エジプト・神秘への旅・・・アブシンベル神殿

1988/12/30 - 1988/12/31

カイロからアスワンに到着後アスワンハイダムを見学。また航空機でアブシンベルへ。
ナセル湖によるアブシンベル神殿の水没がユネスコの協力を得て世界的な救済キャンペーンの結果、アブシンベルの大小２つの神殿を元の位置より６０ｍ上にそっくり移転する事に成功した。
（１９６８年９月２２日竣工式が行われ１９７２年に最終的な仕上げ工事が完了した。）
その昔巨大な記念物を造らせたラムセス２世の権威の大きさに驚かされました。またアスワンではナイル川のヨットクルーズも楽しんだり。ルクソール観光はナイル川の西岸と東岸に分かれていて見所多いのに予定が１日だけなので残念でした。　　　　　　　古代都市テーベとその墓地遺跡・・・１９７９年　世界文化遺産登録。アブシンベルからフィラエまでのヌヒア遺跡群・・・１９７９年　世界文化遺産登録。

エリア アブ・シンベル(エジプト)

石切り場。（カイロ〜アスワン）古代の石切り場。長さ４１.75ｍ、重さ１１５２ｔ。人が立っている下が切りかけのオベリスク。

アスワン・ハイダム記念碑。農地の拡大と電力開発のため建設された。

アスワン・ハイダム記念碑。

ナセル湖。

アブシンベル神殿の見学料のチケット。

アブシンベル大神殿。ラムセス２世により建てられ、４体のラムセス２世自身の巨像で飾られている。

アブシンベル大神殿正面。幅３８ｍ、高さ３３ｍ、奥行６３ｍ。４体のうち左から二番目の座像は胴から上が崩れ落ちて頭と胴が足元に横たわっている。

アブシンベル大神殿。巨像は高さ２０ｍもある。足元にはラムセス２世の子供たち等の小さな像が置かれていた。

アブシンベル大神殿。右側の２体のラムセス２世の座像。

アブシンベル大神殿内部。ラムセス２世のオシリス柱。王が両手にからざおと王笏を持ち、オシリス神の姿をしている。高さ１０ｍ。

アブシンベル大神殿内部。ガデシュの戦いを示すレリーフ。ヒッタイト軍に対する勝利を誇っている。

アブシンベル大神殿内部のレリーフ。

アブシンベル小神殿。ラムセス２世が王妃ネフェルタリのために造った小さな岩窟神殿。大神殿同様いくつかのブロックに切り出され組み立てられた。

アブシンベル小神殿正面。この岩山全体が低い場所から移された。

ナイル川ヨットクルーズ。穏やかで気持ちが良かった。船頭さんが太鼓みたいな楽器を叩いて歌ってくれて楽しかった。

大きな観光船も見える。

対岸の遺跡。

岸辺にヨットが沢山見える。ナイル川には防衛上の理由で橋が少ない。(カイロ〜ルクソール間約６５０ｋｍに橋は５脚。）

メムノンの巨像一対（ナイル川の西岸にある）アメンヘテプ３世座像。

メムノンの巨像。アメンヘテプ３世座像。

不便な所に住んでいるため水汲みが女性の仕事。

ハトシェプスト女王の葬祭殿。ファラオ史上唯一エジプトを統治した女王であるハトシェプスト女王によって建造神殿は三つのテラスがある。

ハトシェプスト女王の葬祭殿。大勢の観光客で賑わっていた。

王家の谷。ツタンカーメンの墓がある。副葬品などはエジプト考古学博物館に移され保存されている。

王家の谷。ツタンカーメンの墓がある。カメラは禁止だった。

アラバスタなどのお土産品の店。

ナイル東岸へフェリーで移動。見えているのはカルナック神殿？

ルクソール神殿の第１塔門正面。オベリスクは一対で建っていたが現在一本。

ルクソール神殿。ラムセス２世像で左足を前に出しているのは活動を意味している。

ルクソール神殿。柱はパピルスを束ねた形。倒れそうなので支えがある。

ルクソール神殿。柱はパピルスを束ねた形になっている。

ルクソール神殿。柱はパピルスを束ねた形になっている。

カルナック・アメン大神殿第１塔門とスフインクス参道。

カルナック・アメン大神殿第１塔門とスフインクス参道。

カルナック・アメン大神殿第２塔門。

カルナック・アメン大神殿。ラムセス２世の像の足元には一番愛したネフェルタリの像がある。

カルナック・アメン大神殿。ハチの模様。

カルナック・アメン大神殿。第６塔門と上・下エジプトの柱。

カルナック・アメン大神殿。壊されているオベリスクは高さ２３ｍ・重さ１４３ｔ。トトメス１世のオベリスク１対は今イスタンブールとロンドンに有る。

カルナック・アメン大神殿。夕陽を受けて綺麗だった。