第二弾　甲斐国盗り旅　2日目

2009/04/11 - 2009/04/12

■行程
1日目
埼玉上尾発（私の華麗な遅刻により30分遅延）→山中湖　花の都公園（素通り）→武田氏館（武田神社）→甲府城→信玄公祭り→センチュリーホテル甲府泊

2日目
センチュリーホテル甲府発→昇仙峡→ほったらかし温泉→エライ渋滞→埼玉上尾着

エリア 甲府(山梨)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

なかなか自信をもっていらっさる看板です。

ここから昇仙峡がはじまります。

ものすごい迫ってくるような崖が続きます。
雲ひとつない青空の下、ほてほてと歩く散歩は
やんわりと汗をかくほどで、春の風がとても心地良い。

日本人は水を見たら金を投げ込むってことは知ってましたが、裂け目を見たら金をねじ込むんですね！！！

なんか出雲大社を思い出しましたよ。

夫婦木神社です。
子宝祈願の神様で、女性と男性の形をかたどった木がご神木・・・と書いてあり、さっそく期待に胸を膨らませながらツレと勇んで参拝する。

最近なんだか子宝信仰と縁が深いみたいです。
しょうがないよね、妹がリンガ研究家だし（笑）

夫婦木神社に入るも、それらしき神木が見当たらない。
すると、奥にいざなう看板が・・・拝むには別途300円なり。

ここまできたら、300円払おうとお金をだすと
参拝記念のお守りをいただきました。
なんて良心的！

そして、勝手に奥に入ろうとしたら神主さんが「そっちじゃないよ！」と神社の奥に案内してくれたのでした。
ただ、その前に夫婦木神社の神木の由来についてじっくりとご説明してくださいました。

いわく、もともと女性をかたどった木と男性をかたどった木は何キロも離れており、両方を参拝して初めてご利益があるものであったが、女性をかたどった木のほうが
きられることになってしまい、この神社に収められたのだそうな。

肌寒く風の通らないうすぐらい神社の奥にはいると
そこには、樹齢数千年かというくらい大きな・・・
大きな・・・・リアルに女陰をかたどったような・・・
ご神木があり・・・・。

そして、神主さんから語られるイザナギイザナミの国つくり神話。

・・・・・・・・。

「では、古（いにしえ）の習いにそって、子宝にめぐまれますように、男性は左から、女性は右から木の周りを回ってください」

うおーい!待て待て待て！！！！！
イザナミ役がわたしか！

・・・でもさ。
イザナミって、イザナギと子供産んで、最後に火の神カグツチを産んだために陰部に火傷を負って病になって死ぬんじゃなかったけ！？？
そんなんやりたくないよーーーーーー！！！

「じゃあ、奥さんは右からね。木の裏側で旦那さんと出会ってください」


・・・もはやなにから訂正していいかわかんないんだけど、やらないと神罰があたりそうなので、右まわりに国つくり神話してみる。

アノ台詞（注１）を言わされたら私は死ぬ！と思って
心底ドキドキしてたんですが、アノ台詞は言わずにすみました。

そして、ご神木の裏で、ツレと出会い、どうしていいかわからずに次の指示を待っていると、神主様は
「では、二人でその切り株に手をいれてください。
そして、そこにあるものを触ってください」

私の角度からは見られなかったのですが、ツレは見られたらしく。
いざなわれて触るに・・・・触るに・・・・・。
・・・・・ええと！？
・・・・・・・・・・・・・・・・。
突き出ていて、それでいて先端がそのアレな。。。。
orz

「これで、あなた方には健康なお子さんに恵まれますよ。17年授からなかったご夫婦もこちらに参拝されて、恵まれたんです」

脅威のご利益！（＠＿＠；）

と、まあ、ギャグのように書いてみましたが。
絵馬もギャグのように男根のイラストなんですが。
絵馬に書かれた願いは切実で、胸の痛いものもありました。
現代日本の不妊に悩むご夫婦の最後の心のよりどころなのでしょう。
私だってきっと、子供に恵まれなかったら神様に祈りに来ると思います。
先日テレビで不妊特集をしていたときに、奥さんが「子供のいない未来という現実を受け入れられないんです・・・！」と嗚咽する姿をみたときに、なんともいえない気分になりましたし。
明日はわが身！健康には気をつけねば・・・・。


最後に。
ツレが「俺たちも子供に恵まれなかったらここにまたくるか」と軽く、重い言葉を吐いていたのが心に残りました。



注１：アノ台詞
アノ台詞は、イザナギとイザナミが神を生むときにお互いに掛け合う台詞で・・・・。現代語訳するとこんなかんじ。。

イザナミ：「私の体には、成長して、成長していないところ（女陰）が1ヶ所あります」
イザナギ：「私の体には、成長して、成長し過ぎたところ（男根）が1ヶ所あります。そこで、この私の成長し過ぎたところで、あなたの成長していないところを刺して塞いで、国土を生みたいと思います。生むのはどうですか。」

ロープウェイです。
せっかくだから登ろうということになりました。

金払ってなんで怖い思いをせねばならんのだとか
こんな簡素なつくりの機械に乗ってたまるかとか
鉄板1枚隔てて空なんだぞこのヤローとか

色々悪態ついたんですが、逃れられませんでした。


手前の桜の桜吹雪がきれいでした・・・・。


全国の山はケーブルカーを導入すべきだと思うね、私は。

岩魚の焼いたヤツ。

昇仙峡には岩魚がすいすい泳いでいて
へっぽこ釣り部の私としては、もう釣り糸を
垂らしたくてたまりませんでした（＞＿＜）

ほうとう、夏バージョン。

冷やしほうとうなんてはじめて食べました。

ほったらかし温泉です。
「あっちの湯」と「こっちの湯」というのがあって
「あっちの湯」に入りました。

このいいかげんなネーミングがいいね。

ほったからかし温泉、温泉からの風景。
いいのか！？いいのか！？
本当は良くないんだろ！？
と、ツレが「温泉に入りながら写真とったー」と無邪気に言ったときに思った。
なかなか、やるなあ。おぬし。

ちなみに、わたくしは女湯で3歳児カップルに
突っ込みをいれておりました。

女の子：「マーガレットだー」
ﾜﾃｸｼ：（あれはハルジオンだよ。別名貧乏草だよ。）
男の子：「え？どれー！？あの金髪の人？」
ﾜﾃｸｼ：（いや、人名じゃねえよ！って、マーガレットが人名だって勘違いもすごいな！3歳児！）

そして、後ろの妙齢の女性たちの話をフムフムと聞いておりました。

女子A：「GWはどこの図書館もしまっちゃってて、勉強できないのよー」
女子B:「あ。でも浦和とか大宮にでれば休日もやってるわよ」
女子A：「そっかあ、じゃあそっちにいってみようかな。税理士試験なんだけど、大学時代に一般教養でとっておけば、試験免除されるのがあるみたいで云々」

埼玉埼玉！山梨まできて埼玉！
しかも税理士かよー。試験大変なんすね。。。
と絶景を見ながら思った。

風呂上りに、アイスたべました。
アイスさいこー！