おんぼろ船でジブチからイエメンへ！

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2009/02/10 - 2009/02/13

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#その他

angelintheworldさん

イエメンに急遽行くことになった。どうしよう全くの予想外！すべてはエリトリアに行くことになった為。とりあえずジブチに大使館があったのでとりあえず行ってみた。どうやってヴィザが取れるか聞いてみた。レター必要かな？一応、市内に日本領事館があるけどどうかなと聞くと、パスポートとそのコピーと写真、ヴィザ代７０００ジブチフラン(約４２ドルしない程度、２００９，０２当時）でいいと云うので、後日そこへ行って，私は特別にたった一時間でイエメンヴィザゲット！そして今度は船の手配！これが最悪、不定期なのでひたすら待つのみ。飛行機で飛べばいいけど、この安くて、しかも国境を海路で渡るなんて素敵だなという旅の浪漫に煽られ、絶対船で行ってやるという気合で、なんとかそんなに待たずに船でイエメンに向かった。意外と厳しいジブチのフェリーターミナルを難なく通過し、いざ乗船場に行くと、これまたびっくり私の乗る船はおんぼろの木製の船だった。しかも乗客は五十人足らずの小さな船で、おまけに牛や馬などの粋な乗客？付き。また殆どデッキ越しでのイエメンまでの海路となった。ちなみに出航時間の予定の夜八時から、真夜中の午前１時頃となった。そのあとはひたすら就寝。揺られる船旅でも、待って疲れた方が強かったらしい。そして、輝く朝日の中、目が覚めてトイレに行くと、とてつもない船の揺れに慄き、もうそのあと船酔いが酷くて大変でしたが、すぐにそれも慣れた。船員の人が、軽いサンドイッチの朝食をくれたけど、船酔いのため、あまり気が進まなかったが、吐いたのでなんとか戴いた。チャイと共に。そしてお昼頃までには私の体調も良くなり，お昼もその後戴いた。みんなで手でピラフみたいなものを食べるのだけど，気を使ってか、スプーンを持って来てくれてとても感激した。そしてその後、やっとイエメンが見えてきた。そしてモカという美しい港町が太陽の中、輝いて現れ、我々はとうとうイエメンに無事到着した。そこがあのコーヒーで有名なモカだった。下船すると、早速、荷物検査そしてイミグレーションでヴィザの提示、滞在許可のスタンプを戴き、私はなんと三ヶ月間の滞在許可を貰った。あと観光客はレジストレーションが一週間以内に大都市の警察で必要だが、あまりチェックされない。私の場合そのあとタイズに行った時、そこの警察でそれをなんとか取った。そしてサナアにいったら、必ずイエメン各地を訪れることのできるパーミッションがまた別に要る。それはサナアの旧市街にある、ツーリストポリスで瞬時に取得できるが、予め、旅行日程とかを告げる必要がある。滞在日数に応じて、彼らがいろいろアドバイスもしてくれる。そしてそこでそれを貰ったら、それを十枚くらい、日数とかに合わせて、コピーをして、検問でそのコピーを渡せる用意が出来てる事が必要である。何はともあれ晴れてイエメンに入国。今回の旅はどうしようか？