2009/02/24 - 2009/02/25
116位(同エリア707件中)
ginさん
ヴァラナシの町中も河沿いは殆んど見て歩いたので上流の対岸方面と下流の北部にある村等を二日間に分けて歩いてみた。
上流の方は対岸に町が広がりその町を過ぎてさらに北の方へ行くと小さな集落が散在し長閑な田園風景が見られる、この辺りの主な栽培は麦で心地良いそよ風に麦の穂が揺ら揺らと波うっている。
下流の方は町外れに小さな川が流れその川を渡ると村が点在していて周りは田園風景が広がっている、この地域では花の栽培が盛んで農家の内職にもつながっている。
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上流に向かって歩き通り過ぎたガートを振り返ってみる。
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次のガートでは花売りの小父さんが客を待っている。
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浮き橋が見えてきた、手前には埃っぽい道路の脇に粗末なテントが並び人々が生活している。
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Pontoon橋、全長400mくらい。
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雨季の時は増水して使えないらしく通れるのは11月から6月までだそうだ。
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手前の河岸で洗濯をする娘さん達。
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現在はこの橋の少し上流に大きな橋が架かっている。
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水路で洗濯をする子供。もみ洗い出来ないくらいの厚めの寝具を水に浸して振り上げる。
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そしてセメントの橋に打ち付ける、この動作を繰り返す、かなりの重労働だ。
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例によって子供たちが寄ってくる。
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子供が子供を子守している、インドの子供は一人前に仕事を受け持っている。
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次の村へ、周りは麦畑に囲まれている。
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池がありあちこちに放牧の牛がいる。
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池では牛を洗っている、周りではしゃいでいた子供。
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農家では米の精選をしていた。
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庭の井戸から水を汲み上げる二人。
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サリーにピーズ玉の様な物を刺繍している小母さん。
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村の外れまで子供たちがついてくる、ここでお別れ、
バイバーイ。 -
道を尋ねながら歩いて行くと賑やかな通りに出る。この道を真っ直ぐ行くと河に行き当たり橋に出る。
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木の枝に緑の実がたわわになっている。
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火葬場を通り過ぎてもっと下流に行くと大きな鉄橋がある。二段で上は人と車、下は汽車になっている。
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橋から見下ろした集落。
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下に下りて行く、小母さんが家の壁に土を上塗りしている。
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Varuna川に架かる小さな木の橋。
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川を越えて暫く行くと村があり子供たちが遊んでいる。
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村に子供服を売りに来ている行商人。
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お金よりもカメラを気にしている行商人の小父さん。
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低学年の子供が集まって屋外で勉強。写真撮り終わったらちゃんと先生の方を向きなさいよ、いいですか?
わいわい、がやがや・・・・。 -
畑のあぜ道で遊んでいた男の子。
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庭でチャナーの実を取り出している娘さん。
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軒下でくつろぐ家族。
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糸を紡ぐ女の子。
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布を織る男性。
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ここでもチャナーの実を殻から取り出している。
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アライグマに似ている親子。
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道をのんびりと歩いていると小母さんに花畑へおいでと誘われ後をついて行く。
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畑では小母さんの仕事仲間が花を摘んでいる。
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摘んでも摘んでも摘みきれないくらいたくさん花が咲いている。
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炎天下で花を摘むのもけっこうきついと思う。
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摘んだ花は包んで村へ運ぶ。
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村に運ばれた花はここで糸に通され花輪ができる。
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収入は僅かだが貴重な現金収入にせいをだす村の女性。
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小さな竹の橋を渡りヴァラナシの町へ帰る。
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鉄橋が見えてきた。
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ガンガ河と右手に見えるヴァラナシの町。
ここで信仰に導かれた人々の満ち足りた人生の一こまが日々繰り返されている、旅人の私には奇異な町にすぎないが人々は信仰と共に懸命に生きている、たとえ貧しくとも信ずるものが有ることは幸せなのかも。
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この旅行記へのコメント (8)
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- アリヤンさん 2009/09/19 12:24:05
- アライグマに似ている親子。
- ginさん、
バラナシのガート遠景を見て「諸行無常」の響きに浸っているとき、突然そこにアライグマ!?が出た!
この素直な感想といい、そのユーモアといい、
思わず笑いました。
幼い男のの子、本当にかわいらしいアライグマですなあ!
この子の顔をアップでPCの画面にしておきたいくらいです。
Thanks.
- ginさん からの返信 2009/09/20 00:05:29
- RE: アライグマに似ている親子。
- アリヤンさん、今晩は。
インドの田舎や郊外は私には歩いていると時間を忘れるくらい楽しくて仕方ない所です。
行く先々の村でいろんな人達と出会い笑ったり驚いたり悲しくなったりの連続でした。
田舎では時にはカメラを向けられないくらい貧しい生活を目にします。
しかし田舎には、都市には無いもの、得られないもの、がたくさんあります。
そんな田舎でいつも何かを感じたり、旅の思い出を貰ったりしています。
田舎バンザイ、田舎にカンパイ、です。
Gin。
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- ishicameraさん 2009/03/28 17:42:27
- 花摘みと お仕事と 子供たち
- ginさん こんにちは。
ヴァナラシ郊外の農村の暮らし、とても興味深く拝見しました。
春だなぁ〜、花がきれいだなぁ〜と、このごろの陽気もあってのんきに写真を撮ってましたが、美しい花が貴重な現金収入の糧としてあり、みんな仕事をもっている子供たちを見て、その花と生きる姿を本当に美しいと思いました。
きっと大変なことも多いだろうけど、とても美しい暮らしですね。
子供たちの無邪気な表情、元気をいただけた気がします。
ありがとうございます。
ishi
- ginさん からの返信 2009/04/04 23:29:29
- RE: 花摘みと お仕事と 子供たち
- 今日はishiさん。
いろんな所を歩いていろんな人達の生活をかいま見てそれを写真に撮って時々は自己満足してましたが私が見てるのは人生のほんの一コマでそこには窺うことの出来ない継続する生活が毎日繰り返されていると思います。
特に私が訪れるのは貧しい人達ばかりでみんな一生懸命に生きています。
毎日生きる為に働いています、みんなそれが当然だと思っているしそれ以外の生活は考えられないくらい貧しいです。
それでも笑顔があるのはそれなりの幸せを感じているのかも・・・・。
恵まれ過ぎて何が幸せなのか判らない様な私達の世界には無い幸せがあるのでしょうね。
Gin
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- ちょめたんさん 2009/03/21 19:35:44
- 花輪ひとつ作るのも!!
- 大変なんですね〜!!子供たちは働かされているのに生き生きしていて偉いだすね!!お小遣いもないのだしょうに頭が下がるだすm(; _ _)m
ぜひお正月までいて水も滴る良いお坊様になって来てください。
- ginさん からの返信 2009/03/22 10:16:56
- RE: 花輪ひとつ作るのも!!
- インドや東南アジアの子供たちは小さい時から何かしら家庭の仕事を分担して受け持っているようだす、子供といえども一人前の労働者として扱われているだす。
過保護で好き勝手に育てられているどっかの国の子供たちとは生活観が違うと思いますた。
バラナシの郊外の村へ行ったとき木陰で水で溶いた柔らかい牛の糞を綺麗なサリーを着た17−18歳くらいの可愛い女の子が家族と一緒に素手でこねて日干しの牛糞を作っていただす、自分の娘とだぶらせて考えてみたら写真に撮れなかっただす。
満ち足りた日常のなかで生活しているとそれが当然のように思い込みイザ何かがおこると右往左往して対処できない人が多い世の中が現状だすがそれだけ人間がひ弱になってきてるだす。
花弁が寄せ集まり花になりその花がたくさん繋がれて花輪ができるだす、私達は花弁のような物かも・・・・。
Gin
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- ホットマン2世さん 2009/03/15 18:19:10
- ずいぶんインドにはまってますね
- Ginさん
バラナシの近郊にこんな素敵なお花畑なんかあったのですね。Ginさん、インドにだんだんはまってきましたね。かなり長期になりそうですか? それにしてもカレーには飽きないのでしょうかね?
- ginさん からの返信 2009/03/19 12:16:47
- RE: ずいぶんインドにはまってますね
- 今回のインドの旅は安い一ヶ月限定のエアーチケットがあったので長旅にはなりませんでした、バンコック − コルカタ の往復で18000円弱でした、航空会社は jet airway でインドの航空会社です。
インドのカレーには飽きがきました、タイは食べ物が美味しく豊富なのでインドの食べ物の貧しさに参ってしまいました、でも暫くしたらまた行きたくなると思います(笑)。
次回のためにルピーを残しています。
Gin
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