2009/04/05 - 2009/04/05
388位(同エリア483件中)
もろずみさん
国分寺に幻の庭園があります。殿が谷戸庭園ではありません。
年に2回春の桜と秋の紅葉の時期に1日ずつしか公開されません。
しかも10時から15時までの5時間のみ。雨なら中止・・・。
以前から気になっていたのですが、桜のピークと重なるので行きそびれていました。
今年は早めに公開日をチェックしておきました。
中は武蔵野の面影どころか、深山に紛れ込んだかと思うような立派な森。
野川の源流である大池の周りには桜も咲いていました。
- 交通手段
- 私鉄
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初めて訪れる所なので入念にチェック。
Google Mapで見るとそこそこ広いみたいです。
右下が国分寺駅方面、左右に走るのが中央線、左斜めに通っているのが国分寺線という位置関係です。
これで万全。 -
9:40頃正門前に着いたら、すでに200人くらいの人が並んでいました。
5分もすると人数は倍に膨れあがって人気の程が伺えます。
やはり期間限定というのはそそりますね。
10:00に入園開始。橋を渡って庭園を目指します。 -
研究所なので建物は撮影しないルールになってます。
建物の前はロータリーになっていて重厚な雰囲気。
桜をバックに噴水を撮ってみます。 -
目に付く花を手当たり次第撮り始めます。
群生していたタチツボスミレ。
帰りに見たらだいぶ踏まれてしまってました。 -
まずは東側から回ってみます。
鬱蒼とした森ですがモミジが多いようですね。
これは秋の庭園公開も見逃せないなぁ。 -
モミジも新芽が出始めていて春色ですが、花では森の中に咲くヤマブキ。
黄色は目立ちますね。 -
人が分散したため園内は意外と静か。
そんなに本数は多くないけど桜一本一本に存在感があります。
こういう桜風景も結構好きです。 -
優雅に泳ぐ白鳥が2羽。
普段は人が来ないのでびっくりしているのではないかと思いましたが、全然動じません。
どこかでウグイスも鳴いています。
野鳥もかなりいそうですね。 -
ツツジも結構ありますがまだ咲いてません。
近づいてみたらボケの花でした。
ツツジが咲いたところは見ることができませんね。
この研究所に就職しようかなぁ・・・(^^; -
続いては大池の周囲を散策。
かなり樹高のある桜が頭上で花を咲かせています。
樹齢を重ねた古木がたくさんあるようです。 -
幹から若い枝を伸ばしている染井吉野。
ひこばえの成長する姿ですね。
目の高さに初々しい花をつけて、撮ってくださいという声が聞こえました。 -
池の縁を彩るのはヤマブキとユキヤナギ。
ここの桜は自己主張しないようで奥ゆかしい感じがします。
圧倒的な桜の園ではなく、あくまでも武蔵野の自然がコンセプトのようです。 -
足元にはタンポポが健気に咲いています。
遊歩道はありますが、特にロープを張っているわけではありません。
タンポポも人に踏まれるリスクがあります。 -
そうそう、野川の源流を見なくちゃ!
この辺りは国分寺段丘のハケなので湧水群があちこちにあります。
野川の源流も一つだけではありません。
しかし普段非公開という神秘性により、源流伝説のロマンを感じます。
って、大袈裟な!(^^; -
チョロチョロと湧き出た水は大池に注ぎます。
つまり、野川はこの大池から始まっているというわけです。
噂には聞いていましたが、やっと実際に見ることができました。
そういえば昨日歩いた石神井川の源流も謎に包まれています。
一説によると小金井カントリーの敷地内だとか・・・? -
ここが本日のベストビューかな?
桜も程良い加減で神秘の池の雰囲気を醸し出しています。
実はこの大池は自然のものではなく人工的に掘られたもののようです。
あ、ロマンが一気に崩れそう・・・。 -
気を取り直して池の周りをもう少し歩きます。
あいにくの花曇りで良い色は出ませんが、枝振りの良い桜。
向こうには山桜も見えますね。 -
それでもやはり染井吉野が幅を利かせていますね。
普通の日本庭園とは違った庭園ですので、なかなか表現が難しいです。
和風のランドスケープ・ガーデンとでも言ったら良いのか。 -
本数が一番多いのがユキヤナギです。
池の周りにぐるりと植えられていて、少ししつこい感じもします。
せっかくですから撮ってあげましょう。 -
どうしても桜に目が行くのは季節柄ですね。
今年は染井吉野が遅れたので八重紅枝垂と一緒になりました。
あちこち見て回ってもどこも同じ。 -
清楚な山桜も一部満開、というか花吹雪も舞っていました。
この花を見るとそろそろ桜も折り返し点ですなぁ。 -
あれ?まだこれからという木もあるようですね。
都心に比べると多摩の桜は2、3日遅れますから。
この一本桜の立ち姿はなかなか良い雰囲気です。 -
数は少ないけど純白の大島桜も発見。
非公開の庭園なので桜にネームプレートなどはもちろんありません。
一日だけの公開なので里桜などどんな種類があるのかわかりません。
そういう意味で素人には難しい庭園かも。 -
池からゆっくりと水が流れている水路。
どうやら野川のスタート地点のようです。
この先から外に出ると野川というわけ。 -
中央線の下をトンネルで抜けていくようです。
野川の橋めぐりはこのトンネルの出口から始めれば完璧ですね。
いつになるかわかりませんが・・・。(^^; -
今度いつ来られるかわからないので、たっぷり時間をかけて巡りました。
何となく名残惜しいのは滅多に公開しないからですかね。
皆さんそんな気分でいるようでした。 -
ゆっくり見て回ると見逃す花が少ないかも。
今年初の里桜を発見しました。
遠目なのでわかりづらいですが、一葉かな? -
出口に向かって歩いて行くと、これからという人が続々とやってきます。
それにしても公開日情報は入手しづらいはずなのに人気ありますね。
秋の公開日も来てみたいものです。うまく紅葉に当たるかはわかりませんけど。 -
広場に座ってお弁当を食べている人も結構います。
初心者なのでお昼の準備をしてきませんでした。
もっとも普通に歩いたら午前中だけで十分の規模です。 -
ということは、時間いっぱいここで楽しもうという人たちが多いということか。
それもまた凄いことです。
ひょっとして日立製作所関係の家族とか? -
ということで、十分に見学させてもらいました。
普段見られないという希少価値を差し引いても、十分な広さがあって良く整備された庭園だと思います。
お近くの方は是非一度、と言っても桜の時期は一年後ですけどね。
庭園公開についての告知はこちら。
http://www.hitachi.co.jp/rd/crl/nature.html
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