2001/11/08 - 2001/11/16
189位(同エリア392件中)
チヘさん
8ヶ月の旅のイースター島編。
イースター島はスペイン語ではイスラデパスクア、現地語でラパヌイと呼ばれる。
ここに来たかったからランチリの入っているワンワールド周遊券にしたようなものだ。ルート的には無駄な距離を移動しているが、そんなことはいいのだ。
モアイはつわものどもの夢のあとなわけだけど、でも圧倒的な存在感で迫ってくる。
モアイたち、絶対に夜中に歩いてるって。
でも魅力的なのはモアイだけではありません。
ぬるりとした島特有の気候、島人、あと刺身。
バリ島以来の刺身に感激。
ちなみに私の一番お気に入りスポットは、モアイを見ながら白砂のビーチで海水浴ができるアナケナビーチであります。
ここでは親方ばりのおかあちゃんが串焼きを売っていて、焼きたてのステーキ片手にビールを飲むことも出来ます。
うほーい。
11/8 ブエノスアイレス→サンチアゴ→イースター島(ランチリ航空/ワンワールド)
11/16 イースター島→サンチアゴ(ランチリ航空/ワンワールド)
Hostal Puku Rangi Uka 23$(風呂トイレ朝食付き)
オヤジが合わなくてちょっと宿選択ミスの感あり。
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空港には宿のカウンターが並んでおり、客引きをしている。
マレーシアでゲットした地球の歩き方に、
「オーナーの人の良さは花丸もの、ミュージシャンでもあって夜にはアコーディオンの演奏も・・・」
とのうたい文句があった宿のカウンターがあったのでそこにした。
が演奏なんでもちろんないし、オーナーのオヤジもなんだか合わなかった。バスタブもあったけど流せど流せど毎日虫が死んでおるし、ゴキブリもよう出らっしゃった。
村の中心地まではちょっと歩く。 -
宿にはドイツ人夫妻がいて朝食をともにする。
聞いているとダンナさんは旅オタクっぽく、とてもいい表情をする。
日本にも行ったというのでどこにと聞くと阿蘇だと言った。
今日は島南西部のオロンゴと呼ばれる山の頂上に自転車で行くことにする。レンタサイクル代は1日8$。
上りの砂利道は想像以上にヘビー。
炎天下もあいまってちょっとすすんだだけでへとへと。
途中入場券売り場に人がいないのでスルーしちゃう。
草っぱらをすすむと絶壁と紺碧の海。
なんだかぞくぞくする。足がすくんでしまう。
鳥人のレリーフのある石もなんかこわい。
人気の無いもっと奥に女性が1人踊っていてもっと怖い。
写真も撮らずに逃げるように帰る。
で道の写真だけ。 -
この日は宿で車を借りてモアイというモアイを見まくる。
レンタカー代は1日40$。
倒れているモアイ、陸を向いているモアイ、海を向いているモアイ、目があるモアイ、作りかけのモアイなど、島のいたるところにモアイ三昧。
特に大きな看板とかがないので、車に乗りつつ、ひとつひとつみつけてゆく。
あー!あったー!という感激はこの上ない。
写真はモアイ製造所(石切り場)のラノララク遠景。
なんかポコポコきのこみたいのがモアイ。 -
なだらかな山の裾野にモアイがたくさん生えている(みたい)。
近寄ってみると大小さまざま、表情もいろいろ。
石像と草っぱらたわむれる虫たち、青空に流れゆく雲がラピュタ的世界。 -
ラノララクを登っていくと裏側にでることができて、
みると火口に水がたまっている。
出来る直前でうちすてられたモアイは巨神兵のようだ。
あまりに静か。聞こえるのは風の音だけでふとすると気が狂いそうになる。
そしてやっぱりでっかい石にはおののいてしまう。
なんでかな。重力かな。 -
こんな道をドライブ。
-
次に訪れたのはモアイが15体並ぶトンガリキ。
これは大阪万博に来たらしい。
帽子を被っているモアイもいる。
1人、モアイに魅了されてしまったツーリストがいて、一体一体をぞれぞれ写真におさめていた。
彼女らしき人はこりごりしていた。 -
そしてこちらがアナケナビーチ。
写真左遠方に見えるのがモアイ。
白砂のビーチで地元っこも遊んでいる。
串焼き屋、ドリンク屋もあり、いい気分でゆっくりできる。
別の日に水着を持ってもう一回訪れてしまった。
ハンガロアの村から、タクシーで往復9,000ペソス。
ビーチには突然牛の集団が現れてぞろぞろ海に近づいてくるのでヒヤヒヤした。男性が石を投げたら後ろ髪ひかれながらあっという間に山に帰って行った。牛、弱過ぎ。 -
その後、「カミソリの刃一枚も入らない石組み」や「海をみてるモアイ」などを見て、今度はモアイの帽子製造所に寄って帰る。
帽子は本体と異なって赤い土(石?)だ。
連れはRPGのゲームの中の景色みたいだと言った。 -
特筆すべきは刺身。
写真はCeviche(セビチェ)。刺身をレモン、マヨネーズ、パクチーでまぜまぜしてあるやつ。これが旨いんだな。
あと、その名のとおりSachimi(刺身)というメニューもあり、醤油、お箸も出してくれる。
モアイが見れるこの海沿いのレストランを勝手にサチミハウスと呼んでいた。
何度か行く内にスペイン語を少しづつ覚えて、「ウナアグア イ ウナコーラ(水ひとつとコーラひとつ)」など言ってみると店のおばちゃんがびっくりしてくれて嬉しかったりした。 -
村ではどの店やレストランに入っても同じ曲が流れていた。
アコーデオンをフィーチャーしたその曲がどうしても気になり、CDを買って帰った。(ちなみにTopatangiのHere Pegaという曲だった。ラパヌイローカルミュージシャンだと思う。) -
イースター島はひともなんか魅力的。
サチミハウスのおばちゃんは愛想いいんだけど帰りだけはいつも仏頂面でニコリともしない。
何度行ってもそう。
店構えが素敵なので入ってみたレストランはオカマちゃんがやっていた。
腰を振って踊っていたり楽しいのだが、どうしたらこうなるのだろうと思うくらい料理の味が濃過ぎ、かつ油多過ぎなので、どうしたもんかと思い悩んでいると、具合の良いことに「私8時まで帰ってこないけどゆっくりしていってねん!」と出かけて行ったので大量に残して帰った。
ブランコを譲ってあげた坊やが顔を覚えていてくれて村ですれ違った時声をかけてくれたり。
(なんでイースター島でブランコにのってたんだという話もあるが)
そんなこんなで楽しいラパヌイおしまい。
次はサンチアゴに戻って北上していきます。
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