2008/08/16 - 2008/08/18
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juventinaさん
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8月16日(土)に出国し、26日(火)の午前中に帰国。
サッカーでは何かと大きな大会で日本と対戦する機会が多かったりするので名前ぐらいは耳にすることもあるかと思いますが旧ユーゴスラビアの分離独立を果たして20年も経たない国なのでまだまだ馴染みが薄いかも?
近年では日本からもチャーター便でツアーが組まれるなど観光立国としてにわかに注目を浴びてきているクロアチアに南から北上するルートで移動した。
1日目は移動のみ。2日目は午前中にスルジ山に登り、午後は旧市街を散策した。
8月16日(土)出国→フランクフルト→ドゥブロブニク泊 ●
8月17日(日)ドゥブロブニク泊 ●
8月18日(月)ドゥブロブニク泊
8月19日(火)ドゥブロブニク→モスタル→スプリット泊
8月20日(水)スプリット泊
8月21日(木)スプリット泊(日帰りでフヴァル島)
8月22日(金)スプリット泊
8月23日(土)スプリット→プリトヴィッツェ泊
8月24日(日)プリトヴィッツェ→ザグレブ泊
8月25日(月)ザグレブ→フランクフルト→
8月26日(火)→帰国
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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-
出発前日は恒例の徹夜で荷物準備。
予想外に機内持ち込み荷物がふえてしまったため、明け方に別の鞄を探していたら眩暈がして立ち上がれない・・・ 鞄も見つけられず予定より1時間近く遅れて家を出た。
チェックインもギリギリでとにかく慌ただしい。機内は満席で身動きひとつとるのも一苦労と思っていたら徹夜のおかげで離陸すら気づかないほどよく眠れた。
フランクフルト空港の3時間半ほどの待ち時間もほとんど寝っぱなし。ドゥブロブニク行きは観光シーズンなのに全然混んでいなかった。 -
空港からドゥブロブニク旧市街まではバスで30分ほど。当然、この間も寝ていた(寝すぎ?)。だいぶ外が明るくなってきて目が覚めると旧市街の灯りがすぐさま目に飛び込んできた。想像よりもずっと大きくて頑丈そうな城壁に圧倒された。ピレ門前でバスを降りると22時を回っているのにものすごい人!
予約しておいたソベ(SOBE:貸し部屋とかB&B)は旧市街地の中にあるのでこのまま寝てしまうのはもったいない。早速、外の様子を散策がてらカヴァサシュラゴム(kava sa šlagom:クリームコーヒー)で糖分を補給した。疲れた体に染み渡る美味しさとようやくクロアチアにたどり着いた満足感。翌日の晴天を願いつつ、長い一日が終わった。 -
そして23時をとっくに回っても、この有様!
うるさくて眠れないかと思ったけどソベの窓はきちんと閉めたら防音されるようでぐっすり眠れた。 -
約束の8:30に朝食に行く。前日の晩にしっかり念押しされた時間だったので、できたてのチーズオムレツを出してくれた。味はもちろん、充実した朝食はとても嬉しい。
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朝食部屋は最上階(日本的に言えば5階)にあり、旧市街とスルジ山が一望できる。
標高412mのスルジ山はかつてロープウェイで山頂まで上ることができ、人気の観光スポットだったが1991年のクロアチア独立戦争の際に旧ユーゴスラビア連邦軍によって破壊されてしまった。今は大きな十字架が立てられているがロープウェイ駅は内戦の傷跡がそのまま残されている。
朝から何という贅沢な時間!
ドゥブロブニクに住む人は毎日こんな景色を眺めているのかと思うと、とてもうらやましい〜
なので私もまずはスルジ山を目指すことにした。 -
ソベを10時に出発した。プラッツァ通りの観光客はまだ少なめ。
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オノフリオの噴水。
抜けるような青空を見ているだけで嬉しくなる。 -
旧市街を抜けて・・・
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昨晩、空港から来たときに通ってきたであろう大きな道路沿いにあったスルジ山への入口。とても分かりづらくて最初は通り過ぎてしまった。
クロアチアでは内戦時に埋められた地雷が残っている可能性があるので道ではないところは決して通ってはいけない。道路沿いに入口を探しても見当たらないのでもう一度戻り、入口らしきところへ入ってみた。
よく見るとかすかに人の足跡があったり、動物のフンもある。道であることを確信して突き進むことに! -
石がちょっと大きくなって少し歩きづらい・・・
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それでも木々から覗く景色には時折癒される。
紺碧のアドリア海に映えるテラコッタ色の屋根に暑さも忘れてしばし見とれて、楽しい山登りになるだろうと期待は膨らんだ。
この時点ではまだ悠長なことを考えていた・・・ -
とうとう日差しを遮る木がなくなってしまった。元々なかったのか内戦で焼かれてしまったのか???でもロープウェイ駅がこんなに近いならあと少し・・・
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登っても登ってもまだまだ、まだまだまだまだ〜〜〜〜〜道は続く。足元はふらつき、狭い道幅に急斜面な山肌、入口があった道路は見えなくなっていた。
眼下には絶景が広がっているがだんだんそれどころではなくなってきた・・・ -
実は高所恐怖症・・・ しばらく動けなくなってしまったが誰も通る気配はないし、ここまで来て引き返すのも悔しいから気力だけで登り続けた。
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入口を見つけてから約1時間かけて山頂に到着、自分の足でここまで来て眺める景色は何とも素晴らしく、格別だ!
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こんなにきれいなところで、ほんの15年ほど前に戦争があったなんて未だに理解しがたい。
異なる民族、宗教、言語、文字、共和国・・・ 当時はあまりにも複雑すぎて、その理由さえ追究しようと思わなかったことが今、クロアチア語を通じてクロアチアに興味を持ち始めた自分にとっては後悔するばかりである・・・ -
破壊されたロープウェイ乗り場は今もこのまま残されている。
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遠くに見える海岸線はクロアチアではなく、モンテネグロ???
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スルジ山には戦争資料館らしきものもあり、当時の写真や武器が展示されている。
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スルジ山にあった鉄塔をフィッシュアイレンズで撮ったら何だか不思議な写真になった。
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下山はできるだけ下を見ないように歩いた。それにしても山道では誰ともすれ違わない・・・ ナゼ?
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ちなみに分かりづらい入口はこんな感じ。もちろん、何の目印もなし!
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旧市街へ戻り、遅めの昼食をとる。クロアチアビールに生ガキとタコサラダをオーダー。ちょっとカキが期待はずれだったけどタコサラダは美味!
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夕暮れ時、敷き詰められた大理石が濡れたような光沢を放っている。
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