台場の地上絵～お台場放浪記・リターンズ～

2009/07/19 - 2009/07/19

なにも知らなかったんだよなぁ


単に休みの日に宗谷の募金箱に寸志を入れに行っただけで

当然、この日がなんの日で
お台場の「砂浜でなにが行われるか」なんて知らんかったわけで
お台場の「広場にナニがあるか」なんて薄々しか知らんかったわけで
お台場の「海と空で何が起きるか」なんて予想もしとらんかったわけで

愛用のコンデジを持っていったのも
愛用の三脚を担いで行ったのも

ほんの偶然だったんだよ？



今はただ、その偶然に、乾杯・・・・・・・・・

エリア お台場(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩

７月１９日、お台場。

私は毎度の事ながら、物好きにもわざわざＪＲ田町駅から何十分も歩きレインボーブリッジを渡り、お台場商業地区を目指すのであった。

今日は休みだし、２０日だともっと来客数が多いかもしれないから・・・・・・。

一応、今日の目的地は向こうに見える「船の科学館」

・・・・・の、横に保存されている宗谷。
羊蹄丸と並んで記念艦として保存されております。
ここからは見えないかな。

何時もの通り、レインボーブリッジのサウスルートを歩けば、こんなふうに見えてくるのはお台場商業地区。


お、飛行機が♪

何時も通り、レインボーブリッジを渡りきり、お台場海浜公園のビーチの方へ降りる。


が、何時もと様相が違って来たのはその砂浜に、こんなものが見えて来てからで・・・・・・・

はて、なんだありゃ？

近づいてみると、色とりどりの袋がたくさん、たーくさん・・・・・・・

こんなものは初めて見る。はて、これは何だろう？

近づいてみると、なにやら法則性を持って等間隔に砂の上に並べられている訳だ。
と言うか、なにか模様と言うか、文字と言うか？それともイラストだろうか？？

少し離れてみると、絵のようにも見える。

そういえば、その昔。

ナスカの地上絵と言うものが南米にはあるが（何時かぜひとも行って見たいぞ！！！）その絵はあまりにも巨大すぎて地上に居たのでは判らず、飛行機だの気球だの、人間が空を飛ぶ方法を見つけて地面と縁を切ってから初めてそれが巨大な地上に描かれた絵だったと言うことが判ったそうだが・・・・・・。



これも、同じ手合いか。


砂浜から眺めていてはコレがナニかは判らんのであった。

とりあえず、近づいてみて、こっそりと袋の中を覗き込んでみた。


入っていたのはコレ・・・・・・「ろうそく」。



て、事は夜になって程よく暗くなると、砂浜いっぱいにならべられたろうそくに一斉に火が点されて、さぞや美しい光景に♪♪♪

もしかしたら、自分はとてもいい日にお台場に来てしまったのではないだろうか♪♪


ちなみに、私が何時もレインボーブリッジを撮りに行く商業施設に登ってみたが、木々が邪魔をして、上からの光景は見えなかったのであった・・・・・・。

とりあえず当初の目的を果たすべくアラートオレンジの塗装も映える、宗谷へ。

ちなみにこの宗谷、乗船するためには隣設されている「船の科学館」の入館チケットを見せれば乗船出来る訳であるが（隣の羊蹄丸もそうらしい・・・・・）、両方見る時間が無い場合とか、宗谷のみ乗船したいと言う場合は入船ゲートで維持補修用の寄付金を備え付けの募金箱にチャリーン、もしくはパサ、でＯＫとの事。


自分は時間も無かったので、募金コースで乗船することに。

いやもともと寸志を募金箱に、が目的でもあったわけで・・・・・・

で、正面ゲートをくぐり、右手に見えるボックスの前に立ち、さて募金をと財布を出そうとしたら。
ボックスの中のおいちゃん（失敬！）が顔を上げて私を見るとこう言った。

「いつもありがとうね（要旨）」



・・・・・・・・・・・。



その時点の私の格好。何処にでも売っているようなよくある柄のＴシャツ。ありふれたジーンズ。
きわめつけは顔前面を完全に覆ってしまうフルフェイスの真っ黒なサンバイザー（かなり怪しい・・・・・）。


うーむ。これで以前にも来た事がある人間だと判るとは。案外侮れませんな（苦笑）。

これは、宗谷船内の第二科員室の室内を窓越しに撮影したもの。


壁にはこう書かれてあった。


「偉大な宗谷よ さようなら
　いつの日か又逢いに来る　××××　
　　53.10.2　」


昭和53年（1978年）10月2日、つまり宗谷の解役式の日付である。たぶんこの日、乗組員か関係者が壁に書き残していったんだろう。


いやホント、三笠も宗谷も大好きだ！！！

いかん、日が暮れて来た。

他にも行かなきゃならない場所があるんだ、急いで移動せねば！！

ガンダム1/1　in　お台場。

せっかくだから見たいと思ってやって来た訳だが、やっぱしちょっと遅かったな〜


こっちの角度から撮るとすっかりシルエット（苦笑）。

人ごみを掻き分け掻き分け、ようやっとガンダム正面に。休みだけあって来客が多いの何の、角度を変えても前に居る来客の頭がどうしてもフレームインしてしまう・・・・・・。


困っていると、背後の厚い雲がいつの間にかするすると上がってきたのか、それとも単純に太陽が沈んできたからなのか、
夕陽が雲間に顔を出してきて・・・・・・

ふむ、これはこれでなかなか・・・・・。


出来ればもうちょっと明かりが欲しいから太陽に顔を出してもらいたい所であるが？

おお、明るくなって来た！！

ガンダムを回りこみ、正面右側から撮影していると、いつの間にやら目が光っているじゃーありませんか！

真横からも一枚。パシャ。

斜め後ろからも一枚。パシャ。


夕陽がすっかり顔を出したか。夕陽に映えるガンダム。

背中に夕陽、ってのはアレですが・・・・・・。

背後を夕陽に映えさせるガンダム。

こうして見ると足の間に見える船の科学館の展望台がロケットかミサイルのように見える・・・・・・。ははははは

さて、ガンダムも撮ったし、少々お腹もすいたしでなにか軽く食べながら完全に日が落ちるのを待って、例の砂浜の正体不明のローソクアートを撮りに行くべと思い、海沿いに歩いて居た時、



それに、気づいた。

(ﾟдﾟ) ・・・・・・・・・・・・・・・・。

天からのサプライズプレゼント再び

ちょっと待て



二重の虹まで再び

もちろん周囲に居た大勢の来客もコレに気づいて、手に手にケータイカメラだのコンデジだのイチデジだので虹に向かってパシャパシャパシャパシャパシャ・・・・・・・


・・・・・・気がつけば浮いている屋形船からも幾つか顔が覗いているのであった。

何とか虹と自分のツーショットを撮ろうとケータイカメラ片手にポーズをキメて、どの角度を向けばキレイに撮れるのかキョロキョロと後ろを幾度も振り返りつつ模索するヒト、数人。

キレイに撮れているといいね（笑）。


ところで、だ。

前回自分は二重の虹を見て天からのサプライズプレゼントだ〜♪と浮かれていたわけだが



・・・・・・・もしかしてお台場で二重の虹、と言うのは実はあまり珍しくないのだろうか？(ﾉД＾､)







真相はじき訪れるお台場の夜の闇の中。

さて、行こうか。



砂浜への道を今日はのんびりと歩きつつ、〆。

この旅行記へのコメント （4）

• Rendezvousさん 2009/10/15 23:10:04

  確かに＾＾

  船館がロケットかミサイルに見えますね♪

  草廬の隠者さん からの返信 2009/10/16 03:46:19

  RE: 確かに＾＾

  > 船館がロケットかミサイルに見えますね♪
  
  写真を撮っていた時には夢中になっていて気がつかなかったのですが
  帰って来てからＰＣで撮影した写真をチェックしていた際に・・・・・
  
  この角度からだとちょうど船体部分が見えないんですよね（笑）。
  
  御来訪誠にありがとうございました！
  
  
  草廬の隠者

• Noririnさん 2009/09/12 14:32:37

  ステキな夕焼け空♪

  草廬の隠者さん　はじめまして
  足跡を辿ってお邪魔しに来ました。
  
  表紙の夕焼け空に思わずウットリ♪
  そして・・・二重の虹ですか！？
  凄い！凄〜い！！
  絶対に珍しいですよ。
  私は殆ど見た事無いですもん。
  
  草廬の隠者さんにとってお台場って何かあるのかも知れませんね。
  Noririn

  草廬の隠者さん からの返信 2009/09/13 14:38:27

  初めまして♪

  > 草廬の隠者さん　はじめまして
  > 足跡を辿ってお邪魔しに来ました。
  
  初めましてNoririnさま。
  当拙作ブログへようこそいらっしゃいました♪
  
  > 表紙の夕焼け空に思わずウットリ♪
  > そして・・・二重の虹ですか！？
  
  この日の夕焼けは凄かったです！曇り空と太陽がうまいぐあいに重なって
  こんな色になったんだと思いますが前回よりも赤みが強くて、来ていた
  他の来客の皆さんも見とれていましたよ。二重の虹もですが・・・・・。
  
  > 草廬の隠者さんにとってお台場って何かあるのかも知れませんね。
  
  本当にそうだったら嬉しいです！お台場って商業地区ってイメージが
  強いですが意外と史跡関係ありますし。
  
  宜しかったらまたいらして下さいね。
  
  
  草廬の隠者