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4月27日の深夜、大学の研究室で本棚の整理をしていたところにともぞうから電話があった。<br /><br />「どこかいく?」<br /><br />恒例のゴールデンウィークツアーのお誘いである。<br /><br />「どこか行くといってもどこへいけばよいのやら」<br /><br />あれこれ考えていると、前回台風で企画倒れに終わった大島や小笠原など島旅行に話が傾き、<br /><br />「南の島→グアム」<br /><br />という図式が脳裏を駆け抜けた。早速,長野のマンダにホットラインをつないでみたら速攻OK、ゴーサインがでた。この準備のない即決こそ簡単にまねできない行動力である。どこぞのバラエティ番組並のイベント力である。しかし、翌日旅行会社に電話で確認したところ、こういうツアーは3日以前に予約しなければならないらしい。我々の行動力は世の中の「ここまでに準備しておけよ」というラインをちょっとばかり越えていたらしい。自分もともぞうも慌ててパスポートを探してしまったが、無駄足に終わった。今後はこういう事態を考えて、海外旅行セットを常にスタンバイしておこう。<br /> <br />4月30日<br /><br /> あらかじめ出発日時を決めておき、前日の夜に全員が静岡イン。朝から出発可能という完璧なリレー。そして絶好の曇天。ガソリンを満タンにして東名高速で名古屋方面に移動,と、大まかにここまでは誰でもできることだ。しかし我々には<br /><br />「ウィナー:winner(勝者)」<br /><br />になることが絶対の使命である。そのためには今回の旅でも<br /><br />「ウィナーの道:road of winner」<br /><br />を常に選び続けなければならないのである。これはさすがにどのメーカーのカーナビにもできない。それよりなにより、今回の旅をどういうコースでどこに行くのか決めることが先決である。旅行に行くことが決まったのが昨日おとといの話なだけに全然予定が見えていない。昨日、帰省前に駆け込みで買ったガイドブックをペラペラめくって大体のコース決めをし、まず伊勢参りに行くことにした。<br /><br /> 早速、地図をバリバリめくって最短コースをはじき出し、東名を降りて国道1号から42号に乗って知多半島の先っちょへ行き、伊勢湾をぐるりと回らずいきなり伊勢に入る「伊勢湾フェリーで鳥羽まで移動するコース」を選択。ここは去年の「大阪−宮崎フェリー」がドライバーの体力温存に貢献した経験を活かし、早速活用。修羅場を潜り抜けた男たちの経験が物言う旅である。<br /><br /> が、この日は風の強い曇天。当然船はかなり揺れた。しかしハイテンションでカバー。そんなアホウなことしているウチに,船酔いも無く一時間ほどで鳥羽港に着くことができた。ここでも勝ち戦である。<br /> <br /> 鳥羽に到着して伊勢に向かいながらルート作りをしていたら、夫婦岩という言葉が目に入った。よく正月とかで見るあの岩のことらしい。せっかくなので、まずはそれを見てそれから伊勢神宮へ行くことにした。道の途中、水族館と物産館みたいなところに<br /><br />「夫婦岩あちら」<br /><br />みたいなことが書いてあり、車を切り返して道端にアグレッシヴに停車した。歩いて夫婦岩に向かうと、せり出した岩場の陰にチビッこい岩にしめ縄がされているものがあった。一瞬、<br /><br />「これなの?」<br /><br />と聞き返したいくらいの小ささだった。僕がテレビで見たのは別の岩なのだろうか。ご利益があるかどうかは別にして、確実に場違いなのは、我々が男三人で夫婦岩を見に来ていることだということに気がついて足早に立ち去った。<br /> <br /> GWの中日だったので渋滞もなく、ドライブには快適なタイミングである。夫婦岩から伊勢神宮へは車で20分くらいであった。<br /> <br /> 伊勢神宮は外宮と内宮に分かれていて、その距離は約4キロ離れている。古くは平安時代から参拝の記録があって、昔から一生に一度はということで参拝に訪れる人は多く、日本でも有名な神社である。また片方だけ参拝するのは「片参り」といって縁起が悪いらしい。となれば,当然,伊勢神宮制覇のためには両方参拝するしかない。<br /> <br /> しかし,まずは腹ごしらえ。伊勢名物「伊勢うどん」を食べることにした。ところが30分ぐらい散策したものの,ガイドブックの店が見つからない。ようやく見つけたお店は小さいだけでなく地図の場所も違っていた。そんなことはどうでもいいので<br /><br />「いざ伊勢うどん」<br /><br /> とお店に入るとなにやら険悪な雰囲気。すでに入っていた3人の客がなにやら口論していた。超バットタイミングである。所詮は他人事なのでかまわず注文して待っていると、次第に口論が盛り上がってきた。おっさんも酒を飲んで呂律が回らないのに叫んでいるから、なおさらわからない。怒鳴ったと思ったらいきなり「すまんかった」と謝って,もうわけがわからん状況。<br /><br /> ちょうどい緊張感を保ちながら待っていると、うどんが運ばれてきた。伊勢うどんは汁の色が真っ黒で見た目の抵抗があるものの味は思ったほど濃くなかった。汁をご飯にかけても美味しい。しかし,横のおっさんが気になって落ち着いて食べることは出来なかった。一体彼らは何者だったのだろう。<br /> <br /> 食後、また道に迷いながら戻って外宮散策。境内に入る小さな橋を越えると急に静かになる。300mくらい歩くと外宮の建物に着く。中に入ることは出来なかったが、のぞくことはできる。入り口の門から建物まで、道のように白い石が敷き詰められており、神々しさをうかがえる。帰り道は、駐車場まで直行する別の道で帰った。その途中で神馬用の馬小屋を見つけた。馬小屋は立派なヒノキ造りでできており、今,自分が馬よりもさびれた家に住んでいることを思うとすこしヘコむ。内宮に移動する前に、駐車場近くに見つけたかなりレトロな感じの伊勢だんご屋で団子を食べることにした。<br /><br /> が,行ってみるとお店は空いているが誰もいない。太った黒いラブラドルレトリバーが店番をしているが、吠えもしないし動きもしない。冷静に判断して、こいつは番犬ではないようだ。しばらく犬とじゃれていると、おばあさんが帰ってきた。どうやら近所で立ち話していたらしい。実にのんびりしている。注文すると、おばあさんが団子を炭火で焙ってタレをつけてくれる。2種類しかないがシンプルでよい。立ち話しながら団子を食べて外宮を後にした。<br /><br /> 車に乗り込み、次の内宮へ移動。内宮に架かる橋は五十鈴川を越えるように架けられており、神社の森とよく似合う。内宮のほうが外宮に比べていくらか広い。<br /><br /> 橋を越えて庭園のような道を抜けると、突然森に入る。巨大な樹木が立ち並んでおり、人間のスケールがいかに小さいか感じることが出来る。内宮建物の大きな階段を上ると建物に着く。内宮も外宮と同じように中には入れなかったが,ちょっとだけのぞくことはできた。 <br /> <br /> 内宮の周りには「おかげ横丁」というクラシックな造りの商店街がある。5時になってしまったのでほとんどのお店はもう閉まっていた。急いで閉店間際の赤福本店へ赤福を買いに行く。これからの旅行で赤福がもちそうにないので、この場で赤福をいただく。あんこのボリュームがすごい。これが300年続く人気の源なのだろうか。<br /><br /> さらに、もう閉まりかかっている豚捨という牛肉専門店でコロッケを食べた。豚肉を扱っていないから豚捨。納得である。<br /><br /> また,タバコ屋ではキセルを体験できる。内宮の周りには小さな店がたくさんあり見ていて飽きない。でも、店はすぐ閉まってしまうので、時間の早いうちに回ることをおすすめする。<br /><br /> こうしているうちに、もうすっかり暗くなってしまった。伊勢観光の見所をおさえたので、お次はディナータイムである。いろいろ考えたが「伊勢」ということで「伊勢エビ」を食べに行くことにした。出発前、母親から「伊勢エビは伊豆のほうが美味いよ」と子どもの夢を壊すような辛口のコメントをもらったが、それでは伊豆エビになってしまう。言うとおり伊豆で食うほうが美味いのかもしれないが、名前の由来もあるので、ここで食べることにした。<br /><br /> ガイドブックを見ながらグルグル道に迷って「海老丸」という飲み屋みたいなところにたどり着いた。時間的に飲みたいが、この後の運転もあるので我慢。ここの目玉は伊勢海老雑炊。まるまる一匹入っている雑炊が800円。お酒は無いが、せっかくなのでカツオとクジラの刺身も食べてしまった。全体的にお酒が飲みたくなるメニューだった。<br /><br /> さて、いよいよ出発と思ったところで、マンダのリクエストにより全国展開している菓子工場「シャトレーゼ」で甘いものを買うことにした。<br /><br /> ここでは工場直売ということで、結構安くお菓子が買える。シュークリームとエクレアを買って、つまみながら伊勢を出発した 。 <br /><br /> 伊勢高速で少しショートカットしてから、国道42号をひたすら南下。次は名物「めはり寿司」のある新宮へ向かうことにした。2時間ほど車を飛ばして新宮に着いたが、名物めはり寿司はどこにも売ってない。それどころか,夜10時もまわると新宮は真っ暗になる。セブンイレブンがホントに夜11時に閉まるパターンだ。<br /><br /> さらに東西南北を見失わせる神宮独特のくねくねした道は方向感覚を失わせる。夜中のうえ未知の地ということで「脱出不可能」状態となって、わけのわからない宗教団体の建物に吸い込まれそうになったり、道を変えても同じところをグルグル回っていたり、かなり怖い思いをした。新宮テリブル。しかし明日の朝なんとか「めはり寿司」を食べるために新宮周辺で泊まらなければならない。一旦恐ろしい新宮(和歌山)を離れて三重県に戻って近くの港で泊まることにした。<br /><br /> しかも天気が悪くて寒かったのでテントでなく車泊決定。車をぐるっと回して防波堤に向かって駐車しようとしたら、たぶん地元のヤンキーが書いたであろう<br /><br />「死」<br /><br />の一文字落書きが目の前にストライク。もうここまでの段階で気持ちがいっぱいいっぱいの我々には、とどめの一撃であった。そんなところで寝るのは気持ちが悪いので,ちょっと離れた位置に車を停めて、車のシートでようやく男たちの休息となった。

伊勢・南紀戦記2003(その1)

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2003/04/30 - 2003/05/02

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きゃわだ

きゃわださん

4月27日の深夜、大学の研究室で本棚の整理をしていたところにともぞうから電話があった。

「どこかいく?」

恒例のゴールデンウィークツアーのお誘いである。

「どこか行くといってもどこへいけばよいのやら」

あれこれ考えていると、前回台風で企画倒れに終わった大島や小笠原など島旅行に話が傾き、

「南の島→グアム」

という図式が脳裏を駆け抜けた。早速,長野のマンダにホットラインをつないでみたら速攻OK、ゴーサインがでた。この準備のない即決こそ簡単にまねできない行動力である。どこぞのバラエティ番組並のイベント力である。しかし、翌日旅行会社に電話で確認したところ、こういうツアーは3日以前に予約しなければならないらしい。我々の行動力は世の中の「ここまでに準備しておけよ」というラインをちょっとばかり越えていたらしい。自分もともぞうも慌ててパスポートを探してしまったが、無駄足に終わった。今後はこういう事態を考えて、海外旅行セットを常にスタンバイしておこう。

4月30日

 あらかじめ出発日時を決めておき、前日の夜に全員が静岡イン。朝から出発可能という完璧なリレー。そして絶好の曇天。ガソリンを満タンにして東名高速で名古屋方面に移動,と、大まかにここまでは誰でもできることだ。しかし我々には

「ウィナー:winner(勝者)」

になることが絶対の使命である。そのためには今回の旅でも

「ウィナーの道:road of winner」

を常に選び続けなければならないのである。これはさすがにどのメーカーのカーナビにもできない。それよりなにより、今回の旅をどういうコースでどこに行くのか決めることが先決である。旅行に行くことが決まったのが昨日おとといの話なだけに全然予定が見えていない。昨日、帰省前に駆け込みで買ったガイドブックをペラペラめくって大体のコース決めをし、まず伊勢参りに行くことにした。

 早速、地図をバリバリめくって最短コースをはじき出し、東名を降りて国道1号から42号に乗って知多半島の先っちょへ行き、伊勢湾をぐるりと回らずいきなり伊勢に入る「伊勢湾フェリーで鳥羽まで移動するコース」を選択。ここは去年の「大阪−宮崎フェリー」がドライバーの体力温存に貢献した経験を活かし、早速活用。修羅場を潜り抜けた男たちの経験が物言う旅である。

 が、この日は風の強い曇天。当然船はかなり揺れた。しかしハイテンションでカバー。そんなアホウなことしているウチに,船酔いも無く一時間ほどで鳥羽港に着くことができた。ここでも勝ち戦である。

 鳥羽に到着して伊勢に向かいながらルート作りをしていたら、夫婦岩という言葉が目に入った。よく正月とかで見るあの岩のことらしい。せっかくなので、まずはそれを見てそれから伊勢神宮へ行くことにした。道の途中、水族館と物産館みたいなところに

「夫婦岩あちら」

みたいなことが書いてあり、車を切り返して道端にアグレッシヴに停車した。歩いて夫婦岩に向かうと、せり出した岩場の陰にチビッこい岩にしめ縄がされているものがあった。一瞬、

「これなの?」

と聞き返したいくらいの小ささだった。僕がテレビで見たのは別の岩なのだろうか。ご利益があるかどうかは別にして、確実に場違いなのは、我々が男三人で夫婦岩を見に来ていることだということに気がついて足早に立ち去った。

 GWの中日だったので渋滞もなく、ドライブには快適なタイミングである。夫婦岩から伊勢神宮へは車で20分くらいであった。

 伊勢神宮は外宮と内宮に分かれていて、その距離は約4キロ離れている。古くは平安時代から参拝の記録があって、昔から一生に一度はということで参拝に訪れる人は多く、日本でも有名な神社である。また片方だけ参拝するのは「片参り」といって縁起が悪いらしい。となれば,当然,伊勢神宮制覇のためには両方参拝するしかない。

 しかし,まずは腹ごしらえ。伊勢名物「伊勢うどん」を食べることにした。ところが30分ぐらい散策したものの,ガイドブックの店が見つからない。ようやく見つけたお店は小さいだけでなく地図の場所も違っていた。そんなことはどうでもいいので

「いざ伊勢うどん」

 とお店に入るとなにやら険悪な雰囲気。すでに入っていた3人の客がなにやら口論していた。超バットタイミングである。所詮は他人事なのでかまわず注文して待っていると、次第に口論が盛り上がってきた。おっさんも酒を飲んで呂律が回らないのに叫んでいるから、なおさらわからない。怒鳴ったと思ったらいきなり「すまんかった」と謝って,もうわけがわからん状況。

 ちょうどい緊張感を保ちながら待っていると、うどんが運ばれてきた。伊勢うどんは汁の色が真っ黒で見た目の抵抗があるものの味は思ったほど濃くなかった。汁をご飯にかけても美味しい。しかし,横のおっさんが気になって落ち着いて食べることは出来なかった。一体彼らは何者だったのだろう。

 食後、また道に迷いながら戻って外宮散策。境内に入る小さな橋を越えると急に静かになる。300mくらい歩くと外宮の建物に着く。中に入ることは出来なかったが、のぞくことはできる。入り口の門から建物まで、道のように白い石が敷き詰められており、神々しさをうかがえる。帰り道は、駐車場まで直行する別の道で帰った。その途中で神馬用の馬小屋を見つけた。馬小屋は立派なヒノキ造りでできており、今,自分が馬よりもさびれた家に住んでいることを思うとすこしヘコむ。内宮に移動する前に、駐車場近くに見つけたかなりレトロな感じの伊勢だんご屋で団子を食べることにした。

 が,行ってみるとお店は空いているが誰もいない。太った黒いラブラドルレトリバーが店番をしているが、吠えもしないし動きもしない。冷静に判断して、こいつは番犬ではないようだ。しばらく犬とじゃれていると、おばあさんが帰ってきた。どうやら近所で立ち話していたらしい。実にのんびりしている。注文すると、おばあさんが団子を炭火で焙ってタレをつけてくれる。2種類しかないがシンプルでよい。立ち話しながら団子を食べて外宮を後にした。

 車に乗り込み、次の内宮へ移動。内宮に架かる橋は五十鈴川を越えるように架けられており、神社の森とよく似合う。内宮のほうが外宮に比べていくらか広い。

 橋を越えて庭園のような道を抜けると、突然森に入る。巨大な樹木が立ち並んでおり、人間のスケールがいかに小さいか感じることが出来る。内宮建物の大きな階段を上ると建物に着く。内宮も外宮と同じように中には入れなかったが,ちょっとだけのぞくことはできた。
 
 内宮の周りには「おかげ横丁」というクラシックな造りの商店街がある。5時になってしまったのでほとんどのお店はもう閉まっていた。急いで閉店間際の赤福本店へ赤福を買いに行く。これからの旅行で赤福がもちそうにないので、この場で赤福をいただく。あんこのボリュームがすごい。これが300年続く人気の源なのだろうか。

 さらに、もう閉まりかかっている豚捨という牛肉専門店でコロッケを食べた。豚肉を扱っていないから豚捨。納得である。

 また,タバコ屋ではキセルを体験できる。内宮の周りには小さな店がたくさんあり見ていて飽きない。でも、店はすぐ閉まってしまうので、時間の早いうちに回ることをおすすめする。

 こうしているうちに、もうすっかり暗くなってしまった。伊勢観光の見所をおさえたので、お次はディナータイムである。いろいろ考えたが「伊勢」ということで「伊勢エビ」を食べに行くことにした。出発前、母親から「伊勢エビは伊豆のほうが美味いよ」と子どもの夢を壊すような辛口のコメントをもらったが、それでは伊豆エビになってしまう。言うとおり伊豆で食うほうが美味いのかもしれないが、名前の由来もあるので、ここで食べることにした。

 ガイドブックを見ながらグルグル道に迷って「海老丸」という飲み屋みたいなところにたどり着いた。時間的に飲みたいが、この後の運転もあるので我慢。ここの目玉は伊勢海老雑炊。まるまる一匹入っている雑炊が800円。お酒は無いが、せっかくなのでカツオとクジラの刺身も食べてしまった。全体的にお酒が飲みたくなるメニューだった。

 さて、いよいよ出発と思ったところで、マンダのリクエストにより全国展開している菓子工場「シャトレーゼ」で甘いものを買うことにした。

 ここでは工場直売ということで、結構安くお菓子が買える。シュークリームとエクレアを買って、つまみながら伊勢を出発した 。

 伊勢高速で少しショートカットしてから、国道42号をひたすら南下。次は名物「めはり寿司」のある新宮へ向かうことにした。2時間ほど車を飛ばして新宮に着いたが、名物めはり寿司はどこにも売ってない。それどころか,夜10時もまわると新宮は真っ暗になる。セブンイレブンがホントに夜11時に閉まるパターンだ。

 さらに東西南北を見失わせる神宮独特のくねくねした道は方向感覚を失わせる。夜中のうえ未知の地ということで「脱出不可能」状態となって、わけのわからない宗教団体の建物に吸い込まれそうになったり、道を変えても同じところをグルグル回っていたり、かなり怖い思いをした。新宮テリブル。しかし明日の朝なんとか「めはり寿司」を食べるために新宮周辺で泊まらなければならない。一旦恐ろしい新宮(和歌山)を離れて三重県に戻って近くの港で泊まることにした。

 しかも天気が悪くて寒かったのでテントでなく車泊決定。車をぐるっと回して防波堤に向かって駐車しようとしたら、たぶん地元のヤンキーが書いたであろう

「死」

の一文字落書きが目の前にストライク。もうここまでの段階で気持ちがいっぱいいっぱいの我々には、とどめの一撃であった。そんなところで寝るのは気持ちが悪いので,ちょっと離れた位置に車を停めて、車のシートでようやく男たちの休息となった。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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