ・コーズウェイ8】
空の青と白い雲にも映えます。

いやぁ〜マジですごいっす〜〜

素晴らしく雄大な断崖の景色が続きます。

【巨人のオルガン】
伝説ではジャイアンツ・コーズウェイはフィン・マックールという巨人が、スコットランドに住んでいる恋をした女性をアイルランドに渡らせるために造ったとか、スコットランドに住んでいる巨人を渡らせて戦うために造ったと語られています。

断崖を歩くのは、なかなか気持ちいいもんです。

急勾配な石段を上ると・・・

これまた素晴らしい断崖の風景が拝めちゃいます。

平らな台地が広がる断崖ってきれいですね〜〜。

【ブッシュミルズ蒸溜所】
1608年にジェイムス1世によって認可を受けた世界で最古のウィスキー蒸溜所です。アイリッシュ・ウィスキーで有名な「ブッシュミルズ」の蒸溜所です。

施設内は撮影禁止のため写真はないんですが、ガイドツアーで製造過程などを説明してくれ、最後に試飲も含まれて£5です。今回は昨年400周年記念で作られた熟成16年ものを飲みました。豊かな風味がありますが、やっぱウィスキーストレートは強いですね。

熟成用の樽は、シェリー樽、バーボン用新樽、再使用樽、再々使用樽など多様な種類があるようです。それらで長年熟成させて製品化されています。ちなみにウィスキーの褐色は、樽で熟成させる事で出てくるんだそうです。

お土産に小瓶セットを購入しました。左からオリジナル、ブラックブッシュ、シングルモルト10年です。果たして味の違いがわかるかな？！

ブッシュミルズの町でフィッシュアンドチップのお店を発見。食べるつもりなかったんですが、良質な油を使ったお店に選ばれているという宣伝チラシに釣られ食べちゃいました。確かに美味しかったかな。

【北アイルランドの旗とイギリスの旗】
町の至る所に北アイルランドの旗とイギリスの旗が掲げられていました。ここはイギリス領なんだという事を意識させられますね。

【ダンルース城】
海岸線にたたずむ城跡。情緒がありますね〜

コーズウェイコーストへの起点となるポートラッシュの町です。映画に出てくる小さな田舎町の雰囲気が漂います。しょぼいカジノがいい味出してます。

今回宿泊したのは、ポートスチュワートという場所にあるホステルです。家を改装した小規模な宿でした。同室だったアメリカ人は１ヵ月かけてアイルランドを周遊する予定とのこと。ただ、北アイルランドの通貨がポンドだとは知らなかったようです。同じアイルランドなんですけどね・・・