2008/08/21 - 2008/08/23
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あーーー長かった。
シェムリアップ(ベンメリア・アンコールワット編)
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
トゥクトゥク
Winter Guest House所有。
*******
気持ちのよい目覚めである。
今日は、ベンメリアに行き
その後夕日を眺める予定である。
よおし、みんな俺に続け
ってアジノモト、そんな顔してるの!?
まぁ、ミッキーパンツからわかるように
これは俺だ。
アジノモトが立ちションしに行った隙に
こっそり拝借した。
ちなみに日本の法律では
俺は原付を運転する資格をもっているが
カンボジアではどうかわからない。
日本でもほとんど乗ったことないけど。
がたがた道を進む事1時間、5$の入場料を払い
ベンメリアに着いた。 -
ベンメリアの入り口につき、
中に入ろうとすると、何かが前を横切る。
俺が踏み切りなら、完全にカンカン鳴り出すところだ。
そして、アジノモトには一旦停止しながら、窓をあけて踏み切りの音を聞き、
左右を確認してから渡ってほしい。
え?カンボジアにそんな習慣はない?
だろーねー。
ってか牛!!!
びっくりだよ。
インドかよ
行ったことないけど。
でもインドと違うのは
アジノモトに、なんで遺跡に牛がいるの?って聞いた時に
「Cow will beef」
と言われた事だろう。
牛は牧場で飼わなくてもいい事が判明した瞬間である。
彼らは、5歳くらいの男の子に誘導されて写真左方向に向かって歩いている。
これからきっと彼によって殺められるのであろう。
こんな事(↑)を書くと
かわいそう!残酷だ!
って批判されるかもしれないけど
俺は牛の命をいただいて
自分の命をつないでいるので、精一杯おいしく頂いてやろうと思う。
俺は牛丼(つゆだく卵のせ)がいいな。
まぁ、最寄り吉野家はマレーシアだろうけど。 -
入り口近くの木。
ベンメリアはジャングルの中にひっそりと佇んでいる。
***********
うむ。さてベンメリアに着くと
アジノモト氏の先導により、通常観光客が入れない
遺跡のおく深くの部分まで行く事ができた。
アジノモトは得意げに説明してくれる。
どうやら彼の得意分野らしい。
ベンメリアは写真のように
木が遺跡の上に生えたり、全体的に崩れかけている。
何故木が生えているのかを尋ねたが、
「Because no take care」と言われた。」
うーん…そんな事はわかっているんだが…。 -
レリーフ。
木が生い茂っている。
***********
このようにベンメリアの写真を
掲載しているが、
はっきり言ってこういう写真を載せるのは好きじゃない。
正直、ベンメリアやアンコールワットなどには
日本人をはじめとする外国人が多く訪れる。
そして彼らが撮った写真は
この4TravelをはじめとしてPicasaやGoogle earthや個人のブログ、あるいはガイドブック等などで
容易に見る事ができる。
それ自体はとても良いことだし、
情報化社会のすごさを垣間見る事になるのだが、
はっきり言って、先人が発信している情報量にはかなわない。
そしてアンコールワットやベンメリアの綺麗な写真が見たい方にはこの俺のブログはお勧めしない。
あえて外しているからだ。
もっと美しい写真を撮ってる方はいっぱいいらっしゃるだろう。
俺のブログを見て頂いた人には
それ以外の情報を提供する義務がある、と思う。 -
崩壊しかけている「通路」
**************
それは
本当に狭い特定された空間的情報であったり
同行者や自分自身が体験した事。
それと
大学の授業で勉強した事・培ってきた知識と、
そしてそれを鑑みたうえでの私見。
それらを発信する事が
俺のブログの存在意義である。
個人的には
旅行の整理と、自己満足と
投票が入った時の嬉しさが
ブログを続けるモチベーションになる事を祈っている。
べ・・・べつに
投票をせがんでいるわけじゃないんだからねっ! -
記念写真!
名前はもう覚えていただけたかしら?
左から S K M 俺です。
******************
とまぁ、えらそうな事をずーーっと述べてきたけど
実際はベンメリアだけで50枚は写真撮ってるし
4人の中で一番興奮していたのも俺である。
つまり、、、、、めっちゃはしゃいでたっ!!!
だってすごいんだもん。
この前、遺跡は石の塊で
バックグラウンドの知識がないと楽しくないって言ったけど
ただ単純に
ビジュアルで圧倒され
鳥肌が立つ
という事があると知りました。
なんていうか
気分は19世紀の冒険家。
秘境度が
酷道のレベルじゃない。(あれはあれで行くのは好き)
というか、カンボジアの道が
日本にあったら、R157号線どころの騒ぎじゃないだろう。
地雷・出現する山賊・オフロードetc…。
「落ちたら死ぬ!」
ではなく、
「道外れたら死ぬ!」
「普通に走ってても死ぬ!」
レベルだ。
ZEEBRAでも進むのをためらう荒れたオフロードだ。 -
昼飯。
********
ベンメリアの目の前にある食堂で
昼飯を食った。
おばあちゃん1人で切り盛りしている店で、
5個の鍋にそれぞれ料理が入ってるので
米を人数分と、全部の鍋をもらって4人で取り分けた。
全体的に美味くはないが食べられないほどまずくもない。
全部煮込み系で、芋とか魚、肉などをそれぞれ食した。
まぁ、馴染みのない外国の料理なんてそんなモンだろう。
何回か食ってるうちに
美味く感じるのだと思う。
残念ながら、
カンボジアでは
その機会に恵まれなかったが。
飯をくった後、プノンバケンに向かった。 -
プノンバケンに登る人。
急坂で混雑している。
**********
プノンバケンはアジノモト氏のお勧めの遺跡である。
アンコールワットに沈む夕日を見てくれ
ちょっとした登山だよ!
と言われた。
よおし、ここは登山家の俺に任せておけと。
2週間前に、北アルプス焼岳を目指して
頂上手前10mで断念したばっかりである。
ちなみにその時は、
上高地側から順調に登っていたのであるが、
途中から雨が強く振り出してきた。
若さゆえの無茶と根性で強引に進み、
頂上まであと10m!まさに目の前!
という状態になったのだが、
雷が近くに落ちてきて
身動きがとれない。
ちなみに標高2455m。
活火山で、頂上付近で毒ガスを噴出しており
長時間の滞在は危険である。
もちろん植物なんてなくて
岩がごろごろしているだけ。
で、その岩に俺は身を寄せている。
どーーーーーーーーーーん!
頂上に落雷したのが見えた。
大地が震える。
頂上には5分前に単独登山者が登っていたはずだが…?
…。
怖かったので確認せず走って下山しました。
それ以来の登山である。 -
プノンバケン
夕陽待ち。
少なくとも下灘よりは人がいる気がする。
*******************
まぁ、この遺跡は10分ほど階段を登って到着した。
新宿区の箱根山より厳しい登山である。
23区で最高峰だが、最高地点は中野坂上、というようわかんない事になってる。
プノン・バケンは9世紀末に創建された由緒ある遺跡で、
地球の○き方08〜09 アンコールワットとカンボジアによると、
造形的にはインドネシアにあるボルブドゥール遺跡と類似しているほどの
レベルの高い遺跡なのだが、
残念ながら現代では夕陽鑑賞の展望台として使われるだけである。
そして猿山のように
条件がいいところに人間がうじゃうじゃ集まっている。 -
プノンバケンから望むアンコールワット。
********
しかも、夕陽が沈む前に
プノンバケンを追い出されてしまった。
そりゃそうだ、登山道に街灯ないんだもん。
夜暗くて帰れなくなるよ。
天気も良くなかったし。 -
アンコールワット
ライトアップ
******************
スペイン人と一緒にプノン・バケンから下山する。
俺はこの旅行中、
レアルマドリードのユニフォームを着てることが多かった。
理由は単純に洗濯してもすぐ乾くからなんだが。
東洋人がなんでレアルなんていう名門クラブの
ユニフォーム着てるんだ?
っていちゃもんつけられたのかと思ったら
俺たちマドリッド出身だから
記念に一緒に写真を撮ってくれだって。
しょーがねーなー(嬉々)
正直そんなにレアルは好きじゃない。
サッカー部の引退式で貰ったので、チームを選ぶ余裕はなかった。
ただ、外国で着る事によって
サッカー好きにいじってもらえれば…と思っていたのでよかった。
因みに俺はACミランの大ファンである。
ユニフォームも3着持っていて、
3着目はタイで500円くらいで買った偽者の
ロナウジーニョである。
レアルをいじられたのは
このときとベトナムの夜行列車であったが
ロナウジーニョをいじられたのは
ベトナム・ホイアンでの一回のみである。
俺がレンタサイクルを騎馬のごとく操っていたら
レストランの客引きが、おいでよーーみたいな感じで誘ってきたので
俺そんなにお金がない事をそっけなく伝えたが
彼が、ロナウジーニョー!なんて叫んできたから
俺は調子に乗って指輪にキスをする
ゴールパフォーマンスの真似を披露してやった。
きっと彼には
俺がおなかが減って指をくわえているようにしか見えなかっただろう。 -
アプサラの踊り子たちと
ジャスミン・アンコールにて
****************
今晩の飯は
アジノモト氏のお勧めのレストラン
ジャスミン・アンコールである。
ちなみに、われわれが食事を終えるまで
アジノモト氏は待ってくれている。
いくら金を払って雇ったガイドだからといって
人と人の付き合いである。
気にせず食事とディナーショーを楽しんでくれ
といわれるが気を使う。
このレストランは、ビュッフェ式で
いろんな料理があったけど
俺はキムチがあった事に感動した。
俺は前世が韓国人かと思うくらい
キムチが大好きである。
前世は知らないけど、
先祖が韓国人だとしても、なんら不思議ではないが。
ちなみに、母方のばあちゃんは岡山の牛窓の生まれで、瀬戸内海の河野水軍の末裔。
父方のひいじいちゃんは、戦争に行く前、日本郵船とかいう会社の船乗りだった。
そんな血を引く俺だが、
子供のころからよく船酔いをする。
お台場のクルーズで酔ったのはびびった。
それはおととしの話である。
キムチ好きが高じ、焼肉屋でバイトして
それなりに新大久保に詳しい俺だが(バイト先は新大久保ではない)
韓国にはいった事がなく、
今年の夏に3度目の中国という、謎の行動をしている。
大学の調査なので致し方ないが。
韓国には
飛行機ではなく、船で行きたいという
俺の謎のポリシーが、韓国を遠ざける。 -
タプロムにいた子供。
*********
今日は前半の旅のハイライト、アンコールワットに
訪れる日である。
トム・タプロム・アンコールワット・バイヨンと東バライコースで廻った。
いっぱい写真撮ったし、それなりにビジュアルで感動したけど、
詳細は控える。
他の人の旅行記を呼んでください。
ただ、同志社大学の英語教師や
昨日のスペイン人にであった事を付け加えておこう。
タプロムを歩いてると
この子供と目があった。
俺が走って追っかけると、楽しそうに逃げる。
あんまりものを強請らない子で、靴を交換してくれ
と
タバコをくれと言って来た以外は
逆に俺に近寄ってきた
物売りを追い払ってくれる活躍ぶりである。
自転車を借りて少し乗ったら
笑いながらどっかに行ってしまった時は焦ったが。
結局仲間を15人くらい引き連れて
戻ってきたけど
逆に俺の仲間たち(M、S、K)
を見失ってしまった。
それにしても、子供が多い。
昨日のベンメリアにしても、多すぎる。
アジノモトに、なぜ遺跡で子供が商売をしているのかを聞いた。
すると、彼らは夏休みで、学校が休みなのだという。
…。俺もそうだ。
アジノモト曰く、カンボジアの児童の修業率は8割強だそう。
政府が作った小学校に行ける子供はまだまだ少ないが、
日本のNGOだとか上智大学が作った学校に通う子供が多いそうだ。
アジノモト自身も、日本のNGOが設立した
学校で英語を勉強をして、ガイドになれたという。
うーむ、、、誇らしい。
俺は決して、上智生ではないが。
俺の大学だと、きっとバングラディッシュで感謝されるだろう。
……当分機会はなさそうだ。 -
Sにサルが乗る。
************************
アンコールワットの帰り道
道端にサルがいた。
アジノモトが、トゥクトゥクを止めて
われわれに見せてくれる。
すると、サルはトゥクトゥクに乗ってきて
我々は追い出されてしまった。
すると、何の気なしにサルを見ていたSが悲鳴を上げる
ぎゃあーーーー!!
どうした?
おっ、・・・・!!
シャッターチャンス(笑)
俺激写
手前がM。
奥がK。 -
M激写。
奥に俺。 -
K激写。
右に俺
手前にMの手とデジカメ。
カンボジア人大爆笑。 -
3日間お世話になったアジノモト氏を囲んで
記念撮影。Winter Guest Houseにて。
********************
サルとの記念撮影を終えた後、
Winter Guest Houseにて晩飯。
今日でシェムリアップ最後の夜である。
アジノモト氏には色々とお世話になった。
日本の某旅行掲示板では、
Winter Guest Houseの評判が悪い。
ガイド代が不当に高いというのだ。
確かに、彼にはおそらく相場以上である、200$+チップの収入が入る。
しかしである。
仕事の報酬は、与えたサービスの質×量で決まると、俺は思う。
カンボジアの相場以上であるガイド料金でも
日本人の俺から見たら決して高くはない。
ガイドとして、上質な解説を提供してくれた。
詳細は省くが、色々な気遣いをしてくれた。
アジノモト氏だけでなく、
このゲストハウスの従業員たちには本当に世話になった。
全部を加味した、ホスピタリティーの気持ちに敬意を表したい。
彼らは話し好きで、
一階の食堂(写真の場所)で、俺がビールを飲んでいると
いろんな人が話しかけてくれる。
そこでいろいろな話を聞いた。
私は大学で観光学を学んでいるので、
どれも興味深い話だ。
彼らはカンボジアの観光資源である
タイとの国境に接する世界遺産・プレアヴィヒアに対して
並々ならぬ思いがあるそうだ。
去年の夏、俺がカンボジアに入国してから
1週間後に、
タイの軍隊とカンボジアの軍隊が衝突し、
死者数人を出す惨事が起きた。
数日前に通過した、ポイペトの国境にも緊張が走ったであろう。
原因は、このプレアヴィヒアにある。
アジノモト曰く、
もともとカンボジア領にあった遺跡なのに、(UNESCOの世界遺産もカンボジア登録)
タイが自国の領土だと主張し、軍隊を派遣し、不法に占拠していると。
これは非常に間違った事で、困ると。
カンボジア人の主張しか聞かず、
タイ人にはタイ人なりの解釈があるので
訪れてもいない部外者が口を出すのは非常に差し出がましいし
誤謬を与える可能性があるので
そうですか…としか言えなかったが
日本も同様の問題を周辺諸国と抱えていて、
それは世界共通の悩みであり、
誰もが鬱屈した思いを抱えているから
しょうがないよね、と伝えておいた。
Winter Guest Houseは
真夏でも営業中である。
明日は首都・プノンペンである。
バンコク〜上海 バックパッカー大学三年の夏。 カンボジア編?。
に続く。
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