2009/03/20 - 2009/03/20
5位(同エリア5件中)
サボ10さん
3月21日は「ツバメの日」。 サンワン・キャピストラノ(San Juan Capistrano) では春にツバメがこの地に帰ってくるのをパレードなどの行事で祝います。
2007年のツバメの日
http://4travel.jp/traveler/koimas/album/10134531/
パレードの前日の金曜日は Hoosgow Day。
英語のフーズガウは何でしょう? スペイン語の Juzgado から出来た言葉。
アメリカの歴史はインディアン、メキシコ人、そして(白人)の移住者で築かれた歴史。 その段階で面白い言葉が誕生しています。
メキシコ人が悪いことをすると裁判所(Juzgado)に送られる、それは牢屋に入れられることを意味したのです。 メキシコ人が「牢屋に入れられる」をフズガドと云っているのを聞いた移住者が牢屋を Hoosgow(フーズガウと聞こえた)と呼ぶようになり英語(の言葉)が誕生しました。
金曜日に西部の衣装を着ていない者は牢屋に入れられます。 釈放金(寄付2ドル)を払って釈放されます。 お金は慈善事業などに寄付されています。
今年は大学バスケット・ボールのトーナメント(March Madness)をテレビで見るために「ツバメの日」は家にいました。 然し、フーズガゥ・デー(3月20日)には サンワン・キャピストラに昼食も兼ねて行ってきました。
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西部の衣装を着ていない私はシェリィフ(Sheriff)に逮捕されスラマー(牢屋)に入れられる。
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西部の治安官は シェリィフ(Sheriff)。
今でもシェリィフは存在します。 普通警官と呼ばれるのは 市の治安官。 群(county)の治安官はシェリィフなのです。
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シェリィフは群の治安官の長。
警官に匹敵する、シェリィフの下で働く者は Deputy Sheriff 略してデピュティ。
一般に我々がロスアンゼルスと呼んでいる地域には ロスアンゼルス警察(LAPD) とロスアンゼルスの群治安官(LA County Sheriff)の両方が存在することになります。 混乱するのではないかと思うのですが。。。
南カリフォルニアでは カーチェース(Car Chase) と呼ばれる、車で逃走する悪者を治安官が追うのをテレビでよく放映しています。 その治安官には警官、群治安官、そして州の治安官(California Highway Patrol) とで問題も無く追っているので其々の存在に慣れているようですね。 -
西部の衣装を着た女の子。
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ジュニア・ミス ツバメの日の祭典。 前の写真の女の子の妹。
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2ドル(保釈金)払うと釈放され、(お土産に)男性は左のバトン(button)、女性が右のガーター(garter)を貰います。
それを身に付けていると再び逮捕されることはありません。
バトンは日本語のボタン。 バトンを日本語に訳す場合はバッジ(badge)の方が適しているかもしれませんね。 アメリカでは一般にシェリィフが胸に付けているのがバッジ、選挙運動で候補者を支援する意味で胸に付けるのがバトン。 -
カリフォルニア・ミッションで 1776年、7番目に造られたのがサンワン・キャピストラノ。
ミッションで働いていたインディアンが住んでいたのが今のロス・リオス(Los Rios)地域。 リオはスペイン語の川ですから近くに川(複数)があったようです。 -
ロス・リオスの建物は19世紀末期のもの。
国の歴史保存物に指定されていますが私有家屋。 店やレストランとして使用されています。
写真右下は ラモス・ハウス カフェ(Ramos House Cafe)
http://4travel.jp/traveler/koimas/pict/11351187/ -
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この家は1878年に建てられたコムス ハウス(Combs House)。
今は店になっていて、委託販売らしき品物を売っていました。 -
コムス ハウスの裏庭は 委託販売らしい噴水(fountain)が置かれていますが、庭と商品が良く調和されている感じ。
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花と葉が薔薇のようなのですがトゲがありません。
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椿の花。
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車庫、ドライブウェーを店にした家。
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ヤマ(Llama)。 スペイン語で lla は ヤの発音。 ラマでは無くヤマ。
名前の由来は1説では スペインの探検家が原住民に「Como se llama?」 (あれは何と言う名前なの?) と動物を指差して聞きました。 はっきりと意味がわからなかった原住民は 「llama?(名前?)」 と聞き返したのです。 そこからスペイン語の “名前” と云う動物が誕生。
ペルー原住民が呼んでいた動物名がスペイン語の llama に似ていたと言う説もあります。 -
オニール博物館。
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オニール博物館。 我々が訪ねたのが開館前。 中には入っていません。
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サンワン・キャピストラノの列車の駅(乗り場)が左側。 正面の建物はレストランになっています。
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列車乗り場に平行して古い列車が置いてあり、バーとレストランになっています。 右側が入口。
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1927年の寝台車(Pullman Car)が改造され、ザ・ビンテージ・レストランになっています。
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我々はザ・ビンテージ レストランの表の パティオで昼食。
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ザ・ビンテージ レストランのオーナー・シェフが バイロン ジェメル(Byron Gemmell)。 ザガット推薦のレストラン。
写真左上はサラダ、その下がスープ。 その右が良半のサーロイン ステーキ(Mesquite Grilled Top Sirloin)。 下が私の鮭(Filet of Salmon Bearnaise)
Bearnaise は バーネイズ ソース(バーンのソース)。 バーン(Bearn)はフランスの南西の地区。
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