静岡滝めぐり?　滝メグラーが行く１６　梅ヶ島七滝　静岡県静岡市

2009/03/21 - 2009/03/21

安倍の大滝のあとは時間が許す限り滝めぐりです。梅ヶ島温泉周辺には安倍の大滝をはじめとして数多くの滝があり、梅ヶ島七滝と称されています。安倍の大滝の他は下流から、藤代の滝、宝月の滝、赤水の滝、湯滝、三段の滝、鯉ヶ滝で、このうち三段の滝、赤水の滝、宝月の滝をめぐりました。

三段の滝滝見難易度：１、赤水の滝滝見難易度：１、宝月の滝滝見難易度：１
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 梅ヶ島温泉(静岡)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 自家用車

まず三段の滝へ向かいます。この滝は梅ヶ島温泉街のすぐ上流にあります。安部の大滝入口から温泉街までは車ですぐです。温泉街に入りころに左手に滝のようなものがあったのですが、あまりにも人工っぽくて無視しました。実は梅ヶ島七滝のひとつの湯滝（落差１０ｍ）だったようです。ですから写真はなし。温泉街を過ぎて林道を進むと路肩に車を停めるスペースがあります。そこから滝までは数分です。ごく一部の観光地化された滝以外では珍しいことですが滝の周りが騒がしい。昼間から酔っ払った老人の団体と鉢合わせです。ちょうど入れ違いになったのですぐ静かになりましたがちょっと絡まれました。三段の滝の前にはこの立派な看板がありました。

三段の滝はその名の通り三段になって落ちていると思われます。二段は明らかですが、三段目は一番下の部分なんでしょか？

総落差は３０ｍ。一番下の落差の小さいところを三段目とするならこれが上段と中段です。

中段。

中段の滝壺と下段。

角度を変えてよく見ると、さらに奥に滝らしきものが見えます。人工の堰堤のようにも見えますが、もしかするとこれが上段かも。

三段の滝からの流れが合流する地点の上流部にある無名滝。けっこうな落差がありますよ。

このあと鯉ヶ滝を目指しましたが林道が冬季通行止めで断念しました。

次に赤水の滝に向かいました。この滝は安倍川本流に懸かる滝で、大きな駐車場が完備されています。滝見台までは遊歩道があり小さな公園のようになっていました。

滝見台からの遠望しかできませんが、規模の大きな迫力ある滝です。個人的には安倍の大滝より良かったです。

三段で落下する滝で総落差は６０ｍです。

赤水の滝滝見台からの安倍川の下流方面の景色です。

赤水の滝から梅ヶ島街道（県道２９号線）を南下します。来る途中でチェックしていた滝があってそのひとつが宝月の滝です。梅ヶ島街道から滝の案内にしたがって進むとやがて広場？（なんか作業場のような…）がありそこに『宝月の滝』の看板がありました。そこに車を入れ川を見るとこの滝が見えました。三脚をセットし早速撮影。人の気配がするのでJOECOOLさんかなと思って振り向くと青いシャツを着た変なおっさんがいてギョ。JOECOOLさんも驚いていました。そのおっさんが言うにはこの上流に滝の看板があるとのこと。川沿いの道を歩くこと数分。確かに滝の看板がありました。

それがこの滝です。どうやらこれが宝月の滝のようです。滝のホームページやブログを見るとこの前の写真の滝を宝月の滝としているものも多く見受けられます。あのおっさんがいなければ我々も同じ目にあっていたのでしょうか。

落差は１０ｍ。この滝を正面から見るには川を遡るしかなさそうです。

このあとはさらに南下し、牛妻不動滝へ向かいました。