2009/01/21 - 2009/01/22
5位(同エリア12件中)
uekoさん
かつて黒い金の豊かな町と呼ばれたオーロ・プレット。
ブラジルの『黄金郷』として華々しく経済の中心を担ってきた
この町には、一攫千金を夢見て人々が集まった。
その裏で、採掘のために多くの黒人奴隷達が酷使され、
町の中心であるチラデンチス広場では奴隷売買が行われるなど
光と闇の歴史をもっている。
激甘スイーツやミナス料理でエネルギー補給しながら、
史跡探索に出発♪
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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-
朝8時30分、オーロプレットに到着。
朝もやがうっすらと町を覆っている。
標高1000〜2000M、天気が今ひとつのせいか
少し肌寒い。 -
宿泊はポザーダ・オーロ・プレット。
眺めもよく、オーナーのおじさんも親切♪
青を基調とした家具もかわいい。
荷物を置いて散策に出発! -
ポザーダのすぐ上にある
メルセス・エ・ペルドエス教会。 -
趣のある道を進むと正面に教会が見えてきた。
-
サンフランシスコ・ジ・アシス教会。
ブラジル・コロニアル建築の粋といわれる
バロック様式の教会。
設計と外装はアレイジャジーニョの手によるもの。
入場料R$6。 -
コインブラ広場の青空市では、
ユニークな像や噴水施設、チェス、
かわいい小物入れなどが売っていて
街中よりも大分安く買える。 -
インコンフィデンシア博物館。
ミナス州政庁として建てられたこの建物は、
その後刑務所になり、
今はチラデンチスやアレイジャジーニョ関係の
博物館となっている。
展示物は各部屋に分けられ、見所も多いが、
お墓があったり、薄暗い証明の部屋があったりと
一人で回るのは怖い。。。 -
チラデンチス広場。
昔はここで奴隷売買が行われていた。
“ミナスの陰謀”により捕らえられ処刑された
ブラジル独立の英雄チラデンチスが、
広場の名前の由来となっている。
向こうに鉱物学博物館が見える。 -
民家の呼び鈴。
教会の多いこの町によく似合っている。 -
午後は、オーロ・プレットから5KMの所にある
鉱山跡、ミナス・ダ・パサージェンへ。
かつて鉱山労働者が使用していた
木造のトロッコに乗って降りていく。
スピードはゆるやか。 -
鉱山内部は空気もきれいで、
整備されていて明るい。
「ボリビアのポトシの鉱山とは雲泥の差だね!」
とわいわい話しつつ、
「なんでまた鉱山にきているんだろう?」
と、頭の隅で考える私達。
旅行でこんなに鉱山に潜る女達はいないと思う、
多分…。 -
トロッコを降りてあたりを散策。
ガイドがついてポルトガル語で説明してくれる。
鉱物を含んだ岩石が至るところにあり、
触れることも出来る。
-
ここにも鉱山の神が祀られている。
鉱山に入ると、その国の鉱山の神に対する
色々な信仰の形を見ることが出来る。 -
鉱山内部にある地底湖。
水は透明度が高くて冷たい。
照明によって照らされた水面が美しいこの地底湖では、
ダイビングも出来るらしい。 -
鉱山探検の後は、砂金の採り方の講習会。
何度も水を入れながら、
根気よく黒い入れ物を動かすガイドさん。
十数回の作業の後にようやく底に光るものが!!
一つまみの砂金を採るのに大変な手間がかかるようだ。 -
こちらは鉱山付属のお土産物屋さん。
美しいアクセサリーや宝石、原石も多いが
お値段は町に比べてやや高め。
ここでワンポイントアドバイス♪
町の宝石店でアクセサリーなどを買うときには、
店員の中でも販売員よりは
マネージャに値段交渉したほうが
大分安く買える。 -
画期的なバスの止め方!
辺鄙な場所で微妙な時間帯のため、
もう最終バスは行ってしまったのでは・・・
という不安が仲間内を流れる。
バスは通れども、それは全て鉱山夫さんたち専用の
ぎゅうぎゅう詰めバス。
この2本後にオーロ・プレット行きのバスが来て
一安心。 -
サン・ジョゼ教会付近の町並み。
石畳の道は風情があり、建物も美しいが
ここにくるまでの起伏の激しい坂道には
もう、言葉もありません。 -
緩やかな波打つ山並みと、赤レンガの屋根の美しい町は
古の足跡を至るところに残しながら
静かに歴史を語りかけてくる。
しかし!!左に見える石畳の急な坂道・・・。
多分、躓いたら一気に下まで転げ落ちる角度だ。 -
見晴らしのいい丘の上にある
サン・フランシスコ・ジ・パウラ教会。
この教会の坂と階段も中々曲者である。 -
サン・フランシスコ・ジ・パウラ教会の
下に見えるのが、サン・ジョゼ教会。
この日はお葬式のため、多くの人が列をなして
楽隊と共に埋葬を見守っていた。 -
サンジョゼ教会の近くにある
ロザリオ教会。 -
カフェテリア『Chocolates Ouro Prêto』。
オーロ・プレットのチョコレート!!
これは食べねば♪ということで、店内へ。 -
フォンダンショコラを注文。
そして、出てきたのがこれ。
フォンダンショコラのまわりはチョコソースではなく、
たっぷりのねっとりとしたやわらかいチョコレート。
かなり濃厚だ。 -
カーザ・ドス・コントス。
もとは税吏人の住居として建てられたもので、
ここも一時期は刑務所として使われていた。
今は博物館になっている。 -
昔の水汲み場。
町のいたるところで見ることが出来る。
人の顔の口の部分から水が出るようになっていた
らしいが、その顔がかなり怖い。Σ(゚д゚lll) -
コンセイサォン教会。
端にさくがしてあり、よく見ると墓碑銘が・・・。
地下にはたくさんの棺が納められているらしい。
あわわわわ。。。 -
教会に併設されているアレイジャジーニョの博物館。
内部はアレイジャジーニョが生活していた
当時の家具などが展示してある。撮影禁止。
特に地下はキリスト教関係の展示がされており、
音楽と照明が不思議な空間を作り出している。
ここで町の教会配置の地図が買える。 -
オーロプレットの西側の町並み。
向こうに見えるのはコンセイサォン教会。
歩きやすいとは言えないが、オーロ・プレットは
石畳の道がよく似合う。 -
昼食は『CASA DOS CONTOS』へ。
ビュッフェでミナス料理が堪能できる。
左にあるのは、日本でいう『お味噌汁』的存在、
ブラジルのフェイジョン。 -
手前にあるのは代表的なミナス料理、
「フランゴ・コン・キアーボ」。
名前どおりのオクラとチキンの煮込み料理で、
美味しい♪
ただ、ポテトサラダなどには注意が必要。
食中毒にかかりやすいらしい。 -
ずらりと並んだお店の看板!
かわいいけれど、ねこ…
逆さ吊りになってます。
あわわわわ。 -
270kgから300kgの金銀が使われている
『ピラール教会』。
サルバドールのサンフランシスコ教会に次いで
大金を投じて建てられた教会だと言う。
月曜日閉館のはずが、この日も閉館。
地元の人に聞いてみると、
土曜日にしか開館していないらしい。ショック! -
ピラール教会からチラデンチス広場に
戻る途中にある酒屋さん。
ミナス産のピンガやカシャーサは有名なので
お土産にも最適。 -
種類の豊富なカシャーサたち。
フルーツ系の女性向けのものから
○年もののような熟成系のものまで様々。
フルーティなものもかなりかなり強い。 -
こちらはチラデンチス広場の
すぐ近くにあるショコラテリア。
入り口付近には甘〜いにおいが
立ち込めているのですぐ分かる。 -
棚に並ぶ激甘お菓子の数々。
ほかにも、種類豊富なチョコレートリキュールや
冷たいチョコレートスムージー、
チョコレートフォンデュのフルーツなども
販売している。 -
オレンジ色の建物がブラジル最古といわれる
オペラハウス。
カルモ教会のすぐそばにある。 -
カルモ教会。
『ブラジルのミケランジェロ』と称される
ブラジル最大の建築家
アレイジャジーニョを始めとする
同時代の代表的芸術家達の共同建築。
オーロ・プレットは全ての教会内部が
撮影禁止になっているため、
立派な祭壇など撮影できず残念!ε-(ーдー)
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