【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～コトル編～

2009/04/28 - 2009/05/05

日本を出発して５日目、この日はパンフレットでよく見る、旧市街の遠景を求めて出かけます。
その足で、どこか近くの観光地へ行ってみたいと考えて調べてみました。
候補として、スプリット、ストン、モスタル、コトルあたりを考えていました。
それと、日本人の自分は、まだ陸路で国境を越えたことがないんですよね。一度車で自分たちだけで国境を越えてみたいと思って、スプリットが脱落し、モスタルとコトルにしぼりました。
あとは、うちの奥さんは車で長距離走るのが苦手な人なので、近い方ってことでコトルに行こうと決めました。
実は、当日国境を越えるまで、奥さんにはコトルがクロアチアではないって言ってませんでした(^^ゞ

どうやってコトルまで行くかですが、ドブロヴニクのバスターミナルからバスツアーもあるみたいなんですが、小さな子連れだと、周りに迷惑をかけるかもしれないし、時間に束縛されるのが厳しいってことで、今回も前回のサントリーニ島に引き続き、レンタカーを借りることにしました。
レンタカーはドブロヴニク編（２）と重複しますが、ネットで調べてたら、ヒルトンインペリアルホテルにはレンタカーのオフィスがあると書いている人がいらっしゃって、実際、エレベーターの横にオフィスがあったので、そこですぐ借りれると安心してましたが、１回もオフィスが開いていたことがなかったので、この日の朝９時頃、レンタカーを借りたいとお願いしました。

大きい車がいい？小さいのがいい？って聞かれたので、オートマで一番安いやつって希望しました。
レンタカー業者２社から探してくれたのが、日本円で約１５，０００円と１１，０００円・・・
両方高いけど、まぁ、仕方がないってことで、安い方のルノーの「メガーヌ」を借りました。
ところが、車がホテルに車で約１時間。
部屋で時間をつぶして、車が来たので、レンタカーの契約をしました。
クロアチアでは国際免許は使えないので、全然見られませんでしたが、日本の免許証を見せても、有効期限や住所がわからない（漢字表記なので）ので、結局国際免許を転機されてました。
有効期限は和暦表記（平成●年～～）なので、口頭で説明しました。

で、１０時過ぎに車に乗り込もうとしたら、チャイルドシートがない！
ちゃんと頼んでたのに・・・
”Ｏｈ！Ｖｅｒｙ　Ｖｅｒｙ　Ｓｏｒｙｙ．Ｉ　ｆｏｒｇｏｔ”

忘れたのかい！！
結局、チャイルドシートをまってたら、ホテルを出発したのは１１時半でした・・・

目的地の滞在時間が短くなってしまう・・・

教訓として、レンタカーは前日に手配してたほうがいいです。
自分は、天気見て考えようと思ってたし、以前ギリシャではすぐ持ってきてくれたので、同じ小さな町だからとちょっと甘く見てたようです。


この旅行の他の地域は下の旅行記をご覧ください

【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～ウィーン編～
　http://4travel.jp/traveler/dada1120/album/10337476/
【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～ドブロヴニク編（１）～
　http://4travel.jp/traveler/dada1120/album/10342381/
【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～ドブロヴニク編（２）～
　http://4travel.jp/traveler/dada1120/album/10342861/
【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～コトル編～
　この旅行記です。
【２００９年春】子連れで東欧３ヶ国～ウィーン空港編～
　作成中です。

エリア その他の都市(モンテネグロ)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: オーストリア航空

ドブロヴニクをれんたかーで出発し、まずは、このおなじみの景色を写真に収めました。
これが最大の目的なので、この後、雨が降ってしまうのですが、このとき、海が紺碧だったので、悔しさはほとんどありませんでした。
１つだけ、大きな後悔があったのが、ここは、ヒルトンを出てから20分もかからないところなのですが、すでにうちの子供が寝てしまっており、家族がそろった写真がここで撮れませんでした。
夕方も通って今度は家族3人で写真撮りましたが、紺碧の海は撮れませんでした・・・

この通りです・・・

国境を越え、ヘルツェグ・ノヴィを通過し、コトル湾につきました。
あとは、ずっとこのコトル湾に沿って行くだけなのですが、ここから先が長かった・・・

本当は国境や、ヘルツェグ・ノヴィ、他にも遺跡なんかが道路沿いにあったので、車窓から写真撮りたかったのですが、うちの奥さんがすでにぐったりしてる状態で、何も残っていません・・・

海面近くを道路が走っており、街があります。

コトル湾の対岸に見えるのはベラストの街でしょうか。

今回借りたルノー・メガーヌです。
レンタカーなのに、外観は汚れてました。
中はきれいだったです。
レンタカー屋のおっちゃんも、外は汚れているけど中は問題ないって言ってました。が、芳香剤の匂いがきつかったので、ダッシュボードに片づけました。

と、これを書いてて思い出しました。芳香剤を元の位置に戻すのを忘れてました(^^ゞ

岩礁のマリア教会です。

ガイドブックによると、ここの岩礁でイコンが見つかり、聖なる場所として住民が少しずつ岩を沈めて埋め立ててできた島に建てたとか。

っていうか、海抜０ｍですよね。
台風の心配とかないのでしょうか。。。

同じく岩礁のマリア教会です。
コトル湾の対岸までまわってきました。

このあたりから、教会までのボートツアーがあるそうです。

近くに、もう１つ島と小さな城壁みたいなのがありました。
これはなんでしょう？

出発から約2時間半。やっと世界遺産コトルに到着しました。

川を渡ると、いきなり城壁があり、国道沿いに駐車場があります。
写真は駐車場から撮ったものです。

詳しい金額は忘れてしまいましたが、1時間1ユーロはしなかったと思います。
入口でおっちゃんに、バーコードの入ったラミネートされたカードをもらい、帰りに出口で清算です。

城壁が山の斜面にも延びて行ってます。
今回は子連れのため登りませんでしたが、登れるようです。
1時間以上はかかるようですが、街全体が見渡せて、すばらしいみたいですよ！

城壁の外にはお店が並んでいて、野菜なんかも売ってました。
山には城壁が延びています。

西門です。
１５５５年に作られたそうです。

ここがメインの入口となっており、外には観光案内所もあります。

ここでも日本人の2歳児は珍しいらしく、ずいぶん注目されてました(^^ゞ

西門から中に入りました。
オルジャ広場です。
ここまで海から何十メートルもありませんが、すぐ奥には山が迫っています。
山には城壁が延びています。

できれば山の上まで延びる城壁に登りたかったです。

雨が降り出したので、もう午後2時近くだし、昼食をとることにしました。
昼食は、他の方の旅行記を見て、店はともかく、ハンバーガーにしようと決めていたのですぐ決まりました。

食べていると、雨が本降りになり、雷まで鳴り出しました。

このテントというか、傘というんですか？変わってると思いませんか？
日本でふつうにみかけるのは、中央部分が一番高くなっているのですが、これは中央部分に水がたまるようになってます。柱が二重になってて、その間を雨水がこぼれて、排水に流すようになってるようです。
端にぼたぼた落ちてこないのはいいアイデアですねぇ。

ゼロコーラがありました！
メニューにはコカコーラライトと書いてありましたが、注文したら、「ゼロコーラでいいか？」って言われたので、喜んでＯＫしました。

ドブロヴニクでもそうだったのですが、ビールとコーラは、グラスに飲み物のロゴマークが入ってていいですね！

チーズバーガーです。
でかい！
これでたしか３．９ユーロでした。
これは値段分ありますね。
ただ、ドブロヴニクもそうだったのですが、パンが全体的に固かったです。

でもとてもおいしかったですよ。
塩コショウがベースの味でした。

息子の昼食はこちら。
おにぎりです！
やっぱコメが恋しくなるときもありますよね！

日本から「サトウのごはん」を持ち込んでて、この日の朝、ホテルで朝食を食べるときにお願いして温めてもらって、日本から持ち込んだ梅干しと海苔を巻きました。
超おいしかったと思いますが、残念なことに、息子が2個落してしまいました・・・

聖トリフォン大聖堂です。
1166年に建設されたそうです。

中も見れるのですが、雨が降ってて、入口でたくさんの人が雨宿りしてたので近づきませんでした。

聖ニコラ教会。
1909年に完成したそうです。
以前はここにはドブロヴニクにもあるドミニコ会修道院があったらしいですが、19世紀に燃えちゃったそうです。

聖ルカ教会。
30分もあれば1周できる小さな街なのに、教会多いですね〜

ここで、予定の時間になってしまったので、滞在時間は2時間程度でしたが、コトルを去ります・・・

さすがに、もう来ることはできないでしょうから、ゆっくり見たかったので残念です。

帰りは道と距離感がわかってたので、少し余裕がありましたので、国境を撮ってみました。

道がわかってたと言っても、一本道ですけどね。

写真はモンテネグロを出国するゲートです。

ここを抜けるのに40分くらいかかりました・・・
前にバスが３台止まってて、それが抜けるのにえらく時間がかかってました。
全員分パスポートチェックするから時間もかかるんでしょうね。

モンテネグロ側は、一般車両とバスが同じレーンになってるからいけないんですよ。
クロアチア側は一般車両だけが１つのレーンで、トラックとバスが同じレーンになってました。

こちらはクロアチア側のゲートです。
モンテネグロからクロアチアのゲートまで車で数分かかります。
その間は緩衝地帯って言うのでしょうか。免税店もありましたよ（つぶれてましたけど）。

以上でコトル編は終了になります。
とにかく、最初の出だしがつまづいたため、コトル滞在が短く、本当に不完全燃焼でしたが、おそらく自分のまわりでは誰も行かないだろうってところを見れただけでも行く価値がありましたし、ゆっくり見たいなって思ういい場所でもありました。

ここから、またドブロヴニク編（２）に戻ります。
http://4travel.jp/traveler/dada1120/album/10342861/

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2009/09/16 09:21:08

  メリーウィンドゥ

  dada350GTさま、おはようございます。
  
  
  モンテネグロと言えば、レハールの喜歌劇「メリーウィンドゥ」の主人公で外交官ダニロの出身地として描かれた所でしたね。
  日本人も滅多に出掛ける事も無い所なので興味深く拝見させて頂きました。
  勿論、１票も投じさせて頂きました。
  
  今後とも宜しくお願いします。
  先ずはご挨拶まで。
  
  
  
  
  横浜臨海公園
  

  dada350GTさん からの返信 2009/09/16 22:13:05

  RE: メリーウィンドゥ

  横浜臨海公園さん、こんばんは。
  ご訪問と書き込みありがとうございます！
  さらに投票までいただきましてありがとうございました。
  自分は、その喜歌劇は存じませんが、日本人がめったに行かないであろう
  場所に行けたことを本当にうれしく思っています。
  みなさんの旅行記を見ていると、けっこう多くの方が行かれてるなと思いますが、
  私たちが行った時は日本人には会いませんでした。
  子連れでしたので、随分注目はされていましたが（笑）
  
  横浜臨海公園さんの旅行記もたくさん拝見しているところです。
  こちらこそ今後ともよろしくお願いします。