2006/04/10 - 2006/04/24
7位(同エリア19件中)
カルメンさん
2006年4月中旬、2組のご夫婦(森川様 & 根本様)と一緒に、
スペイン歴史探訪の旅に出かける。
パリ経由、バルセロナ(2泊)‐グラナダ(2泊)‐コルドバ
(2泊)‐セビーリャ(2泊)‐マドリッド(2泊)‐
チンチョン(2泊)<アランフエス‐トレド(日帰り)
/ セゴビア(日帰り)> の各世界遺産と史跡を巡っての
2週間の旅となる。
【チンチョン CHINCHÓN】
マドリッドから南東に車で40分走ると、オリーブ畑に
囲まれた小高い丘の上に中世の町が現れる。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- エールフランス
-
<古城 Castillo>
崩れゆく古城の翳りを如何にせん円筒の塔も無残な姿に
Resaca sin remedio
del viejo,
destartalado castillo.
Torre redonda,
triste ruina.
(Viejo castillo) -
<にんにくの店 Tienda de ajos>
うす暗きにんにく店ににんにくの臭いしみたる翁たむろす
En la penumbra
de la tienda de ajos,
olor aspirado
por la tertulia
de ajados clientes.
(Tienda de ajos) -
<ゴヤの家 Casa de Goya>
高台の小道の際にひっそりとゴヤの住み居し質素な家あり
Enfilada en el callejón
de la alta colina
simpleza de la casa
que Goya habitara.
(Casa de Goya) -
<チンチョンの印象・感想>
根本ご夫妻:
チンチョンの古城の周辺にも可憐な草花が咲き、
その中にアマポーラ(ひなげし)の赤も風にゆれ
ていた。修道院を改装した「パラドール・デ・チン
チョン」に宿泊し、静かで落ち着いた古風(15世紀
の建物とのこと)な雰囲気の中で、旅の疲れを癒せ
たことが何よりだった。
マヨール広場の上の教会で、折りよくミサが行な
われており、ゴヤの「聖母聖天」を目にすることが
できた。
買い物に出た町外れのスーパーで、母親と一緒の
3、4歳の女の子が、ショッピングカートの上から、
私にHola!と、私もHola!、そして再び出会い、Hola!、
可愛い幼児との楽しくもうれしいひとときであった。(純子) -
森川ご夫妻:
かわいらしい小さな町。宿泊したパラドールの雰囲気のすばら
しさにすっかり満足いたしました。 -
【アランフエス Aranjuez】
18世紀後半、タホ川沿いの緑豊かな地に建てられた王家の離宮と、
それに隣接する広大な庭園。当時の華やかな王家の生活が見てとれる。
水鳥は静けき離宮の影うつす緑の流れに身を任せいる
Las aves acuáticas
se confían a la verde corriente,
sombra chinesca
del silencioso palacio.
(Palacio y Río Tajo)
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とりどりの花に包まるる離宮には心なごます女神すみおり
En el palacio rodeado
de un bouquet floral
viven las ninfas,
reposo del alma.
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彷徨えるわれの心に花園は「ゆるやかに生きよ」と囁きかける
A mi espíritu perdido
el jardín le susurra
su vida sin prisas.
(Palacio y jardín)
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<アランフエスの印象・感想>
森川ご夫妻:
広大な庭園と王家の離宮、当時の王たちの優雅な時間のすごしかたはなかなか庶民
には想像もつかないものでした。
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根本ご夫妻:
王家がタホ川で舟遊びに用いた船が展示されている「王家の小舟博物館」に向か
った。かっての船着場が近くにあった。イサベル女王ほか、王家が使った豪華に
装飾された数艘の舟と、当時の舟遊びの様子を描いた絵画、その他船舶や海運に
関する資料等が展示されていた。
その中でも、フェリペ5世がベネチア伯爵から贈られたという、木彫りで金ぴか
に飾られた大型のゴンドラが目をひいた。両岸の木々の緑を映しながら、傍らを静
かに流れるタホ川を眺め、当時の優雅な光景を思い浮かべてみた。(久照・純子)
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