2009/05/04 - 2009/05/04
123位(同エリア511件中)
みなみんさん
09年ゴールデンウィーク真っ最中にソウル明洞から地下鉄に乗って世界遺産水原華城に行ってきました。城壁をグルッと一周してちょうど一日の小旅行ならぬ小ハイキングになりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
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ソウル明洞から地下鉄を乗り継いで水原(Suwon)華城へ。明洞からは4号線でOido行きに乗り江南方面を通過して乗換え駅の衿井(Geumgeong)までひたすら我慢。衿井の駅では降りた同じホームの対面が1号線の水原方面行きでした。4号線の衿井で降りた多くの人が階段を昇って行きましたので着いて行ったら1号線の反対方面(ソウル市街方面)に向かう人でした。衿井からはソウル郊外の住宅(団地)と工場が混在する中を水原までは5つの駅です。平日午前中であったためか、4号線は混んでましたが座れましたし、1号線はさすがに空いてました。着いた水原の駅は超近代的な大きい駅でした。カフェやレストラン、AKデパートもありますが、何だか東京近郊のターミナル駅みたいで旅情が薄れていくような。東京と違うところは迷彩服を着た軍人さんが目立つことくらいでしょうか。
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駅を正面出口から出ますと写真のような大通りがまっすぐに伸びている光景が見れます。世界遺産の街ということもあり、京都駅を正面に出た光景を彷彿とさせます。京都に着いた時も「さぁ、寺回るぞ!」ってなワクワク感がありますね。この大通りの2キロ向こうに世界遺産の華城はデンと鎮座されているのです。
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水原駅正面には写真のような案内板があります。外国人観光客(自分もそうですが)が地図を見ながら長い間あーだこーだと言い合っておりました。自分も地図に見入りますが、ここは観光案内所に行って地図をもらうのが先決と駅を出て左手の案内所に向かいました。もちろん日本語のパンフレット兼地図完備でした。
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地図もゲットできたし2キロを歩くのはつらいのでバスに乗ろうと駅前をグルッと見渡すと大通りの向こうにバス乗り場のミニセンターがあるのを発見、あれに違いないと地下道で通りをくぐりバス乗り場の案内板(残念ながら地図にはなっておらず、バス停が延々書かれたものでした。ほとんどがハングルのみのバス停表示でしたが目指す「八達門」のみは英字表記がありました。)で八達門を発見したのが運のツキ、これ大間違いの元でした。目指すバスの13番が来たので確信を持って乗り込んだんですが、何とこのバス八達門には行きますがその前に郊外の団地をグルッと回って約40分後に同じ水原の駅前に戻ってきてそれから旧市街にある八達門に向うバスでした。バスの運転手に途中何度か尋ねましたが全く通じず、取り敢えず乗っておけとの身振り。よほど途中で降りてタクシーに乗ろうかと思いましたが、運転手は座って、座ってとの身振り、まな板の上の鯉ですな。
正しいバス乗り場は駅から降りて大通りを渡らずに観光案内所のまだ先にあります。正しいバス停からは多くの観光客が乗ってきました。しかし水原周辺は大きい団地がいっぱいあって、それぞれの団地周辺はちょっとした街になっていて魅力的な食べ物屋さんがいろいろありました。 -
水原駅前からは10分足らずで八達門に着きます。バスを降りてまたびっくり、結構な繁華街です。バス停前が大きい商店街の入り口です。ソウルの東大門と同じく八達門は道路の真ん中に鎮座していました。思わぬロスタイムのおかげでもうお昼時です、八達門の周辺には食べ物屋さんがたくさんあります。水原と言えばカルビですが、ここは少々抑えてソルロンタンでおなか一杯に。物価はソウルと変わりませんね。
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もらったパンフレットによると、華城は1796年に完成、市街地の造成や戦乱で一部建物は消失したが現在でも41の建造物が残り1997年に世界遺産に登録されたとのこと。また、華城全体の長さは5.7キロでのんびりお散歩するにはもってこいの長さです。この日は快晴で歩いてる時は暑いくらいでしたが日蔭ではひんやりといい気候でした。さて華城はどちらから回るべきでしょうか。時計回りに回れば前半が八達山(標高143m)で後半が平城、反時計回りでは前半がのんびりお散歩後半が山登りです。私のお勧めは時計回りです。まずは八達山からの眺望を見て下さい。さすがにお城だけあって水原界隈が手に取るように見えます。
さて、写真は八達門から八達山への登り口に向かって行く図です。先の方に長い階段が見えますね、あれを登ってゆきます。 -
階段(と言っても城壁です。)の登り口に来ると世界遺産の看板があります。ここの案内所では強制的にパンフレットを渡されました、ハングルの。(なんでやねん!)ゴールデンウィークとは言え現地では平日なので観光客もそう多くはありません。満員だったバスの人は観光客ではなかったんですね。
急な階段をグイグイ登ってゆくとあっけない程に華陽楼への分岐に着きます。左に折れて華陽楼への平坦な道(と言っても道の両側には城壁があります)を歩いてちょっとすると休憩所ならぬ華陽楼が。ここは松の木が茂っていてあまり眺望はききませんでした。でもさすが山の上だけあって吹き抜ける風は心地よかったです。しばしの休憩の後先を急ぎます。 -
途中の城壁(多分近年になって再建されたものと思われます)には銃眼が一杯開いており、昔はこの穴から弓を放ったんでしょう。穴から八達門を覗いてみました。
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華陽楼からメインの城壁への戻り道。城壁の外は松林で公園のようになってました。こんな山の上なのに暇そうなおっさんが寝転がっておりました。天気いいもんね。
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城壁の内側には整備されたお散歩みちが続いています。しんどい山登りは最初だけですよー。
あとはのんびり軽いアップダウンで適度な運動。
周りは緑も濃くちょっとしたハイキング気分が味わえます、でもってこれが世界遺産なんて。素敵すぎ。 -
西将台がほぼ山のピークです。ここにも観光案内所がありチケットブースで華城観覧料1000Wを払うことになります。このチケット(半券)はあと2回はチェックされることになりますので失くさないようにしましょう。少し行くと西将台と西弩台があるピークに出ます。ここからの眺めはさすがにお城というだけあってほぼ360°の眺めです。ちょっと長めの休憩とします。
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写真は西将台から南側の水原市街地方面の鳥瞰です。遠くまで高層住宅が立ち並び如何に多くの人が住んでいるのか想像もつかないくらいです。こんなに多くの高層住宅に住む人は何の仕事をしているのかという疑問が湧いてきますが、もちろん1時間程度の通勤時間でソウルまで行けることと、もらった地図をよく見ると三星電子(そう、サムスンですね。)の生産拠点があるようです。水原は企業城下町でもあるらしいです。
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西将台のまさに足元には復元された華城行宮が手に取るように見えます。城壁内の旧市街には目立った建物はなく、空き地や古い家が目立ちます。そして城壁の外にはこれでもかというくらいの高層住宅群が立ち並びます。
行宮の上の方にはワールドカップ会場が見えますね。 -
これでもか、というほどの高層住宅群。
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どこか日本国内の街に見えますね。
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写真のちょうど中央あたりに水原の表門である長安門が見えますね。長安門がちょうど華城めぐりの中間地点ですので、まだ先はかなりあるということに気付きます。先を急ぎましょう。
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西将台からは急な下り坂や階段が続きます。ここもそう苦労なくグイグイと下りてゆきます。
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下りきったところが華西門で、八達門以来の立派な門です。この門も外側に向けては甕城門となっており、門の外側にU字型の城壁があり外敵が容易に侵入できない構造となっています。このU字の城壁の上にも行くことができ、昔はここから弓を放っていたんでしょう。城門の中は暗くてあまり長居をしたくなる場所ではありませんでした。
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華西門の甕城門上から城門を見た図。まるで竜宮城に出てくるような門ですね。門より内側は普通の民家が立ち並んでおります。
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ここからはほぼ平坦な平城になります。城壁の外側は芝生がきれいな公園になっていて地元の人がのんびりくつろいでおります。
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平坦な城壁沿いを進みますと立派な門が見えてきます。これが水原の表玄関である長安門です。ここには休憩所と売店があります。この城門も立派な甕城門になっており、車は門の脇を走りますが地元の歩行者や自転車は普通に門をくぐるようです。
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城門の外側はいきなり繁華街です。高層住宅の側面に書かれている「Happy Suwon」が水原のキャッチフレーズのようです。いろいろな場所で見かけました。
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平坦な城壁沿いにさらに進みます。城壁が途切れているところがあるな、と思っていたらそこは最も有名な華虹門でした。
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有名なスポットですね。水原川が旧市街を横切っていますが、城壁内へ流れ込む場所に城門を作ったんですね。
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華虹門を上流側より見た図。この河原にも降りれます。
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華虹門の上はちょっとした休憩所兼展望台になっていまして、地元の子供の遊び場にもなっているようです。こんなところでお昼寝ができたら気持ちいいでしょうね。
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暗門という秘密の門です。物資や家畜などは正式な門を通らずにこういう隠し門を通っていたようです。事あった際には固く閉ざされたんでしょう。人ひとり通るのがやっとの幅しかない門です。
華虹門から先はあまりアップダウンのない平坦なところを通ってゆきますが、この東暗門付近は華虹門のある川床からの登りになります。 -
さらに進むと芝生に覆われたまるでゴルフ場と思われる光景になります。華城の北東部です。弓の練習所もあります。観光客でも弓を射ることができます。
この弓の練習所の横を幹線道路が通っていまして、城壁の下をトンネル状にして通っています。 -
蒼龍門という北東部分の門です。普通に車が通っています。このあたりは本当に平坦なやや退屈な部分ですね。
ここまで来ると歩いている人はほとんどいませんでした。 -
うーん、平坦。前方にはゴシック様式の大きい教会が見えます、ずっと。
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華城も最後の部分で、城壁は水原川に向かって降りてゆきます。川に降りてしまうと城壁もおしまい、ここからは水原の繁華街になります。繁華街の部分は城壁も跡形もなく取り壊され、八達門が残るのみとなります。
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水原川沿いの道路に降りてきて、少し行くと左手に大きい市場の入り口に出ます。市場の門からして華城のデザインになっています。
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市場付近ではトラックの荷台に載せた物売りおじさんが頑張っています。のりを荷台一杯に載せたトラックもあって3000wとは安いんですがどれくらいのりをくれるんでしょうか。
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こちらは唐辛子の苗を満載したトラックです。唐辛子は自宅で栽培するんでしょうか。
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市場付近の橋から水原川上流方面を臨みます。ずっと先に華虹門があり、そこまで遊歩道が続いているようです。市街地を流れる川ですが、水はきれいでした。
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橋を渡って商店街を抜けると八達門に出てきます。
途中のんびり休憩をしながら一周歩いて4時間弱でした。後半(華虹門以降)は平坦なコースとなっており、ややダレましたがいい運動になりました。こんな大きい市街地の中にありながら、緑の色濃いお散歩みちでしかも世界遺産というんですから、こりゃ素敵です。
水原駅へは八達門の前(急な階段側です。)から頻繁にバスが出ています。多分ほとんどのバスが水原駅を経由するものと思われます。ソウル市街への帰りは1号線でそのままソウル駅まで、ずっと爆睡状態でした。
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