パラオ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
【ダイビングに同行】<br />パラオに着いた翌日は、社長さん夫婦の意見で初心者のダイビングに同行しました。その他、ペリリュー島観光組とトローリング組とは別行動です。船で無人島に着き、向かい側の島がアントニオ猪木島らしいです。ビーチはきれいですが、正直そこまで感動しませんでした。私の一番のお気に入りのシュノーケリング・スポットはメキシコのユカタン半島のカンクンです。透明度が高く、シュノーケリングで十分にカラフルな魚を多種類鑑賞できます。たぶん、本当はもっときれいな所がこのパラオにもあるのでしょうが、初心者が安全にダイビングのレッスンを受け易いという場所だろうと想像しました。<br /><br />私は装置が面倒なのもあり、ダイビングはせずに、何度も経験のあるシュノーケリングで、浅い所から魚を楽しんでいました。インストラクターは日本人ですから、日本語の説明でわかりやすいのですが。そして、他のみんながすぐ下の底を潜っているのを見ていました。途中で、手をつないで潜っている異様なカップルの集団に合流しました。何と、韓国人のハネムーン・カップルの団体がシュノーケリングをしているようです。<br /><br />昼休みになりました。我々のいる島は無人島ですが、トイレとバーベキューの場所だけは整備されています。さすがに、韓国人の団体さんはこんな島に来ても焼肉を食べています。我々の弁当はこの豪華接待ツアーにしては珍しく貧弱、質素でした。そこで、私の得意技の出番です。どうしても、韓国人の焼肉が食べたくなりました。冷静に回りを見渡すと、我々のダイビングの補助員と船長が、パラオ人同士で他のツアーの連中と一緒に集まって食べています。どうせ、かれらは友達同士なのでしょう。そこに、何気なく近づくと案の定、韓国人の焼肉の余りや自分達が焼いた魚を食べています。焼き飯もあります。インド人みたいに、右手の手づかみで食べています。顔見知りの自分のツアーグループの二人に挨拶すると、期待通り「おう、お前も一緒に食べろ!」という雰囲気で誘ってくれます。おかげで、ご馳走にありつけました。自分だけでは悪いので、近くにいた同じダイビンググループの社長夫婦にも骨付きカルビを少しだけおすそ分けしました。<br /><br />参加者の一人は頭痛がするというので、午後のダイビングは自主的に中止しました。バファリンを持っているので飲んでいいかと聞かれました。もちろん、飲んでいいと答えました。以前にダイビングの経験のある人らしく、同様の頭痛を経験したことがあるので、自分で自重したようです。<br /><br />ここパラオの現地の言葉で、ありがとうは「メスーラン」です。せっかく覚えたので使おうとします。でも、困ったことに「サラマッポー」の方がよく通じるのです。つまり、労働者は西側にある島、つまりフィリピンからの人が多いのです。確かに地図で見ると、パラオはフィリピン海峡の東です。どうも、グアムの南という今回のツアーのイメージで、太平洋にぽつんとある島という先入観がありましたが、フィリピンにも近いのです。<br /><br />このパラオにゴルフ場はなく、今建設中らしいです。でも、この島にはゴルフ場なんかはないままの方がいいと思います。ゴルフをしたい人はグアムへ行けばいいのです。フィリピンにもゴルフ場はあります。この島は、ダイビングやシュノーケリングやフィッシングなどだけのマリーンスポーツのメッカで十分だと思います。ゴルフ場ができるときっと自然が破壊されます。実際、同じような意見がゴルフをやる参加者からも出ていました。<br /><br />この日の夕食は、アジアン創作料理の「Elilai」で、高台にあり、きれいな夕焼けに間に合うように早めの夕食です。同行者が釣ってきた魚料理をはじめ、伊勢えび料理等おいしかったです。ここでも、社長の計らいでソーメンも準備されていました。もちろん、各種の日本酒や焼酎もです。<br /><br />夜、ホテルに戻ると二人の病人がいるとのことで、部屋に往診に行きました。一人は、ダイビングで頭痛を訴えていた人で、バファリンを持って来たつもりが忘れていたそうで、血圧等を測り異常がないので、強い鎮痛薬を渡しました。<br /><br />もう一人は、風邪症状で同じくホテルの部屋に往診に行き、聴診器を当て呼吸音を聴取したり、舌圧子で押さえて扁桃腺の診察をしたり、本格的に診察しました。そして、薬を処方しました、いや厳密には手渡しました。往診まで受けたので、患者さんは感激して支払いはと言うので、そのために私が雇われているので、無料ですと答えました。一通りの薬は前もって準備しています。そうでないと外国では、商品名も量も違うので面倒です。<br /><br /><br />【パラオの最終日】<br />実質最終日は、ロックアイランド遊覧クルーズに同行しました。底がガラスで下が見えるグラスボートです。最初、ロックアイランドという名前は岩のように小さな島がたくさんあるからだろうと勝手に想像していました。でも、岩の成分の関係らしく、実際に岩から木が生えているのです。そんな小さな島がたくさん並んでいるのです。案内人は日本人の「ヒトミ」さんで、典型的な関西人でした。中々、盛り上がりました。日本語の漢字で書かれた石碑もありました。戦争時代の名残りです。前日のダイビングに行く船からは、海に沈んだゼロ戦も見ました。<br /><br />夕方、ホテルに戻ると一人日焼けがひどくて膝が歩くと擦れて痛いという患者さんがいました。誠に申し訳ないことに私の準備が不十分でした。日焼けにステロイドの軟膏が必要かなとチラッと考えたのですが、ちゃんと準備して持って来ていませんでした。仕方なく、社長の奥さんが持っていたオロナミン軟膏を塗ってもらいました。正直、どのくらい効くか知りません。いい教訓です。次回からは、ビーチに来る時は強力なステロイド軟膏を準備します。ついでに、後で皮膚科の友達から重症の日焼けの場合は内服のステロイドも使ったほうがいいとアドバイスをもらいました。何事も経験です!<br /><br />最後の夕食は、同じく日系のホテル、パラオパシフィックリゾートへ移動しました。「さよならパーティ」はビーチサイドの眺めのいい屋外レストランでした。ちょうど、日没前で何枚も美しい夕焼けのビーチの写真を撮りました。現地の歌手による日本の歌や槍を持った男性のダンスなどのエンターテインメントを楽しみながら南国の最後の楽しい食事でした。帰国に向けて深夜のフライトですが、ホテルの部屋を25時まで押さえてあるので、各自ゆっくりくつろいでから、早朝2時半の便に間に合うようにパラオ空港へ行きました。5時半にグアムで乗り換えです。10時頃福岡空港へ着き、無事に6日間の旅行が終わりました。<br /><br />ついに実現した私の医者付きのツアーを総括すると、第一回目の中国旅行といい、今回の旅行といい、やはりツアーの終盤に疲れもあるのか病人が出る傾向のようです。中国の時は、気分不良の人が最後の夜に出ましたし、今回は風邪と頭痛の人が四日目の夜に出ました。人数もそんなに多数ではないし、短期間だし、そんなに高齢者もいないので重病人はもちろん出ませんでした。でも、やはり医者の私の「ほどよい出番」はありました。私としても、自分のイメージ通りの仕事が取り敢えず実現したので、貴重な体験になりました。これから、仕事がどんどん入るといいのですが。<br /><br /><br />

2回目の医師添乗旅行(グアム・パラオ)パラオ

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2008/11/17 - 2008/11/20

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

【ダイビングに同行】
パラオに着いた翌日は、社長さん夫婦の意見で初心者のダイビングに同行しました。その他、ペリリュー島観光組とトローリング組とは別行動です。船で無人島に着き、向かい側の島がアントニオ猪木島らしいです。ビーチはきれいですが、正直そこまで感動しませんでした。私の一番のお気に入りのシュノーケリング・スポットはメキシコのユカタン半島のカンクンです。透明度が高く、シュノーケリングで十分にカラフルな魚を多種類鑑賞できます。たぶん、本当はもっときれいな所がこのパラオにもあるのでしょうが、初心者が安全にダイビングのレッスンを受け易いという場所だろうと想像しました。

私は装置が面倒なのもあり、ダイビングはせずに、何度も経験のあるシュノーケリングで、浅い所から魚を楽しんでいました。インストラクターは日本人ですから、日本語の説明でわかりやすいのですが。そして、他のみんながすぐ下の底を潜っているのを見ていました。途中で、手をつないで潜っている異様なカップルの集団に合流しました。何と、韓国人のハネムーン・カップルの団体がシュノーケリングをしているようです。

昼休みになりました。我々のいる島は無人島ですが、トイレとバーベキューの場所だけは整備されています。さすがに、韓国人の団体さんはこんな島に来ても焼肉を食べています。我々の弁当はこの豪華接待ツアーにしては珍しく貧弱、質素でした。そこで、私の得意技の出番です。どうしても、韓国人の焼肉が食べたくなりました。冷静に回りを見渡すと、我々のダイビングの補助員と船長が、パラオ人同士で他のツアーの連中と一緒に集まって食べています。どうせ、かれらは友達同士なのでしょう。そこに、何気なく近づくと案の定、韓国人の焼肉の余りや自分達が焼いた魚を食べています。焼き飯もあります。インド人みたいに、右手の手づかみで食べています。顔見知りの自分のツアーグループの二人に挨拶すると、期待通り「おう、お前も一緒に食べろ!」という雰囲気で誘ってくれます。おかげで、ご馳走にありつけました。自分だけでは悪いので、近くにいた同じダイビンググループの社長夫婦にも骨付きカルビを少しだけおすそ分けしました。

参加者の一人は頭痛がするというので、午後のダイビングは自主的に中止しました。バファリンを持っているので飲んでいいかと聞かれました。もちろん、飲んでいいと答えました。以前にダイビングの経験のある人らしく、同様の頭痛を経験したことがあるので、自分で自重したようです。

ここパラオの現地の言葉で、ありがとうは「メスーラン」です。せっかく覚えたので使おうとします。でも、困ったことに「サラマッポー」の方がよく通じるのです。つまり、労働者は西側にある島、つまりフィリピンからの人が多いのです。確かに地図で見ると、パラオはフィリピン海峡の東です。どうも、グアムの南という今回のツアーのイメージで、太平洋にぽつんとある島という先入観がありましたが、フィリピンにも近いのです。

このパラオにゴルフ場はなく、今建設中らしいです。でも、この島にはゴルフ場なんかはないままの方がいいと思います。ゴルフをしたい人はグアムへ行けばいいのです。フィリピンにもゴルフ場はあります。この島は、ダイビングやシュノーケリングやフィッシングなどだけのマリーンスポーツのメッカで十分だと思います。ゴルフ場ができるときっと自然が破壊されます。実際、同じような意見がゴルフをやる参加者からも出ていました。

この日の夕食は、アジアン創作料理の「Elilai」で、高台にあり、きれいな夕焼けに間に合うように早めの夕食です。同行者が釣ってきた魚料理をはじめ、伊勢えび料理等おいしかったです。ここでも、社長の計らいでソーメンも準備されていました。もちろん、各種の日本酒や焼酎もです。

夜、ホテルに戻ると二人の病人がいるとのことで、部屋に往診に行きました。一人は、ダイビングで頭痛を訴えていた人で、バファリンを持って来たつもりが忘れていたそうで、血圧等を測り異常がないので、強い鎮痛薬を渡しました。

もう一人は、風邪症状で同じくホテルの部屋に往診に行き、聴診器を当て呼吸音を聴取したり、舌圧子で押さえて扁桃腺の診察をしたり、本格的に診察しました。そして、薬を処方しました、いや厳密には手渡しました。往診まで受けたので、患者さんは感激して支払いはと言うので、そのために私が雇われているので、無料ですと答えました。一通りの薬は前もって準備しています。そうでないと外国では、商品名も量も違うので面倒です。


【パラオの最終日】
実質最終日は、ロックアイランド遊覧クルーズに同行しました。底がガラスで下が見えるグラスボートです。最初、ロックアイランドという名前は岩のように小さな島がたくさんあるからだろうと勝手に想像していました。でも、岩の成分の関係らしく、実際に岩から木が生えているのです。そんな小さな島がたくさん並んでいるのです。案内人は日本人の「ヒトミ」さんで、典型的な関西人でした。中々、盛り上がりました。日本語の漢字で書かれた石碑もありました。戦争時代の名残りです。前日のダイビングに行く船からは、海に沈んだゼロ戦も見ました。

夕方、ホテルに戻ると一人日焼けがひどくて膝が歩くと擦れて痛いという患者さんがいました。誠に申し訳ないことに私の準備が不十分でした。日焼けにステロイドの軟膏が必要かなとチラッと考えたのですが、ちゃんと準備して持って来ていませんでした。仕方なく、社長の奥さんが持っていたオロナミン軟膏を塗ってもらいました。正直、どのくらい効くか知りません。いい教訓です。次回からは、ビーチに来る時は強力なステロイド軟膏を準備します。ついでに、後で皮膚科の友達から重症の日焼けの場合は内服のステロイドも使ったほうがいいとアドバイスをもらいました。何事も経験です!

最後の夕食は、同じく日系のホテル、パラオパシフィックリゾートへ移動しました。「さよならパーティ」はビーチサイドの眺めのいい屋外レストランでした。ちょうど、日没前で何枚も美しい夕焼けのビーチの写真を撮りました。現地の歌手による日本の歌や槍を持った男性のダンスなどのエンターテインメントを楽しみながら南国の最後の楽しい食事でした。帰国に向けて深夜のフライトですが、ホテルの部屋を25時まで押さえてあるので、各自ゆっくりくつろいでから、早朝2時半の便に間に合うようにパラオ空港へ行きました。5時半にグアムで乗り換えです。10時頃福岡空港へ着き、無事に6日間の旅行が終わりました。

ついに実現した私の医者付きのツアーを総括すると、第一回目の中国旅行といい、今回の旅行といい、やはりツアーの終盤に疲れもあるのか病人が出る傾向のようです。中国の時は、気分不良の人が最後の夜に出ましたし、今回は風邪と頭痛の人が四日目の夜に出ました。人数もそんなに多数ではないし、短期間だし、そんなに高齢者もいないので重病人はもちろん出ませんでした。でも、やはり医者の私の「ほどよい出番」はありました。私としても、自分のイメージ通りの仕事が取り敢えず実現したので、貴重な体験になりました。これから、仕事がどんどん入るといいのですが。


交通手段
観光バス
航空会社
  • 海に沈んだゼロ戦

    海に沈んだゼロ戦

  • 向かい側がアントニオ猪木島

    向かい側がアントニオ猪木島

  • バーベキュー(焼肉)

    バーベキュー(焼肉)

  • 色の濃淡のある海の色

    色の濃淡のある海の色

  • ホテルの前庭

    ホテルの前庭

  • レストランのウェートレスと

    レストランのウェートレスと

  • ロックアイランド

    ロックアイランド

  • パラオのビーチの夕焼け

    パラオのビーチの夕焼け

  • 男性ダンサーと

    男性ダンサーと

  • さよならパーティのホテル

    さよならパーティのホテル

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