2009/04/25 - 2009/04/26
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シュンスケさん
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2009年のゴールデンウィーク、戦後最大の不況」そんな言葉がテレビ、新聞で踊る昨今、わが社も例にもれず緊縮財政です。出張費削減!残業禁止!そんな暗い話しか出てこない日々で、出張するのが仕事のような間接部門のわが部署は動くに動けず。
どうせ7月以降は休みなんてなかなかとれそうもないので、こんな時こそフレックスに有給消化だろ?ということでゴールデンウィーク、13連休にしちゃってペルーとボリビアに行ってきました。
ロスまでの航空券を日本で、ロスからクスコin、ラパスoutの航空券をTravelocityにて購入していざ出発。まずは一日半かけてマチュピチュへ向かう。マイアミから乗ったLAN航空が素晴らしすぎ。ビバLAN!!
クスコ空港⇒オリャンタ(タクシー):35USD←払いすぎ!
オリャンタ⇒アグアスカリエンテス(鉄道):50USDちょっと
【全日程】
■4/25
*NH6 成田 17:10 ⇒LA 11:10
*AA252 LA 14:30 ⇒マイアミ 22:15
*LA2511 マイアミ 23:55 ⇒
■4/26
*LA2511 ⇒リマ 4:35
*LA19 リマ 7:40 ⇒クスコ 08:55 ⇒マチュピチュ(タクシー、鉄道)
□4/27 マチュピチュ ⇒オリャンタイタンボ(鉄道)
□4/28 オリャンタイタンボ ⇒クスコ(乗り合いタクシー)
□4/29 クスコ ⇒プーノ(バス)
□4/30 チチカカ湖観光(船)
□5/1 プーノ ⇒ラパス ⇒(バス)
□5/2 ⇒ウユニ(ランクル)
□5/3 ウユニ ⇒(バス)
□5/4 ⇒ラパス(山登り)
□5/5
*LA2566 ラパス 21:55 ⇒リマ 22:50
□5/6
*LA600 リマ 1:05 ⇒LA 7:40
*NH05 LA 12:55 ⇒
□5/7 ⇒成田 16:25
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー
- 航空会社
- ラタム チリ
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まずは成田→LAの全日空6便。いつもながら全日空の食事は素晴らしい。細かなところの心づかいはほかの国ではまねできない。
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映画を2本見て、ご飯を2回食べたらロサンゼルスに到着。アメリカン航空のターミナルに向かってクスコまでのチェックインをする。空港のターミナルでこのアーチ、なんかいいな。
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マイアミにも時間どおりに到着。ここでLAN航空に乗り換え、リマへと向かう。機内に入った瞬間、「Buenos Noches, Que tal?」と夜10時過ぎとは思えない軽やかな言葉で迎えてくれ、ラテンモードにスイッチが入る。やっぱりこのノリだよね。写真はビジネスクラス。
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このLAN航空、初めて乗ったんだけどCAのサービスもさることながら、座席のモニターもワイド画面のタッチパネル式、オンデマンドでびっくり!
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ほら、こんな感じでタッチパネル。
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おまけにブランケットも厚手で暖かく、体調を崩しやすい僕にはうれしかった。
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もちろんごはんもおいしい。
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リマにも時間どおりに到着。クスコへの飛行機を待つ。
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リマ発ラパス行きのLAN19便に乗り込むと、コクピットの扉が空いていた。中見てもいい?とダメモトで聞いてみると、「もちろん!」との返事。
結局中に入り、写真まで撮ってしまった。どこまで気前がいいんだLAN。っていうか写真撮っちゃっていいのか、LAN。 -
このあたりのセンス、中国大陸の航空会社に見習わせたい。サービスってのをわかってるなあ。
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リマからクスコまでの右側からの景色。最初は海が見えていたのにどんどんむくむくと山が出てきて、いつのまにか湖が点在する高原に。
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逆に左側にはアンデス山脈が迫る。雪山に興奮!どれも6,000m近い山とのこと。インカの人たちはあんな高い山の上まで登って祭壇を築いたのか、すごい。
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D90、200mm望遠フル活用。結構迫力出るなあ。
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一時間弱で雲が晴れて、クスコの盆地が見えてきた。飛行機から見てると、何もない高原の中にいきなりぽかっと盆地が広がる。ぎっしり家が詰まっているなあ。
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クスコの空港でタクシーをチャーターし、そのままオリャンタイタンボまで向かう。途中、リャマやアルパカ、ビクーニャが飼育されている場所に寄りアップをパシャリ。結局帰るまでリャマとアルパカ、ビクーニャの違いがわからなかった…
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うまそうに草を食べるなあ。
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クスコからオリャンタイタンボまでの道はウルバンバ河沿いに田畑が開け、聖なる谷と呼ばれている。この呼び名、谷が一望できる場所でその呼び名も納得。これで雪山がバックに見えたらフンザだなあ。
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途中、ドライバーのすすめでPisacの村に寄る。観光客向けのマーケットが有名のようで、ぶらぶら見ていると「ミサを見ていく?」とのお誘いを受けた。誘いに乗って教会の中に入っていくと、小さな村に似つかわしくない立派な協会で、スペイン語とケチュア語で賛美歌が歌われていた。
憂いげなイエスの肖像画と、インディヘナのおばちゃんが印象的。 -
見晴らしスポットで売られていた香辛料。南米原産の食材がなかったら中華もイタリアンも成り立たない。
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周りにはいたるところにユーカリが植えられていた。あとで聞いたところによると、19世紀にオーストラリアから持ち込まれたとのこと。
原生種はほとんどなくてユーカリだらけ。それにしても、標高3,000mを越えるところでユーカリが育つなんてびっくりだ。 -
昼すぎにオリャンタイタンボの駅に到着。ここまで来るとクスコに比べてかなり暑い。だいぶ標高がさがってきたんだろう。
オリャンタイタンボの駅はとてもシンプルでのどかだった。おじちゃん暑い中補修ご苦労さま。 -
そうか、お前は日本から来たのか。俺はフジモリが大嫌いだったよ、アイツは金に汚かったからなあ。ペルーで日本と言えばやっぱりフジモリ元大統領の名前が出てくる。
日本の南米への移民が始まったのは100年ほど前のこと。いくら混血が多いからといってマイノリティの子孫が大統領になるってすごいことだと思う。 -
オリャンタイタンボからVistadomeとの観光列車に乗ってマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)に向かう。車体はブルートレインみたい。
緑茶の文字がいかに日本人観光客が多いかを物語っているなあ。 -
Vistadomeの車内。ちょうど上にもサンルーフみたく窓がついていて上を見上げられるようになっている。それで車内サービスつき。ちなみにこの列車の客は僕らをいれて全部でたった4人だけだった。
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Vistadomeの窓。確かに山はみやすい。
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出発してすぐに車内食が出てきた。コカ茶と軽い軽食。ちょっと得した気分だけど、これも含めて1時間半ほどの列車で50USDは高い。
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列車はマチュピチュに向けて、どんどん下っていく。
マチュピチュって山の上に遺跡があるからさぞかし標高が高いのかとずっと思っていたんだけど、実は遺跡の場所でも2,280mしかない。
クスコが3,600mだからクスコからマチュピチュまで1,400mほど下ることになる。 -
列車は単線で線路も古いこともあり、とてものんびりと進む。時速24キロ。
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単線だからすれ違いの時はこんなことも。列車がポイントの前で止まったと思ったら、車掌さんが降りていってポイントをかえる。
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すると反対側から列車がやってきた。
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はい、無事にすれちがえました。万事こんな感じだから1時間半列車に乗るといっても30キロくらいしか進んでいない。
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ウルバンバの渓谷は文句なしに美しい。
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こんな原始的なトンネルも。
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いつの間にか眠りに落ちていて、気がついた時にはマチュピチュの駅に着いていた。さすがに疲れていたみたい。
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駅の近くのPachamama Innにシングル20$にて寝床を確保。まあまあきれい。
道中、あれだけユーカリしか植わっていなかったのに、マチュピチュまできたらすっかり鬱蒼とした森になっていた。それだけ暖かいところに下ってきたんだろう。
翌朝のバスチケット、マチュピチュ遺跡の入場券も無事に購入し、マッサージで疲れをとり翌朝のマチュピチュに向けてゆっくり休む。
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