2009/06/06 - 2009/06/06
9703位(同エリア29442件中)
みにくまさん
大阪市公館は、大阪市の迎賓館という役割を持っている性質上、一般市民に対して大々的にその存在を公開していません。
しかし、年に数回だけ一般公開をしている他、結婚式をこの公館で行うこともできるので、完全に中に入ることができないわけではありませんが、なかなか見学することが難しい施設です。
今回は花菖蒲の美しい時期に合わせ、6月6日〜6月10日まで5日間の特別公開です。
予め、往復はがきかWEB上で申し込みをする必要があるのと、一日あたりの入場人数制限があるので、希望日に見学できないこともあるのかも知れませんが、私たちは希望通り申し込みできました。
6月6日と7日の2日間は、夜間のライトアップもするので、そちらも楽しみです。
◎ 夜の部↓
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10344504/
○おまけ↓
http://yaplog.jp/awamoko/archive/170
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大阪市公館
もともと大阪市長公館でしたが、19年4月1日、大阪市公館に名称変更しました。
私たちはタクシーで昼・夜と2度訪問しましたが、タクシーの運ちゃん2人ともこの公館の事を知らず、説明するのに苦労しました。
このことから、とっても知名度の低い施設であることが推測できます。 -
大阪市公館
大阪市公館は、昭和34年秋に第5回日米市長及び商工会議所会頭会議が大阪で開催されるのを機に、迎賓館として建造されました。
本館・庭園を含めた13680?の敷地は、桜之宮公園に隣接し、庭園からは造幣局の桜並木や天神祭の船渡御をはじめ、四季折々の風情のある大川を望むことができます。 -
大阪市公館
公開初日の今日と明日は700人の定員です。
土日にあたるので、他の日の500人よりも少し多めになっていました。 -
大阪市公館
市公館が建つこの地一帯は、藤田伝三郎男爵が明治から大正初めにかけて人々に網島御殿と呼ばれた邸宅を構えた場所です。
網島御殿は本邸・東邸・西邸と三つの建物があり、男爵が亡くなられた後、本邸(現在の藤田美術館)を長男平太郎氏、東邸(現在の太閤園)を次男徳次郎氏、そして現在の当館の敷地である西邸を三男彦三郎氏がそれぞれ相続されました。
ここから歩いてすぐの太閤園には、以前に行ったことがあり、写真も多数残っているので、参考にしてください。
◎ 7000坪の広大な築山式回遊庭園 「太閤園 淀川邸庭園」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10314637/
◎ 贅をほどこし、粋を集めた邸宅 「太閤園 淀川邸」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10314842/
◎ ○ 庭園の四季のうつろいを感じながらいただく会席料理 「料亭 淀川邸」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10315195/ -
本館 玄関ホール
入口で受付をし入館します。
往復はがきで申し込みをした方は、返信はがきが入場券になっています。
WEBから申し込みをした場合は、受付で名前を言うだけでOK。 -
本館 玄関ホール
2階への階段を撮影しました(立ち入り禁止)。
左手がラウンジ、右手に玄関があります。 -
本館 ラウンジ
豪華な椅子が優雅に配置されたラウンジで、思い思いに休憩することができます。
昼間のラウンジはとても人が多かったのですが、夜はほとんどいませんでした。
写真は夜に撮影したものです。 -
本館 ラウンジ
昼間はご覧の通り満席。
外がかなり暑かったので、しばらく散歩した方がラウンジで涼んでいらっしゃったようです。 -
本館 ラウンジ
大きめのソファセットで寛げます。
夜の部の人が少ない時間に撮影しました。 -
APEC大阪会議(1995)
この会合は関西では初めて行われた各国首脳が参加する国際会議でした。
このAPEC大阪会議の際には、大阪城公園にある大阪迎賓館での非公式首脳会議など、さまざまなレベルの会合がもたれましたが、ここ市長公館(旧)は二国間の首脳会談の会場として活用され、中華人民共和国の江沢民主席、大韓民国の金泳三大統領、オーストラリアのポール・キーティング首相などが市長公館を訪れ、当時の村山富市総理大臣との会談が行われました。
尚、この金色のプレートは、APECに参加した各国首脳の名刺です。 -
本館 レセプションホール
今回こちらでは、ブラジル・サンパウロとの姉妹都市提携40周年記念の展示が行われていました。 -
本館 レセプションホールより
ラウンジ、さらにその奥には会議室があります。 -
ほんまや
この水は大阪市水道局が販売しているもので、オゾンと活性炭による高度浄水処理で、クセがなくすっきりまろやかな口あたりに仕上がりました。
この時は、見学者一人に一本無料でいただけました。
外は本当に暑いので、この水を飲みながら見学します。 -
東庭園
東庭園は、本館正面に広がる庭園で、約2500坪の広さがあります。
本館に近い側は和風、離れるに従って洋風の色彩が濃くなっていきます。 -
東庭園
池と噴水
この噴水は、市長公館設立以前からあったと思われる雪見灯篭を加工して再利用したものです。 -
東庭園
鯉
池の中にはとてもたくさんの鯉がいます。
近くにはエサが置いてあり、それを池に投げると鯉が凄い勢いで寄ってきて、争うように食べていました。 -
東庭園
日よけ -
茶室「二水亭」
名前の由来は、両脇を小川が流れることから。
茶室を中之島庁舎に見立てています。 -
茶室「二水亭」
この茶室では、200円?でお茶をいただくことができます。
本格的にお茶席で頂く場合は、けっこう長い待ち時間が発生していましたが、そのまま頂くだけなら、それほど待たなくても大丈夫そうでした。 -
東庭園噴水
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東庭園噴水
なかなか面白い写真が撮れました。
後ろに映っているのはバラの花壇です。 -
茶席と本館
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茶席
みにくま君とちびくま君が休憩しています。 -
茶室「二水亭」
基礎玉石、木造日本瓦並びに桧皮葺平屋建て。
集積面積100平方メートル(30坪)。
海外から賓客の利用も考慮し、室内は座礼と立礼の茶室となっています。 -
茶室「二水亭」
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本館
茶室前から撮影しました。
ここからだと、水車がよく見えました。 -
礎石
天平時代に建設された東大寺の礎石であると称されているものです。
天平時代(729年〜748年)は奈良時代の最盛期にあたり、東大寺や唐招提寺などに残るその時代の文化を天平文化と呼びます。 -
本館
さすが迎賓館、とても綺麗に庭が手入れされています。
天気もいいし、ごろんと横になりたいような・・・ -
本館
記念撮影〜(・o・)
トップ写真とは少し違うバージョンです。 -
本館
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本館
2階部分です。 -
本館
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本館 レリーフ
公館設計者の竹腰建造氏の図案で、レセプションホール東側外壁に付けられました。
野生のいちごの繁殖力の旺盛さ。力強さ、繁殖力を示す2根の結合は、和合・平和を表しています。 -
ブルーバユー
Blue Bajoy
1993年
ドイツ -
スブニールドゥアンネフランク
Souv.d Anne Frank
1960年
ベルギー -
スブニールドゥアンネフランク
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ウィリアムシェークスピア2000
William Shakespeare
2000年
イギリス -
バラと本館
もうバラの時期は過ぎてしまったのかな、多くのバラは枯れてしまっていました。
このバラの花壇は、まだ比較的花が残っていたので、本館と一緒に撮影しました。 -
バラと本館
スブニールドゥアンネフランクとブルーバユー。
この位置からの写真が綺麗だと思ったので、たくさん撮影しました。 -
枕木の塀
大阪市交通局より廃材となった枕木を譲り受け、庭園への外部からの侵入等を防ぐ為に、塀として再利用したものです。 -
枕木の塀
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中門
東庭と西庭の間にある門。
苔むした屋根は桧皮葺です。 -
黒竹(クロチク)
ハチクの一品。
稈と枝が黒く染まる。稈の三層ともに黒の色素を含み、6月ごろから色づきはじめるものは優品で(ホングロ)三層中、一層ないし二層にのみ色素を含み、秋から染まるものを「ニタグロチク」とか「ゴマダケ」という。 -
中門
竹林を抜けた先に中門が見えます。 -
西庭
花菖蒲 28品種 約300株
5月下旬から咲き出し、梅雨のころに最盛期を迎えます。
園芸上では、江戸系・肥後系・伊勢系の3系統があり、それぞれ特性を異にし、独自の発達をとげています。 -
西庭
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西庭
記念撮影。
池の向こう側にぼんやり映っているのは、あずま屋です。 -
江戸系 小町娘
この日、綺麗に咲いていた花菖蒲を、選りすぐって紹介したいと思います。 -
肥後系 千代鶴
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肥後系 児化粧
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肥後系 児化粧
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江戸系 沖津白波
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江戸系 筑波根
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外国系? ディスタントエコー
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外国系? ディスタントエコー
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外国系? ディスタントエコー
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石木橋
当初は対面通行が不可能であったものを、通行する方々の危険防止のため、職員の手作りによって橋を拡幅し、さらに欄干を設置しました。 -
石木橋
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記念撮影
ここにもお茶席みたいのがあったので、くまちゃん達が休憩しています。 -
西庭園噴水
見た目のみならず、水質浄化や水温安定のために、樹木、芝生の散水用ホースのノズルを噴水として再利用したものです。
公館職員 作
そういえば、ここにある噴水や石木橋は、公館職員さんの手作りだそうですが、どうやら工作の得意な職員さんがいらっしゃるようですね。 -
石橋
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水車と滝
西庭の端の方でひっそりと、しかししっかりと自己主要していたので、見に来ました。 -
水車と滝
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東屋
庭園を散策する人々の休息の場として、また茶会開催時の立札席として使用しています。
近代的な間隔を取り入れた数寄屋造りの東屋から、花菖蒲や百日紅などの四季折々の草木を眺めることができます。 -
東屋
こちらは何故か紅葉バージョン(*^_^*) -
東屋と噴水
三脚があれば、噴水の水が跡を引くような写真が撮れたと思うのですが、昼間なのでさすがに持ち歩いていません。
夜はしっかりと持ってきて、この噴水の撮影に成功しました。 -
東屋と噴水
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東屋と花菖蒲
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記念撮影
これは木製の行燈?みたいなものです。
夜はライトアップされます。 -
紅葉と花菖蒲
最後の写真はコレ!
なかなか面白い写真が撮れたでしょ〜(*^_^*)
では、この2時間ほど後で、またここに来て、こんどは夜のライトアップを撮影しようと思います。
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