2000/09 - 2001/03
303位(同エリア388件中)
トムさん
南半球でしか見ることのできない星座「サザンクロス」日本名「南十字星」。
この星座の存在を知ったのは、TBSドラマ「青い鳥」たぶん1998年だったと思います。
当時、豊川悦司さんが大好きで、毎週ハラハラしながら見てました。
そのドラマの中で、南十字星の話がありました。
「南半球でしか見ることはできないが、鹿児島の南に行けば、朝方に十字のうちの一つだけ見ることができる・・・」
そんな内容だったと思います。
それ以来、自分の中に、オーストラリアに行ったら南十字星を見るというのが、一つの目標になってました。小さいですが・・・。
ところが実際オーストラリアに行ってみると、すっかり忘れていて、毎日夜空を眺めて、星がすげーなーとは思うものの、サザンクロスを見ることはありませんでした。
そんな折、ラウンド中、オーストラリアの地図を眺めながら、今後の進路を考えていると、地図上に「SOUTHERN CROSS」の文字を発見しました。
なんとオーストラリアの西オーストラリア州には、「サザンクロス」という名前の町があるんです!
それを地図で発見してからは、サザンクロスに行って、そこで、サザンクロスを見るという、素敵なこと(?)をしようと決めました。
アデレードからパースに行くには、ナラボー平原という1200Km町がない平原を越えるのですが、
越えた後に、道が2つに分岐します。
普通の人なら、南下して、海が超綺麗ということで有名なエスペランスを通るルートを使います。
ただ、自分は、サザンクロスでサザンクロスを見ると決めていたので、
見所の全くない北上コースを選びました。
最終的にこの決断に関して、間違ってなかったと今でも思ってます。
それは、この町に、どこの町にも見たことのない素晴らしいものがあったからです。
メインストリートが一本しかない、普通の田舎のオーストラリアの町がサザンクロスの町でした。
ただ、その町のメインストリートの広場には、
満点に輝く星空の下、サザンクロスも輝いている下、世界中の人々が笑っている壁画が書かれていました。
サザンクロスに住む子供達がみんなで書いた壁画だと思うのですが、
こんなに心震える絵に出会ったことはありませんでした。
ゴッホだってピカソだってお金を積めば手に入れることはできるかもしれませんが、この絵画はいくらお金を積んでも手に入れることができない絵画です。
世界中の人々がこの壁画のように、同じ星空の下、笑って過ごすことができて初めて、手に入れることができるんじゃないかなぁと思いました。
なんつって・・・。
そして、夜はサザンクロスの町で、初めてサザンクロスを見ることができました。
不思議なもので、一回これがサザンクロスだ、と分かると、それ以降は、すぐにサザンクロスを発見できるようになりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- JAL
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