オランダ・ベルギー・ルクセンブルグの旅　～チーズの町エダム＆ノスタルジックな港町フォーレンダム～

2007/04/11 - 2007/04/23

ベルギーの中世の街ブルージュに行ってみたいと思ったのがこの旅の始まりでした。

それなら、キューケンホフのチューリップの花の咲く頃にとベネルクス三国周遊ツアーに
申し込みました。

行程表を見たらゴッホ美術館、フェルメールの絵を所蔵しているアムステルダム国立美術館、
マウリッツハイス美術館、ゴッホの≪夜のカフェテラス≫を所蔵しているクレラー・ミュラー美術館、
ブリューゲル等のフランドル画家の絵が展示されているブリュッセルの王立美術館等観たかった
名画のオンパレードです。

小さな可愛らしい町、そして美食の町として人気の高いデュルビュイにも行くのです。

花と、名画と美食もう期待は高まるばかりです！！！

　　　　　　　　　　　　　　　
★【オランダ・ベルギー・ルクセンブルグの旅】の行程

《アムステルダム》→《キューケンホフ》→《デンハーグ》→《デルフト》→
《ザーンセ・スカンス》→《エダム》→《フォーレンダム》→《アペルドーン》→
《トーン》→《マーストリヒト》→《リェージュ》→《ルクセンブルク》→
《ラヴォー・サンタンヌ城》→《デュルビュイ》→《ナミュール》→
《ブリュッセル》→《アントワープ》→《ブルージュ》→《ゲント》→《ダム》→
《ブルージュ》

　　　　

エリア フォーレンダム(オランダ)

■エダム

エダムは、アムステルダムの北約２０Km
の位置にあります。

エダムとフォーレンダムの二つ街は、一緒
にして北ホランド州と呼ばれています。

町には細い運河があり、白い跳ね橋が
架かっています。

エダムの町並みはレンガの壁にオレンジ色
の屋根で可愛いお家がいっぱいです♪

ここのスポットがとっても気に入ったので
写真に撮って振り向いたら、もう皆の姿
が見えません〜；

迷いながらも可愛いお家をイッパイ発見!!!
でも、写真に撮る時間が無い；；；

とっても心残りでした〜(;T_T;)

また今度訪れることがあれば、是非この
ホテルに泊ってみたいなぁ〜☆

旅行前に書店で画集をみてたらエダムと
ザーンセ･スカンスの町は沢山の人が
スケッチしていたので、とっても期待
して来たのです！

ほんの少しの滞在時間では勿体無いくらい
メルヘンでお洒落な町です♪♪♪

エダムはチーズの町として有名です☆

ここは以前、チーズの計量所でしたが
今ではお土産屋さんになっています。

７月と８月の、毎週水曜日
１０：３０〜１２：３０にチーズ市が
開かれているそうです。

建物の上にはチーズを計量している
様子が描かれています。

あんなに楽しみにしていたエダムの
観光もアッと言う間に終わりました。

後ろ髪を引かれる思いで、さようなら〜
です(T_T;)

■フォーレンダム

その後、フォーレンダムの町に着いてバス
の中から、湖を見た瞬間驚きました！！！

湖面一杯に大きな帆を張った船が数十隻
重なり合うように見えたのです〜！！！

その大きな帆は迫ってくるようでインパクト
がありました!!!

まるで、中世のオランダにタイムスリップ
したみたいで壮観な光景でした(◎_◎）

写真を撮ろうと、急いでバスから降りたの
ですが、もうその帆船は沖の方に出てしまっ
て姿がありませんでした（T_T;)

ですから、その荘厳な写真は撮る事が
できませんでした。

写真があれば見るだけで充分その情景が
伝わります。

その光景は知っている言葉を全て並べても
説明し難いぐらい素晴らしいのです。

一枚の写真の大切さを痛感しました〜；

空も、アイセル湖の色もグレーなのが素敵
です！

そして、帆船と人物がシルエットのよう
で、この写真とっても気に入りました〜♪

カメラの設定はオートなのですが、風景
全体が、モノトーンかセピア色みたいで
その時に見た雰囲気がよくでています！

この光景を見た時に、印象派の風景画家の
シスレーを思い出しました〜☆

この風景も何時か絵にしたいと思っていま
す♪

もう、何事もなかったかのように静かです。

でも、興奮冷めやらぬ私は、
暫し、呆然と湖を眺めていました〜･･･。

アッ、左からカモメが飛んできました〜^^

堤防にも人影が見えます。

みんな、ノスタルジックな気持ちで、
遠くなっていく帆船を眺めているので
しょうか・・・。

フォーレンダムは、アイセル湖に面していて
大堤防が出来る前は漁港でした。

大堤防ができたことで内海は淡水化しました
が、それでもいまだに漁村の雰囲気が残っ
ています。

船に向かって歩いて行く人影が・・

いい感じです！！！

どうも、フォーレンダムのアイセル湖は、
個人所有の大型で豪華な帆船の遊覧湖と
なっているみたいですね！

波も穏やかだしクルージングに適している
のでしょうね♪

フォーレンダムではめったに見れない
オランダの昔の港の雰囲気に浸ることに
しました。

この船の帆の色、セピア色で時代を
感じさせてくれます〜！

フォーレンダムではタイミング良く一斉に
帆船が出航する光景に遭遇することができ
素晴らしい思い出ができました☆

神様の演出に感謝です！！！

何時までも、この時の感動は忘れる
ことはありません！

アイセル湖に面して御土産屋さんや
レストランがずらりと並んでいます。

始めはアイセル湖って海だと思ってました！

全長３０Ｋｍの大堤防というのがあるのも、
オランダに来て初めて知りました！

大堤防を造り、北海を２つに隔ててアイセル
湖を造ってしまったオランダ人！

「世界は神が創った。しかしオランダだけは
オランダ人が作った」との、言葉が生まれる
ほど彼らは自分達の大地を作り上げたこと
に誇りを持っています。

昼食です♪
港町ということでお魚は何かな？と思ったら
大きな『にしん』のフライでした。
これがワイルドなのですが繊細な味がして
とっても美味しかったのです〜！

■大堤防

今からオランダ人が高潮や洪水と戦ってきて
身を守るために造ったという、３０Ｋｍの
大堤防の上の高速道路を走ります。

これが人によって造られたのかと思うくらい
壮大な大堤防です!!!

この後は、いよいよゴッホの絵のコレク
ションで有名なクレラー・ミュラー美術館
のあるアベルドーンの街に向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• カメちゃんさん 2009/04/01 17:02:02

  フォーレンダムに乗ります(^_^)

  オリーブさん　こんにちは〜！！
  
  私、５月２日から「フォーレンダム」に乗ります！！(^O^)(~o~)
  いやいや、フォーレンダムの町に乗るのではなく、「フォーレンダム号」という「船」に乗るのですけどね。
  
  「フォーレンダム号」の名前は、町の名前を付けたと聞いておりましたがどこか分からずにいました。それが、
  オリーブさんのこのお話で、フォーレンダムの町を知ることができました(^_^)
  
  帆船のお写真がステキですね！！(*^_^*)
  オリーブさんも仰るように、今のオランダの光景とはとても思えないような雰囲気がありますよね！
  今時の帆船なんてほぼ１００％がレジャー用だと思いますが、それにしてはピカピカの最新型帆船とは違って、帆の形も船の形も昔を思い出させるものがありますから、それが妙な懐かしさを感じさせるんですよね。
  
  私の故郷でも昭和２０年代頃までは、小さな船は帆で走っていましたよ。小さな帆船は、ちょっとした突風でよく転んだものです。半農半漁だった私の実家も、そうでした。昭和３０年代後半には↓の写真のような船になりましたけど。
  http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/15101325/
  
  最近は、４トラで昔を思い出すような写真に出会います。
  きょうも、みんなが身体を動かして精一杯頑張っていた「あの頃」を、懐かしんでしまいました。
  
  それでは、また・・
  カメちゃんより

  オリーブさん からの返信 2009/04/01 18:31:58

  RE: フォーレンダムに乗ります(^_^)

  カメちゃんさん、こんにちは〜♪
  
  ５月２日からですか〜^^
  もう、そろそろ出発かな？と、思っていたところです！
  コルマールにも行かれるのですよね（^^*♪
  いいなぁ〜
  私も、もう一度行きたいです〜^^
  
  > 私、５月２日から「フォーレンダム」に乗ります！！(^O^)(~o~)
  > いやいや、フォーレンダムの町に乗るのではなく、「フォーレンダム号」という「船」に乗るのですけどね。
  >
  > 「フォーレンダム号」の名前は、町の名前を付けたと聞いておりましたがどこか分からずにいました。それが、
  > オリーブさんのこのお話で、フォーレンダムの町を知ることができました(^_^)
  
  ところで、船のネームが「フォーレンダム号」だなんて、嬉しいですね♪
  フォーレンダム号に乗ってコルマールに･･･
  『不思議なえにし』を感じます〜☆
  
  
  > 帆船のお写真がステキですね！！(*^_^*)
  > オリーブさんも仰るように、今のオランダの光景とはとても思えないような雰囲気がありますよね！
  > 今時の帆船なんてほぼ１００％がレジャー用だと思いますが、それにしてはピカピカの最新型帆船とは違って、帆の形も船の形も昔を思い出させるものがありますから、それが妙な懐かしさを感じさせるんですよね。
  >
  > 私の故郷でも昭和２０年代頃までは、小さな船は帆で走っていましたよ。小さな帆船は、ちょっとした突風でよく転んだものです。半農半漁だった私の実家も、そうでした。昭和３０年代後半には↓の写真のような船になりましたけど。
  > http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/pict/15101325/
  
  早速、カメちゃんさんの旅行記を拝見しました。
  生まれた月によって、運命が決まってるっていうお話し面白いですね^^
  
  船の写真、猟師さんが捨てた貝殻などにカモメが･･･と言う説明を読んで
  なるほど〜と、又一つ学習しました（^^♪
  ノスタルジックな素敵な船の写真を見せて頂いて有難うございました。
  
  フォーレンダムの帆船があまりにも素晴らしかったので旅行記を作る時に
  検索してみました。
  
  帆船には２種類あり、レース用の小型と、レジャー用の豪華な帆船があり、
  レジャー用は大型で帆の数も沢山ありモーターも付いているものがあるとか！
  フォーレンダムの船は、レジャー用の豪華帆船だったみたいです。
  それが、数十隻ですから壮観でした！！！
  船って美しいですね☆
  
  きょうは、懐かしい気持ちを味わうコメントを頂き嬉しかったです♪
  
  カメちゃんさんの、フォーレンダム号での旅行記がとっても楽しみです！！！
  どうぞ、楽しいご旅行になりますように〜☆☆☆
  
  オリーブ

• albatrusさん 2009/03/16 22:45:41

  ヨットがいいですね

  こんばんは。
  
  このヨットの写真。
  絵に描いてあるみたいでいいですねー！
  
  水辺の街でいいとこですね。
  

  オリーブさん からの返信 2009/03/16 23:51:24

  RE: ヨットがいいですね

  albatrusさん、こんばんは！
  
  フォーレンダムの写真をご覧頂き書き込みも有難うございます♪
  
  > このヨットの写真。
  > 絵に描いてあるみたいでいいですねー！
  
  この写真、私も気に入っているので何時か絵に描きたいなぁと思っています^^
  albatrusさんにも、そういって頂けて嬉しいです〜♪
  
  > 水辺の街でいいとこですね。
  
  何時もなら町並みに足が向くのですが、ここの港は帆船があり昔懐かしい
  ひなびた雰囲気で、ずーっとアイセル湖を見ていました。
  
  帆船が一斉に出航する光景を写真に写せなかったのが、今でも残念でたまりません。
  
  今も、albatrusさんのオーロラの写真を見せてもらって感じたのですが
  ちょうど行かれた時にタイミング良くオーロラが見えるか、そして写真に
  上手く写せるかワクワク、ドキドキですよね。
  
  でも、写真に撮って残しておくとその時の思い出が何時までも鮮明に残り、
  人に話した時も情景が伝わりやすいです！
  
  写真って凄い大切ですよね！！！
  
  一瞬の光景は、遭遇するのも運ですが上手く写真に撮るのも難しいですね！
  
  また、お邪魔させてくださいね♪
  
  オリーブ