2006/08 - 2006/08
53位(同エリア64件中)
tonaさん
「ペドロとイネスの悲劇の物語」
ペドロ一世の、悲劇に終わったものの、イネスへの激しく、一途で彼女の死後も絶えることのない愛。
その美しい姿を今に残す二人の棺が並ぶサンタ・マリア修道院
まるで映画のようなこの物語が、事実だということがちょっと驚き。特にイネスの棺を支える妙に生々しい「人頭獣」。これらの顔は全てイネス殺害に関わった者たちだそう。ペドロによる彼らの壮絶な処刑、さらに殺しても殺したり無い・・・とはこのこと。
王子であるための悲劇、そして誰も逆らえない王の復讐。
最後の審判後、復活のとき一番初めにお互いの顔が見えるようにと、二人の棺は足を向き合わせて置かれている。
なんともなんとも、悲しく熱いお話。
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入口
12世紀初め、建国の始祖アフォンソ王一世がレコンキスタに協力したシトー派修道会に感謝して寄進。
ではでは、中へ -
ペドロ一世の石棺
あったあった。
簡素な装飾の建物の中、一際白く、6頭の獅子に支えられ鎮座する、これがあの悲恋の王の棺。
獅子の顔の向きがそれぞれ違うのは何か意味があるのかな。精巧なつくりなので、なんか話をしているみたいでかわいい。
「あそこまでやらなくても」
「いいや、足りないくらいだ」
みたいな。 -
側面には聖バーソロミューの生涯が彫らている
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装飾の少ない柱
これはこれですごく美しい -
イネス・デ・カストロの石棺
で、これが悲劇のイネスの棺
棺を支える6体が怖い・・・怖すぎる。顔もちゃんと似せてあるらしい。この先もずっと棺を背負って獣の体のまま過ごすのかと思うとなんとも・・・。 -
王の間
アルコバサ修道院の歴史が描かれたアズレージョ -
食堂
階段を上がったところは説教台
最盛期には1000人近い修道士が生活していたというから、すごい。 -
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柱のところに何か・・。何だろう。
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町の陶器のお土産屋さん
いろいろな形がある。色もデザインもきれい。
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