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<br />1962年2月10日(土)<br /><br />フランス、ヴァンデー地方の、ペイ・ド・ラ・ロワール州フォントネー・ル・コントに来ている。<br /><br />この辺りでは、土曜日も働くようだ。<br /><br />昨日以上の好天気。<br /><br /><br />一日グリモーさんの事務所の暖炉脇で、文献を読みながら過ごす。<br /><br />事務所といっても、畑の中の納屋のような粗末な小屋にすぎない。<br /><br />しかし住み心地は田舎情緒たっぷりで、バカンスに来たように感じる。<br /><br /><br />室内はグリモーさんと私の二人だけ。<br /><br />グリモーさんも私も、黙って机に向かっている。<br /><br />ただしグリモーさんには、時おり思い出したように、ひとりで冗談を言う癖がある。<br /><br /><br />そして、ひとりで笑っている。<br /><br />「ドゴールとマーガリンの差は何だろう。ハハハ・・・」<br /><br />といった具合だ。<br /><br /><br />この歯がすっかり抜け、歩くのも杖をつきながらヨボヨボのおじいさんが、戦争前のシトロエンを運転しながら、15キロ離れた自宅まで10分というから、驚く。<br /><br />村の入り口のマリヤ様には、目をつむって十字を切りながら・・・。<br /><br />計算すれば、平均時速90キロになるから、最高では100キロ以上出していることになる。<br /><br /><br />フランスの道路整備は行き届き、集落(制限速度60キロ)を離れれば制限速度はない。<br /><br />時速100キロだって、法規上問題はなく、出せるはずだ。<br /><br /><br />ここの人たちは実直な感じで、自己抑制的に見える。<br /><br />今朝、ベッドに置いておいた枕銭は、机上に返してあった。<br /><br />この辺りで、こんな心遣いは要らないらしい。<br /><br />自殺率は高いのではなかろうかと、勝手に推察するが、旅人にとっては素敵な人たちだ。<br /><br /><br />驚くのは、果物の質の悪さだ。<br /><br />小さくて渋い青リンゴ、皮が真っ黒になったバナナなどなど・・・。<br /><br />日本では、とっくに捨てられてしまうだろう。<br /><br /><br />こんな天気がいいと、旅心が勃々と湧く。<br /><br />まだ見ぬオランダのチューリップ畑の中を、自転車で乗り回したい。<br /><br />フランスの進んだ自転車を、日本に持ち帰れないものだろうか。<br /><br /><br />写真は、ソフィーさんのマイページ(写真5,800枚)、<br />http://4travel.jp/traveler/katase/<br /><br />スイスの写真が美しい、片瀬貴文さんのマイページ(写真2,400枚)<br />http://4travel.jp/traveler/takafumi/<br /><br />文字が大きくて読みやすい、片瀬貴文の記録<br />http://blog.alc.co.jp/d/2001114<br /><br />もっと大きな文字の「人生漫歩録」<br />http://kk1717.blog83.fc2.com/<br /><br />などもご覧ください。<br /><br />

1962年のパリだより【785】心洗うヴァンデーの週末

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1962/02/10 - 1962/02/10

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ソフィ

ソフィさん


1962年2月10日(土)

フランス、ヴァンデー地方の、ペイ・ド・ラ・ロワール州フォントネー・ル・コントに来ている。

この辺りでは、土曜日も働くようだ。

昨日以上の好天気。


一日グリモーさんの事務所の暖炉脇で、文献を読みながら過ごす。

事務所といっても、畑の中の納屋のような粗末な小屋にすぎない。

しかし住み心地は田舎情緒たっぷりで、バカンスに来たように感じる。


室内はグリモーさんと私の二人だけ。

グリモーさんも私も、黙って机に向かっている。

ただしグリモーさんには、時おり思い出したように、ひとりで冗談を言う癖がある。


そして、ひとりで笑っている。

「ドゴールとマーガリンの差は何だろう。ハハハ・・・」

といった具合だ。


この歯がすっかり抜け、歩くのも杖をつきながらヨボヨボのおじいさんが、戦争前のシトロエンを運転しながら、15キロ離れた自宅まで10分というから、驚く。

村の入り口のマリヤ様には、目をつむって十字を切りながら・・・。

計算すれば、平均時速90キロになるから、最高では100キロ以上出していることになる。


フランスの道路整備は行き届き、集落(制限速度60キロ)を離れれば制限速度はない。

時速100キロだって、法規上問題はなく、出せるはずだ。


ここの人たちは実直な感じで、自己抑制的に見える。

今朝、ベッドに置いておいた枕銭は、机上に返してあった。

この辺りで、こんな心遣いは要らないらしい。

自殺率は高いのではなかろうかと、勝手に推察するが、旅人にとっては素敵な人たちだ。


驚くのは、果物の質の悪さだ。

小さくて渋い青リンゴ、皮が真っ黒になったバナナなどなど・・・。

日本では、とっくに捨てられてしまうだろう。


こんな天気がいいと、旅心が勃々と湧く。

まだ見ぬオランダのチューリップ畑の中を、自転車で乗り回したい。

フランスの進んだ自転車を、日本に持ち帰れないものだろうか。


写真は、ソフィーさんのマイページ(写真5,800枚)、
http://4travel.jp/traveler/katase/

スイスの写真が美しい、片瀬貴文さんのマイページ(写真2,400枚)
http://4travel.jp/traveler/takafumi/

文字が大きくて読みやすい、片瀬貴文の記録
http://blog.alc.co.jp/d/2001114

もっと大きな文字の「人生漫歩録」
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