2009/04/04 - 2009/04/04
154位(同エリア266件中)
福の海さん
番船浦は渡唐船の停泊地、
潘船浦天主堂は福建最大のカトリック教会(写真)です。
その後、向かった福建師範大学内にある琉球人墓地は・・・
福州で清明節 旅行記について
1 球商会館と琉球館(柔遠駅)までの道順
2 琉球館(柔遠駅)
3 万寿橋
4 番船浦と潘船浦天主堂、琉球人墓地 ← 本旅行記
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バスに乗り、閩江の南側へ到着
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閩江大橋
北側を望みます。 -
川沿いに遊びに来ている人が少なくなかったです。
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この辺りが渡唐船の停泊地
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番船浦のようです。
琉球の進貢船もここに停泊することがあったそうです。 -
川沿いを散策します。
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船に住んでいる??
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自宅にしている人もいるようです。
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河川敷は人気の居住スポットとなっています。
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下流方向の右側には、舗装された道路を挟み
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教会堂・潘船浦天主堂があります。
天主教の福州での布教は、
1625(天啓五)年、イタリア人の宣教師ジュリオ・アレーニ (Giulio Aleni艾儒略)が、帰郷途中の福州出身の高官・葉向高と知り合ったことにより実現しました。
清代乾隆年間に布教が禁じられ関帝廟になりましたが、アヘン戦争後、天主教が再び福州に伝入しました。
参考
渡辺美季先生HP
http://www.geocities.jp/ryukyu_history/china_ryukyu/Fuzhou2_Canshan.html
中国天主教 信徳報(第260期)
http://www.chinacatholic.org/XindeNews.asp?Id=4812 (中国語) -
潘船浦天主堂は、
1868年福建教区の李宏治主教によって建立され、その後1933年に増築改築、当時は江南第一大堂と呼ばれていました。
1946年には福建省総主教区の教会に昇級し、全省教会活動の中心になりました。
文革時代には受難もありましたが、1986年には復堂。1988年に倉山区の文物保護の対象となり、1996年には省級文物保護の対象になりました。
参考
http://cmz5866.blog.sohu.com/102889228.html (中国語) -
天主堂を外側から見学した後は、当日の最終目的地・福建師範大学に向け足を進めます。
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まずは
六一南路沿いにあるバス停へ -
長楽国際空港までのリムジンバスの案内
1時間に1本出ているようです。 -
国誼大酒店
福州市南のエリアで仕事する方には便利なホテルかもしれません。 -
橋南のバス停にて乗車
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福建師範大学
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1時間ほど探したものの残念ながら琉球人墓地はみつかりませんでした。
故人のご冥福をお祈りいたします。
こうして清明節・お墓参りの日に、
福州と縁のある琉球方たちの足跡を辿りながら市内を回った半日。
この地を愛し亡くなった方たちの思いが市内のあちこちにあり、有形無形の史跡という形で残っているのを確認した散策となりました。
今後は市内巡りをする時には
歴史の中で徳を積みながらも、名前が挙がらない方たちを偲ぶ思いをもちながら、今日のあることを感謝し市内各地を訪問したいものです。
福州で清明節1〜4 これにて終了です。
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