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5月2日<br /><br /> 酒臭いテントで起床。両脇に、マンダとともぞうがまだ酔いつぶれていた。だいぶテントの中も蒸し暑くなったので外へ出て簡単な片付けからはじめた。ようやく倒れていた二人も起き出して昨日の夜の記憶探しをしていた。彼らは何も覚えていないようだ。ともぞうとテントを片付ける一方で,マンダはセルフリカバリーに励んでいた。そんなに飲んでいないのに大変だ。<br /><br /> テントを片付け終わったころには日も高くなって暑いので海水浴に行くことにした。でもせっかくなので風光明媚な観光スポットをまず押さえることにした。<br /><br /> 最初に近くの三段壁洞窟へ向かう。エレベーターで洞窟に下りるのだがエレベーターで1200円はちょっと割高感。しかし、ここまで来たので下りることにした。ゴツゴツした洞窟に数百メートルの洞窟にはいろんな展示がされている。よくもまあこんなところに洞窟を見つけたもんだと感心する。エレベーターから出ると洞窟の上の断崖に出ることが出来る。どうも自殺の名所のようであちこちにいのちの電話の看板があった。たしかにこの断崖ではイチコロだろう。<br /><br /> 三段壁をあとにして、次に千畳敷を見に行く。千畳敷は石灰岩が削られて奇妙な形になった、ただっぴろい海岸である。さすがに観光客でゴッタがえしていたが、広さが千畳以上あるので気にならない。ちょうど昨日食べたカメノテを発見。ほんとに貝だったことにマンダが驚いていた。千畳敷をあとにしていよいよ白浜海岸へ。<br /><br /> 車の中は、あややの「トロピカ〜ル恋して〜る」で異様なハイテンション。「はしゃいじゃーってよいのかな?」と騒ぎながら車を町営の無料駐車場に停め、短パンに変身し、いざビーチへ突撃。海水浴場は白い砂のビーチでまるでハワイのようだった。本来は明日が海開きらしいがごく一部の若者たちで勝手に海開きされており、早速、我々も一足早い海開きをしてきた。<br /><br /> 夏になれば人がうじゃうじゃいるのだろうけど、この日は海にも砂浜にも人は少なくて快適だった。海はすぐ足がつかなくなるけれど、白い砂のおかげで歩きやすく、海は結構きれいだった。ガシガシ泳いだあと砂に埋まったり,ビーチでタマちゃんのマネをやっていた。子どもが不思議そうな顔で見ていたが大人の遊びは深すぎてわからなかったようだ。 <br /><br /> 海水浴でさんざん遊んでから、今度は冷えた体を温めるべく白浜海水浴場の温泉に入ることにした。ここは無料なのでお気軽である。結構、硫黄臭のする熱い温泉だったので、水で薄めながら入った。まぁ、のぼせても露天なので、半身浴にすれば気持ちがいい。しかし,あまり裸でうろうろするとすぐ横の展望台から丸見えとなってしまう。調子に乗って全裸で海に向かって仁王立ちした日には,観光客の皆様に息子のお披露目全開大サービスである。お年頃のギャルもいるので要注意だ。しばらく温まってから白浜を出発し熊野本宮大社を目指した。海ではしゃいだうえ温泉で気持ちよくなっているのでだいぶ眠かったが頑張って運転した。<br /><br /> 途中、いっぽう杉というそば屋で遅い昼飯を食べた。店は木の香りが漂う雰囲気のよいお店だった。泳いだせいか、結構腹が減っていた。そこで天ぷらそばをいただく。周辺は水の名所もあるようで、そばもそばつゆも美味かった。水がきれいなことは贅沢なことだと、つくばに住んでいる人はよく感じるだろう。そこから15キロくらいのところに、川湯温泉という川の河原を掘れば温泉がでてくるという奇妙な温泉があるというので、立ち寄ることにした。<br /><br /> 川沿いの道を車で走っていると、たしかに河原に掘った穴にたまった水の中に浸かっている人がいた。道のわきに車を停めて河原を歩いていくと、何ヶ所かに小さな穴があいていたが、それらは全て冷たかった。おそらく、だれかが以前に掘った夢のあとだろう。<br /><br /> ホテルが管理しているところでは、大きな穴が掘られていて、結構温かい温泉がわいていた。川の水はものすごく冷たいのに、ここだけ温かい。おそらく、この下にわき出しているストライクゾーンがあるのだろう。いくら温泉が出るとはいえ、河原に穴を掘るのはしんどい。だから、みんなホテルが管理している大きな穴に浸かっている。ただ、男湯・女湯がない(事実上混浴)ので水着着用か足湯になってしまう。<br /><br /> 頑固に個人用の穴を掘るのもいいけど,一人は入れる穴を掘るだけで半日はかかると思う。がんばって掘っている人もいたが、掘れる穴はどうしても小さい。ホテルの管理している温泉ならきれいだし,タダだし,なにより楽だろう。我々は白浜ですでに温まっていたので,ここでまたがんばっちゃったりしないで、足湯だけにして帰ることにした。 <br /><br /> 足だけ暖まった後、そこからすぐ近くの熊野本宮大社へ参拝。ここでは神様が4、5人いるので賽銭も数倍かかる。サッカー仲間へのお土産に、ヤタガラスのマークが入ったお守りを買う。帰りに「もうで餅」というここだけの菓子を抹茶と一緒に食べた。ほんの一息休息を取るだけで、男の旅もなかなか風流なものになる。でも食べ盛りの我々には少し足りなかったので、車に乗る前にセブンティーンアイスを買ってほお張っていた。とうとう短期間で全行程を回ることが出来た。しかも、予定外だったが熊野三社を全部めぐることもできた。相変わらずのハイペース観光だが見所は押さえてある。<br /><br /> そして、伊勢南紀最後のシメとして、松坂牛の焼肉を食べることにした。<br /><br /> 熊野本宮から松坂までは結構距離があるので、どうやって戻ろうか考えた。内陸部に入ると奈良まで行くしかないので、どうやら国道42号で戻るほうが簡単だろうという結論に達した。その考えはすぐに確信になった。国道といっても車がギリギリですれ違うくらいの幅しかなく、山道なのでアップダウンが厳しい。夜になると道も暗くなって危険だった。選んだコースはそのような道が最も少なくなるコースだったので、簡単ではなかったが早く移動することができた。地図を見ただけではこれは分からない。<br /><br /> 国道42号に乗ってしまえばこちらのもので、そのまま松坂まで直行した。松坂ではいろんな焼肉屋があるが、42号沿いの一升びんという店に入った。コースは一人2000円くらいでロース、タン、カルビ、ハラミといろんな種類の焼肉を楽しめることが出来る。気になったことは、こちらの人はキャベツを必ず注文するということである。コースならもともと付いてくるけど、ほかの人の注文ではキャベツという単語が多く聞こえた。でも静岡人にはごはん大盛りがうれしい。松坂牛の肉はとても柔らかいので夢中になってサクサク焼いてガシガシ食べてしまった。もう一泊できればここでビールといきたいもんだ。<br /><br /> 満腹になっていよいよ静岡への帰り道。家に着くまでがなんとかと言われるようにここから気が抜けない。帰りは早く帰るように伊勢湾をぐるりと回って名古屋経由の高速道路で帰ることにした。途中浜名湖SAで休憩しながらも静岡に深夜12時くらいに到着。総括として今回もまたウィナーになってしまったようだ。<br /><br /> GWの中日だったせいもあって渋滞もなく移動に関しては本当に快適だった。伊勢南紀のほとんどをめぐることが出来た。次回はどこへ行くのだろうか。北陸や東北などまだまだ行っていないところは多い。また楽しみであるがそのときもまたテントになるだろう。男だけの旅は、これでいいのだ。

伊勢・南紀戦記2003(その3)

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2003/04/30 - 2003/05/02

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きゃわだ

きゃわださん

5月2日

 酒臭いテントで起床。両脇に、マンダとともぞうがまだ酔いつぶれていた。だいぶテントの中も蒸し暑くなったので外へ出て簡単な片付けからはじめた。ようやく倒れていた二人も起き出して昨日の夜の記憶探しをしていた。彼らは何も覚えていないようだ。ともぞうとテントを片付ける一方で,マンダはセルフリカバリーに励んでいた。そんなに飲んでいないのに大変だ。

 テントを片付け終わったころには日も高くなって暑いので海水浴に行くことにした。でもせっかくなので風光明媚な観光スポットをまず押さえることにした。

 最初に近くの三段壁洞窟へ向かう。エレベーターで洞窟に下りるのだがエレベーターで1200円はちょっと割高感。しかし、ここまで来たので下りることにした。ゴツゴツした洞窟に数百メートルの洞窟にはいろんな展示がされている。よくもまあこんなところに洞窟を見つけたもんだと感心する。エレベーターから出ると洞窟の上の断崖に出ることが出来る。どうも自殺の名所のようであちこちにいのちの電話の看板があった。たしかにこの断崖ではイチコロだろう。

 三段壁をあとにして、次に千畳敷を見に行く。千畳敷は石灰岩が削られて奇妙な形になった、ただっぴろい海岸である。さすがに観光客でゴッタがえしていたが、広さが千畳以上あるので気にならない。ちょうど昨日食べたカメノテを発見。ほんとに貝だったことにマンダが驚いていた。千畳敷をあとにしていよいよ白浜海岸へ。

 車の中は、あややの「トロピカ〜ル恋して〜る」で異様なハイテンション。「はしゃいじゃーってよいのかな?」と騒ぎながら車を町営の無料駐車場に停め、短パンに変身し、いざビーチへ突撃。海水浴場は白い砂のビーチでまるでハワイのようだった。本来は明日が海開きらしいがごく一部の若者たちで勝手に海開きされており、早速、我々も一足早い海開きをしてきた。

 夏になれば人がうじゃうじゃいるのだろうけど、この日は海にも砂浜にも人は少なくて快適だった。海はすぐ足がつかなくなるけれど、白い砂のおかげで歩きやすく、海は結構きれいだった。ガシガシ泳いだあと砂に埋まったり,ビーチでタマちゃんのマネをやっていた。子どもが不思議そうな顔で見ていたが大人の遊びは深すぎてわからなかったようだ。

 海水浴でさんざん遊んでから、今度は冷えた体を温めるべく白浜海水浴場の温泉に入ることにした。ここは無料なのでお気軽である。結構、硫黄臭のする熱い温泉だったので、水で薄めながら入った。まぁ、のぼせても露天なので、半身浴にすれば気持ちがいい。しかし,あまり裸でうろうろするとすぐ横の展望台から丸見えとなってしまう。調子に乗って全裸で海に向かって仁王立ちした日には,観光客の皆様に息子のお披露目全開大サービスである。お年頃のギャルもいるので要注意だ。しばらく温まってから白浜を出発し熊野本宮大社を目指した。海ではしゃいだうえ温泉で気持ちよくなっているのでだいぶ眠かったが頑張って運転した。

 途中、いっぽう杉というそば屋で遅い昼飯を食べた。店は木の香りが漂う雰囲気のよいお店だった。泳いだせいか、結構腹が減っていた。そこで天ぷらそばをいただく。周辺は水の名所もあるようで、そばもそばつゆも美味かった。水がきれいなことは贅沢なことだと、つくばに住んでいる人はよく感じるだろう。そこから15キロくらいのところに、川湯温泉という川の河原を掘れば温泉がでてくるという奇妙な温泉があるというので、立ち寄ることにした。

 川沿いの道を車で走っていると、たしかに河原に掘った穴にたまった水の中に浸かっている人がいた。道のわきに車を停めて河原を歩いていくと、何ヶ所かに小さな穴があいていたが、それらは全て冷たかった。おそらく、だれかが以前に掘った夢のあとだろう。

 ホテルが管理しているところでは、大きな穴が掘られていて、結構温かい温泉がわいていた。川の水はものすごく冷たいのに、ここだけ温かい。おそらく、この下にわき出しているストライクゾーンがあるのだろう。いくら温泉が出るとはいえ、河原に穴を掘るのはしんどい。だから、みんなホテルが管理している大きな穴に浸かっている。ただ、男湯・女湯がない(事実上混浴)ので水着着用か足湯になってしまう。

 頑固に個人用の穴を掘るのもいいけど,一人は入れる穴を掘るだけで半日はかかると思う。がんばって掘っている人もいたが、掘れる穴はどうしても小さい。ホテルの管理している温泉ならきれいだし,タダだし,なにより楽だろう。我々は白浜ですでに温まっていたので,ここでまたがんばっちゃったりしないで、足湯だけにして帰ることにした。

 足だけ暖まった後、そこからすぐ近くの熊野本宮大社へ参拝。ここでは神様が4、5人いるので賽銭も数倍かかる。サッカー仲間へのお土産に、ヤタガラスのマークが入ったお守りを買う。帰りに「もうで餅」というここだけの菓子を抹茶と一緒に食べた。ほんの一息休息を取るだけで、男の旅もなかなか風流なものになる。でも食べ盛りの我々には少し足りなかったので、車に乗る前にセブンティーンアイスを買ってほお張っていた。とうとう短期間で全行程を回ることが出来た。しかも、予定外だったが熊野三社を全部めぐることもできた。相変わらずのハイペース観光だが見所は押さえてある。

 そして、伊勢南紀最後のシメとして、松坂牛の焼肉を食べることにした。

 熊野本宮から松坂までは結構距離があるので、どうやって戻ろうか考えた。内陸部に入ると奈良まで行くしかないので、どうやら国道42号で戻るほうが簡単だろうという結論に達した。その考えはすぐに確信になった。国道といっても車がギリギリですれ違うくらいの幅しかなく、山道なのでアップダウンが厳しい。夜になると道も暗くなって危険だった。選んだコースはそのような道が最も少なくなるコースだったので、簡単ではなかったが早く移動することができた。地図を見ただけではこれは分からない。

 国道42号に乗ってしまえばこちらのもので、そのまま松坂まで直行した。松坂ではいろんな焼肉屋があるが、42号沿いの一升びんという店に入った。コースは一人2000円くらいでロース、タン、カルビ、ハラミといろんな種類の焼肉を楽しめることが出来る。気になったことは、こちらの人はキャベツを必ず注文するということである。コースならもともと付いてくるけど、ほかの人の注文ではキャベツという単語が多く聞こえた。でも静岡人にはごはん大盛りがうれしい。松坂牛の肉はとても柔らかいので夢中になってサクサク焼いてガシガシ食べてしまった。もう一泊できればここでビールといきたいもんだ。

 満腹になっていよいよ静岡への帰り道。家に着くまでがなんとかと言われるようにここから気が抜けない。帰りは早く帰るように伊勢湾をぐるりと回って名古屋経由の高速道路で帰ることにした。途中浜名湖SAで休憩しながらも静岡に深夜12時くらいに到着。総括として今回もまたウィナーになってしまったようだ。

 GWの中日だったせいもあって渋滞もなく移動に関しては本当に快適だった。伊勢南紀のほとんどをめぐることが出来た。次回はどこへ行くのだろうか。北陸や東北などまだまだ行っていないところは多い。また楽しみであるがそのときもまたテントになるだろう。男だけの旅は、これでいいのだ。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
レンタカー
  • 三段壁洞窟のある断崖。こんな所に隠れるとは,本気のかくれんぼですな。

    三段壁洞窟のある断崖。こんな所に隠れるとは,本気のかくれんぼですな。

  • 千畳敷。とにかく広い。磯遊びに興じる観光客多数。

    千畳敷。とにかく広い。磯遊びに興じる観光客多数。

  • これがカメノテ。もっと接写しないとわからないかな。

    これがカメノテ。もっと接写しないとわからないかな。

  • 川湯温泉。自分で掘らず,ホテルの前にある足湯を使うことがオススメ。GWということもあって,川にはこいのぼりが架かっていました。

    川湯温泉。自分で掘らず,ホテルの前にある足湯を使うことがオススメ。GWということもあって,川にはこいのぼりが架かっていました。

  • 熊野神社。サッカー日本代表のシンボル,ヤタガラスのマーク。

    熊野神社。サッカー日本代表のシンボル,ヤタガラスのマーク。

  • 熊野本宮大社。極彩色で彩られた派手な神社よりも,こういった地味な神社のほうが好きだな。

    熊野本宮大社。極彩色で彩られた派手な神社よりも,こういった地味な神社のほうが好きだな。

  • 熊野本宮大社名物,もうで餅。駆け抜ける旅で疲れるので,ここらでちょっと休憩。

    熊野本宮大社名物,もうで餅。駆け抜ける旅で疲れるので,ここらでちょっと休憩。

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