2009/03/15 - 2009/03/15
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kodeyanさん
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中国に詳しいトラベラーさんお薦めの建水。
1200年以上の歴史を持つ風情ある古の街並(古鎮)は評判通りの落ち着く町だった。
写真は、夕陽を浴びる子供用の靴・童鞋(トンシェ)
翰林街の臨安客桟にて
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元陽からこちらのバスで建水へ向かう。(35元)
昆明から南へ213キロ、元陽から北へ118キロだ。
バスは旧バスターミナルから発着する。
往路は早朝の到着で真っ暗だったのでわからなかったが、山の奥の奥に元陽の棚田はあったのだ。
山を下りながら、感慨深くなった。 -
建水バスターミナルから約2キロ南の馬市街へ向かった。
建水のタクシーは、メーターではなく降りるときに運転手の言う金額を支払うようだ。
石畳が渋い。 -
建水は回族が多い街である。
馬市街には回族の食堂が数軒並んでいる。
タクシー運転手おススメの金山回族飯店でランチタイムとなった。 -
メニュー表は無く、ガラスケースのなかにある食材をいくつか選び調理法をお店の人と相談しながら決める。
中国語ができないとオーダーが難しそうだ。 -
トルファンやカシュガルで食べた懐かしい味・・
食というのは面白いもので、これを食べたら10年前のシルクロードの旅にワープしてしまいそうになった。 -
馬市街にて
この通りは激渋。
路地歩きが好きな人は楽しいと思う。 -
馬市街にて
-
馬市街から朝陽楼までは歩いて数分。
朝陽楼は入母屋造りの三層で48本の木柱で組まれている。
正面の扁額「雄鎮東南」は清代の書道家により書かれたもので雲南に残る四大書跡のひとつだそうだ。 -
朝陽楼は、明代洪武22年(1389)の健立だ。
威風堂々とした風格は未だ健在である。 -
朝陽楼の一階は、「臨安茶楼」という喫茶店になっている。
雰囲気がいいので時間があればゆっくりしたかった。
朝陽楼の見学には入場料が必要だが上からの景色が良さそうなので入ってみた。 -
朝陽楼
二階に椅子に座った係りのおじさんがいて、頼むとドアの鍵を開けて外廊下に出してくれた。 -
古くは臨安と呼ばれた文化の中心だったところで元・明・清代の建築を目にすることができる。
「古建築博物館」ともいわれる街だと聞くが、渋い趣のある風景である。
三階から撮影。 -
朝陽楼近くの路地
建築好きのみならず路地好きにも建水はおもしろい街だと思う。 -
タクシーで朱家花園へ移動。
ここは清代末期に商人の朱渭卿兄弟が建てたもので、当時の半端じゃないお金持ちの邸宅なのだ。 -
朱家花園 大門
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大門を入ると国家AAA級旅遊景区の額が飾ってあった。
中国には国家旅遊局が制定した4A(AAAA)級〜1A(A)級までの観光地リストがあり朱家花園は3A旅遊景区だ。 -
朝陽楼の展示資料より朱家花園鳥瞰図
入口の案内板によると、縦4横3列のレイアウトのなかに四方が家に囲まれた中庭が42あるそうだ。
部屋数は、なんと214部屋!
自分の家の敷地内で迷子になりそう。 -
「謹言慎行」と書かれた透かしの門と中国っぽい丸い入口
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朱家花園 含玉楼
外壁が凝っていて華やか。
清時代の豪邸は見ごたえありだ。 -
朱家花園 竹園
細かな細工が目に入ってくる。 -
竹を入れたアングルで一枚撮影
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方向的には、この先が先祖を祀る宗祠だと思うのだが、ドラマの撮影中で先に進めず。
たしかに時代劇にはもってこいのロケ地である。 -
朱家花園には、貸衣装もあった。
入場料が50元と高いせいか、朱家花園はどこも閑散としていた。
ここも人の気配なし。 -
こんな記念写真いかがでしょう。
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朱家花園 菊園
入口の案内板によると、朱家花園は、中国の古い小説
『Dream of Red Mansion』にも登場している。
日本庭園とは違い、鉢植えが点在している感じだが、小説からThe grand view gardenともいわれているようだ。 -
扉も凝っていて芸術品のようだ。
夕日が射すと、金色に輝きそれは美しい。 -
芸術的な扉
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透かしの塀に赤い花
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計算して設計されているのだろうか、夕日がスポットライトのようにある一点に射していた。
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そこには、炎のような形の石があり、
まるでそこだけ燃え上がっているようだった。 -
夕日を浴びた朱家花園
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自分の家の敷地に池を造る贅沢もすごい。
船の形をした舞台状のものは明灔舫(mingyan boat)と案内板にあった。
ここから池に映る月でも眺めたのだろうか。 -
朱家花園を後にして翰林街を散策。
子供服のお店 -
ツッチーさんの旅行記で見た臨安客桟。
(電子辞書によると、客桟とは旧式の旅館)
ここが臨安客桟なのかぁ、とヒデキ感激。 -
なかに入らせてもらって、ちょいと見学なのだ。
観音開きの戸に装飾された彫刻や中庭に面した壁の彩画が美しい。
夕日がさらにいい雰囲気を醸し出す。
いつか泊まってみたい! -
臨安客桟にて
建水は評判通り素敵な街だ。 -
翰林街の入口で清水ミチコに似た象を見たゾウ。
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建水での夕食はこちらのお店。
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お店の名前はわからないが、バスターミナルを出て左(朝陽楼に向かう方向)へ歩いて数分でこちらの病院がある。
この向かいに上の写真のお店があった。 -
今回の旅でナンバーワンの料理がこれ!
「酸菜魚」という料理だ。
味道?
白味?
赤味(辣)?
と聞かれたので白味でお願いしてみた。
横浜の家系ラーメンが好きな人なら、これはハマルと思う。
味も家系ラーメンに似た感じ。
食べたあとは汗たらたら、辛いが癖になる料理である。
好みでパクチーを入れて食べてもよい。
これを食べるために、また中国へ行きたいほど美味い! -
バスの待ち時間まで少しあったので、建水のネットカフェへ行ってみた。
バスターミナルを出て左方向に歩いてゆき、さきほどの病院を通り過ぎて数分でたどり着く。
昆明へ戻り、いよいよ紅土地へ向かう。
紅土地編につづく
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この旅行記へのコメント (4)
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- バートンさん 2009/04/30 23:45:44
- 彷徨いたい
- kodeyanさん、こんにちは。
一目見てこの街気に入ってしまいました。
とても趣がありますね。
中国の古い街は観光地化された周荘くらいしか行ってないので
この街に訪れたらヒデキ感激、あけみも感激しちゃうだろうな(^^ゞ
元陽とセットでぜひ行ってみたいです。
豚インフルは広がる一方ですね。
アメリカへ行くことより
機内で患者が出た時の対処の方がビビってます。
ばーとん
- kodeyanさん からの返信 2009/05/01 07:49:39
- RE: 彷徨いたい
- バートンさん まいどさまです^^
> 一目見てこの街気に入ってしまいました。
> とても趣がありますね。
気に入っていただいて光栄です。
もっといろいろな路地を彷徨ってみたくなる街でした。
> 中国の古い街は観光地化された周荘くらいしか行ってないので
> この街に訪れたらヒデキ感激、あけみも感激しちゃうだろうな(^^ゞ
あら、あけみさん周荘に行っているのね。
今度お話し聞かせて欲しいわ。
その前に、あの熟○バーの名前いかがかしら。
それと、私を掃除と雑用係りで雇って欲しいわ。
> 豚インフルは広がる一方ですね。
> アメリカへ行くことより
> 機内で患者が出た時の対処の方がビビってます。
なんか、大変なことになってますね。
どういう流れになってゆくのか目が離せません。
機内で患者が出たら怖いものがありますよ。
なんとか落ち着いてくれるように祈ってます。
ではでは☆彡
-
- obaqさん 2009/04/30 21:36:14
- どうもです
- まさに少数民族地区の粋・・・ですね〜
一日中この村をうろつき回っていたいような気持ちがしました。
これが見たくて悪路の旅をするんだなー
ウズウズしてきました。又行きたい!
新型インフルエンザが広まってきましたね。
6月の東欧行き明日キャンセルすることにしました。
出先で高熱、下痢、嘔吐では全然楽しくないし・・
出発までに下火になり席が空いているようなら改めて申し込むつもりです。
これで東欧は4年間連続で行けずじまいになりそうです。
やはり最初に行けないとこういうことになるんですね。
前にもタヒチで同じことがあって15年間そのままになっています。 (^_^;
obaq
- kodeyanさん からの返信 2009/05/01 07:36:42
- RE: どうもです
- obaqさん ニンハオであります^^
大自然ばかり歩き回っていたので、今から思うと
建水に行っておいて良かったと思います。
出発前にobaqさんやがまだすさん、ツッチーさんの旅行記で
予習できたので今回の旅は充実の旅でした。
> 6月の東欧行き明日キャンセルすることにしました。
あらま、そうでしたか・・
なんか毎日ニュースでやってますものね。
> 出先で高熱、下痢、嘔吐では全然楽しくないし・・
> 出発までに下火になり席が空いているようなら改めて申し込むつもりです。
なるほど、様子を見てからですね。
出発までに下火になることを祈ってます。
> これで東欧は4年間連続で行けずじまいになりそうです。
> やはり最初に行けないとこういうことになるんですね。
> 前にもタヒチで同じことがあって15年間そのままになっています。 (^_^;
人と一緒で相性とか縁みたいなものがありそうですね。
テレサテンじゃないけど時の流れに身を任せてチャンスを待てば
いつか訪問できるかもしれませんね。
ではでは☆彡
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