パラオでアラフィフはじける！【泥とくらげとさんご礁編】

2009/05/01 - 2009/05/06

アクティブな旅ができるのも、秒読みに入った感のある我らがアラフィフ夫婦。旅行代金が跳ね上がるＧＷではあったけれど、ＪＡＬ直行便が飛ぶという情報を聞きつけ、行くなら今！と憧れの南の島パラオに飛んでいきました。

そこは想像以上に美しく、アラフィフであることなんてすーっかり忘れ、カヤックにシュノーケリングとはじけまくった6日間でした。
そんな私たちの感動のヒトコマを一挙公開いたしましょう！！

エリア パラオ(パラオ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: JAL

パラオ到着2日目。現地ツアー会社人気Ｎo.1の声も高いIMPAC社の「カヤック＆ジェリーフィッシュレイクツアー」に参加しました。
なんで、2日目からのブログかというと、1日目はパラオでは珍しいという朝から晩までの豪雨！1日中ホテルでダラダラ、挙句卓球なんてしていたわけです。
卓球の写真なんて、だーれも見たくないですよね!？

ってことで、無事晴れ渡った2日目、昨日の分もはじけるぞー！と船に乗り込みパラオの海に繰り出すところから始まるのです。

青空さーん！コンニチワー！！
昨日はどちらへお出かけにぃ?

なんて、バカなこと言っている私たち（あ、私だけ?)を乗せて、船は美しいロックアイランドの間を縫って進んでいきます。

ロックアイランドって、海にぽこぽこ島が浮いているんだよね？じゃ、松島みたいなもんじゃないの?瀬戸内海だってそうじゃん？
なんて言って鼻で笑っている貴方、見よこの海の色を！

どうよ、この透明度！！

松島や瀬戸内海なんて言わせません！

（￣＾￣）えっへん

なんて、美しい海に歓声上げてると、なにやら海の中に…サメの背びれの様でもありますが…。

これは、太平洋戦争時代に墜落したゼロ戦の残骸。パラオでは、痛ましい戦争の記憶を残すため、こういう戦争の遺物は片付けないそうです。

ちなみに、このゼロ戦に乗っていた青年は、向こうに見える島まで泳ぎ着き、いまでも存命だそうですから、ご安心を！

ゼロ戦の残骸を目にし、ちょいと神妙な気持ちになっていた私ですが、最初のアクティビティ｢カヤック」に乗り込んだ頃には、いつもの脳天気なやからに変身！

ハワイのカイルアビーチでのシーカヤック初挑戦は、強風、荒波に途中棄権したものの、パラオの海は穏やかで快適。食虫植物や、パラオ特有の花、鳥のさえずりなど、自然に包まれ、まったりとした時が過ごせるのです。

時には、満潮のときには入れないという、岩の下くぐったりもするのです。メタボの人と鼻の高い天狗さんは要注意です。

お腹をへこませ、無事岩の下を潜り抜けると、そこは木々に四方を囲まれた別世界。外の海とつながっているのは、さっきくぐったの岩の隙間だけというここは、マリンレイクと呼ばれています。。シーンと静まり返る中、私たちの漕ぐオールの水音だけが響きます。

次にむかったのは、パラオ観光の定番（？）ミルキーウェイ。
海底の純白の泥は、泥パック用として日本の高級エステじゃ100g16000円で売られているというシロモノとか。べったり塗れば、お肌がみずみずしくよみがえると言うじゃありませんか！
この泥のため白く濁って透明度ゼロという海底に、ガイドの市川さんと地元のガイドが果敢に潜って泥採取。ちなみに、うちの相棒も泥取りの手伝いをかって出ましたが、前後が分らなくなる海中に、あえなくリタイアでした。

近頃お肌の衰えが気になるアラフィフ夫婦。こりゃ願っても無いこっちゃと、塗るは塗るは…。
ツアーに同行の子供たちよりも真剣に泥まみれになってご満悦のわたしたち。
これでツアー代金の元もとっちゃわなきゃね！

・・・わたし綺麗？

ミルキーウェイにドザエモン発見！！

なはずありません。
泥まみれの後は、ドボンと海に飛び込み、泥落とし。
ミルキーブルーの海に浮かべば、お肌のみならず、
汚れた心も疲れた体もピカピカにリフレッシュ。

心と体をピカピカにしたら、お腹も満たさなきゃ！
ってことで、近くの無人島で昼食タイム！

会社の隣の路地に、おじさんがバンを止めて売っている380円弁当に瓜二つのお弁当。
サンパチ弁当も、南の島で食べると絶品なのです。
もちろんドリンクはマンゴジュースね！

この島にも、戦争の遺物が転がっています。
これは戦闘機グラマンのエンジンだとか・・・。

かつての激戦地で、こんなはじけてていいのか・・・
というか、こんな美しいところで、戦争していいのか！！
（｀_′）プンプン

と、反戦活動家みたいなこと、ほんの一瞬だけ考え、あとはやっぱりお気楽に遊んでしまうのが、私たちのいいところ!・・・?

出発までの時間、海に浮かぶ椰子の実で遊びまくっておりました。

腹ごしらえが終わると、本日のメインエメント、くらげちゃんに会いに行きます。
毒のない可愛いくらげちゃんのいる汽水湖がある島に到着。
('-'。)(。'-')。ワクワク

う〜ん、それにしても、海きれいだなぁ

可愛いくらげちゃんに会うためには、試練が待っているのです。シュノーケル道具を背負って登る山は、結構な急勾配。足元も木の根や岩がごつごつとして危なっかしい。底の薄いダイブシューズで行った私、足の裏に足つぼマッサージしているような刺激が…もちろん台湾式の痛い奴ですよ！
息も切れるし、足も痛いけど、くらげちゃんに会えるなら我慢我慢。

ちなみに、翌日は太ももの筋肉痛に襲われました。トホホ(+_+)…悲しきアラフィフ。

そして、ごたいめーん！

ほんわかオレンジ色のくらげ君の登場です。

湖の中央付近に泳いで行くと、出てくる出てくる、小指の先ぐらいのちっちゃい赤ちゃんくらげから、おとなの拳骨よりも大きなお父さんくらげまで、時々ジャイアント馬場くらげ(古ーい）もいたりして、とにかくウジャウジャとどこからともなく、くらげちゃんたちが出てくるのです。

そして気が付けば、まわりはただひたすらくらげちゃん。ちょっと宇宙っぽくありませんか？銀河の中にいるような・・・

毒の無いこのくらげちゃん、そーっとなら触ってもＯＫ。ジェリーフィッシュの名の通り、柔らかなゼリーのような触感です。
可愛いくらげちゃんと共に湖に浮かんでいると、この世の憂さなどどこへやら、すっかり癒されてしまうのです。

ちょいと失礼して、くらげちゃんを下から覗いてみました。光を浴びてすっかり透き通ってしまったくらげちゃん。

くらげ「いやーん　エッチィ　(#^.^#) 」

くらげの湖の入口には、この湖とくらげの説明書きが立っています。でも、この説明書きを読んでいる人はあんまりいませんでした。皆一刻も早くくらげちゃんに会いたいですもんね！

ミステリアスワールドって書いてありますね。確かに！！

最後のアクティビティはシュノーケリング。今日はローズガーデンというポイントでした。

ボートから飛び込んだとたん、熱帯魚たちのお出迎え。
お魚さーんこんにちは〜！

ローズガーデンというだけあって、薔薇の花のようなサンゴ礁がいっぱいありました。

いろいろな種類のサンゴと、可愛いいお魚さんたち。

さっきのくらげさん達ほどではないものの、熱帯魚のオンパレード。名前はわかりませんが、水族館などで見かける熱帯魚がいっぱいいました。

サンゴの中に、小さなお魚さんがいっぱいいるんですが…わかりますかぁ？

よかったら写真拡大してみてくださいませ。

シーカヤック、泥パック、くらげさん、シュノーケリング…どれもこれも楽しくって、年を忘れてはじけまくったアラフィフ夫婦。
最後に目にした戦争の遺物に、またしても一瞬だけ神妙になり、また明日も弾けるぞー！とお天道様に誓う私たちなのです。
明日も晴れてねー！！

この旅行記へのコメント （2）

• シンバさん 2009/08/09 22:32:27

  綺麗！！！

  mirilinさん こんばんは〜
  
  めっちゃ透明な海、とってもキレイですねー！！！
  
  オレンジクラゲも、水中の熱帯魚もとってキレイですー！！！
  
  う〜ん!!?
  
  http://4travel.jp/traveler/mirilintrip/pict/16176649/
  
  あっ。　は、はいっ。。　綺麗ですぅ。。。。。
  
  シンバ

  mirilinさん からの返信 2009/08/10 21:19:09

  RE: 綺麗！！！

  シンバさん　こんばんは！
  
  ご訪問いただきありがとうございます。
  清き一票も投じていただいたようで、感謝感謝です。
  もちろん、綺麗な私の表紙に惹かれたんですよね？
  ウフフ…
  
  
  なわけないですよね！
  パラオは、ホントに綺麗で楽しいところです。
  ショッピング好きの方にはお勧めしませんが…
  
  また、遊びにいらしてくださいね！
  
  mirilin