だらだらホームスティ？　 in韓国・光州

2009/01/04 - 2009/01/08

アメリカ留学中に友達になった韓国の子のおうちに毎年1週間前後遊びに行っています。
「冬に韓国帰るから来てー」
との電話をいただき、今回ものこのこ出掛けていきました。
普通の暮らしに何となく外人である私が参加したという感じの、旅行らしくない旅行の記録。

エリア 光州(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アシアナ航空

＜一日目＞
アシアナ航空で
15:30　成田空港出発
18:10　仁川空港到着

入国審査を終え、外に出る頃には19:00過ぎていました。
19:20の高速バスに乗らなくては！！
ダーッシュ。

レートのいい両替所を探してうろついたのですが、まあ大体どこも一緒。
それどころか、時間がありません。
あせってとりあえず目の前の両替所で2万円を両替。

高速バスチケット売り場でチケットをゲット。
途中で場所がわからなくなり、親切なインフォメーションカウンターのお姉さんに助けを求め、何とか乗り場にたどり着きました。
OH！出発5分前。

運転手のおじさんにチケットを見せると、何か韓国語で言ってるけど全然わからず。
何か乗れって言われてるみたいなので乗車。
奥が空いているので座る。

私の顔を見て、かわいらしい韓国人の女の子がものすごい笑顔で話しかけてきます。
・・・当然韓国語。
私が知ってる数少ない韓国語で
「ごめんなさい。日本人なの」
と答えると、英語で
「本当に？全然わからなかったわ」
と言われました。
ええ、よく言われます。なんでかなあ。

がっかりした様子の女の子と私、後は中年のおじさんたち、全7人を載せてバスは4時間20分の旅？へ。

車内はまっくら。でもとっても広い座席。
日本のよりずっと快適だー。寝よう、とりあえず。

一度サービスエリアみたいなところで休憩。
でも韓国語がわからず、何時出発かわからないのでダッシュでトイレ。

そんなこんなあったけれど、バスは無事光州へ到着。
友達のJはお姉ちゃんと一緒にバスターミナルへ迎えに来てくれてました。
よ、良かった。（涙）←どっと出る疲れ

友達の家族にどら焼きとかを配りまくってこの日は就寝。

＜二日目＞
Jのママのご飯はおいしい。
朝から山盛りのキムチ。
全部平らげる私にどんどん出てくるおかず。
「hipopoはスンドゥブ好きだよね？」とJ。

「今日は無等山（ムドゥサン）に、スンドゥブ食べに行こう。そこにしかないやつ」
・・・ということに。
おー行く！
ということで、J、Jのママ、Jの姪のDの女4人で観光に。

写真は駐車場から写した山門。
歴史を感じますねぇ。

補足情報：
無等山とは、沢山のお寺が点在する光州を代表する観光スポットのひとつ。紅葉なども美しいとのこと。

熱心な仏教徒のJのおうち。
パパは仏教大の教授です。

私も仏教徒（熱心でないのは秘密）ということで、皆で古くからある仏像にお参りしました。

韓国と日本では手を合わせるやり方が違います。
韓国は立ったまま手を合わせる→座って床に頭を付ける
・・・を何度も繰り返します。
小学6年生のDが私の先生です。

さあお昼です。
お寺の下にはレストラン、というには渋すぎる、プレハブっぽい建物が並んでいました。
チャンドンゴンのポスターがあったので、
「チャミスル　ジュセヨ」
と日本でもやっているCMの真似したら結構うけて得意の私。（勇気あるよな）

「ここにしよう」と友達が入っていったところは相当年季が入った感じのお店。

おおーい。大丈夫か。（心の声）

メニューはJのファミリーにおまかせ。

出てきたのは色とりどりの前菜。

いいじゃないかー。すごくいいじゃないかー。

そうして出てきた無等山スンドゥブ？
豆腐がおぼろ豆腐状態です。

写真のように小さい白菜に載せて食べます。
味は・・・
おいしい。すごくおいしいーっ！！
ガシガシ食べる私に満足そうなJファミリー。

小皿がないので、皆のまねをして紙ナプキンを使いました。

昼食後はタクシーで光洲の中心部へ。
ママはカルチャースクールがあるのでお別れ。

J&D&hipopoの3人で中心街でお買い物。

ベタですが、ミシャでBBクリームをゲット。
Jは今アメリカに住んでいるのでBBクリームの存在を知りませんでした。

写真は地下街にあるミシャの近くの店で撮った物です。
Jが「これ撮りなよー」と強く勧めるので撮ったのですが、一体・・・

その後日暮れまでダラダラ買い物をし、疲れて泣きそうになった小学生Jにジュースを補給して帰宅。

おいしい手作り夕食の後、
Jのパパが収集している世界の仏像切手コレクションを見ながら夜はふけていくのでした。

＜三日目＞

朝ごはんを食べてたらJが
「眼科行くけど、一緒に行く？」というのでお供することに。

「裏通りは古い家があるんだ」
というので、わざわざ裏を通ってもらいました。

風情があります。中に入ってみたいな。

眼科でJを待ってたらTVで「リュ・シゥオン　in Japan」てな番組がやっていて、なんだか恥ずかしかった。

その後Jが薬を取りに行った薬局でも同じ番組が・・・

その後、ママからのお使いを済ませるために市場へ。

入り口から結構すぐの所にニワトリさん達が売られています。
一様に悲しそうです。
何か感じてるのでしょうか・・・

買い物をするJ。

活気のある市場。何でも売ってます。

この市場の隣は自動車教習場で、
私の後ろでは大型トラックが坂道を下っていました。

木の根っこの健康ジュース試飲中。

この後、Jのお姉ちゃんのベビーシッティングに参加。
ゴージャスなマンションでトーマスの歌を歌ったり、ベビーから強力パンチを喰らったりして一日が終る。

＜四日目＞

「歯医者行くけどいく？今回すぐ終る」
と、またも朝食時、Jに言われたので、今日は待っていることに。
NHKを見てダラダラしてたらママが蒸かしたサツマイモを食べろと持ってきたのでいただく。

ママと私は言葉が通じない。
「マシソヨ（おいしいです）」
「マシソー？（おいしいの？）」
大体この二言だけ。でもママは笑顔だし、いっか。

後ろの箪笥はJのママのお嫁入り道具。
韓国の伝統的なデザインが素敵です。

1時間ほどで戻ってきたJ。
「今日はお姉ちゃんの展示会に行こう」
とのこと。
Jには2人のお姉ちゃんがいて、2番目のお姉ちゃんは画家なのです。

アートタウンを散策しつつ、展示会場に向かうというのでお供。

光州の中心部には画材屋さんや画廊が立ち並ぶこんな素敵な場所があります。

画廊も気軽に入れる雰囲気で、光州の人は芸術との距離が近いのかも、と思いました。

光州のロッテ百貨店の地下のグリーンティ・カフェ。
実は後ろの壁のデザインはJのお姉ちゃんが手がけたもの。
カジュアルな店の雰囲気にマッチして、とても素敵です。

カフェではグリーンティ・ラテを注文。
濃厚でおいしい。

ロッテ百貨店の別館で行われたJのお姉ちゃんと美大仲間の展示会。

見えづらいのですが、ぶら下がっているアクリル板がJのお姉ちゃんの作品です。

今回のテーマは「裸像」なんですって。

お腹が減って限界だった私達は、Jが高校の頃から行っているというマンドゥ屋さんへ。
名前は「シンポウリマンドゥ」さん。
チェーン店らしいです。

マンドゥ＝餃子みたいなもんですね。

揚げたのと蒸したのを注文。
地元の若い子がいっぱい。
日本語の説明がメニューにあり。
でも・・・何か色々間違えてたので店員さんに教えてあげました。

日本語得意なんで。

マンドゥ、更にアップの図。

この後靴屋さんに寄り、
「日本人？珍しいねー」
と言われ、セール中なのに、更に2割引にしてもらいました。
ソウルじゃこうはいかないよねー。

＜五日目＞
写真ありません・・・
終日スッカマ（韓国式サウナ）に行っていたので。
短パン＆Ｔシャツで入るのを知らなかったのです。
わかってたらカメラ持って行ったのにな。
一日いて6000ウォンほどでとっても楽しい。
汗かいて肌がつるつるになる。
食事も食べれる。だらだらできる。
・・・というワケで韓国行ったら行くしかない！

Jとしゃべりまくりながらダラダラしました。

そうしてこの日の深夜、高速バスで仁川空港まで行き、次の日の早朝成田空港へ出発。

今回も色々体験できて楽しかったです。
光州の皆さん、ありがとう！