鉢形城～長瀞ラインくだり～羊山公園　埼玉周遊

2009/04/19 - 2009/04/19

埼玉埼玉！埼玉満喫の秩父旅です。

■行程
自宅→寄居駅→鉢形城→長瀞→ラインくだりで船旅→羊山公園

エリア 長瀞(埼玉)

もう人生で二度と来るとは思っていなかった寄居にまた上陸・・・。

ええ。この写真もデジャヴってもんです。

前回同様でかたることもないので、勝手に述懐でもしましょうか。

なぜ１００城をめぐるのか！？

100名城廻ると言ってる割に、旅日記に歴史や城への愛があまり感じられない僕です。

そうだよ。
旅は、歴史は、城は
ただの歴史的建造物ではなく、自分を振り返るきっかけだもの。

テーマにそって旅をし、いろいろなことを知る。
いろいろな人と出会って、感じる。
ご当地ものを食べる。

それらが全部混じっての旅行なので
過去の人にだけ思いを巡らしてられないんだよ。

遺伝子情報や進化以上に人間がすごいのは
歴史から学べることだからね。（学べない人はとんでもないことするけど）

想像力

というのが、歴史から学ぶことだとしたら
歴史を訪ねる旅は、歴史へと過去の想像をめぐらすことと、未来へと想像をめぐらすことに他ならないと
思ったりなんかしちゃいながら、退屈な道のりを無言で歩いてみる。

はい。これも前回とおなじー。

なぜ、きているか・・・・。

愚問だぜ。


100名城めぐりに相棒ができたからさ。

相棒と本丸跡や城址で変なポーズを100枚とるために
もう一回来ているのさ・・・・。


とほほ。


しかし、一人旅と二人旅は、やはり違うのであった。


一人旅は、私の場合

ひたすら

ひたすら

感性への探訪となる。


二人旅の場合はそうそう無言でもいられないので
会話することになったり
自分とまったく感性が違う人間が連れの場合は
まったく自分の旅スタイルではないできごとがおこったりするので、それもそれでたのしい。


今までは、わたしに100名城のスタンプ帳をくれた人と
「ここにいってきたよ」「今度ここに行くよ」という
個人戦にて、競争が繰り広げられていたので
旅の道づれというのは、いいものだ。

長瀞駅です。
ノスタルジックです。
郵便ポストすら趣があります。


まんじゅうこうてくったー。
うまかったー。

ライン下り乗り場です。
結構人がいましたが、まだ少ないほうらしいです。
「ゴールデンウイークは、2時間待ちとかになってしまうんですよ」とスタッフのかたがおっしゃっていました。

この日は水量が少なく、「あんまりスピード感はありません」ということでした。

昔は芸者遊びなどで使われたという長瀞ライン下り。
ぜひ、芸者さん復活してほしい。

屋形船とはいわないから、なんていうかビールとか
おつまみの販売とか〜

長瀞の有名な石畳です。
実は一枚岩なんですって。

こんな風光明媚なライン下りなのに

船頭さんはさわやかに

「先日、落石がありましてー

高校生が挟まれちゃって足を切断して助け出したんですよー」


いいいいいいい、いま、いまいうことか！？？？

私渾身のお弁当・・・・。
朝三時までかかったとです・・・・。

やはりピクニックと言えば、お弁当かな。。。とか
頑張っちゃったわけです・・・・。

しかし、岩の上で緑を見ながら食べるご飯はおいしかったです。

＜＜お弁当の内訳＞＞
・から揚げ
・ポテトサラダ
・ミニトマト
・アスパラの肉巻
・ウインナー
・タマゴ巻
・きゅうりのちくわ巻
・おにぎり（シャケとゴマ）
・イチゴ

作るのに時間はかかるけど、
持ち運ぶのも大変だけど

食うのは一瞬！！！！


今後は続けるか考えます。。。


それにしても、お弁当レシピを考えたとき。
気がつけば、自然に母が私に作ってくれた
お弁当をイメージしていました。
受け継がれるってこういうことか。

お弁当を食べながら見た風景。
左斜め前の岩場には、レジャーシートを引いて、日向ぼっこをしながらお弁当をつまむ中高年のご夫婦が。

子供は独り立ちしたのか、二人でのんびりと
木陰で話をしていました。

最近年のせいか、中高年のご夫婦の
「思えば長いことあなたといっしょにいるわねえ」的な風情の旅を見ると、勝手にほろりとします。

最近は熟年離婚なんぞも増えてきていて
皆が結婚できる時代は終わり、結婚は嗜好品になってきているといわれています。

お見合い結婚で妥協をしたとしても、半世紀はつれそえないんでしょうね。
（最近、同僚が彼女を6年も待たせているのに「これから半世紀一緒にいるんだから2，3年くらい我慢してもらわないと困る」といってて、「半世紀、必ず一緒にいられると思うな！」とえらく説教した覚えがあります）

半世紀まではいかなくとも四半世紀はつれそってそうなそのご夫婦は、私たちがご飯を食べて、次の目的地に行こうとした時も、また木陰で緑を見ていました。

きっと、年齢によって流れる時間の速度は違うんだ、なんて、当たり前のことを思ったりした昼下がり。

羊山公園への道です。
いい天気で紫外線がビンビン感じられます。

桜、遠景。
芝生の丘を見ると、でんぐり返しをしたくなるのは
なぜかしら？

あ、あと昼寝もね。

絶景かな絶景かな。
一面の芝桜。


日本人の二律背反として

美しいものを見ると
そのままにしてずっと守りたいという気持ちと
踏みにじってしまいたい欲望が混在するという

一面の雪をよく例にする感情の背反が語られますが

少なくとも私は、ぼんやり見ていたい。

でんぐり返しは、したら青臭くて楽しそうって思うけど（それが踏みにじるほうか！？）

羊山公園の羊です。
羊山、だから意地でも外せないという気持ちが伝わってきます。

今は芝桜に主役を奪われている彼らですが
きっとシーズンオフは彼らが営業部長！

たまには日陰もいいもんだよ、疲れちゃうからね
と心の中で話しかけてみる。

この旅行記へのコメント （2）

• ワットンさん 2009/05/04 00:08:32

  参考になりました。^^

  こんにちわ。
  秩父に行く計画をしていたので
  とても参考になりました。
  肉巻きおいしそうですね。（笑）^^

  sakurareportさん からの返信 2009/05/04 16:21:50

  RE: 参考になりました。^^

  watoさん
  
  こんにちは！
  当旅行記が参考になってとてもうれしいです♪
  秩父は自然が多くて楽しかったです。
  長瀞の部分にコメントが少なかったので、徐々にアップしていきます〜。
  
  肉巻は、渾身の策でしたが、一瞬で消えましたｗｗｗｗ
  
  ではでは、秩父旅お楽しみください
  
  
  > こんにちわ。
  > 秩父に行く計画をしていたので
  > とても参考になりました。
  > 肉巻きおいしそうですね。（笑）^^