2009/07/10 - 2009/07/15
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costinさん
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ワルシャワービリニィス
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7:25のビィリニス行きに間に合うように5:00に起きる。
朝食付きだったが、安全をみて・・つーか暇で6時にはホテルをチェックアウトしてしまった。
ホテルはワルシャワ中央駅から徒歩5分だった。
時々、屈強な男が一瞬眉を顰め俺をちょっと避けるように通り過ぎていく。
いよいよ始まる旅 旅 旅 -
あくまで個人的な感想。
ワルシャワは田舎臭いw
多分、何かの契機で大好きになりそうな街。 -
ワルシャワ中央駅
乗降客が少ないのか?
それとも仕事が早いのかw
窓口が少ない。
ずらーっと並ぶワルシャワっ子が目に浮かぶw -
通りに面した玄関口
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駅構内の軽食屋で食べたスープとトースト。
スープは3種類から選べるみたいだ。
俺はレジの女の子が何か言ったので、
頷いてそれにしたw
きのこスープだった気がする。
中々おいしかったw -
エスプレッソ。
いくらだったかなぁw
レシートは取ってあるので、後日追加記入w -
熱中症は厭だから、売店でガス入りの水を買う。
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定刻、ワルシャワを出発。
そうだ、えーと行先はカウナス。75plnくらいだった。
途中、リトアニアのsestokai駅でリトアニア鉄道に乗り換える。 -
列車の旅は良いw
2時間くらいの誤差なら文句なく、バスより列車を
選択する。
ポーランド平原を走る列車 -
自転車車両もある。
日本では・・まぁ箱根八里を自転車で走破する奴も少ないからね。 -
車中、ポーランド人のおにいさんに煙草をもらう。2回もらう。細身のたばこでちょっとフルーツ味っぽいw
お返しに日本のたばこ1本と河童橋で買った浮世絵コースター進呈。
粗品みたいだw
こうやって個人的にはポーランド男は中々良い奴がいる。 -
ポーランドの学校は夏休み中らしく、この車両も多くの高校生が乗り合わせた。
異形の日本人が気になるらしく、頻繁にコンパートメントの前をうろちょろする。
終いには、たばこをくれた兄さんから怒られてたw -
今、即興で浮かんだ持論だがw
「公共のトイレは民度を表す」
新設でも使い方ひとつでどうにでもなる。
ふむ、中々きれいだw -
鉄ちゃんにとって、トイレのチェックは重要なポイントなのかな?w
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ここらが「カチーンの森」らしい。
独ソによるポーランド分割は、単に国土の喪失に留まらない悲劇を生んだ。
「狼に率いられた羊の群れは、羊に率いられた狼の群れを駆逐する」
これは、軍を動かす上で如何に士官が重要かを語る比喩だが、約3000の士官がここでソ連により抹殺された。これは、その後30年もしくはそれ以上、ポーランドに軍が再建し得ないことを意味する。
何故、藪から棒にんなことを言い出したかと言うと、
ポーランドの男共の粗野な雰囲気が、統率のとれてないオオカミの群れに見えないこともなかったからw -
とある停車駅、
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ワルシャワから乗り合わせた老夫婦。
息子夫婦との再会を喜んでいた。 -
アンジェイ・ワイダの世界を期待してたら、
小津安二郎の世界に遭遇w -
ポニーテールのじいさんがうろちょろしている。
最初日本人かと思ったが、聞くと韓国人だと言う。李さん66歳元気だw
もうひとり同行者がいると言う。
ポーランドーリトアニア国境でほとんどの人が降り、リトアニアへ行くのは旅行者だけの様だ。同行者の韓国人の名前をキムさん62歳。ふたりはソウル近郊のアパートのそれぞれ10階と30階だそうだ。キルギスからワルシャワに来たそうだ。1年かけて旅を続けるらしい。今3か月目とか言っていた。 -
国境近くの駅でほとんどが下車。
きれいな湖畔にキャンプ場が点在している。 -
sestokai駅
連絡待ち時間は15分程度 -
自転車車両もここまで。
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来た来た、リトアニア鉄道。
早速乗り込む。
なにせ乗客が少ない。
自然と韓国の両雄と合席する。
俺がカウナスまで、おふたりはビリニスまでだ。
ビリニスまで105pln程度らしい。 -
パッカーもちらほら。
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リトアニア鉄道恐るべしw
いかした娘にいかした制服着せやがってw -
ハスキー犬もローアングルで、じーーっと眺めている。
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李さんが騒ぎだす。
「あなたの下りる駅過ぎちゃったみたいだよ?」
「え?」
確かに地図で見るとカウナスの手前あたりで分岐している。この列車カウナスには回らないらしいw
「仕方ない、このままビリニスまでご一緒させてください」
「おお、いいとも。ついでに宿も同じにしたら?」
「是非、そうさせてください」
降りて戻れば良いと思うかも知れんが、カウナスとは縁が無かった。それだけの話ですw -
ビリニス到着。
確か19:00近かったと思う。 -
お宿を探す両御大。
俺はついて行くだけw
駅前の交差点。
ここからドラマが生まれる。 -
宿を探し当てる。
ふむ、どうやら予約を入れているようだ。
中々準備の良い御大。
駅脇の銀行で両替。10000\ = 250LT
3人で夕食に向かう。李さんの糞度胸はすごい。誰彼かまわず話しかける。
最初の話だと
「今夜はリトアニアの民族料理を食べに行く。もし良かったら一緒に来なさい」
こんな感じだった。結構食べるのかなぁと思い相当の出費は覚悟した。
実際はBarsで、ヒールとイモのお好み焼きみたいなのをサワークリームで頂いただけだった。
キムさんがぼやく、
「李さんは徹底して無駄な出費はしない。旅行なんだから多少は・・と思うんだが妥協しない。正直面白くないよw」
コメントに詰まるw
ふたりとも引退しているが、李さんが元高校の英語教師と聞いて驚いた。
俺の驚きを察するかのように、キムさんが
「英会話はちょっとねw でも文法は相当なもんらしいよ」
キムさんは日本にちょくちょく行くらしく日本語はかなり出来る。
まあ、色々あるでしょうが長旅だから仲良くやってください・・・と願うw -
両雄、民族料理店を探索の図
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いたるところに公園が点在する。
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李さんひとりの地元学生を呼びとめる。
「これこれ、ちと待ちなさい」
学生の扱いには慣れている。
さすがだw -
「えーと。そこの路地裏を抜けてですねー・・」
「おいおい、そんなこと言わずに案内せい」
多少デフォルメすれば、ざっとこんな感じでしたw -
「ここです」
「ん? なんだここは? ただのバールじゃないか。約束と違うぞ、謝罪と賠償・・・」
「ひ〜このとおり、ごめんなさい」
とは、言ってなかったw -
素朴で普通においしかった。
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ビールとの相性も抜群!!
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市場は閉まっていたが、樹の実を売るおばあさんがいた。
-
「えーとね、このカップ一杯・・だよ。
ちょっとそこ! 買わないんならどいたどいた!」
市場が開いている朝は市場脇におばあさんの行列ができる。
何をするのかと言えば、極少量のきのこ・木の実・手造りピクルス・摘みたていちご等、売っているのだ。 -
夕食を終え、宿に戻ると李さんが騒ぎ出すw
「もうひとり日本人が来たみたいだ」
廊下でそれらしいのに出くわしたので聞いてみる。
「日本人?」
「おお、今回の旅行で初めて日本人に会いました」
「おめでとう」
彼の名は勇次。大学卒業後、ロンドンに語学留学しているそうだ。一週間の休みを取ってバルト三国を旅行中とのこと。
勇次が食事が未だとの事で近所のピザ屋まで付き合う。俺はトマトスープをオーダー。
勇次はピザを食っていた。 -
食事が終わりピザ屋を出ると、待ち構えていたかのように李さんがいる。
「どうだ? 一緒に散歩でもしないか?」
腹ごなしに同道する。薄暮時に見えるが、時計は10時を回っている。 -
何でしょう?このモニュメント
卵のようでもあります。
左下に見える明かりがクラブ。
若い男女が屯ってます。 -
朝食。
持ち寄って食べるのはゲストハウスならでは。
日本茶を振舞う。 -
こんなにテーブル・椅子があると騒々しい気がするかも知れないが、集まってくるのはせいぜい5-8人くらい。話しに花が咲いて中々楽しい。
翌朝早い旅人は、早々とベッドに潜り込む。
ここのドミの良いところは、カプセルホテルみたいに仕切りがあること。一応、プライベートな空間がたもたれる。
10人ドミ 34LT
個室もある。 -
キッチン周りを撮っていたら、キムさんが入ってたw
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A hostelの玄関。
多分、駅には一番近いホステル。 -
ホステルの前の通り
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おばあさんも早足だw
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さてみんなで散歩に出かける。
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路地を抜け、探索する。
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後日、ここで面白いものを発見
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観光も良いが、地元の生活・物価を知るにはまず市場に向かう。
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人口の割には市場が小規模だと思ったら、ビリニスの市場は3箇所に分散しているそうだ。
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精肉売り場。
ドイツでも食肉ギルドは特権を持っていたと言う。
ここでも、精肉売り場は市場の中心に位置している。 -
お菓子売り場
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エスプレッソのベンディングがあったのでみんなで一服。1LT
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菓子パン屋さんも繁盛している。
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市場のcvas(自家製の清涼飲料)屋さん
この娘さんと隣の兄ちゃんは兄妹だそうです。
この兄ちゃんちっこいと思ったら、一段下の棚にいた。身長190cmはある美青年。
妹さんもかわいらしい。 -
味はと言うと、
気の抜けたビールに酸味と甘味を若干添加したような味。
と言うと飲む気が失せるかも知れんが、これが中々癖になりそうな気配なんだ。
だが、太りそうだから1杯で止めるべし。 -
明日の門だったかな?
通路階上が聖堂になっています。 -
通路には数人の乞食が待ち構えています。
篤信のある方はどうぞ。 -
門の階上の教会では祈りが・・
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モンクの後姿をパチリ
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何か、良いね
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旧市街のキオスク
狙ってはいないw -
う〜ん・・・
何を意図して撮ったのか忘れるくらいの写真。
多分、窓辺の花を撮ったんだろうけどw -
旧市街の目抜き通り
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「婆さま、もちやしょうか?」
「うるさい、ちょいとそこおどき!」 -
観光客もわんさか
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突き進む李さん。
まるで、老いを誇るかのようにw -
む、雨・・・
ビリニスは雨の街だ。
朝昼快晴でも、夕暮れには雨が降る。 -
7月の冷たい雨にうたれて、
勇次とバールで雨宿り。
韓国の両御大とは逸れてしまった。 -
エスプレッソ。
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勇次は、温野菜パスタ。
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俺は何かのスープ
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この日、ビリニスでは1000年祭の記念行事が催されていた。街中の若者がおめかししていた。
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最初は普通の結婚式かと思ったらどうやら違うようだ。1000年祭の記念行事の一環らしい。
前 10 バルチック・サマー①ワルシャワ
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10355036/
後 12 バルチックサマー③ビリニスーリガ
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10362786/
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