2009/06/21 - 2009/06/21
632位(同エリア996件中)
ぼすとんばっぐさん
- ぼすとんばっぐさんTOP
- 旅行記77冊
- クチコミ61件
- Q&A回答13件
- 444,271アクセス
- フォロワー8人
以前から気になっていた、国立民族学博物館の企画展‘ナシ族画家が描く生活世界’を観るために、会期ギリギリで万博公園へ行ってきました。ついでに同時期に開催している「あじさい祭り」も見学してきました。
-
公園西口から入ると、太陽の塔の代わりに沢山の木が出迎えてくれます。(太陽の塔があるのは中央口前。)
-
更に進むと、今度は大迫力のプラタナスの並木道。
ここは夏が一番迫力あります。
また秋になると紅葉がとても綺麗ですよ。 -
そして今日の一番の目的、国立民族学博物館へ到着〜。
実は、本日は‘音楽の祭日’ということで入館料が無料!企画展も含め、全て無料で見学が出来ます。
(特別展については不明。)
入館料が無料になる日は年に数回有り、今年はあと、
9/21(敬老の日)と11/3(文化の日)の2日。
(小・中・高の学生は毎週土曜日も無料の日らしい。)
平日ではなく、日・祝と沢山の人が来れそうな日にちを無料日にしてくれるのが嬉しいですね。他の美術館や博物館もこれに続いて無料日を数回つくって欲しい〜。
●国立民族学博物館 HP
http://www.minpaku.ac.jp/ -
通常、常設展観覧料は大人¥420。
しかし、¥420を支払っても惜しいとは思わない博物館。館内は広く、施設、展示内容、共にとても充実していると思います。 -
博物館の中庭。
階段を見ていると面白い。 -
館内はとても綺麗。
1階にはロビー、学習コーナ、ミュージアムショップ、レストランなどがあり、展示会場は2階。
階段を上がると先ほどの中庭を囲うように通路があり、この通路には写真のようなビデオテークが沢山設置されています。
このビデオテークでは、世界の民族の暮らしや文化を取り扱ったビデオ番組を見ることが出来、そのプログラム数は何と500!そしてこれは全て無料。利用制限時間も特に無いみたい? -
それでは、まず企画展示会場へ。
今日の目的は、企画展の‘ナシ族画家が描く生活世界’。
雲南省は自分にとって思い入れのある土地だったので、やはり観ておきたくなりました。展示数は少なかったけれど、トンパ文字はかなり魅力的で面白かったです。
※この企画展の会期は6/23で終了。
※企画展内は撮影不可。 -
企画展からそのまま常設展へと流れます。
この常設展の充実度はかなり高い。
蒐集が大変な美術館や博物館の常設展をイメージして来られた方は、想像以上の広さと数に驚かれるのではないでしょうか。
この博物館では、世界の諸民族の衣食住など、生活にまつわる内容のものが展示されています。
オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、東南アジア、中央・北アジア、東アジアの9つの地域に分けられ、各民族の生活用品や衣類などの違いを1周しながら観て回れます。
また、この常設展の展示会場は全て1フロアにあり、階段を使うことなく平坦なフロアを歩いて回れます。その上、各エリアから各エリアへは進行方向一直線ではなく、抜け出易い回遊方式になっているので、全てを観て回らなくても観たいエリアだけ省略して絞ったり、再度観たい場所へ戻りやすいように設計されています(詳細は民博のHPをご覧下さい)。こういうことが出来るのは、文化財の建物を活かしているからではなく、最初から博物館として建てられたからですね。この博物館の良い特徴ですね。
写真は、合掌造りの模型。 -
まず、建築物シリーズ。
家も実物大に再現されています。
こちらはアイヌの伝統的な家の内部。
現在はこのような伝統的な家に住む人はいないそうですが、建築技術は受け継がれ、この家もアイヌの人たちの手で実際に建てられたらしい。 -
外観も本格的に再現。
同じくアイヌの家。 -
中央アジアにあるウズベクの女性の部屋。
扉が2つ、これは入口と出口の扉らしい。
そして、右奥にあるものに見覚えがありませんか?
そう、‘こたつ’です。こたつは、日本以外でも使われていたんですね〜。 -
モンゴルのパオと似ているようで、ちょっと違うらしい。20世紀前半まで遊牧生活を営んでいたカザフの天幕。
天井の骨組の下部が曲がっているのが、モンゴルのパオと違うところ。 -
カザフの天幕の内部。
赤色というのが派手ですね。 -
こちらが、モンゴルのパオ。
確かに、天井の骨組は曲がらずストレート。 -
日本の文化・祭りと芸能コーナー。
有名な青森・弘前の「ねぷた祭り」。
この後、アジアコーナーを回りましたが、中でも一際派手でした。
扇形をしているものは「ねぷた」(弘前)で、人や動物のかたちをしているものは「ねぶた」と呼ばれるらしい。
もともとは睡魔を海に流すための‘燈籠流し’だったものが、次第に大規模になり今に至るのだそう。燈籠・・・派手すぎて‘燈籠’という感覚が欠けていましたが、これは豪華で世界にたったひとつしかない燈籠なんですね。 -
どこの地方か忘れましたが、とても目立った山車です。
金の刺繍で龍やら建物やら人の顔やらがこれでもか!というくらい大きくつくられ、山車を飾っていました。日本のわび・さび美学なんて、なんじゃらほい。そんなものは祭りには必要ねぇ!という声が聞こえてきそうな感じ。 -
左側で両手を合わせているのは「やごろどん」。
やごろどん、とは・・・鹿児島県大隅町の岩川八幡宮の秋祭に登場する、八幡神・神幸行列の先導役らしい。やはり、大きい人の靴は大きい! -
各地の祭りや芸能で使われるお面。
鬼や天狗や獅子など、おなじみの仮面も各地方によって表情や容貌が異なっています。色んなお面があって、見ているだけで面白かった♪ -
お祭りに使われる花笠。ずらりと並ぶと可愛い♪
-
綱と縄。
注連(しめ)縄、結んだ輪じめ、曲げたえびじめ、飾り結びなど。これだけ揃うと、もはやアート!?
昔の人は、縄目や結び目に呪術的威力があると考えたらしい。村の境、家の門戸、寺社などの聖と俗の境界、婚礼の島台などで用いられ、対照性をあらわしたのだそう。
また、綱引きで豊穣や吉兆を占ったとのこと。(後に綱引き競技へ発展) -
日本の履物。
左側が下駄で右側がわらじ。
各地方ごとに展示されていますが、デザインが全く異なっています。
わらじにつていは、数年前に鳥取県の三徳山へ行った際に初めて履いたのですが、その機能の高さに驚きました。(この三徳山の山道は、普通の山道脇にある崖のようなところで、ある時は木の根っこに足をかけながら急斜面を両手両足でひたすら登り、またある時はファイト一発と叫びたくなるような岩壁を鎖をたぐりよせながら登る。)
スニーカー組が急斜面をズルズルと足を滑らす中、わらじはしっかりと地面を捉えて確実に前へと足が踏み出せました。そして軽快。見た目ではわからなかったけど凄いぞ、わらじ!(その代わり消耗は激しく下山後はボロボロ。) -
中央・北アジアコーナーにあった帽子。
デザイン性が高いですね。オシャレだと思う。 -
これは、置き物・・・ではなく‘笛’です。
中央アジア・タシクの土笛。
どれもユニークな形をしていますね。 -
中国・河北省の張子人形。
カラフルで面白い。 -
中国雲南省・大理の‘絞り藍染め’コーナー。
大理には、周城と呼ばれる場所があります。そこで、絞り藍染めが沢山作られるのですが、何とその約9割が日本へ出荷されるそうです。
現代風の作品も含め、色々なデザインがあって面白かった。 -
雲南省・ペー族の衣装と身の回り品。
刺繍が可愛い!靴にも鞄にも細かい刺繍がされていて、デザイン性が高かったです。この後も少し続きますが、アジアの衣装は活動的でオシャレ☆ -
中国西南部少数民族の女性の衣装。
手前のケースには銀製の装飾品。
西南中国の少数民族の女性は、銀製の首飾り、イヤリング、ブレスレットなどの装飾品を好んでつけたらしい。
銀はかつては結婚式の結納に不可欠のものだったらしく、また、移動性の高い民族にとっては不動産に代わる価値の高い財産だったのだそう。(山中に住むヤオ族の一派は、死後の世界で使用するため生前に銀を貯めたとのこと。)
数年前に雲南省を旅しましたが、そういえば銀のアクセサリーが沢山売られていた気がする。 -
東南アジアコーナーにあった衣装(国名は忘れてしまった)。
左が男性で右が女性の衣装なのかな。
白と赤のペアルック。
男性(?)が履いている金色の靴の上には大きな鶏の飾りがついています。 -
東南アジアの都市の風景。看板、寺院、乗り物など。
左手前にあるのは、フィリピンの「ジープニー」という乗合いバス。払い下げのアメリカ・ジープを改造して再利用しているので、ジープニーと名付けられたらしい。
このジープニーはトップ・メーカーのサラオ社製のものらしく、派手な装飾が特徴的なのだそう。 -
真っ暗な空間でライトアップされたお面コーナー。
どれもひとクセがある。 -
バリ島の伝統舞踊に登場する聖獣バロン。
-
インドネシア・スラウェシ島の穀倉。
東南アジアの生業の中心は稲作で、昔から今の時代まで稲作文化が根付いているとのこと。この穀倉ではイネの穂の保存場所という他に、イネの霊が安息する場所という意味もあるのだそう。
壁面には儀礼において重要な意味を持つ水牛、鶏、太陽などの彫刻が施されていて、屋根は竹でてつくられているそうです。 -
マレーシア・サバ州・バジャウの‘家船’。
マレー半島からインドネシア、フィリピン南部へかけての海岸沿いには、この船に住みながら一定の海域を移動し、漁や交易をおこなう人たちがいるそうです。
特に、バジャウの家船レパは、特別な資格をもつ船大工の手でつくられ、舳先のつきだした独特の形式をしているのだそう。 -
インドを含む南アジアコーナー。
-
インドのオート・リキシャ。
南アジアを走る三輪の簡易タクシーで、リキシャの語源は日本の人力車だといわれているらしい。
何だかちょっとカッコイイ。上にはロールスロイス?のような感じで人形が乗っています。上部を原色の黄色にしているのは目立ちやすくするためかな?この車はバイクを改造して後ろに座席を設けているそうです。(なので、安全性には欠けるらしい。)
-
南アジアコーナーに飾られていた、たくさんの顔。
一番右上の顔が気になって撮影をしたのですが、改めて見るとどれも個性的ですね。
アジア以外にもオセアニアやアメリカ、ヨーロッパのコーナーが、まだまだあります。(今回は時間が足らず。)この博物館は常設展内は写真撮影OKなので、見学と撮影をしながら全てを回る場合は相当な時間がかかると思いました。
※展示物の詳細については、展示看板と民博のHPから引用。 -
民博の近くにある現代彫刻。
タイトル:「空」
作家:フィリップ・キング(英)
(1969年国際鉄鋼彫刻シンポジウム出展作品)
EXPO’70の際には現在の「せせらぎ広場」周辺に展示されたそうです。
解説によると、この彫刻の全体像を鑑賞するというものではなく、この彫刻のあらゆるカーブを通して空を眺め、空と彫刻の青が溶け込むような一体感を楽しむものだそうです。
どのカーブから見るか、人によって色々な見方が出来て面白いですね。 -
続いて、この時期に開催していた「あじさい祭り」へ。
-
「あじさい祭り」の会場は2ヶ所。
まず、川沿いに続くあじさい祭り。
綺麗さで言えば、この川沿いの会場が一番綺麗だと思いました。 -
川沿いに咲くあじさいと赤い日傘。
-
川を挟んで咲き誇る満開のあじさい。
-
西日を浴びるあじさいたち。
-
柳とあじさい。
-
このあじさいは可愛い♪
-
別の場所のあじさいなので、上と種類が違うかも知れませんが・・・ラブリーです♪何となく星が飛び出す花火に似ているような。
-
ボリュームたっぷりの紫のあじさい。
-
真っ白なあじさい。
-
川沿いの会場から、今度はもう1ヶ所の会場‘あじさいの森へ’。
向かう途中にも見かけたあじさい集団。 -
何だか伸び伸びとしているように見える、あじさいたち。
-
ここが‘あじさいの森’。
この辺り一帯に広がっていて、川沿いの会場よりもスケールが大きい。
ただし日光が入りにくいので、先ほどのさわやか&洗練された雰囲気はあまり感じられず、木陰に咲き乱れる、ワイルドなあじさいという感じ。 -
この一面全てあじさいで、右側にもまだまだ続きます。
この時期、この場所はまだ満開ではなかったので、満開時に来たらかなりの迫力だと思う。 -
森の中のあじさい。
-
竹柵から顔を出すあじさいたち。
-
竹柵を飾っている紫あじさい。
-
あじさいの青は綺麗☆
本物はもっと深くて綺麗な青色でした。 -
これは・・・!?
ひとつのかたまりに、青、黄、ピンク、紫・・・など数色の花びらが。私は花について詳しくないのですが、こんなあじさいは初めて見た〜。
珍しいのか珍しくないのかは良くわからないけど、アンニュイな色合いが綺麗でした。あえていうならレインボー色!?
この他にもまだまだ沢山の種類のあじさいがあるようです。万博公園は、花の数より種類を増やすことに力を入れているみたいですね。花図鑑のような庭をこの先もつくり続けて欲しいです☆
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
吹田・万博公園(大阪) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56