2009/04/05 - 2009/04/29
85位(同エリア102件中)
山菜迷人さん
雪がゆるみはじめると春の山菜シーズンに突入します。山菜迷人の私は、この時期、山に迷うのです。2月、3月はフキノトウや、セリ、3月中旬から蕨が出始め、4月に入るとタラの芽、コシアブラ、ハリギリ、タカノツメなどウコギ科の木の芽が出始めます。コゴミ、草ソテツもぼちぼちですね。そうそう、ゼンマイも!
そんなことを考えているとわくわくしてくるんですね。
というようなわけで、4月5日(日)前日の桜宴(さくらのうたげ)でふやけた脳みそをたたき起して、愛車のラウム君で吉備高原をめざしました。岡山市表町三丁目新京橋交差点を起点とする県道27号線を赤磐市方向に走り、目指すは菊花峠です。
菊花峠から竜天夢街道に入る道を北上、しばらく行くと林道塩木線との分岐点がありいったん塩木線のほうに進む。林道から山の下の集落が見えます。杉の林はしきりに花粉を飛ばしているなぁ。タラの芽は天麩羅サイズでちょうど良いが、コシアブラやタカノツメはまだ芽が固いね。食べごろまではあと2週間くらいかなと見当をつけ、またそのころやってこようと決意。スミレの花が咲いています。
塩木林道は近隣の集落の方々が枝打ちなどの共同作業をやっており、路上にトラックが並んでいるので、その手前で向きを変え、竜天夢街道に方向転換。
夢街道を進むと高福寺というお寺が見えました。お寺の前を過ぎたところに空き地があり、そこに愛車を停めてお寺を訪ねてみます。山門の脇にミヤマツツジ、椿の花が咲き誇っていました。木立の間から鐘楼堂の写真を撮る。この寺は、正式名称を「沓石山高福寺」といい、開基は第46代孝謙天皇の在位期間中の749年から756年頃で、報恩大師が奉勅により開基したとされています。
奉勅とは、天皇の意思を官吏が間接に表示するものだから、孝謙天皇の意思を酌んで報恩大師が750年頃にお寺を建てたということらしいですね。
いつも思うのだけれど何でこんな山の中に!?というようなところにお寺は建っていることが多い。建築コストもかさむだろうし、お参りするのも大変だからもう少し考えたら良いのにね。
高福寺の門前の田んぼの畦でタンポポを見つけた。タンポポは全草食べることができるでしょう。花は天麩羅で、葉はサラダで、根はキンピラのようにしていただきます。
土筆は卵とじのようにして食べるし、スミレも葉を天麩羅にしたり、茹でてお浸しや和え物に使ったり、花は酢の物や椀種になります。
春の野山は山菜が一杯!!秋に枯れ、凍てつく冬の間にエネルギーを蓄え、春の訪れとともに一斉に新しい命の躍動が始まる。そのエネルギーの塊ともいえる新芽の部分を少しだけ分けてもらって、僕も、また少し若返るのだ〜っ!!
そんなわけで、僕は山菜を採るのも、料理するのも、そして、それを肴に酒を飲むのも大好きなんだけれど、毎年、4月29日には山で山菜の宴というのをやっている。うちの事務所の連中と朝早くから出掛けて行って、山で山菜を採る。そして、バスでやってくるメンバーと合流して、しばし、山菜料理で酒盛りを楽しむのだ。本番は、どうしても飲んでしまうので写真の数が足りないのだけれど、ボタン鍋、コゴミとタラの芽、コシアブラ、ハリギリなどの山菜の天麩羅、一人、一品持ち寄りで集まってくるタケノコの煮物や、おこわ、ビール、日本酒、焼酎・・・、しばらくするとギターを引っ張り出してきて歌いはじめるオヤジがいたり、子供たちと沢蟹を取ったり、のんびり、だらだら、ゆったりと酔いに任せる時が過ぎていくのであった。
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 自家用車
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家を出発してすぐ、中国家庭料理大連香(だいれんこう)の前を通った。ここで働いている料理人は、全員中国人でした。
確かに、低料金で本格的な中華料理が食べられるのでお勧めです。ラーメンやではないのですが、ここのラーメンが旨いよ!! -
県道27号線を行く。
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菊花峠旧道沿いに桜の古木があり、今が見ごろ!
満開に咲き誇った桜花が重いのか、枝がしなる。 -
林道塩木線の概略図。この界隈はコシアブラやタカノツメ、タラの芽などが沢山採れるスポットです。もう少ししたら、蕨も出始めますよ。
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林道から見下ろす吉井町の街。山の中の田舎の町なんだなぁ。画面の左手の方には岡山県三大河川の一つ、吉井川が流れています。
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林道塩木線をゆくと杉の林がある。写真が白っぽく見えるのは、杉の花粉!!
風で枝が揺れるたびに白っぽい花粉が風に舞い上がっていく。花粉症の人は大変だ!
最近、花粉があまり飛ばない杉の木が開発されたそうだけれど、この辺りの杉はもちろん昔からの杉の木で、ばんばん花粉を飛ばしているのだ。 -
本日の主役であるタラの芽。棘のある木の枝先の芽の部分を折り採り、天麩羅でいただくのだ!!
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スミレの花。
これも山菜! -
ミヤマツツジの花
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椿の蕾
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高福寺鐘楼
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高福寺本堂
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木鼻(獅子型)
かなり老朽化しているね。 -
宝篋印塔
この宝篋印塔は享保14年、16年頃作られたものだという。西暦では1730年、1732年頃ということになる。
時代は比較的新しいが、完全な形で残っており、すぐれたものであるらしい。 -
鐘楼
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本堂右手にある高福寺中門、客殿を臨む。
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タンポポ
これも山菜!全草食べられますね。 -
土手に這いつくばって、見上げるように土筆を撮ってみました。
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オオイヌノフグリ
これは、山菜ではありません。草丈10〜20センチほどで直径1センチにも満たない可憐な花をつけます。
名前がなんともミスマッチ!フグリとは雄の陰嚢のことであり、実の形が雄犬のそれに似ているということらしいが、僕が見る限りあまりにていないように思うのだけれどね。 -
スズメノヤリ
「スズメノヤリは日本全国から東南アジアにかけて分布する多年生草本。葉は全て根生であるので、草丈の低い草地でしか生育できない。定期的に刈り取られるような畑の畦や路傍などに生育している。葉の縁には長いクモ毛がある。スズメノヤリ属の仲間にはこの葉縁の毛がある種が多い。
春に10〜30cmの花茎を出し、茎頂に1つの集まった花序を付ける。葉の縁に長い毛があり、花序が1つの頭花をけいせいしていれば、スズメノヤリの可能性が高い。この頭花が大名行列の毛槍をイメージさせるのであろう。頭花は、最初に雌しべが成熟し、その後に雄しべの葯が伸びて目立つようになる。雌性先熟である。」(植物図鑑から) -
この後ろ姿は、アナグマです!突然路上に現れ、悠然と何かを食べている様子。写真を撮ろうと目を離したすきに向きを変えて歩きだしてしまいました。
で、後ろ姿しか撮れなかった!残念。 -
フキノウトウの花が咲いている。かなりアップで撮ってみた。
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同じフキノトウの花
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フキノトウ
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椎茸!
知らない人が多いけれど、椎茸やヒラタケなど、秋と春、年2回楽しめるキノコも何種類かあるんだなぁ。 -
椎茸その2
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ヒメオドリコソウ(姫踊り子草、学名Lamium purpureum)
ヨーロッパ原産の越年草で道端や庭などによく生えている。春の七草の仏の座とおなじシソ科の植物で、日本には明治時代中期に帰化している。しばしば仏の座と一緒に生えており、葉の形や花の色が似ているが、上部の葉の色づくこと、葉の先端が尖るほか上部の葉も葉柄を持つことで容易に見分けはつく。 -
レンギョウ(学名 Forsythia suspensa)
中国原産の落葉性低木広葉樹。雌雄異株。別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。古名は、いたちはぜ、いたちぐさ。
中国名は黄寿丹。
英名はゴールデンベル(Golden Bells , Golden bell flower)。
属名の Forsythia は、19世紀初頭にイギリスの王立植物園の監督官を務めた園芸家ウィリアム・フォーサイス(William A. Forsyth , 1737 - 1804年)に因み、種小名のsuspensa は枝が“垂れる”意味である。
ための池のほとりにレンギョウの株が3株見事に花を咲かせていた。 -
ノアザミ
これは少し大きくなりすぎているけれど、若芽は天麩羅にしていただきます。 -
ヨモギ
これで草もちを作ります。また、新芽を摘んで、天麩羅にしてもいけますよ。春菊のような雰囲気ですね。 -
カラスノエンドウ
エンドウを小さくした実をつけますが、それを煮つけて食べます。あまりに小さいので、食べるほど取ろうとすると意外に骨が折れます。 -
桜花
http://hana1005.blogspot.com/2009/04/blog-post_07.html
こちらに駄文を書いてます。 -
蔵ラーメン
岡山県赤磐市周匝669-6
tel:086-954-2544
営業時間:11時〜20時30分 定休日なし
ラーメン 500円也
豚骨を10時間ほど煮込んで白いスープをとっている。豚骨というと独特の嫌な匂いがするもんだけれど、このスープは旨味は出ているのに嫌な匂いはない。醤油味のようで甘みも感じるスープは何か隠し味を使っているのかもしれない。
普通の太さのストレート麺で、茹で具合良し。カンスイ臭くもない。良いんでないの。
具材は、厚切りチャーシュー、メンマ、モヤシ、葱。叉焼の味付けが薄味に仕上げてあり柔らかくて適度に食べごたえもあって旨い。
☆ -
ラーメンと一緒に頼んだ餃子。ニンニクの利いた古風な餃子で僕は好きだ。
一人前7個で250円!!
☆ -
えーと、ここから、29日に撮った写真になります。
これは、タラの芽に似ているけれど違うのですよ。これは、ハリギリといいます。タラの芽とおなじウコギ科の木ですが、タラの芽よりもアクが強いです。 -
コシアブラの芽を摘む。
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ボタン鍋!!
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シダ類
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吉井川の源流
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子どもたちと一緒に捕まえた沢蟹。
天麩羅となって子どもたちの胃袋に消えていった。 -
元公務員フォークシンガーのOさんと、憲法フォークジャンボリー副実行委員長のSさん!
彼らの歌声が谷間にこだまするのだ!! -
ご夫婦で初参加のツーショット
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何とものんびりとした空気感
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歌声よいつまでも!!
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この旅行記へのコメント (4)
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- airpentaroさん 2009/05/18 01:06:37
- 山の幸
- 山菜迷人さん、こんばんは〜
いつの間にかトラベラーネームが変わっていましたね(*^−^)
この旅行記がきっかけですね。
山菜迷人さんは山菜に詳しいんですね!
スミレやタンポポも食べられると、初めて知りました。
採れたての山菜を天ぷらやボタン鍋で食べたらおいしいんでしょうね。
それにビールやお酒もおいしいんでしょう!
またお邪魔します☆(^∀^)ノ~~
- 山菜迷人さん からの返信 2009/05/18 08:35:58
- RE: 山の幸
- > 山菜迷人さん、こんばんは〜
どうもです(*⌒∇⌒*)テヘ♪
> 山菜迷人さんは山菜に詳しいんですね!
> スミレやタンポポも食べられると、初めて知りました。
もともと群馬の山猿で、山の恵みをいただいて育ってきましたので、生活の知恵というところでしょうか。
> 採れたての山菜を天ぷらやボタン鍋で食べたらおいしいんでしょうね。
子どのもの頃は、苦いし、独特の香りがあるしで、そんなに好きでもなかったんですけど、30を過ぎ岡山へ引っ越してきてから、もともと山には登っていたのですが、もっぱら山菜の採取が山の目的になってきましたね。
歩くことで健康にもなり、自然に触れることでストレス解消、おまけに美味しいさ酒の肴にもなるということで一石何鳥にもなるような気がします。
-
- がんもさん 2009/04/09 23:11:40
- 山菜迷人♪
- Hana Hajimeさん、こんばんは。
今日もわたしの大好物オンパレードの旅行記ありがとうございます。
たらの芽がおいしそうでおいしそうで・・・食べたい♪
その後も“ふきのとう”“しいたけ”と見ているだけでヨダレが出そう。
我が家も今夜はにんじんの葉を天ぷらにして食べました。
採りたてで新鮮なものって美味しいですね!
(知人にいただいたんです♪)
旅行記の方は現在、工事中とのことですのでまたお邪魔します♪
がんもより
- 山菜迷人さん からの返信 2009/04/10 10:14:09
- RE: 山菜迷人♪
- がんもさんも山菜がお好きなんですねぇ。嬉しいです(*^_^*)
タラの芽はあまりくせがありませんが、フキノトウはかなり苦いですよね。どこが美味しいのかわからんという諸兄も多いのですが、逆にこの春の香りが大好きだという人もたくさんいて、毎春、山で酒盛りをやっています。
今回はその下見!!
本番の様子を付け加えようと思っているところで〜す。
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