
2009/01/19 - 2009/01/20
10位(同エリア32件中)
uekoさん
1960年に誕生したブラジルの首都、ブラジリア。
「パイロット・プラン」に従ってジェット機型に整えられた
町は、ブラジル建築界の巨匠、オスカー・ニエマイエルと
ルシオ・コスタの2人の建築家により作られた。
何もかもがアーティスティックで斬新な近未来都市。
それでいて、どこか忘れ去られ置き去りにされた町といった
不思議な印象を与えるこの町は、
ブラジルの文化遺産に登録されている。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
PR
-
ブラジリアは内陸にあるため、
主な交通手段はバスか飛行機になる。
ブラジリア行きのバスは、臭い・寒い・汚いと3拍子
揃っており、道がガタガタというおまけ付き。
このバスはきれいだったのでラッキー♪
(でもやっぱり、臭かった。) -
到着後、ホテルを決めて市内観光ツアーへ。
1人R$40。
ツアーは午前・午後の2回実施しているらしい。
さぁ、小型バンで出発!! -
まず始めに来たのは、
クビチェック大統領夫人にちなんだ
ファティマ教会。 -
白い小さな建物の中に
青を基調とした小さな祭壇があり、
市民に開放されている。 -
次は有名なドン・ボスコ教会へ。
周りの観光客のテンションが上がっているのが
わかる。 -
聖堂の中は、ブルーとピンクのグラデーションの
ステンドグラスに彩られている。
中央にある水晶のシャンデリアは重さが推定
2700Kgもあるという。 -
聖書を置くため?の台を縁取る
天使がかわいい。 -
中央に立つイエスの前には祈りを捧げる
参拝者の姿が多い。 -
ブルーのグラデーションのステンドグラスの
そばにある女神像は、
光の加減から海の中に沈んでいるように見える。
この像の前に立つと神秘的で厳かな気持ちになる。 -
地下には、教会に関係する祭具やお守り、
ポストカードなどを販売するショップがある。 -
ブラジリア建設の父、クビチェック大統領の記念館。
1階はクビチェック大統領の経歴を書いたパネルや
蔵書・執務室があり、見ることは出来るが撮影は×。 -
2階は、ブラジリア建設の際の資料や衣服、
雑貨類などが展示されており、
中央に大統領の棺が安置されている。
この空間だけ空気がずいぶん重く感じられる。
写真は棺。 -
ブラジリアの象徴とも言える
カテドラル・メトロポリターナへ。
王冠のような斬新なフォルムは
オスカー・ニエマイルの設計。
聖堂の入り口には、
セシアッティ作の4人の使徒像が並ぶ。 -
カテドラル・メトロポリターナ内部は
ステンドグラスを通して陽光が差し込むため、
とても明るい。 -
このカーブの端と端で話をすると、
どれだけ小さな声で話しても聞こえる。
そのように設計されているらしい。
この後友人&現地ガイドさんと実験♪ -
展示されている大きな十字架。
子どもからおばあちゃんまで、
この十字架を担ぐポーズで撮影するのが人気らしい。 -
聖母マリアとキリスト像。
隣に映っているレントゲン写真みたいなものは
「聖骸布だろう」と
観光客のおじさんは言っていたが??? -
天井からは3体の天使のモービル像が
吊り下げられている。
これも、入り口にある4人の使徒像と同じく
セシアッティの作品。 -
3権広場に到着!
飛行機形をしたブラジリアの機首にある広場で、
3方を国会議事堂・最高裁判所・大統領府
などに囲まれている。 -
大統領府を向いて行政ににらみを利かす、
クビチェック大統領の顔の石像。 -
最高裁判所と目隠し裁判の像。
写真では小さく見えるが、
実際には結構大きい。 -
オスカー・ニエマイエルの代表作である
国会議事堂。
左側にあるのが下院、真ん中に28階建ての建物があり
その後ろにお椀を伏せた形の上院が見える。 -
「高原の宮殿」と呼ばれている、
ガラス張りの大統領府。
入り口を衛兵が守っている。 -
大統領府の前に立つ、労働戦士の像。
ブラジリア建設に尽くした
労働者を記念して立てられた。 -
3権広場から少し離れた場所にある外務省。
ガラス張りの建物に弓形の柱がアレンジされ、
別名「弓の宮殿」と呼ばれている。 -
大統領官邸に行く途中に通った橋。
有名な橋らしく、写真を撮るためだけにここに寄った。
水面を石が跳ねるイメージが
モチーフになっているらしい。 -
大統領官邸前の衛兵。
一緒に写真を撮る観光客も多い。
後ろの入り口はマジックミラーになっていて、
ここにも監視官が座っている。 -
大統領官邸。
手前の水路には色とりどりの鯉が放されている。
しかしこの写真でみると、官邸の真上に暗雲が!
あわわわわ。。。 -
シティーツアー終了。
ブラジリアは空が、そして雲がとても近く感じられる。
雲の種類も空模様も多種多様で、
空の表情を見ているのも楽しい。 -
ブラジリアにはレストランが少ない&高い。
だから必然的に食事はショッピングセンターになる。
ショッピングセンター内のフードコートは
充実しており、値段も手頃。
さらにこの時期は、プロモッソン(バーゲン)中なので
掘り出し物が手に入りやすい♪ -
前日はブラジリアのメインばかりを見たので、
この日は北地区から南地区、官庁地区付近を
見て歩くことに。
ブラジリアの道路は、
車線が広く、歩道が狭く、入り組んでいる所があり、
通行人に優しいとは言えない。 -
ブラジリア全体としては治安は悪くないようだが、
テレビ塔付近はあまり治安がいいようには見えない。
落書きやゴミが増え、露天に住む人や
道路で寝ている人もいる。 -
ブラジリアの町並み。
正面に国会議事堂、左に住宅地、
右にカテドラル・メトロポリターナが見える。
眼前には広大な芝生の広場が広がり、
こうして見るとそれぞれの建物や建造物が
点々と孤立しているのがわかる。 -
カテドラル・メトロポリターナの近くにある
美術館へ。
土星のような外観がユニークである。 -
美術館内部には絵画や刺繍置物や写真パネルなどが
展示されている。
地下はお手洗いで1・2階が展示場となっているが、
展示物はそれほど多くはない。 -
1階の展示場にある不思議な動物達。
全体的にどんなテーマの美術館なのかは最後まで不明。
この日はテレビ局が収録に来ていたが、
関係者以外の見学者は8名ほどだけ。 -
美術館入り口に張られた禁止事項。
最初は7項目あったものも、
今では飲食禁止の2項目だけ。 -
突然の集中豪雨。
一瞬にして世界が色彩を失う。
墨絵の世界のようだ。 -
右側に見えるのが、アステカ文明のピラミッドを
モチーフにした国立劇場。
扉もさびてゴミもたまっていて、
ずいぶん使われていない様子。
この辺りはアンモニア臭がすごい。 -
1日目は近未来都市としてのブラジリアを
2日目は衰退し、打ち捨てられ忘れられた感じの
ブラジリアを見た気がする。
どちらもブラジリアだが、
近未来都市としてのブラジリアは50年前で止まってしまったかのようだ。
ちなみにショッピングセンターのこのお店のジュースは
近未来都市として誇れると思う!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- アル中さん 2009/04/29 20:02:39
- 訪れてみたいです!
- こんばんは
訪問ありがとうございました。
ブラジルって何かパワーを感じる国ですね。
自分はアジアしか旅をした事がないので、興味深かったです。
ブルーのステンドグラスは生で見るとさぞかし綺麗でしょうね!
料理も美味しそう〜
たまには、自分も見聞を広める為にアジアを脱出して南米とかにも
旅しなきゃって気にさせられました。
それでは、また
アル中
- uekoさん からの返信 2009/04/30 06:57:08
- RE: 訪れてみたいです!
- アル中さん、Boa noite♪
アジアいいですよね!!
基本的にはアジア大好き人間なので、
学生の頃は旅行といえばアジアでした。
> ブラジルって何かパワーを感じる国ですね。
国土が広いのでいろんなところにいろんなパワーが
みなぎってますよ♪(o~-')b
ドン・ボスコ教会のステンドグラスの感動は
写真では(へなちょこな腕なので)お伝えできないのが残念。
ブラジルの料理は各州の地域料理がお勧め☆です。
それ以外は似たり寄ったりで、
油っぽかったり、選択肢がなかったり(泣)
やっぱり、日本のひきわり納豆カレーが一番かもしれません!!
こんな南米ですが、ぜひ一度遊びに来てくださ〜い♪
ueko
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