武蔵陵墓地

2009/04/05 - 2009/04/05

嫁の実家から車で30分も走れば
昭和天皇陵がある武蔵陵墓地があるので
嫁と子供達が実家に昨日から帰っていたので
迎えに行く前に武蔵陵墓地を訪れてみました。
天皇陵に行くのは
http://4travel.jp/traveler/shark/album/10074180/
の泉涌寺月輪陵以来です。

エリア 高尾・八王子(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

武蔵陵墓地に続く参道です。
午前8時過ぎに到着したのですが
午前9時にならないと開門しないので
参道脇に車を止め暫し休憩。

駐車場は見ての通りいっぱい駐車出来ます。
トイレも完備されております。

砂利の敷かれた参道は車両進入禁止です。
ここからは歩いていきます。

陵墓にはお決まりの宮内庁の立て札が
やはりここにもあります。
123代大正天皇、
大正天皇の皇后であり昭和天皇の母君貞明皇后、
124代昭和天皇、
昭和天皇の皇后であり今上帝の母君香淳皇后
の陵墓があります。

庭園があり鯉が泳いでいました。

手水処があるので
陵墓参拝の前に身を清めます。

砂利の敷かれた参道を歩いていきます。

分かれ道です。

左に行くと大正天皇の多摩陵、
右に行くと昭和天皇の武蔵野陵です。
最初に左の多摩陵へ。

大正天皇多摩陵です。

大正天皇多摩陵全景

大正天皇多摩陵は戦前に造成されたからか
階段も高く威厳が感じられます。

大正天皇の皇后、貞明皇后の
多摩東陵です。
貞明皇后は五摂家の一つ九条家の出で
昭和天皇の母君です。

貞明皇后多摩東陵全景

貞明皇后多摩東陵を近くから。
大正天皇陵よりは近くに
見る事が出来ます。

大正天皇、貞明皇后両陛下の陵の参拝の後は
隣りにある
昭和天皇、香淳皇后の陵に行きました。

昭和天皇武蔵野陵です。

昭和天皇武蔵野陵全景

やはり昭和に生まれた者としては
昭和天皇の陵墓を間近に見ると
やはり何やら感慨深いものがあります。
昭和天皇は戦後、人間宣言をしましたが
それでもお隠れ（崩御）されるまでは
天照大神の御霊を受け継いだ現人神であり
今でも現在の日本を見守って下さっていることでしょう。

昭和天皇の皇后香淳皇后の
武蔵野東陵です。
香淳皇后は今上（きんじょう）天皇の母君であります。
たまに今上天皇を元号+天皇で呼ぶ人がいますが
昭和天皇の昭和とかは諡（おくりな）であるので
そんな呼び方をすると消されるかも。
とか書くと右寄りとか言われちゃうんだろうなあ。
（嫁に・・）

香淳皇后武蔵野東陵全景

香淳皇后の御名は良子女王といい
名門四親王家の一つ伏見宮系の久邇宮邦彦王の王女です。
良子女王が入内する際、母方の島津家から来る
色盲の遺伝の疑いをかけられ
山県有朋達に反対される宮中某重大事件がありましたが
紆余曲折の後、入内は実現しました。
（この辺の話は「闘う皇族」という本に詳しく載っています）
先祖が薩摩藩士である私としては公平な考えを持つことは出来ないかもしれませんが
山県有朋も小田原にゆかりがあるので好きですし
山県有朋追い落としの陰謀という説もあるので
やはり何とも言えませんな。

桜が咲いて奇麗ですが
衛士（皇宮警察？）が絶えず監視をしているので
悪い事していなくても
ちょっとビクビクものです。

来た参道を戻ります。

折角ここまで来たのだから高尾山にも行きたいけど
嫁実家に行かなきゃならないので
それはまた次回ということで。
まあ役行者の史跡は高尾山は行ったことなくても
丹沢表尾根の行者ヶ岳に行ったから
とりあえずはいいか？
http://4travel.jp/traveler/shark/album/10075433/
丹沢登山は最近全然していないけど
（腰痛めたし）
山岳信仰の本場ですのでお暇な方はどうぞ。
（はっきり言って富士山よりキツいけど）

この旅行記へのコメント （2）

• 横浜臨海公園さん 2009/04/16 15:29:46

  遥かなり昭和

  SHARKさめさま、こんにちは。
  
  
  昭和天皇さまがお亡くなりになられて２０年の月日が経ってしまいました。
  特に葬儀の日は氷雨で昭和天皇の涙とすら言われ肌寒かった記憶が現在でも残っております。
  もちろん１票を投じさせて頂きました。
  
  もうすぐ、みどりの日改め２度目の昭和の日。
  
  
  
  横浜臨海公園

  SHARKさめさん からの返信 2009/04/16 19:11:04

  RE: 遥かなり昭和

  やはり小渕官房長官が「平成」の額を出した時は印象的でした。
  あぁ昭和の御世もこれで終わりかぁ・・
  なんて中学生だったので多分あまり深くは考えなかったでしょうけど、、
  激動の時代を歩まれた昭和天皇も今は武蔵野の地で
  静かに、そして今でも国民を見守って下さっていることと思います。
  今上帝の御世も21年目となり平成生まれの人も成人したでしょうけど
  昭和生まれのおじさんと言われようとも昭和の時代を伝えていけたらなと感じております。