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トルコとケニヤの旅<br /><br />ケニヤのサファリ旅行計画をユナイテッドのマイルで行こうとしたら、途中一ヶ所レイオーバーが出来るとのことで、トルコのイスタンブールに寄る事にした。<br /><br />2009年4月30日(木)<br />サンフランシスコ発で5月1日ロンドン着。5時間ほどのレイオーバーなので朝食・ショッピング・ネットを空港内でする。トルコ航空便でイスタンブール出発。<br /><br />2009年5月1日(金)<br />イスタンブール着。税関がないので驚いた。タクシーでサルタナメッテの海辺のKalyonホテル着。夜、少し坂を歩いてブルーモスクを訪れ、靴を脱いで中に入る。なかなかドームが高く、広く、きれいである。モスラム信者が祈っている。外には夜遅くまで観光客も含めて人が出ている。スピーカーから、祈りが流れる。<br /><br />2009年5月2日(土)<br />ホテルの朝食はなかなか地中海・中東の品種が色々あり、おいしい。<br />あちこちアクアダクトから、路面電車・足で回る。グランドバザーのカフェで休憩し、トルココーヒーを飲みながら、買い物客を見学する。午後、明日早くイズマーに行くので、アジア側の国内空港に近いホテルに移動した。フェリーで渡り、バスで1時間ほど南に向かって住民が住んでいる区々を通り海辺にあるホテルに着いた。夕方、ビーチを歩いて、近くの、モスクの隣にあるレストランに入る。ここは近所の住民が集まる場所で、非常に安くおいしい。<br /><br />2009年5月3日(日)<br />朝、7時のペガサス航空でイズマーに飛び、レンタカーでローマ遺跡のあるエファサスに向かう。E7有料道路で40分ほどで着く。出口の駐車場から無料のワゴン車で近くのトルコ絨毯製作学校を訪れる。なかなかきれいな絹、綿で作られた絨毯があるが買うには高すぎる。又、ワゴン車に乗り、坂上の入り口に行き、ローマ遺跡に入る。山の間にあるローマ時代の都市の遺跡は、感動する。今でも、手に触れ、座ったり、登ったり出来るとは、驚きである。しかし、山と山の間の谷底にあるから、入り口、出口をふさがれてしまったら負けであり、滅びてしまったと思う。昼は、観光地では高く不味いので、しばらく、パムカレ方向に向かって550号線を走る。オタクラーで停まり、レストランに腹をすかして入る。ここでは、肉の串刺し、ソーセージ、サラダ、釜で炊いた焼き立てのパン、ヨーグルトドリンク、トルコ茶など、安く食べられた。非常においしく、得にバターがこんなにおいしいとは印象に残った。<br />それから、又、有料道路に乗り2時間ほど走り、パムカレのビーナスホテルに着く。ちょっと休んで、夕方、山の下にある池の周りを散歩した。白いトラバス      チ―ンの山肌を見ながら、結婚した地元の新郎・新婦、その家族・親戚・友人達が踊りを披露したりしてこちらのモスラム風習・文化・衣類が見学できた。遠くの山並みに雪が白い冠を載せている。<br /><br />2009年5月4日(月)<br />朝、早く南入り口から、頂上に入り、きれいな冷水がある池を歩いた。それから、ローマ柱遺跡が水下に転がっている温水プールに浸かった。日本の温泉に比べたら温い感じある。温水出口ではまずまずの温度がある。しかしヨーロッパ・ロシア人で込み合っている。昼頃から観光客で混みすぎるので、昼食の後、イズマーに向かい走る。そして、イスタンブールの前泊まったホテルに帰る。<br /><br />2009年5月5日(火)<br />今日午後ケニヤのナイロビに出発するので、朝、又、見ていないモスクなど見学し、昼は、港で、さば焼きサンドを試してみる。<br />最初の計画は、イスタンブールからナイロビ直行だったが、夜中の1時に着くので、エジプト航空でカイロ系由で朝3時45分着に変更した。カイロでは、5時間ほどのレイオーバーだったけれど、法律で長時間レイオーバーだとホテル・食事を乗客に出さなければならないらしく、航空会社はその代わりに、無料カイロ市内見学・レストランでの食事を出してくれた。<br /><br />2009年5月6日(水)<br />ナイロビに着いて、ATMで少しケニヤシリングを引き出し、ビザをドルで買い税関を出た時には、コーヒーショップが開き始めたところだった。そこでコーヒーを飲み、6時まで待ち、ウィルソン国内空港に向かった。荷物の重量を測ったら、オーバーしたが、私たちはキャンプ場で働いているケニヤ人の食料、子供への贈り物などを配達していると言って、過剰重量料無しにしてもらった。空港内のレストランで量のある安い朝食をした。10時出発のエアーケニヤでマサイマラセリーナに着く。私たちの友達のケイトが迎えに来ていた。<br />ケイトは、あるアメリカの大学の学士号を目指し、ハイエナの研究のしている。彼女のキャンプ場に向かう。<br />ここにいる間、毎朝・夕5時と一日2回、研究・観察をする為、このマラにあるハイエナの住処を見て回る。<br />セリーナロッジの近くの丘のキャンプ場に着いたら、もう2人の学生研究員と世話している2人のケニヤ人と会う。早速テントを張る。持ってきた食べ物、学校の用品などをあげる。この世話人達は、食事、洗濯、買い物、水運びをしながら、野生動物からのガードマンである。おいしい昼食をとる。ここの紅茶・コーヒーは格別である。ここのキャンプでは、一枚の太陽光電池だけでパソコン充電から、夜の電灯などまかなう。だから冷蔵庫が無く、肉は無し。作れるものはサラダ・野菜・穀物だけである。<br />5時に、皆でトヨタの4x4に乗り観察出発。全部のハイエナの居所を回りながら、サファリである。かなりの健康な野生動物がいっぱいいる。まだ名前は判らず、教えてもらうばかりである。でも、私たちは、研究員と一緒なので普通の観光客のサファリと違って、オフロードで何所でも行ける。ハイエナは懐いていて、トラックの車の下に行ったり、タイヤ等を齧っている。像、キリン、インパラ、ケープ水牛、ダチョウ、ウォートホグ、ワイルドビースト、ガジルなどいっぱいいる。夜には、冷えるので、キャンプファイヤーを焚く。子鹿のバンビーを又、子犬のサイズに縮小したようなかわいいヂックヂックが数匹キャンプ場には出てくる。夜には、目が懐中電灯の光でオレンジに良く光る。モングースも出てくる。遠くにライオンが聞こえる。<br /><br />2009年5月7日(木)<br />今日は、ケイトが知人の気球のパイロットに頼んで乗せて貰うことにした。朝6時に出発し、16人乗りの満席気球に乗った。木の枝、葉の上すれすれを触るように飛び、時々、プロパンに点火させては轟音で上昇した。そのとき以外は全く静かで風と同じ速度で流されるので風も感じない。下にはいろんな野生動物の群れがいる。<br />気球は風に流され、なんの目印の無い淡々と広がるサバンナのケニヤ国境を越えて、タンザニアのシマウマ群集の真ん中に着陸した。着陸はスムーズで草の上をバスケットは滑っていった。最後に止まる瞬間横倒しになった。このために、飛ぶ前に指導・訓練があったので誰も乗客は大丈夫。車で追ってきた炊飯スタッフは、早速シャンペーンをグラスに注ぎ、皆が周りの朝焼けの景色・動物を楽しみながら飲んでいるうちに、朝食の準備をした。オレンジジュース、コーヒー、フルーツサラダから、注文して出来たオムレツ・ソーセージ・ベーコンなどなど、どれもおいしい。他の観光客と交流をした。ほとんど日本人の中に、ポルトガル人夫婦、イタリア人夫婦が混じっていた。一人400ドルの気球の乗りは無料だったので、その代わり、炊飯スタッフにチップをかなり残す。<br />帰りは、遠回りをしてサファリである。夕方、又、研究兼サファリである。<br />その後、皆、肉をしばらく食べていないので、ロッジのレストランの食べ放題に連れて行った。若い学生は満足し、しばらくは持ちそうである。このロッジは丘の上にあるので見通しが良く、プールからは、像、キリンなどが見れる。又、この丘にはバブーンが住んでいてお客の部屋からスナックなど盗む。<br /><br />2009年5月8日(金)<br />今日は2時間ほどガタガタの山道を行ったジャングルのあるところで、水を飲める木、薬の木などを教わったり、木の摩擦で火を作ったり、弓の的撃ちなどをして、近くの住民とピクニックをした。ここで、ダングビートルが像の糞を丸めて転がしているのを見つけた。色の鮮やかな蝶々なども飛んでいた。<br />帰ってきたら像の群れが小象を連れてキャンプ場入り口を歩いていたのでしばらく待った。<br /><br />2009年5月9日(土)<br />夜中の3時頃ごそごそ音がするのでテントから覗いてみた。懐中電灯を当ててみたらオレンジ色の目が反射した。良く観たらでっかい灰色の体が寝ぼけた目に見えてきた。カバである。3mも離れていない。草を食べている。昼間居る川からは1kmくらい離れているが、この丘の草は多分味が良いのであろう。しかし、人はよくカバに殺されると聞いている。静かにしていて朝まで眠れなかった。<br />今日は、最後の日である。朝、ハイエナ居所の近くに像の群れがいたので近くまで行った。ワニ、カバがいる川に行ってみた。夜は、私たちが持ってきた食べ物で作り皆に披露した。<br /><br />2009年5月10日(日)<br />最後の観察・サファリをした。<br />テントをかたずけ、みんなに別れをし飛行場に向かった。<br />ナイロビに着き、ホテルに着く。一泳ぎした後、日曜だけの野外ヤヤマーケットで値段交渉してお土産の買い物をした。教えてもらったエチオピアレストランに行った。ここは安く、おいしく量がある。隣のラワンダ人と話が弾む。エチオピアコーヒーを最後に頼む。<br /><br />2009年5月11日(月)<br />ホテルで豪華な朝食の後、ビーズファクトリー、マットブロンズで買い物をする。<br />その後、キリン公園でキリンに餌を与える。舌・唾がなめこみたいでぬめぬめする。ここのカフェでスナック・コーヒーを飲みながら観光客がキリンと楽しんでいるのを見ながら午後を過ごし、シェルドリック像保護公園(http://www.sheldrickwildlifetrust.org/)の訪問予約時間まで待つ。私たちは、小象一匹のフォスター親であり最初の面会である。10匹ほどの小象、子犀が泥運動から帰ってくるのを迎えた。どれも腹ペコで帰ってきて、飼育係人があげるミルクをゴクゴクおいしそうに飲んだ。中には、疲れたのか、直ぐ飼育場のマットに寝てしまった。私たちは、タベタと遊び、鼻に息をふっ混んだ。これをすれば像は一生臭いを覚えるらしい。タベタは、母象がポーチャーに象牙の為殺され、ミルクを飲めず、井戸にはまって死に掛かりそうなところを助けられこの公園に連れてこられた。他の像も似たような運命にあっている。ここの像は幸せである。かなりの子像は助けられず、保護されても、衰弱で生きのびれなかった。しかし、タベタは、母を失った精神的打撃の後遺症があり、他の像に乱暴をしていたが、少しずつ落ち着いてきた。子犀は、犬くらいの大きさでかわいい。まだ角が出ていない。足が大きいのが印象に残る。触ったら皮が驚くほど柔らかく暖かった。もう一匹小象をフォスターする事にした。<br /><br />2009年5月12日(火)<br />夜遅くの便で帰るので、近くの中心街でお土産の買い物などをし、プールでのんびりした。スイスのチューリッヒに飛ぶ。<br />2009年5月13日<br />チューリッヒ、ワシントンからサンフランシスコに帰る。<br /><br />この旅は、これまでと違った、印象深い経験のできる旅であった。<br />

トルコとケニヤ旅行日記

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2009/04/30 - 2009/05/13

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amazinga

amazingaさん

トルコとケニヤの旅

ケニヤのサファリ旅行計画をユナイテッドのマイルで行こうとしたら、途中一ヶ所レイオーバーが出来るとのことで、トルコのイスタンブールに寄る事にした。

2009年4月30日(木)
サンフランシスコ発で5月1日ロンドン着。5時間ほどのレイオーバーなので朝食・ショッピング・ネットを空港内でする。トルコ航空便でイスタンブール出発。

2009年5月1日(金)
イスタンブール着。税関がないので驚いた。タクシーでサルタナメッテの海辺のKalyonホテル着。夜、少し坂を歩いてブルーモスクを訪れ、靴を脱いで中に入る。なかなかドームが高く、広く、きれいである。モスラム信者が祈っている。外には夜遅くまで観光客も含めて人が出ている。スピーカーから、祈りが流れる。

2009年5月2日(土)
ホテルの朝食はなかなか地中海・中東の品種が色々あり、おいしい。
あちこちアクアダクトから、路面電車・足で回る。グランドバザーのカフェで休憩し、トルココーヒーを飲みながら、買い物客を見学する。午後、明日早くイズマーに行くので、アジア側の国内空港に近いホテルに移動した。フェリーで渡り、バスで1時間ほど南に向かって住民が住んでいる区々を通り海辺にあるホテルに着いた。夕方、ビーチを歩いて、近くの、モスクの隣にあるレストランに入る。ここは近所の住民が集まる場所で、非常に安くおいしい。

2009年5月3日(日)
朝、7時のペガサス航空でイズマーに飛び、レンタカーでローマ遺跡のあるエファサスに向かう。E7有料道路で40分ほどで着く。出口の駐車場から無料のワゴン車で近くのトルコ絨毯製作学校を訪れる。なかなかきれいな絹、綿で作られた絨毯があるが買うには高すぎる。又、ワゴン車に乗り、坂上の入り口に行き、ローマ遺跡に入る。山の間にあるローマ時代の都市の遺跡は、感動する。今でも、手に触れ、座ったり、登ったり出来るとは、驚きである。しかし、山と山の間の谷底にあるから、入り口、出口をふさがれてしまったら負けであり、滅びてしまったと思う。昼は、観光地では高く不味いので、しばらく、パムカレ方向に向かって550号線を走る。オタクラーで停まり、レストランに腹をすかして入る。ここでは、肉の串刺し、ソーセージ、サラダ、釜で炊いた焼き立てのパン、ヨーグルトドリンク、トルコ茶など、安く食べられた。非常においしく、得にバターがこんなにおいしいとは印象に残った。
それから、又、有料道路に乗り2時間ほど走り、パムカレのビーナスホテルに着く。ちょっと休んで、夕方、山の下にある池の周りを散歩した。白いトラバス      チ―ンの山肌を見ながら、結婚した地元の新郎・新婦、その家族・親戚・友人達が踊りを披露したりしてこちらのモスラム風習・文化・衣類が見学できた。遠くの山並みに雪が白い冠を載せている。

2009年5月4日(月)
朝、早く南入り口から、頂上に入り、きれいな冷水がある池を歩いた。それから、ローマ柱遺跡が水下に転がっている温水プールに浸かった。日本の温泉に比べたら温い感じある。温水出口ではまずまずの温度がある。しかしヨーロッパ・ロシア人で込み合っている。昼頃から観光客で混みすぎるので、昼食の後、イズマーに向かい走る。そして、イスタンブールの前泊まったホテルに帰る。

2009年5月5日(火)
今日午後ケニヤのナイロビに出発するので、朝、又、見ていないモスクなど見学し、昼は、港で、さば焼きサンドを試してみる。
最初の計画は、イスタンブールからナイロビ直行だったが、夜中の1時に着くので、エジプト航空でカイロ系由で朝3時45分着に変更した。カイロでは、5時間ほどのレイオーバーだったけれど、法律で長時間レイオーバーだとホテル・食事を乗客に出さなければならないらしく、航空会社はその代わりに、無料カイロ市内見学・レストランでの食事を出してくれた。

2009年5月6日(水)
ナイロビに着いて、ATMで少しケニヤシリングを引き出し、ビザをドルで買い税関を出た時には、コーヒーショップが開き始めたところだった。そこでコーヒーを飲み、6時まで待ち、ウィルソン国内空港に向かった。荷物の重量を測ったら、オーバーしたが、私たちはキャンプ場で働いているケニヤ人の食料、子供への贈り物などを配達していると言って、過剰重量料無しにしてもらった。空港内のレストランで量のある安い朝食をした。10時出発のエアーケニヤでマサイマラセリーナに着く。私たちの友達のケイトが迎えに来ていた。
ケイトは、あるアメリカの大学の学士号を目指し、ハイエナの研究のしている。彼女のキャンプ場に向かう。
ここにいる間、毎朝・夕5時と一日2回、研究・観察をする為、このマラにあるハイエナの住処を見て回る。
セリーナロッジの近くの丘のキャンプ場に着いたら、もう2人の学生研究員と世話している2人のケニヤ人と会う。早速テントを張る。持ってきた食べ物、学校の用品などをあげる。この世話人達は、食事、洗濯、買い物、水運びをしながら、野生動物からのガードマンである。おいしい昼食をとる。ここの紅茶・コーヒーは格別である。ここのキャンプでは、一枚の太陽光電池だけでパソコン充電から、夜の電灯などまかなう。だから冷蔵庫が無く、肉は無し。作れるものはサラダ・野菜・穀物だけである。
5時に、皆でトヨタの4x4に乗り観察出発。全部のハイエナの居所を回りながら、サファリである。かなりの健康な野生動物がいっぱいいる。まだ名前は判らず、教えてもらうばかりである。でも、私たちは、研究員と一緒なので普通の観光客のサファリと違って、オフロードで何所でも行ける。ハイエナは懐いていて、トラックの車の下に行ったり、タイヤ等を齧っている。像、キリン、インパラ、ケープ水牛、ダチョウ、ウォートホグ、ワイルドビースト、ガジルなどいっぱいいる。夜には、冷えるので、キャンプファイヤーを焚く。子鹿のバンビーを又、子犬のサイズに縮小したようなかわいいヂックヂックが数匹キャンプ場には出てくる。夜には、目が懐中電灯の光でオレンジに良く光る。モングースも出てくる。遠くにライオンが聞こえる。

2009年5月7日(木)
今日は、ケイトが知人の気球のパイロットに頼んで乗せて貰うことにした。朝6時に出発し、16人乗りの満席気球に乗った。木の枝、葉の上すれすれを触るように飛び、時々、プロパンに点火させては轟音で上昇した。そのとき以外は全く静かで風と同じ速度で流されるので風も感じない。下にはいろんな野生動物の群れがいる。
気球は風に流され、なんの目印の無い淡々と広がるサバンナのケニヤ国境を越えて、タンザニアのシマウマ群集の真ん中に着陸した。着陸はスムーズで草の上をバスケットは滑っていった。最後に止まる瞬間横倒しになった。このために、飛ぶ前に指導・訓練があったので誰も乗客は大丈夫。車で追ってきた炊飯スタッフは、早速シャンペーンをグラスに注ぎ、皆が周りの朝焼けの景色・動物を楽しみながら飲んでいるうちに、朝食の準備をした。オレンジジュース、コーヒー、フルーツサラダから、注文して出来たオムレツ・ソーセージ・ベーコンなどなど、どれもおいしい。他の観光客と交流をした。ほとんど日本人の中に、ポルトガル人夫婦、イタリア人夫婦が混じっていた。一人400ドルの気球の乗りは無料だったので、その代わり、炊飯スタッフにチップをかなり残す。
帰りは、遠回りをしてサファリである。夕方、又、研究兼サファリである。
その後、皆、肉をしばらく食べていないので、ロッジのレストランの食べ放題に連れて行った。若い学生は満足し、しばらくは持ちそうである。このロッジは丘の上にあるので見通しが良く、プールからは、像、キリンなどが見れる。又、この丘にはバブーンが住んでいてお客の部屋からスナックなど盗む。

2009年5月8日(金)
今日は2時間ほどガタガタの山道を行ったジャングルのあるところで、水を飲める木、薬の木などを教わったり、木の摩擦で火を作ったり、弓の的撃ちなどをして、近くの住民とピクニックをした。ここで、ダングビートルが像の糞を丸めて転がしているのを見つけた。色の鮮やかな蝶々なども飛んでいた。
帰ってきたら像の群れが小象を連れてキャンプ場入り口を歩いていたのでしばらく待った。

2009年5月9日(土)
夜中の3時頃ごそごそ音がするのでテントから覗いてみた。懐中電灯を当ててみたらオレンジ色の目が反射した。良く観たらでっかい灰色の体が寝ぼけた目に見えてきた。カバである。3mも離れていない。草を食べている。昼間居る川からは1kmくらい離れているが、この丘の草は多分味が良いのであろう。しかし、人はよくカバに殺されると聞いている。静かにしていて朝まで眠れなかった。
今日は、最後の日である。朝、ハイエナ居所の近くに像の群れがいたので近くまで行った。ワニ、カバがいる川に行ってみた。夜は、私たちが持ってきた食べ物で作り皆に披露した。

2009年5月10日(日)
最後の観察・サファリをした。
テントをかたずけ、みんなに別れをし飛行場に向かった。
ナイロビに着き、ホテルに着く。一泳ぎした後、日曜だけの野外ヤヤマーケットで値段交渉してお土産の買い物をした。教えてもらったエチオピアレストランに行った。ここは安く、おいしく量がある。隣のラワンダ人と話が弾む。エチオピアコーヒーを最後に頼む。

2009年5月11日(月)
ホテルで豪華な朝食の後、ビーズファクトリー、マットブロンズで買い物をする。
その後、キリン公園でキリンに餌を与える。舌・唾がなめこみたいでぬめぬめする。ここのカフェでスナック・コーヒーを飲みながら観光客がキリンと楽しんでいるのを見ながら午後を過ごし、シェルドリック像保護公園(http://www.sheldrickwildlifetrust.org/)の訪問予約時間まで待つ。私たちは、小象一匹のフォスター親であり最初の面会である。10匹ほどの小象、子犀が泥運動から帰ってくるのを迎えた。どれも腹ペコで帰ってきて、飼育係人があげるミルクをゴクゴクおいしそうに飲んだ。中には、疲れたのか、直ぐ飼育場のマットに寝てしまった。私たちは、タベタと遊び、鼻に息をふっ混んだ。これをすれば像は一生臭いを覚えるらしい。タベタは、母象がポーチャーに象牙の為殺され、ミルクを飲めず、井戸にはまって死に掛かりそうなところを助けられこの公園に連れてこられた。他の像も似たような運命にあっている。ここの像は幸せである。かなりの子像は助けられず、保護されても、衰弱で生きのびれなかった。しかし、タベタは、母を失った精神的打撃の後遺症があり、他の像に乱暴をしていたが、少しずつ落ち着いてきた。子犀は、犬くらいの大きさでかわいい。まだ角が出ていない。足が大きいのが印象に残る。触ったら皮が驚くほど柔らかく暖かった。もう一匹小象をフォスターする事にした。

2009年5月12日(火)
夜遅くの便で帰るので、近くの中心街でお土産の買い物などをし、プールでのんびりした。スイスのチューリッヒに飛ぶ。
2009年5月13日
チューリッヒ、ワシントンからサンフランシスコに帰る。

この旅は、これまでと違った、印象深い経験のできる旅であった。

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