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「日本風景街道」とは自然、歴史、文化など地域資源を生かして景観を形成し、<br />地域の活性化や観光振興を図ろうとする国の施策。<br /><br />この「但馬漁火ライン(たじまいさりびらいん)」は<br />豊岡市〜香美町〜新温泉町を結ぶ海岸沿いの主要道路。<br />天気が良ければ美しく、<br />風が強ければ荒れ狂う日本海、<br />6月から10月にかけての夜は漁火が灯ります。<br /><br />但馬海岸に夏の訪れを感じさせる光はイカ釣り漁船の漁火です。<br />御存じでしょうが、漁火とは、漁船が夜、魚をおびき寄せるために焚くかがり火のことです。<br />昔は松明現在はランプへとなりましたが、日が暮れた海を煌々と照らすランプの灯りはとても幻想的です。<br /><br />まだ季節が早いため、沢山ではありませんでしたが、水平線が灯りで一直線になることもあるそうです。<br />但馬の人は漁火を目にして夏の訪れを感じるそうです。。<br /><br /><br /><br />〜メタルハライド灯 (メタハラ)〜<br /><br />さて、このランプについてですが、通称「メタハラ」と呼ぶメタルハライド灯を<br />船上で真白く光らせ、周囲に集まってきたイカを自動釣り機!で釣り上げるそうです。<br />1980年台から普及し、今に至ります。<br /><br />しかしこの燃料は重油。ここ数年の原油高がイカ釣り漁を直撃。<br />ニュースでご覧になった方もいるでしょうが、一斉休漁で政府に訴えかける場面が映し出されました。<br />美味しいイカが食べられなくなってしまう危機感が感じられました。<br /><br /><br /><br />〜先日、日経新聞の記事〜<br /><br />現在、新しい取り組みとして、メタハラを発光ダイオード(LED)に置き換える試みがされています。<br />漁師の方々は明るさを競ったこともあったそう。<br />LEDは青白く、他の船に比べて暗く光るため、これを認めない人も多いとのこと。<br />実際に漁獲量もまだ及ばず、初期投資も1000万円近いとのこと。<br />現在、試行錯誤中らしいのですが、LEDだと光の波長調整が容易。<br />これによってイカの修正を利用し、効率を上げることが可能とのこと。<br />メタハラだと灯りで100匹集めて釣るのは10匹、<br />これに対し、LEDは50匹集めて20匹釣ることが可能になるだろうとのこと。<br /><br /><br /><br />〜光害(こうがい/ひかりがい)〜<br /><br />漁火は遠目に見て、ロマンチックな反面、それは公害であるとする考え方もある。<br />それは光害とよび、公害と同じ呼び名として有名になった。<br />過剰または不要な光による公害のことである。<br />夜空が明るくなり、天体観測に障害を及ぼしたり、<br />生態系を混乱させたり、あるいはエネルギーの浪費になるという考え。<br />光害は、高度に工業化され、人口が密集したアメリカ、ヨーロッパ、日本で特に深刻である。<br /><br />イカ釣り漁船の漁火によって、海だけでなく空までもが非常に明るいときがある。<br />漁火の光は、船の消費燃料の約半分という莫大なエネルギーを使って灯されている。<br />上空にそのまま逃げたり、船の甲板や海面で反射されたり、<br />吸収されたりして、大半が無駄になっている。<br />海岸地域では、天の川はおろか普通の星さえ見ることができないといいます。<br /><br /><br />漁火の影の悲喜交々です。<br />

日本風景街道 但馬御火浦 漁火の道

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2009/06/20 - 2009/06/20

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kuropiso

kuropisoさん

「日本風景街道」とは自然、歴史、文化など地域資源を生かして景観を形成し、
地域の活性化や観光振興を図ろうとする国の施策。

この「但馬漁火ライン(たじまいさりびらいん)」は
豊岡市〜香美町〜新温泉町を結ぶ海岸沿いの主要道路。
天気が良ければ美しく、
風が強ければ荒れ狂う日本海、
6月から10月にかけての夜は漁火が灯ります。

但馬海岸に夏の訪れを感じさせる光はイカ釣り漁船の漁火です。
御存じでしょうが、漁火とは、漁船が夜、魚をおびき寄せるために焚くかがり火のことです。
昔は松明現在はランプへとなりましたが、日が暮れた海を煌々と照らすランプの灯りはとても幻想的です。

まだ季節が早いため、沢山ではありませんでしたが、水平線が灯りで一直線になることもあるそうです。
但馬の人は漁火を目にして夏の訪れを感じるそうです。。



〜メタルハライド灯 (メタハラ)〜

さて、このランプについてですが、通称「メタハラ」と呼ぶメタルハライド灯を
船上で真白く光らせ、周囲に集まってきたイカを自動釣り機!で釣り上げるそうです。
1980年台から普及し、今に至ります。

しかしこの燃料は重油。ここ数年の原油高がイカ釣り漁を直撃。
ニュースでご覧になった方もいるでしょうが、一斉休漁で政府に訴えかける場面が映し出されました。
美味しいイカが食べられなくなってしまう危機感が感じられました。



〜先日、日経新聞の記事〜

現在、新しい取り組みとして、メタハラを発光ダイオード(LED)に置き換える試みがされています。
漁師の方々は明るさを競ったこともあったそう。
LEDは青白く、他の船に比べて暗く光るため、これを認めない人も多いとのこと。
実際に漁獲量もまだ及ばず、初期投資も1000万円近いとのこと。
現在、試行錯誤中らしいのですが、LEDだと光の波長調整が容易。
これによってイカの修正を利用し、効率を上げることが可能とのこと。
メタハラだと灯りで100匹集めて釣るのは10匹、
これに対し、LEDは50匹集めて20匹釣ることが可能になるだろうとのこと。



〜光害(こうがい/ひかりがい)〜

漁火は遠目に見て、ロマンチックな反面、それは公害であるとする考え方もある。
それは光害とよび、公害と同じ呼び名として有名になった。
過剰または不要な光による公害のことである。
夜空が明るくなり、天体観測に障害を及ぼしたり、
生態系を混乱させたり、あるいはエネルギーの浪費になるという考え。
光害は、高度に工業化され、人口が密集したアメリカ、ヨーロッパ、日本で特に深刻である。

イカ釣り漁船の漁火によって、海だけでなく空までもが非常に明るいときがある。
漁火の光は、船の消費燃料の約半分という莫大なエネルギーを使って灯されている。
上空にそのまま逃げたり、船の甲板や海面で反射されたり、
吸収されたりして、大半が無駄になっている。
海岸地域では、天の川はおろか普通の星さえ見ることができないといいます。


漁火の影の悲喜交々です。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車

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