湖畔のパナハッチェルPanajachelと、先住民の村々

2009/02/18 - 2009/02/20

会う人が口を揃えて「お土産物を買うならパナが国一番やすくて品揃え豊富！」と言っていた湖畔一ツーリスティックな町。
確かに周辺の村から先住民の方たちがたくさん民芸品を売りに来ていて、彼らとゆっくり交渉しながら買い物するのは楽しい。
値段もあんたインド人ですかっ！ってくらいふっかけてくるけど、彼らほどぎらぎらしてないので笑顔で交渉できちゃう。

この町からチチカステナンゴの木曜市と、お隣のサンタカタリーナ村へも１時間程歩いて出かけてみました。


写真はサンタカタリーナからパナに行商に来てた女の子。
先住民の方にしてはかなり珍しく写真オーケィしてくれました！
そして彼女がかわいいので、中米カラーなスカーフを買っちゃいました。(Ｑ１０)

エリア パナハッチェル(グアテマラ)

Pedoroからボートで到着後、とりあえずの軽食。
野菜盛りの上にゆで卵スライス。
赤い野菜に甘みがあって、グアテマラフードの中でも結構イケてる。

この白い液体が普通にほろ甘くておいしいんだけど、
一体なんだったんだろう。。

Panaでは町外れのHotel El Solにお世話になりました。

広島人の熟年ご夫婦の経営されている、
緑に囲まれた値段の倍は快適で清潔な素敵宿。

因みにご主人(66)は結構左寄り思考でお話が面白い。
併設のレストランはグアテマラ一番の和食だし、
広い屋上では洗濯物が洗えるし気持ちよく干せるし、
広い庭には個室のタイル張り浴槽付き清潔バスルームが！この辺りは水道から温泉が出る、つまりは熱々の温泉に足伸ばして入れちゃうんですね〜。
お肌つるつるになりました。気持ちよかったです。

個室がメインだけど、写真のドミトリー（６ベッド）は
破格のＱ６０。温泉付きでこのお値段はやばいです。

アティトラン湖は、強い太陽で水蒸気がのぼってるのか、日が昇ってしばらくすると対岸の火山も霞んできます。
はっきり見たいなら、曇りの次の日の快晴な午前中はやめがベスト！

でも湖面がきらきらしててきれい。

明らかに桟橋が水没してますね。
こーゆうの、なんか好き。

町で評判のコーヒーショップへ。
普段は紅茶かハーブティーしか飲まない私でも、
あ、おいしぃ・・と感じさせるすごいコーヒー。
でも私的には手作りチーズケーキが感動的にばりうま！

オーナーのおっちゃんはＮＹ生まれの陽気な方。
店内をいろいろ紹介してくれたり、いろんな豆を嗅がせてもらったり。おわかりもがばがば注いでくれます。

店内は英語圏なので、欧米人がちらほら。
地元の方が豆を挽いてもらって自宅に持ち帰ってたりも。

何故かおっちゃんが持ってた折り紙を折らされました。
棚に飾ってました。
店内で赤いカブト見つけたら、私の作品でする。

Panaから見た夕日。
左の火山のたもとに今朝まで居たPedoroがあります。

贅沢な景観。

でも、このベストポイントに腰掛けてると
おみやげ物売りの方がわんさか話しかけてきます。
ゆっくりはできにくいかな〜。

翌朝は朝からバスを２回乗り換えてChichiまで木曜市を見にいってきました。所要１時間半程、合計運賃Ｑ１１。


これはChichiの教会入り口段。

教会の内外では、先住民が香りの強いお香を炊いてて
すごいもくもくしてて、なんだかエキゾチックな雰囲気。
元々ここに住んでた方達が昔のままの方法で、
キリスト教の教会でお祈りしてるって不思議。

教会内はこれまた撮影禁止也。
（これはちゃんと外ですょ。）

お供えに使うお花をたくさん売ってます。

鮮やかな先住民女性たちが集まってると思ったら、
アイスクリームの屋台でおじさんに注文してるとこでした。

こんな木彫りのお面がいっぱい。

とっても憎めないお顔立ちです。

こちらは木彫りの置物たち。
彫刻やペイントが結構適当なのも中米っぽくていい！

ん〜、ほんとみんなまぬけな顔でかわいいですね。

お土産ゾーン。
売っているものは結構どこも同じで、
Panaとほとんど変わりありません。
雰囲気を愉しむ感じですな。

Chichiのチキンバス。
チキンバス大好き。

帰りはたまたまPanaへの直通バスがやってきたので、
それで帰ります。(Ｑ１５)でも所要時間とか全く同じ。
グアテマラの乗り換えは基本超スムーズ。

午後はPanaに戻ってお買い物でもしようかとふらふら。

や、この子ほんとかわゆす。

その丸い玉はなに〜？って聞くと、
お手玉（３つ）を披露しだした少年。
かなり長いことやってたなぁ。

かわいいので４こお買い上げ。

このお手玉、例に漏れずハンドメイドでそれぞれ微妙にサイズが違うので、ちょっとやりにくい。笑

ボールペンにカラフルな糸をぐるぐる巻いたもの。
君の名前を３分で作れるよ！とゆわれたので、
おねえカップルの名前を入れてもらいました。
ほんとに早かった〜！プロだ。

またまたお昼寝犬発見。
この子は飼い犬みたいで、落ち着いてます。

グアテマラののら犬はメキシコのそれに増して、びくびくしまくり。
屋台のごはんめあてに寄ってくる時もかなり頭が低い。絶対吠えたりしない。短い滞在中に４回、犬に石を投げつけて笑ってたり、蹴っ飛ばしたりしてるのを見ました。。切ない。でも、のら犬自体存在できない日本より幾分ましなのかも。

翌日はコバンに行くつもりなのに、
ついつい朝から山道を歩いて隣村Catalinaまで。

道中の景色が最高にきれいです。
山道の途中にちっさな見晴台（個人所有らしい）があって、そこからの景色がかなり素敵。

出来ればパノラマで撮ってみたい。

見晴台を過ぎるとCatalinaのちいさな港が見えてきます。
爽快。

山に囲まれたちいさーな村です。

とうとう着いた〜！
意外と遠かったかも。

村ではなんだか子供達が行進してました。
左の少年がとっても元気に「アディオース！チーノー！！」と無邪気な笑顔で叫んでくれました。

この辺りのChino（中国人）は通常侮蔑的な言葉なんだけど、こーゆう時は違うんだろうな、とか考えてみる。あの子にとって、東洋人はチーノなんだな。
日本も数十年前まで、差別用語満載でしたものね。

Catalinaの教会。
正面入り口上部の装飾がこんなだったんで思わずぱちり。

この国ではこんなお顔の動物が愛されるのかしら。
みんなこの中で真剣にお祈りしてるんだもんね。
教会なんだよね。うむ。

みんな織りながら売ってはります。
絵になるなぁ。

グアテマラ絵画のお店を発見。
この国の絵画は殆どがぱっきりした色彩。
ほんと鮮やかな国ですね〜。

なにやら話しかけてきた少年ズ。

Catalinaの港から。

これからまた散歩がてらPanaの宿に戻って、
バスをいっぱい乗り継いでコバンへ向かう事に。