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オーストラリアの森林の多くは、ユーカリに覆われています。このユーカリの森林は、大昔より自然発火の山火事によって森を再生してきました。日本でもニュース(水を飲むコアラ、サム等)になり、知られたメルボルン、森林火災(Black Saturday)で影響を受けた傷ついた動物達を保護するセンター、ヒールスビル鳥獣保護区を撮影しました。<br /><br />ヒールスビル鳥獣保護区プロファイル:<br />○Statutory Authority(http://en.wikipedia.org/wiki/Statutory_authority)と呼ばれるビクトリア州政府から委任されたNPO団体<br />*Zoos Victoriaと呼ばれる団体下に、ヒールビル鳥獣保護区・メルボルン動物園・ウェラビーサファリ動物園がそれぞれある<br />○1934年に設立<br />○Conservation(動物保護)を主体とした、一般向けの動物園(オーストラリア特有の動物のみ)<br />○オーストラリア国内では、最も多くの絶滅危惧種を保有している。また様々な絶滅危惧種のための保護プログラムを進めている(例:タスマニアンデビル保護プログラム-http://www.zoo.org.au/Healesville/News/Devil_Worshippers_Unite)<br />○メルボルンから車で約1時間20分(65km)−http://www.zoo.org.au/Healesville/Getting_There<br />○年間約3万5000人の訪問者がある(内、30%が海外からの旅行者)<br />○30ヘクタール(約9万坪)の敷地内に200種のオーストラリア特有の動物達がいる<br />○年間約1,500匹の傷ついた野生動物達が運ばれれ、2,500回以上の治療が行われる<br /><br />ヒールスビル鳥獣保護区は、野生動物の保護・リハビリを行っておりますが、<br />ビクトリア州に数ある個人、団体のシェルターへの窓口でもあります。<br />ですから、こちらですべて保護された動物達を見るわけではありません。<br />ある程度、専属の獣医が診た後、各シェルターに動物達を渡してきます。<br />今までは難しかったのが、今回の山火事で寄付が集まり、各シェルターにヒールスビル鳥獣保護区の専属獣医が、<br />直接シェルターの場所に赴き、ケアされている動物達を定期的に診断できるようになりました。<br />今までは、各シェルターの方々が、定期的にヒールスビルに来て、動物達を診断してもらっていました(動物達にとってはかなりのストレス)。<br /><br />今回の山火事は、史上最悪のケースで、<br />また山火事の移動が早く(時速100km以上)、エリアに居た動物達はほど完全に消滅してしまった。<br />そのため、予想していたより、保護された動物達は少ない。<br />保護された動物達の怪我は、?火傷 ?肺に煙が入る ? 熱による失明 が主な症状です。<br />ビデオにも写っていますが、ヒールスビルで保護されていたあるRing Tail Possumは、脳神経がやられ、<br />山火事後で見つけられた時には、一箇所でくるくるずっと回っていたそうです。<br />今後は、保護された動物達を治療、リハビリし野生へ返していきますが、各動物種・健康状態にもよりますが、数ヶ月ほどかかるようです。<br /><br />施設が山火事に巻き込まれそうになった時は、絶滅危惧種を中心に約300匹の動物達を同じグループ内のメルボルン動物園・ウェラビーサファリ動物園に移送させました。移送に約14時間かかったそうです。現在は一部の動物達のみが、もとのヒールスビル鳥獣保護区に戻されています。一部の動物達は、短期間に何回も移送されると精神的なダメージ等が考えられるため、暫く移送先にいさせています。<br /><br />発見しても救出できない動物、安楽死させて動物達は全体の40-50%になるそうです。<br />特に山火事が終わったこれからも動物達の死亡する数が増える予想です。理由は:<br />? 山火事によって森林が焼き払われ、餌がなく餓死する<br />? 餌を求め、動き回り、道路に出て車にはねられる<br />があります。<br />

メルボルン、森林火災(Black Saturday)の影響を受けた動物保護施設&動物達

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2009/04/12 - 2009/04/22

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オーストラリアの森林の多くは、ユーカリに覆われています。このユーカリの森林は、大昔より自然発火の山火事によって森を再生してきました。日本でもニュース(水を飲むコアラ、サム等)になり、知られたメルボルン、森林火災(Black Saturday)で影響を受けた傷ついた動物達を保護するセンター、ヒールスビル鳥獣保護区を撮影しました。

ヒールスビル鳥獣保護区プロファイル:
○Statutory Authority(http://en.wikipedia.org/wiki/Statutory_authority)と呼ばれるビクトリア州政府から委任されたNPO団体
*Zoos Victoriaと呼ばれる団体下に、ヒールビル鳥獣保護区・メルボルン動物園・ウェラビーサファリ動物園がそれぞれある
○1934年に設立
○Conservation(動物保護)を主体とした、一般向けの動物園(オーストラリア特有の動物のみ)
○オーストラリア国内では、最も多くの絶滅危惧種を保有している。また様々な絶滅危惧種のための保護プログラムを進めている(例:タスマニアンデビル保護プログラム-http://www.zoo.org.au/Healesville/News/Devil_Worshippers_Unite
○メルボルンから車で約1時間20分(65km)−http://www.zoo.org.au/Healesville/Getting_There
○年間約3万5000人の訪問者がある(内、30%が海外からの旅行者)
○30ヘクタール(約9万坪)の敷地内に200種のオーストラリア特有の動物達がいる
○年間約1,500匹の傷ついた野生動物達が運ばれれ、2,500回以上の治療が行われる

ヒールスビル鳥獣保護区は、野生動物の保護・リハビリを行っておりますが、
ビクトリア州に数ある個人、団体のシェルターへの窓口でもあります。
ですから、こちらですべて保護された動物達を見るわけではありません。
ある程度、専属の獣医が診た後、各シェルターに動物達を渡してきます。
今までは難しかったのが、今回の山火事で寄付が集まり、各シェルターにヒールスビル鳥獣保護区の専属獣医が、
直接シェルターの場所に赴き、ケアされている動物達を定期的に診断できるようになりました。
今までは、各シェルターの方々が、定期的にヒールスビルに来て、動物達を診断してもらっていました(動物達にとってはかなりのストレス)。

今回の山火事は、史上最悪のケースで、
また山火事の移動が早く(時速100km以上)、エリアに居た動物達はほど完全に消滅してしまった。
そのため、予想していたより、保護された動物達は少ない。
保護された動物達の怪我は、?火傷 ?肺に煙が入る ? 熱による失明 が主な症状です。
ビデオにも写っていますが、ヒールスビルで保護されていたあるRing Tail Possumは、脳神経がやられ、
山火事後で見つけられた時には、一箇所でくるくるずっと回っていたそうです。
今後は、保護された動物達を治療、リハビリし野生へ返していきますが、各動物種・健康状態にもよりますが、数ヶ月ほどかかるようです。

施設が山火事に巻き込まれそうになった時は、絶滅危惧種を中心に約300匹の動物達を同じグループ内のメルボルン動物園・ウェラビーサファリ動物園に移送させました。移送に約14時間かかったそうです。現在は一部の動物達のみが、もとのヒールスビル鳥獣保護区に戻されています。一部の動物達は、短期間に何回も移送されると精神的なダメージ等が考えられるため、暫く移送先にいさせています。

発見しても救出できない動物、安楽死させて動物達は全体の40-50%になるそうです。
特に山火事が終わったこれからも動物達の死亡する数が増える予想です。理由は:
? 山火事によって森林が焼き払われ、餌がなく餓死する
? 餌を求め、動き回り、道路に出て車にはねられる
があります。

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  • 傷ついた動物達を保護するセンター、ヒールスビル鳥獣保護区(Healesville Sanctuary)内にある医療センター。園内にあり、一般訪問者も手術等が見学できるように一般公開されている。

    傷ついた動物達を保護するセンター、ヒールスビル鳥獣保護区(Healesville Sanctuary)内にある医療センター。園内にあり、一般訪問者も手術等が見学できるように一般公開されている。

  • 一般公開されている手術室・手当てする部屋

    一般公開されている手術室・手当てする部屋

  • 一般公開されている手術室・手当てする部屋

    一般公開されている手術室・手当てする部屋

  • 今回の森林火災で、火傷を負って保護された野生のコアラ

    今回の森林火災で、火傷を負って保護された野生のコアラ

  • 今回の森林火災で、火傷を負って保護された野生のワライカワセミ(Laughing Kookaburra)

    今回の森林火災で、火傷を負って保護された野生のワライカワセミ(Laughing Kookaburra)

  • 専属獣医に抱かれているこのウォンバットは、ボランティアのケアラーが森林開催の被災に遭い、<br />このヒールスビル鳥獣保護区に引き取られた。

    専属獣医に抱かれているこのウォンバットは、ボランティアのケアラーが森林開催の被災に遭い、
    このヒールスビル鳥獣保護区に引き取られた。

  • オーストラリア最大の動物保護区でありながら、動物園としても楽しめるユニークなスタイルの保護区です。園内ではオーストラリア特有の動物達がいつでも見られます。これは、定期的に行われる鷹・鷲のショーです。

    オーストラリア最大の動物保護区でありながら、動物園としても楽しめるユニークなスタイルの保護区です。園内ではオーストラリア特有の動物達がいつでも見られます。これは、定期的に行われる鷹・鷲のショーです。

  • オーストラリア最大の動物保護区でありながら、動物園としても楽しめるユニークなスタイルの保護区です。園内ではオーストラリア特有の動物達がいつでも見られます。これは、定期的に行われる鷹・鷲のショーです。

    オーストラリア最大の動物保護区でありながら、動物園としても楽しめるユニークなスタイルの保護区です。園内ではオーストラリア特有の動物達がいつでも見られます。これは、定期的に行われる鷹・鷲のショーです。

  • 現在、原因不明の腫瘍に冒され、絶滅の危機にさらされているタスマニアン・デビル・このヒールビルでは、将来に備えて、病気にかかっていないタスマニアン・デビルを保護、育成しています。

    現在、原因不明の腫瘍に冒され、絶滅の危機にさらされているタスマニアン・デビル・このヒールビルでは、将来に備えて、病気にかかっていないタスマニアン・デビルを保護、育成しています。

  • この様に各動物エリアが区切られ、放し飼いになっているため、入園者と動物達の境があまりありません。<br />これは、Parma Wallabyです。

    この様に各動物エリアが区切られ、放し飼いになっているため、入園者と動物達の境があまりありません。
    これは、Parma Wallabyです。

  • 園内にいるオーストラリア最大の飛べない鳥、エミュー。

    園内にいるオーストラリア最大の飛べない鳥、エミュー。

  • 園内にいるディンゴ。オーストラリアでは、ビクトリア州とノーザンテリトリー州のみが保護指定しており、他州では害獣とみなされ殺される場合もあります。

    園内にいるディンゴ。オーストラリアでは、ビクトリア州とノーザンテリトリー州のみが保護指定しており、他州では害獣とみなされ殺される場合もあります。

  • 園内の風景

    園内の風景

  • 園内の風景

    園内の風景

  • 園内の風景

    園内の風景

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