2009/04/01 - 2009/04/11
1975位(同エリア3205件中)
ゆきさん
聖イシュトバーン大聖堂に行ったあと、カフェ・ジェルボーでお茶(というかお昼ご飯)をいただきました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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聖イシュトバーン大聖堂。でっかい、でっかい。
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レリーフだけでもすばらしい。
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イースターなので、大聖堂前の広場に巨大たまごが出現していました。
そして、観光客とみれば、カロチャ刺繍を売りつけに来る物売りもたくさん。
ガイドさんが「ああいうのは絶対に買っちゃだめ」と、追い払ってくれました。よほどダメなものらしい。でも素人にはわからないですよね〜。 -
マリア様のお出迎え。
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足でヘビを踏んでいます。悪徳をおさえている、という表現です。
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なかは金箔だらけ!
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うあ〜、すっごい、すっごい!!!
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こんなにすばらしいところだとは、思っていませんでした。
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きれいだな〜。お城か美術館みたい。
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しかし、この日、あまりに豪華な国会議事堂や、聖イシュトバーン大聖堂を見たことが、のちのちたたることに‥‥
何を見ても、国会議事堂や大聖堂と、無意識のうちにくらべてしまうのです〜。普通に見れば、りっぱで広い建物も、「なんかせまい」「しょぼい」と感じてしまうのです〜。 -
わたしが俗物すぎるのだろうか。こういうきんきらきんの豪華な場所、大好き。
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わ〜、ステンドグラスもきれい。
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ステンドグラスだらけ。
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祭壇には、イースターが近いので、かわいいカロチャ刺繍の縁取りがそなえられています。
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かわいい〜。
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おじさまのシリアスな顔とは、かなりのギャップがあるが。
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あっちにも。カロチャ飾り。
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しかし、絵はどシリアス。
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聖イシュトバーン。
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と、奥さん。
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王冠。
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聖イシュトバーンの手のミイラがはいっている箱。
お金を入れると、ライトアップされるそうですが‥‥ -
すごいな〜、ブダペスト。こんなに豪華なものが、いっぱいあるところだとは思わなかったよ。
で、これは町なかにさりげなく飾られていた、ジョルナイのタイルです。
これからバスに乗って、ホテルに戻ります。そして、近くのカフェへ! -
カフェ・ジェルボーです。いよいよ、楽しみにしていた、ケーキたーいむ!!
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店にはいった瞬間、ショーケースに並ぶケーキのでかさに驚愕。こ、こんなでかいケーキ、見たことない!
しかし、用意されていたのは、ジェルボーの人気ケーキ3種類、ミニサイズセット、という、実に観光客向けのありがたいメニューでした。
た、助かった‥‥
とはいえ、ひとつのサイズが日本の小さめのケーキひとつ分。
そして、このみっつをあわせた大きさが、ジェルボーのレギュラーサイズひとつ分です。無理すぎる。
左上が、ドボシュ・トルタ。チョコクリームとスポンジを何層にも重ねて、カラメルの板(味は完璧にべっこうあめだった)がのせてあります。この板が固い! フォークでかんかんやって、根性で割るしかない。
下が、ジェルボー・トルタ。のちに、ザッハーさんが「あのカフェ・ジェルボーにおいしいケーキがあるから、あれをまねっこして作ろう」と作ったのが、有名なザッハ・トルテです。実は、ここにルーツがあったんですね〜。チョコレートずっしりのかたまりケーキでした。
右上が、エステルハージー・トルタ。エステルハージー家の紋章模様のケーキです。ヘーゼルナッツ(かなあ)クリームの、比較的軽めのケーキでした。
みんなでぱくぱく食べながら、「うーん。おいしいけど‥‥全部、同じような味‥‥チョコレートの味しかしない」と、身もふたもない感想。唯一、エステルハージー・トルタだけが、ナッツ味なので、「これがいちばんおいしい」と絶賛ではないものの(消去法で)好評でした。
うーん、やっぱり、激しく甘いんですよね〜。
あのシシィが大ファンだったというケーキ屋だっただけに、期待のハードルをあげすぎてしまったか? やっぱりケーキは日本のケーキがいちばん、わたしの舌にあっているのかも‥‥しくしく。カフェめぐりを楽しみにしてたのに! -
カプチーノを頼みました。紅茶はどこで頼んでもティーバッグで出てくるので、たまにはコーヒーを、と思ったのです。もちろん、ここでもティーバッグでした〜。
おまけにつけられている三日月型のクッキーですが‥‥日本のクッキーの方が好きかも‥‥
というわけで、行く前に計画していた、「ジェルボーのクッキーをいっぱい買うんだ!」という楽しみも、この味見だけで終了してしまったのでした。 -
このあとはフリータイムです。
いよいよ地下鉄に乗って、ひとり歩き開始!
と思ったら、ジェルボーの真正面にあるこの駅は、終点降車専門プラットフォームだった‥‥
ここから出る方のプラットフォームは(地下ではつながっていない)、広場中央の像の前にありました。 -
気を取り直して、正しい方の駅へ。
ヴィレシマルティ・テール駅ですが‥‥ここにはいい思い出がない。
実は、ブダペストカードをここの窓口で買ったのです。カードを持っていれば、バスも地下鉄もトラムも乗り放題だし、美術館とかいろいろ割引になるみたいだし、と、二日間有効のカードを窓口のおばさんに頼みました。
するとおばさん、わたしから受け取ったお札をそのへんに置いて、もたくたもたくたもたくた、とあっちの引き出しをあけ、こっちの引き出しをあけ、カードをこちらに差し出し、裏に署名と日付を書け、と言います。
で、言われた通りに書いたら、あと500フォリントよこせ、と、おばちゃんからの大アピール。
は〜? さっき渡したじゃん。パンフレットよりも値上がりしているって言うから、500フォリント、あとでちゃんと財布から探し出して、渡したじゃん!
しかし、わたしのうしろにはずら〜っと行列ができているうえ、うしろの兄ちゃんは、わたしがおばちゃんのマジャル語を理解できないのだ、と解釈して、親切に英語で「500フォリントたりないって言ってるよ」と教えてくれます。
‥‥まあ、200円くらいだから、いいけどさ〜。窓口のおばさんがねこばばするなんて。
ここで騒ぐと、もっとめんどくさいことになりそうなので(改札には、恐そうな検札のおじさんたちが4人立っていた)、あきらめて500フォリント渡して窓口をはなれました。
そして、あらためてカードを見ると‥‥3日間有効のカードだとー!!!
ううう、あんなに2日分のカードって念をおしたのに。わざとなのか? わざとなのかー!?
しくしく。やっぱり、ホテルかインフォメーションで買えばよかった。駅で買っちゃダメだ。
(しかし、のちに判明するのですが、ブダペストカードは割引率が低くて、まったくもとがとれないカードなのでした。これは買ってはいけない〜。むしろ、交通機関のみの、一日乗車券とか、三日乗車券とか、そっちを買うべきだった)
と怒りまくりながら、国立博物館をめざしました。
が、駅を出てからがわからない。
あとで理由がわかったのですが、駅周辺が大工事中で、地図に書いてある道がさえぎられて見えなかったのです。
で、とりあえず、こっちの方、とあたりをつけて歩き出し、ちょっとりっぱそうな建物をめざしていくも、ブダペストの町はやたらと大きくてりっぱな建物が多いので、どれもこれもはずれ。
しかたがないので、ついにそのへんにいたお兄ちゃんをつかまえて聞くと、「あっちからぐるっと回ると行けるよ」と教えてもらえました。
言われた通りの道を行くと、博物館のまわりをほぼ一周して、やっと入り口にたどりつく、えらく遠回りのコースだったという‥‥
なんで? 東洋人だから、からかわれたの? 悪意なの?
と、かなり悲しかったのですが、このあと、方向音痴のわたしが、何度か人に道をたずねたことでわかったのは、「ブダペストの人は、よく知らないことでも、間違った答えを堂々と、とりあえず教えてくれる、親切だから」ということでした。ううう、イタリア人のように、自信を持って嘘を教えてくれるなんて、迷惑‥‥知らないなら、知らないって言ってよ〜。 -
というわけで、博物館のまわりをぐるーっと回って、こんな家の前を通って、てくてくと歩きました。
-
ペットボトルの水を持ち歩くのを忘れて、脱水でふらふらしていた‥‥
あぶない、あぶない。 -
そして、やっとたどりついた! 国立博物館〜!!!
観光客はあまりいなかったです。地元の小学生とか高校生とかの遠足だか課外授業だか、そんな感じの子たちばかりでした。
入場料はブダペストカードの割引もあって800フォリント。400円しません。
しかし、中で写真を撮るためのチケットが3000フォリント!(カード割引なし!)
ああ、本当にブダペストカードなんて買わなければよかった。あんなもの買うより、ここの写真チケット買う方がずっとよかった〜。
この博物館のわたしのお目当ては、シシィが暗殺された時に着ていたドレス&ルド様グッズのみでした。
う〜ん。どうしよう。あの、呪いのブダペストカードのせいで、フォリントの現金の持ち合わせが、かなりぎりぎりになってしまったのです。まさか写真チケットがこんなに高いとは思わなかった(しかもカード割引なし!)。
で、とりあえず、中にはいってみて、もし、写真撮影するだけの価値があれば、戻って、写真チケットを買いに来ればいい、と判断しました。
そして、迷路のような館内を、どうにかこうにか歩いて30分以上かけて、ようやく探し出したシシィ部屋(というかハプスブルク部屋)は!
え〜! この雑な扱いはなに?
もうちょっと、大々的に宣伝してもいいんじゃないだろうか。このあとのナチス部屋の、異様なほどの力の入れ具合と、かなり違うんですけど〜。
壁の棚に、けっこうごちゃごちゃといろんなものがおさめられていて、わたしはシシィドレス目当てに来たというのに、最初に部屋を一周した時には、見逃していました(笑)。何の目立つ札も印もないんですよー。かなり目玉な展示品だと思うんだけど。
で、やっぱりせっかく来たんだから、写真を撮るチケットを買いに戻ろうかなあ、と考えながら、ドレスのまわりをうろうろしたのですが‥‥ショーケースに窓からの光とライトの光が当たって、反射しまくり‥‥どんな位置に立ってみても、うまく写せそうにありません。
ダメだ。窓からの光がはいる時間帯に来てしまったからか、わたしの身長と角度の問題なのか、きれいな写真を撮るのは、わたしには無理だ〜。 -
というわけで、、撮影は断念。
これは、のちにウィーンで買ったパンフレットにある写真です。ここには、シシィの胸をやすりで刺された穴がはっきり写っていますが、博物館で見た実物には、どんなに目を凝らしても、傷口が見えなかったんです。
不思議だ。胸元のひらひらフリルとえりに隠れていたのかな〜。
展示品の中には、ルド様のマグカップもありました。おみやげ屋さんで売ってほしい、と思うラブリーなカップでした。
‥‥やっぱり、写真撮ってくればよかった‥‥うう。ブダペストカード‥‥
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この旅行記へのコメント (2)
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- ヴォルさん 2009/05/18 00:31:51
- 大聖堂とシシィ暗殺時のドレス
- ゆきさん、またまたこんばんは。
大聖堂、私が行った時は結婚式をやっていて中に入れませんでした〜(T_T) なので、またまたこちらの写真で堪能させて頂きました。ありがとうございます!
ブダペストカード、大変でしたね(T_T) 似たような話しを、他の方の旅行記でも読んだことがあります。窓口の人が多めにお金を取る(-_-メ) 日本では考えられないけど…。英語もロクに通じない場所だと、わからないフリをされる場合もあるし、後ろに行列なんてできていると、ついつい涙を飲んじゃうことありますよね。それでその街の印象が変わってしまうのであれば、悲しい…
シシィが暗殺された時のドレス、パンフレットの写真は明らかに展示物とは違う。でもパンフレットのほうが真実味があるような気がします。展示物は襟で傷口を隠してしまっているのではないかしら?私の旅行記の写真と、ゆきさんのプログラム写真を両方見くらべて真実がわかったような気が…。襟の下に修復したような跡が見えるので、これが傷口だったのでは?
↓博物館内の展示物写真
ブダペスト&ウィーン 2008春 ペスト〜国立博物館でシシィが暗殺された時に着ていたドレスに驚く〜
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10237502/
そしてあの場所は、ホントに光がガラスケースに写り込んでしまってカメラマン泣かせなのです。私は四苦八苦しつつ、あの場所に20分程いました(;^_^A 辿り着くまでの時間はかかってないので、ほぼあそこしか見てないに等しい(笑)
シシィはハンガリーで人気はあったけど、ハンガリーにとっては他国に支配された期間でもあるので、あまり大々的に扱いたくないんだろうな〜というのが、私が博物館を訪れた後の感想でした。
- ゆきさん からの返信 2009/05/18 11:50:09
- RE: 大聖堂とシシィ暗殺時のドレス
- こんにちは〜。
> 大聖堂、私が行った時は結婚式をやっていて中に入れませんでした〜(T_T)
ええ〜! そ、そうか、あそこって現役なんですね。
ミサだけ注意していればいい、と思っていましたが、結婚式というのもあるんですね〜。
国会議事堂と大聖堂の中という、すてきな場所が残っていますから、
次のブダペスト旅行の大きな楽しみが、ふたつもありますね!
> ブダペストカード、大変でしたね(T_T) 似たような話しを、他の方の旅行記でも読んだことがあります。窓口の人が多めにお金を取る(-_-メ) 日本では考えられないけど…。英語もロクに通じない場所だと、わからないフリをされる場合もあるし、後ろに行列なんてできていると、ついつい涙を飲んじゃうことありますよね。
なんですって〜。あのばばー、いや、おばさんだけだと思ったのに。
両替でごまかされる、という話は聞きましたが、切符売り場の窓口でお金を隠されるとは思いませんでした。でも、どこでも油断は禁物、という授業料200円だと思ってわりきります。
お金を渡したら、レシートをすぐに受け取らなければならない!
あの時、わたしが泣き寝入りしたのは、証拠がなかったこともありました。レシートさえあれば、あのおばさんも、お金を隠さなかったと思うんですが。
ただ‥‥切符売り場にレシートがあるかどうか‥‥筆談でもして、ノートに「これだけ渡した」と書いた証拠を残せば、まだ違っていたかも。言葉が通じない国なら、なおさらでしたね〜。
>それでその街の印象が変わってしまうのであれば、悲しい…
旅行者が使う窓口ですもんね(笑)。
でも、わたしはブダペスト、好きになりましたよ。変なことをされたのは、あの人だけだったし。基本的に親切な人ばかりでしたし。
現地ガイドさんが、「残念ですが、スリや詐欺は大勢います。それも、想像するようなタイプではなく、普通の子供や、身なりのいい女性が、そういうことをします。ハンガリー人として、とても恥ずかしい。情けないことです」と、何度もおっしゃっていました。
そして、何度も怪しい人を、一生懸命に追い払って、何度もあやまってくれていました。
日本にも、外国からのお客さんをだます人間はいるだろうし、お互い様だと思っています。
> シシィが暗殺された時のドレス、パンフレットの写真は明らかに展示物とは違う。でもパンフレットのほうが真実味があるような気がします。展示物は襟で傷口を隠してしまっているのではないかしら?私の旅行記の写真と、ゆきさんのプログラム写真を両方見くらべて真実がわかったような気が…。襟の下に修復したような跡が見えるので、これが傷口だったのでは?
> ↓博物館内の展示物写真
> ブダペスト&ウィーン 2008春 ペスト〜国立博物館でシシィが暗殺された時に着ていたドレスに驚く〜
> http://4travel.jp/traveler/wol/album/10237502/
見えませんでしたよね? どこに傷口があるのか、全然わかりませんでした。
まさかレプリカ? と思うくらい、本当にわからなかった。
修復してしまっているんですかね〜。それはある意味、台無しなのでは‥‥
> そしてあの場所は、ホントに光がガラスケースに写り込んでしまってカメラマン泣かせなのです。私は四苦八苦しつつ、あの場所に20分程いました(;^_^A 辿り着くまでの時間はかかってないので、ほぼあそこしか見てないに等しい(笑)
え〜。ヴォルさんでも20分! 早々にあきらめて、正解でした(笑)。
それでも、5分くらいねばって、ポイントを探したんですよ。
でも、光が写らなければ、自分の姿が写ってしまうし、ほんとに変な場所にありますよね。
てゆーか、黒いドレスをあんな、光のはいる部屋にさらしていいのだろうか。変色しないのだろうか。
部屋の場所は15番、というのはわかっていたんですが、なんか、上にあがってから、入り組んでいるので、おかしな部屋にはいってしまい、30分ばかり、どうでもいい部屋を見学してきてしまいました(笑)。解説が読めないので、よくわからなかったです。
> シシィはハンガリーで人気はあったけど、ハンガリーにとっては他国に支配された期間でもあるので、あまり大々的に扱いたくないんだろうな〜というのが、私が博物館を訪れた後の感想でした。
ああ、それでハプスブルク部屋が、物置か倉庫みたいな雰囲気に‥‥適当でしたよね〜、あの陳列は。思っていたより狭くて、しかもすみっこだったので、そのことにびっくりしました。
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