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<br />フランス パリ − プロバンス 20年ぶりのフランス (パリ編)↓からの続きです。<br />http://4travel.jp/traveler/akira_tokyo/album/10332973/

フランス パリ − プロバンス 20年ぶりのフランス (プロバンス編)

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2005/08 - 2005/08

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Akira_Tokyoさん


フランス パリ − プロバンス 20年ぶりのフランス (パリ編)↓からの続きです。
http://4travel.jp/traveler/akira_tokyo/album/10332973/

同行者
一人旅
交通手段
鉄道
  • アヴィニヨンの橋の上で (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France) <br /><br />TGVでノンストップでアヴィニヨンにやってきた。国鉄の構内案内アナウンスは以前は「ブーブー」と始まったがいまは女性が「パッパッパーヤ」と歌って(いるように聞こえる)始まる。さすがおフランス、しゃれているざーます。さて、アヴィニヨンといえば河の途中でくずれているサン・ベネゼ橋が民謡で有名ですが、橋の上で観光客がその民謡「アヴィニヨンの橋の上で」を唄いながら輪になって踊っていました。おお、そのままやん、楽しそーやな、と感嘆しておりました。パリではマフラーをしている人、ブーツを履いている人、コートを羽織っている人など多数いらっしゃいました(それほど寒くはなかったけど)が、ここプロヴァンスは、「めちゃ暑い」。旧教皇庁を見学してから、ベトナム料理のレストランでひさびさにお箸をつかって夕食。ビールと白ワインで今宵も酩酊。

    アヴィニヨンの橋の上で (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France)

    TGVでノンストップでアヴィニヨンにやってきた。国鉄の構内案内アナウンスは以前は「ブーブー」と始まったがいまは女性が「パッパッパーヤ」と歌って(いるように聞こえる)始まる。さすがおフランス、しゃれているざーます。さて、アヴィニヨンといえば河の途中でくずれているサン・ベネゼ橋が民謡で有名ですが、橋の上で観光客がその民謡「アヴィニヨンの橋の上で」を唄いながら輪になって踊っていました。おお、そのままやん、楽しそーやな、と感嘆しておりました。パリではマフラーをしている人、ブーツを履いている人、コートを羽織っている人など多数いらっしゃいました(それほど寒くはなかったけど)が、ここプロヴァンスは、「めちゃ暑い」。旧教皇庁を見学してから、ベトナム料理のレストランでひさびさにお箸をつかって夕食。ビールと白ワインで今宵も酩酊。

  • アヴィニヨンの夜 (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France) <br /><br />旅もそろそろ終わりにさしかかる。明日はアルルへ行こう。明後日は帰国日だ。夕食の後、アヴィニヨンの街を散策。人通りの少ない通りをあるけば、旅情も増す。中世の名残を残すヨーロッパの街を夜歩くと、なぜかルパン三世の「カリオストロの城」のエンディング・テーマを口ずさんでしまう。ルパンになったつもり。だが不二子ちゃんはドコに?

    アヴィニヨンの夜 (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France)

    旅もそろそろ終わりにさしかかる。明日はアルルへ行こう。明後日は帰国日だ。夕食の後、アヴィニヨンの街を散策。人通りの少ない通りをあるけば、旅情も増す。中世の名残を残すヨーロッパの街を夜歩くと、なぜかルパン三世の「カリオストロの城」のエンディング・テーマを口ずさんでしまう。ルパンになったつもり。だが不二子ちゃんはドコに?

  • ブリューゲル発見 (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France) <br /><br />8月29日月曜日、ホテルの中庭で朝食をとる。パリではコンチネンタルだったけれど、ここではソーセージやスクランブルエッグもあるバフェスタイル。その分、料金も高いけど。ひと風呂浴びたのち、アルルへ向かうべく駅へ。そうそう、アヴィニヨンのホテルは風呂から中庭が眺められるのです。世界ブティックホテル特集があったら掲載されそうな部屋。おっと、「ブティックホテル」とゆーのは日本でゆう俗称ファッションホテルと同類じゃないぞ。「おしゃれな、かっこいいホテル」という意味だ。え、ファッションホテルもおしゃれなラブホという意味だって?だから、ちゃうちゅーとんのじゃコラ(ダウンタウン松本兄さん風に)!<br /><br />駅の時刻表を見ると、次のアルル行きまで1時間以上ある。それでは、先にアングラドン美術館(http://www.angladon.com/)で絵を見よう、と思ったがなんと、月曜日で休み!しかも午後だけ開館なので明朝も見れない。ガクッ。_l ̄l○<br />気を取り直してカルヴェ美術館(http://www.avignon.fr/en/musees/calveten.php)へ。どうやら印象派作品を訪ねて当美術館にやってくる日本人が多いらしく、複数の係員に「印象派作品を探しているんだろ、こっちだ」と案内される。たしかに美術館でもらったガイドに印刷されている配置図と場所が異なっている。訪問者が少ないせいか、とても親切にいろいろと世話をやいてくれる。ここでのおすすめはブリューゲルです。農村の日常がコミカルに描かれていて思わずニヤリ。画像を貼付しました。ぜひ画像をクリックして大画面で楽しんでください。

    ブリューゲル発見 (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France)

    8月29日月曜日、ホテルの中庭で朝食をとる。パリではコンチネンタルだったけれど、ここではソーセージやスクランブルエッグもあるバフェスタイル。その分、料金も高いけど。ひと風呂浴びたのち、アルルへ向かうべく駅へ。そうそう、アヴィニヨンのホテルは風呂から中庭が眺められるのです。世界ブティックホテル特集があったら掲載されそうな部屋。おっと、「ブティックホテル」とゆーのは日本でゆう俗称ファッションホテルと同類じゃないぞ。「おしゃれな、かっこいいホテル」という意味だ。え、ファッションホテルもおしゃれなラブホという意味だって?だから、ちゃうちゅーとんのじゃコラ(ダウンタウン松本兄さん風に)!

    駅の時刻表を見ると、次のアルル行きまで1時間以上ある。それでは、先にアングラドン美術館(http://www.angladon.com/)で絵を見よう、と思ったがなんと、月曜日で休み!しかも午後だけ開館なので明朝も見れない。ガクッ。_l ̄l○
    気を取り直してカルヴェ美術館(http://www.avignon.fr/en/musees/calveten.php)へ。どうやら印象派作品を訪ねて当美術館にやってくる日本人が多いらしく、複数の係員に「印象派作品を探しているんだろ、こっちだ」と案内される。たしかに美術館でもらったガイドに印刷されている配置図と場所が異なっている。訪問者が少ないせいか、とても親切にいろいろと世話をやいてくれる。ここでのおすすめはブリューゲルです。農村の日常がコミカルに描かれていて思わずニヤリ。画像を貼付しました。ぜひ画像をクリックして大画面で楽しんでください。

  • アルルへ (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France) <br /><br />アヴィニョン中央駅から列車に乗って20分。アルルについた。乗っていた車両にはぼくひとり。経営はダイジョウブか、SNCF!プラットホームで黄色い機械で「ガチャンコ」するのを忘れたが、車掌さんは手書きで「アヴィニョン駅で○時○分乗車」みたいなことをちゃちゃちゃっと書いてくれて、特におとがめなし。<br />さて、駅からてくてく歩いて街の中心部、役場前広場へ。途中ゴッホ基金なる画廊でピカソのアルル作品特集を観る。7ユーロはぼったくり。役場近くにはカフェ・バン・ゴッホがあり、そこで昼食をとる。絵と同じように黄色い壁。空は昼なので青空。アルルの昼下がりはゆっくりと時間が過ぎてゆくのであった<続く>。

    アルルへ (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France)

    アヴィニョン中央駅から列車に乗って20分。アルルについた。乗っていた車両にはぼくひとり。経営はダイジョウブか、SNCF!プラットホームで黄色い機械で「ガチャンコ」するのを忘れたが、車掌さんは手書きで「アヴィニョン駅で○時○分乗車」みたいなことをちゃちゃちゃっと書いてくれて、特におとがめなし。
    さて、駅からてくてく歩いて街の中心部、役場前広場へ。途中ゴッホ基金なる画廊でピカソのアルル作品特集を観る。7ユーロはぼったくり。役場近くにはカフェ・バン・ゴッホがあり、そこで昼食をとる。絵と同じように黄色い壁。空は昼なので青空。アルルの昼下がりはゆっくりと時間が過ぎてゆくのであった<続く>。

  • アルルを散策 (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France) <br /><br />ヨーロッパの街は、中心に教会があり、それを取り巻くように街ができている。道は教会前の広場から放射線状に広がる。そして歩いて回れる大きさをもって構成されている。カフェ・バン・ゴッホ(『夜のカフェテラス』)から、さらに病院(『アルルの療養院の庭』、今はおしゃれな小物屋さんなどのテナントビル)へ。とても暑いが近距離でもあり、苦にはならない。ゴッホが過去のある瞬間、ぼくと同じ場所に立っていたなんて。当時のゴッホより年上のおっさんとなったのに、感無量。<br />さあ、次は跳ね橋だ。きっとこれも近いぞ<続く>。

    アルルを散策 (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France)

    ヨーロッパの街は、中心に教会があり、それを取り巻くように街ができている。道は教会前の広場から放射線状に広がる。そして歩いて回れる大きさをもって構成されている。カフェ・バン・ゴッホ(『夜のカフェテラス』)から、さらに病院(『アルルの療養院の庭』、今はおしゃれな小物屋さんなどのテナントビル)へ。とても暑いが近距離でもあり、苦にはならない。ゴッホが過去のある瞬間、ぼくと同じ場所に立っていたなんて。当時のゴッホより年上のおっさんとなったのに、感無量。
    さあ、次は跳ね橋だ。きっとこれも近いぞ<続く>。

  • アルル彷徨 (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France) <br /><br />ゴッホの絵に登場する、跳ね橋を再現した運河があるというので、さらに歩きつづける。駅のインフォメーションでもらった観光地図からははみ出ており、こっち方向に行けという矢印が記載されているのみ。なかなかたどりつかないのでサッカーボールで遊んでいる少年に尋ねる。「英語はデキルか?(仏語)」「少しできる(仏語)」「跳ね橋はどこだ?(英語)」「ぺらぺらぺら(仏語)」英語ちゃうやん、しゃーないなあ。と指差された方向に歩き出す。しばらくいくと「Pont de Van Gogh」というカフェが。道を訊こうとするも閉店している。と、今度は自転車に乗った少年が。「Pont de Van Goghはどこだ?(英語)」「ぱるら」イミわからんが、あっちだと言っているようだ。今度はその方向に歩き出す。暑い。横を大型トラックが通り過ぎてゆく。ホントにこんなトコに跳ね橋なんてあるのか?・・・あった!確かに跳ね橋のぱっちもん(関西ではニセモノを「ぱっちもん」とゆう)。見渡せば、プロヴァンスの風景が広がる。ああ、ヴィンセントよ、ぼくは来たぞ。

    アルル彷徨 (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France)

    ゴッホの絵に登場する、跳ね橋を再現した運河があるというので、さらに歩きつづける。駅のインフォメーションでもらった観光地図からははみ出ており、こっち方向に行けという矢印が記載されているのみ。なかなかたどりつかないのでサッカーボールで遊んでいる少年に尋ねる。「英語はデキルか?(仏語)」「少しできる(仏語)」「跳ね橋はどこだ?(英語)」「ぺらぺらぺら(仏語)」英語ちゃうやん、しゃーないなあ。と指差された方向に歩き出す。しばらくいくと「Pont de Van Gogh」というカフェが。道を訊こうとするも閉店している。と、今度は自転車に乗った少年が。「Pont de Van Goghはどこだ?(英語)」「ぱるら」イミわからんが、あっちだと言っているようだ。今度はその方向に歩き出す。暑い。横を大型トラックが通り過ぎてゆく。ホントにこんなトコに跳ね橋なんてあるのか?・・・あった!確かに跳ね橋のぱっちもん(関西ではニセモノを「ぱっちもん」とゆう)。見渡せば、プロヴァンスの風景が広がる。ああ、ヴィンセントよ、ぼくは来たぞ。

  • ゴッホの跳ね橋への行き方。って「地球の〇き方」みたいな (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France) <br /><br />Pont de van Goch に行くには、歩くほかは滅多に来ないバスに乗るしかない。どうしても時間がないのであれば、駅から市内を通ってBarroxに行く1番のバスに乗って終点まで。<br /><br />跳ね橋についたら、ぜひ跳ね橋から目を転じて、アルルののんびりした景色に心を休めてください。<br /><br />Mas Mayanen, Arles ↓<br />http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=Mas+Mayanen&amp;sll=43.657254,4.621296&amp;sspn=0.023845,0.054932&amp;ie=UTF8&amp;ll=43.658993,4.620652&amp;spn=0.011922,0.027466&amp;z=15&amp;g=Mas+Mayanen&amp;iwloc=addr<br /><br />

    ゴッホの跳ね橋への行き方。って「地球の〇き方」みたいな (アルル - プロヴァンス - フランス Arles - Coeur de la Provence - France)

    Pont de van Goch に行くには、歩くほかは滅多に来ないバスに乗るしかない。どうしても時間がないのであれば、駅から市内を通ってBarroxに行く1番のバスに乗って終点まで。

    跳ね橋についたら、ぜひ跳ね橋から目を転じて、アルルののんびりした景色に心を休めてください。

    Mas Mayanen, Arles ↓
    http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=Mas+Mayanen&sll=43.657254,4.621296&sspn=0.023845,0.054932&ie=UTF8&ll=43.658993,4.620652&spn=0.011922,0.027466&z=15&g=Mas+Mayanen&iwloc=addr

  • さらば、アヴィニョン、プロヴァンス、フランス (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France) <br /><br />アルルから戻ってきた。もう夜だ。街を徘徊した後、ホテル近くのブラッスリーで路上の席に陣取り、ビールとサラダと焼き魚を注文。サラダのおすすめは「バスケット入りサラダ」。出てきたのはバスケットにトマト三個、ニンジン三本、キノコ三個、ブロッコリ三本、ラディッシュ三本、サラダ菜数葉が収穫した時点そのままの姿で入っている。おおー、フランス最後の夜を彩る前菜がこれか・・・。道行く東洋人観光客がぼくの前菜を見てわらっている。ビールを飲みつつ、楽しかった旅の日々を反芻。<br /><br />みなさん、夏休みフランス旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございます。これにてフランスはおしまい。

    さらば、アヴィニョン、プロヴァンス、フランス (アヴィニョン - プロヴァンス - フランス Avignon - Coeur de la Provence - France)

    アルルから戻ってきた。もう夜だ。街を徘徊した後、ホテル近くのブラッスリーで路上の席に陣取り、ビールとサラダと焼き魚を注文。サラダのおすすめは「バスケット入りサラダ」。出てきたのはバスケットにトマト三個、ニンジン三本、キノコ三個、ブロッコリ三本、ラディッシュ三本、サラダ菜数葉が収穫した時点そのままの姿で入っている。おおー、フランス最後の夜を彩る前菜がこれか・・・。道行く東洋人観光客がぼくの前菜を見てわらっている。ビールを飲みつつ、楽しかった旅の日々を反芻。

    みなさん、夏休みフランス旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございます。これにてフランスはおしまい。

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