2009/01/01 - 2009/01/04
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odekakekunさん
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2008/12/29から1月7日まで
サンパウロ 2泊
イグアス 2泊
北パンタナール 3泊
にいきました。
その内、北パンタナールの旅行記です
Camera: Nikon D3 . Fuji S5pro
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- JAL
-
クアイアバ空港 北パンタナールの入り口空港です。
北パンタナールは丁度地球の裏側。日本とは12時間の時差があります。
サンパウロで1泊せずにパンタナールに直行しても、最低30時間はかかります。かなり遠いです。
私は、サンパウロに1泊、イグアスに2泊して、サンパウロ経由でパンタナールに行きました。
?東京 → サンパウロ 飛行機 24時間
?サンパウロ → クイアバ 飛行機 2時間
?クイアバ → ポコネ 車 1時間30分
?コポネ → 宿泊ロッジ 車 30分 -
クイアバ空港から約90分でポコネの町に着きます。
北パンタナールの入り口に最も近い町です。
ここから先には町はありません。。 -
ポコネの町の中心部
人口3万ほどで昔は金鉱で栄えた町だそうです。 -
パンタナール横断道
ポコネの町を出るとパンタナール横断道路がスタート。未舗装の凸凹道が100キロ以上続きます。
雨が降らなかったため 路面は洗濯板状態
ここから先は牧場以外、何もありません。もちろんお店もありません。
ただただ平原が延々と続きます -
パンタナール横断道路沿いの沼地
雨期に入り、スコールが始まりました。
草原は1時間おきに湿地に変わり、行きと帰りでは景色が違っていました。
数日後には、草原が全て水没し、風景は一変するとのことでした。
いよいよ本格的な雨期の到来です -
宿泊ロッジ
これが宿泊した牧場内のロッジ ポコネの町(横断道路の出発地点)から車で30分位のところにあります。
当初はさらに先(奥地)のロッジに泊まることも予定していましたが、日程の都合でキャンセルしました。
残念です。次回には是非.
横断道路沿に、このような宿泊施設が点在しています。 -
ロッジの朝食
肉、野菜、米、果物と結構品数が豊富
周辺には店はありませんので、朝、昼、晩と3食をロッジでとります。
主食はインディカ米 結構いけます。 -
ロッジの室内 このように清潔でキレイでした。市中ホテルと変わりません。
携帯電話、インターネット(衛星)も使用できました。 -
牧場には馬やウシがが沢山放牧されています。
-
雨期になると河川が氾濫し草原の大半が水没するため、氾濫湿原、又は氾濫草原と
言われています。
100キロ行っても高低さは僅か数センチと聞きました。いわゆる真っ平らな大草原です。
ここも雨期には全て水没します。 -
ランクルに乗って、草原を散策
-
湿原は馬に乗って移動します。
乗馬は初めてですが 何とかなりました。
水溜まりには、沢山のワニが潜んでいますし、ブッシュには蜂もいます。
ワニを踏みつけて馬が暴れたときは、一瞬パニックになりました。
馬は大型動物ですので、油断は禁物です。
2時間以上馬に乗っていると尾底骨付近が痛くなってきます。
あとで、お尻が赤く腫れ上がって、1週間はまともに座ることができませんでした。
でも湿原を馬で散策するのは、貴重な経験でした。 -
ロッジの近くには、大きな湖があり沢山の鳥類がいます。ボートを使って湖を一周しました。
このようにパンタナールでは、
ランクル、
馬、
ボート
を使って草原、湿原、湖を探索します。 -
ロッジにはウシ、馬が沢山放牧されています。
牧童は鞍も付けずに 馬をあやつっています。
さすがです。
馬にのって湿原を散策しましたが、ポコポコと殆ど歩き状態。
普段オートバイに乗っていますので、乗馬も似たようなものと思っていましたが、走る馬は思った以上に上下動が激しく操るには、相当の慣れが必要です。 -
パンタナールの代表的な動物はワニ。
雨期前でも、湿地、沼、草むらと、そこら中にいます。
近くによると、「シュー」と言う不気味なうなり声をあげて、威嚇してきます。
きっと、ワニも怖いのだと思います。
でも、ワニ以上にこちらも恐怖心があります。
人を襲わないと聞かされましたが、不気味な目、爬虫類独特の皮膚感覚。やはり不気味です -
パンタナールは鳥類の宝庫です。
あさは鳥の合唱で目を覚まします。
雨期が終わり、水が引いたあとに、沢山の沼地が残ります。沼地に取り残された沢山の魚を目当てに、空を埋めつくすほどの鳥類があつまるそうです。次回には是非見てみたい。
1月は雨期前で、沼地はありません。鳥類は8,9月頃に比較すると圧倒的に少ないとのことでしたが、それでも日本とは較べものにならない鳥類が生息しています。あたりは鳥だらけです。
これだけの鳥が生育する生態系の豊かさには驚ろかされました。 -
ジャップル(スグロハネコウ)
コノトリの仲間で、ブラジルのシンボル的な鳥です。
土を掘り起こして横断道路を造ったため、道路脇は丁度小川のようになっています。
乾季でも水があるため、パンタナールの道路沿いには、沢山の動物や鳥類が生息しています。
怪我の功名です。 -
プレゴという猿。
大変知能が高く、道具を使う猿として知られています。
人を恐れず、10メートル近くによっても平然としています。
ロッジから1,2キロ離れた森のなかで集団生活しています。早朝に、群れで移動しているのに遭遇したこともあります。 -
クビワヤマセミ
何故か迫力があります -
キバラタイランチョウ
笑っているように見えませんか。 -
ミサゴノスリ
猛禽です。大きな湖近くの林にすんでいました。 -
ナンベイアオサギ
かなり大型の鳥です。
飛び立つ様子はまさにジャンボジェットとそっくりです。 -
スミレコンゴウインコ
貴重なインコだそうです。写真は逆光のため色がでていませんが、とても鮮やかな紫色をしていました。 -
ミズベマネシツグミ
このように雨期前でもかなりの数の鳥が生息しています。
3日間の滞在中に、少なくとも30種類以上の鳥を観察できました。全部を載せることが出来ません。
パンタナールは、豊かな自然環境がそのまま残されています。川や湖にいる膨大な数の小魚や草原の小動物が、多数の動物、鳥類を支えているのではないかと思われます。
食べ物が豊富なため、パンタナールのワニは、人や動物を襲うことがないと聞きました。それほど豊かな生態系が残っています。
豊かで素晴らしい自然環境がこのまま残ることを祈らずにはいられませんでした。
次回には、空を埋めつくす鳥類があつまると言われている8,9月頃に、是非パンタナールを訪れてみたいです。 -
なお、詳しい旅行記と大きいサイズの写真を、次のホームページに乗せています(写真は一部ダブります)。
http://www.mars.dti.ne.jp/~haruo2/
カメラでお出かけ
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