ギリシャ2009（全11日間）１

2009/03/27 - 2009/04/06

春休みは海外へ、と考えて旅先を探すのですが、やっぱり寒いより暖かいところに惹かれてしまいます。今年はいろいろ考えたあげく、ギリシャのみ11日間でスケジュールしてみました。遺跡巡りと聖地巡礼、ついでに島での〜んびりを合い言葉に、いいとこ取りのギリシャを満喫しました。まずは、アテネ滞在中の旅行記です。ラッキーにもホテルがグレードアップされて、アクロポリスが臨める部屋に泊まることができました。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: カタール航空

カタール航空でドーハ乗り継ぎ、今回このルートがプロモーション価格でとてもお安くなっていました。時間があればドーハの町にも繰り出してみたかったのですが、往復、空港内で時間をつぶしました。

こちら上空からのカタールの街並み。お隣のドバイに負けず劣らず、湾岸部は建築ラッシュが続いているようです。

昼過ぎにアテネ到着、ホテルにチェックイン後、翌々日のカランバカ行きの列車のチケットを取りにラリサ駅まで。発券まで１時間ほど順番待ちしなければいけないようだったので、近くのタベルナでグリークサラダとギロピタのランチで腹ごしらえしました。

影が濃いというのか強いというのか、なぜだかギリシャの町ではカメラを地面に向けることが多かったような気がします。

こちらが、駅の予約センター。日本の銀行のような順番待ち番号札が発券されるので、つきっきりの必要はないのですが、飛ばされてしまうのが怖くて、ついつい早めに動いてしまいます。

石畳に花屋さん、街歩きで、最もヨーロッパを感じられる取り合わせです。

サントリーにはネコばっかりでしたが、アテネではの〜んびり生活する犬たちを目にしました。お店の入り口に陣取っていると、店員さんもお客さんも彼らをよけて商売しています。

ホテルの屋上から見た古代アゴラ、２日目は遺跡散策を中心に歩きまわる予定です。

古代アゴラの丘の上に、シンボル的にそびえるヘファイストス神殿。鍛冶を司る神ヘファイストスを祀ったものといわれているそうで、保存状態がとてもよく絵になります。

アギィ・アポストリ教会。ここは11世紀のビザンチン教会だそうで、紀元前の遺跡群の中では、ひときわ新しい部類に入ります。っていっても平安時代だもんな〜

石のベンチには、なんだかわからんが、かわいらしいレリーフが

いよいよアクロポリスの丘に上りました。こちらイドロアティコス音楽堂は、今でも6000人の観衆を収容可能で、毎年コンサートやオペラが催されているといいます。

世界中から、この世界遺産の象徴を拝みに来るのですね。パルテノン神殿を目前に胸が高鳴ります。

パルテノン神殿と青い空、そして飛行機雲。

丘の上はヒト・ヒト・ヒト。地元の高校生のような一団もたくさん見かけました。日本でいう清水寺の感覚でしょうか。

アクロポリスから見下ろしたアテネの街並み。赤い屋根の家の向こうにゼウス神殿が臨めます。

こちらは、シンタグマ広場方面を見下ろしたところ。右前方にリカヴィドスの丘がそびえます。

淡い色合いが素朴に美しい花が風にゆられています。

岩壁にいびつに開いた小さな穴から、アテネの街を覗いてみれば、不思議に世界がゆがんで見えます。

アテナ女神像で有名なエレクティオン神殿。こちらも修復中でしたが、丘の風がよく似合っていました。

石のブロックが積み上げられて柱を作っています。なんだかだるま落としみたいで心許ない感じがします。

モナスティラキ広場前のバイラクタリスで遅めの昼食。サラダにしてもスブラキの添え物にしても、トマトが真っ赤で美味しいです。

日暮れ時は、おしゃれなコロナキ地区をぶらぶら街歩き。ここではグリークコーヒーではなく、ネスカフェ（普通のコーヒー）を頼みます。

こちら、ホテルの部屋（セントラル・アセンズ）からのアクロポリスの夕景。予約していたエルメスがオーバーブッキングで満室、お隣を紹介してもらったのですが、とてもラッキーでした。アテネで４つのホテルに宿泊したのですが、部屋からアクロポリスを臨めたのは、結局、ここだけでした。

モナスティラキ広場からライトアップされたアドリアヌスの図書館とアクロポリスを見上げます。まだちょっと寒い時期でしたが、地元の若者がたくさん集まっていました。