MRT關渡駅から「關渡宮」

2009/04/29 - 2009/04/31

MRT淡水線「關渡駅」からバスで１０分、淡水川のほとり「關渡宮（がんときゅう）」に行ってきました。４月の午前中は順光、きれいに撮影できます。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: チャイナエアライン

關渡宮（がんときゅう）にはMRT淡水線「關渡駅」下車、關渡宮行きバス（紅３５、小２３）バスに乗り、約１０分ほどで行けます。關渡駅は現在、駅前ローターリーが工事中で、バス乗り場は改札を出て、右方向に行けばありました。

バスに乗ること約１０分、關渡宮に到着します。降りたバス停は「關渡站」で終点の手前バス停です。關渡宮行きバスは写真の左奥の道路上に停車します。降りて進行方向の右測が關渡宮です。

關渡宮の前は、漁港になっていて、のどかな風景が広がります。ちょっと、寄り道のつもりが、けっこうな時間をここで費やしてしまいました。サイクリングコースにもなっています。貸し自転車は關渡バスロータリーで借りられるそうです。

漁港の側道を進むとマングローブの木々が生い茂る浅瀬に出ます。ここにはカニやムツゴウロウ（みたいな）などの水生物が多く生息しています。片ハサミだけが大きいカニ「とったどぉ〜」。もちろんリリースしました。

ようやく「關渡宮（がんときゅう）」へ。４月末晴れた
午前中は順光で、きれいに撮影できます。凄まじい色彩が目に飛び込んできます。關渡宮は、とにかく豪華絢爛、絶対におすすめです。

山の上にある關渡宮は１６６１年前後に建立され、台湾北部では最も古い媽祖廟です。鹿港の天后宮、雲林県北港の朝天宮と並んで台湾三大媽祖廟と呼ばれていまるそうです。

階段の欄干や廟の彫刻には魚が彫られていたりと、海に近い廟ならではの遊び心も感じられます。

關渡宮の石の彫刻。比較的新しい感じがしました。

殿の中に入ると、殿の絵天井、屋根の斗拱、はりには全てとても豊富な彫塑、彩色画が施されていて、美しく華麗です。

關渡宮内は散歩にほどよい広さで、本堂の上にも上がることができます。晴れた日には遠く北投までが見渡せるそうです。

小山自体が關渡宮になっており、展望台に行くと淡水河が一望できます。關渡宮の裏手（写真の左側）の川沿いには屋台街があり、焼き魚やフライドチキン、臭豆腐など、おなじみの小吃があります。

關渡宮の右側には全長約８０メートルの古仏洞があります。洞内に入ると、両側に二十八天王像があり、奥まで進むと千手観音、その先は本堂につながっています。

帰りも關渡站バスローターリーからMRT關渡駅行きバス（紅３５、小２３）バスで帰りました。關渡宮、おすすめです。（おわり）